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余談1.ほんわか専属メイドから見た、二人の顛末と行く末
4.決心したほんわかした少女から見る、白百合の帰還
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リリィが誘拐されてから二年。シンシアは、相も変わらずルヴェール邸で見習いとし働いていた。
リリィは、きっと帰ってくる。そう信じて、出来るならここで待ち続けたかったからだ。
いつ帰ってきてもいいように、彼女の部屋を掃除することがシンシアの日課となっていて。
「失礼します」
そう言って扉を開ければ、いつものようにそこにはジュードの姿があった。誰もいない部屋を、リリィに想いを馳せるようにぼんやりと見つめている。
あれから二年、ジュードはこうして頻繁にリリィの部屋を訪れていた。いつか帰ってくる彼女を、ずっとずっとここで待ち続けていて。
子供の成長というのは早いものだ。二年という月日の中で、彼はすっかりと大きくなっていて。そしてまだまだ、成長していくだろう。
しかしその隣に、リリィの姿はない。
(お嬢様は今、どうしているのかな……)
傍で、二人成長を見守っていたかったのに。本当にどうして、こんなことになってしまったのだろう。
ぽっかりと穴が空いてしまったような気分に襲われながら、日課の掃除を終わらせて。
「失礼しますね、ジュード様」
名残惜しくも、部屋を出ようとした時だ。
「……シンシア」
珍しく呼び止められ、シンシアは足を止める。
「はい、なんでしょうか」
その様子や声がいつも少し違うように感じたから、背筋を伸ばして振り返って。そこにあったのは、シンシアをじっと観察するような、そんな彼の視線だった。
「……俺は、しばらくクラーク領に籠ることにした。だから少しの間、ここには来れなくなる」
「えっ……」
突然そんなことを言われ、シンシアは驚き固まる。無理もないだろう。
「いきなり……どうして、そんな……」
「父上から爵位を受け継ぐことになったんだ。これから忙しくなる」
細められた目は、既に覚悟を決めているようで。
クラーク家でどんなやり取りがあったのかはわからない。でもきっとその覚悟は、誰が何を言おうと覆らないのだろう。
「……強くなろうと思うんだ。リリィの帰りを待つだけではなく、自分で捜し出せるように。自分の手で、守ってやれるように」
「あ……」
リリィが誘拐された後、ジュードに押されたのは〝婚約者を守れなかった無能〟という烙印だ。何故何も知らないくせに、そんな酷いことを言うのだろう。
「が……頑張ってください……!」
「ああ。どのくらいかかるかは、わからないがな」
ジュードは弱々しくも、意思の強い笑顔を浮かべて。「それで、な」と言いながらシンシアへと歩み寄ってきた。
「その間も、そしてそれからも……リリィが帰ってきた時、近くであいつを支える者の一人になってほしい」
「そ、れは……その……」
真っ直ぐなその目を受け、シンシアは言葉を詰まらせる。
ずっとずっと思ってきたことなのだ、それは。しかしそれと同時に、自分ではダメだと否定してきた。
「私では、ダメです……だってあの時……お嬢様を……」
何年経とうと、池に沈んでいくリリィの姿が頭から離れない。伸ばしても届かなかった手の無力さが、決断しようとするシンシアを引き止めていた。
そんなシンシアに、ジュードは悲しさを含んだ優しい視線を向ける。
「……俺もだよ。俺もずっと、目の前で連れ去られていったリリィの姿を忘れられない。だからこそ強くなるんだ」
そう言って、ジュードは懐から何かを取り出してシンシアへと差し出した。
「……リリィが気に入っていたものだ。あの後、俺が贈ったものよりも大切にしていたよ。嫉妬してしまうくらいにな」
それは、リリィが心を開いてくれたきっかけになったあのハンカチだった。それは数年経ったというのに、汚れやほつれすらない綺麗な状態を保たれていて。
「しばらくの間預かっていてくれないか? そしてあいつが帰ってきた時、お前の手から返してやってほしい」
「ッ……」
ぼやける視界で、震える手で、そのハンカチを受け取った。
リリィの、あの笑顔が忘れられない。優しさが恋しい。早く、会いたい。
「……お嬢様が帰ってくるまでに、私も成長出来るでしょうか」
力の弱い自分でも、帰ってきた彼女を支えられるくらいには。
「お前次第だ。でも俺は、お前以外に適任はいないと思ってる」
ジュードはそう告げて、シンシアの横をすり抜けていった。
「……また会おう」
その言葉を最後に、彼は部屋を去っていく。
部屋には、シンシア一人となった。誰もいない部屋の中、ハンカチを抱き締める。
「お嬢様……」
今彼女は、どこにいるのだろう。
「私にも、何かして差し上げられることはあるのでしょうか……」
今はまだ、わからない。正直不安が全て消え去ったわけでも、自信を取り戻したわけでも、勇気が出たわけでもない。
でもいずれ、きっと帰ってくると信じているリリィとまた会えた時には。
(支えたい……少しでも、守りたい……)
そんな思いばかりが大きくなっていく。
だからシンシアは、部屋を飛び出した。この時間、まだデイビッドがこの屋敷にいるのを知っていたからだ。走って、走って、走って、見付けて。
「旦那様……!!」
それが無礼なことだとはわかっていながらも、シンシアはその背中を呼び止めた。
~*~*~*~
それからまた、長い長い時間が流れた。
シンシアが正式にルヴェール邸の使用人として雇われて数年。その間にも色々なことがあった。
リリィの兄であるアンドリューが警察隊へと入隊し、そして弱冠十二歳という若さで伯爵の位を継いだジュードは、数年で公爵の地位へと上り詰めて王宮で医師として働いていた。
シンシアの方といえばまだまだ未熟で、あの頃から成長しているのかしていないのかわからないけれど。それでも、先輩からは一目置かれ、後輩からは頼られるメイドにはなっている……はずだ。
そして、リリィが誘拐されて八年の月日が流れた頃のある昼下がり。ルヴェール邸が、騒がしくなった。
───人身売買や横領の罪で捕まった男爵の家から、リリィが見付かった。
そんな報せを、男爵家に家宅捜索に入っていた警察隊からの使いから届いたからで。
半狂乱のアンドリューが抱きかかえてきたリリィの姿は、思わず目を覆いたくなってしまうものだった。痩せ細り、体中傷や痣だらけで。誘拐された先で、酷い扱いを受けていたのは明らかだ。
「リ、リィ……」
同じく報せを受け、遅れてルヴェール邸へと到着したジュードもその惨状に目を見張る。
まずは手当と診察を、と動き始めたジュードの手伝いをシンシアは自ら買って出た。
「酷過ぎます……こんな……こん、な……」
生気のない寝顔は苦しそうに歪められていて。辛そうに繰り返される呼吸は、荒く、しかしそれでいて覚束ない。
「利き手や力の強さが違う……一人二人に付けられたものじゃないな……」
ジュードはリリィ体に付けられた傷や痣を手当しながら、その所見をカルテに記入していく。さすが医者と言うべきか、その言動は冷静そのもので。しかしその瞳には、殺意にも似た怒りがふつふつと湧いていた。
一通りの手当と診察を終え、シンシアは包帯だらけになったリリィの手を握る。八年前より大きくなっているはずの彼女のその手は、しかしその時よりも細く小さく感じて。
ジュードは、鞄からひとつの小瓶を取り出してリリィをそっと抱き起こした。
「それは……?」
「栄養剤だ。酷い栄養失調を起こしてる。このままでは、命も危ない」
そう言って、彼はリリィの口に小瓶を添え中の液体を少しずつ流し込んでいく。でも。
「ぅ、あ……けふっ……」
彼女はそれを嫌がるように、全て吐き出してしまう。眠りの中で、反射的に吐き出したというのもあるだろうか。しかしその寝顔が、一瞬何かを怖がっているものに変わった気がして。
「ッ……」
ジュードもそれに気付いたのだろう。唇を噛み、そっと彼女の顔を上へと向けさせた。小瓶の液体を少し呷って、口付けて。
「ん、ん……ぅ……」
苦しそうな声を上げるも、リリィの喉がこくりと動く。合わさった唇から、少しばかり液体が溢れて彼女の頬を伝った。
「ああ、そうだ。もう少しだけ我慢しろ。大丈夫だ、傷付けたいわけじゃない」
リリィに聞こえているかはわからない。しかしジュードは眠るリリィに声をかけながら、彼女に負担をかけないように少しずつ少しずつ、小瓶の中身を口移しで分け与えていく。
そうして小瓶を空にしたジュードは、濡れてしまったリリィの唇をそっと拭って。
「く、っそ……」
悔しそうに、彼女の体を抱き締めた。
シンシアは、ただ何も言わずにその様子を見守る。
(どうして、こんなことに……)
子供の頃からずっと、彼らは苦しんできたはずなのに。どうして運命というのはこうも、彼らに残酷な道を歩ませるのだろう。
リリィは、きっと帰ってくる。そう信じて、出来るならここで待ち続けたかったからだ。
いつ帰ってきてもいいように、彼女の部屋を掃除することがシンシアの日課となっていて。
「失礼します」
そう言って扉を開ければ、いつものようにそこにはジュードの姿があった。誰もいない部屋を、リリィに想いを馳せるようにぼんやりと見つめている。
あれから二年、ジュードはこうして頻繁にリリィの部屋を訪れていた。いつか帰ってくる彼女を、ずっとずっとここで待ち続けていて。
子供の成長というのは早いものだ。二年という月日の中で、彼はすっかりと大きくなっていて。そしてまだまだ、成長していくだろう。
しかしその隣に、リリィの姿はない。
(お嬢様は今、どうしているのかな……)
傍で、二人成長を見守っていたかったのに。本当にどうして、こんなことになってしまったのだろう。
ぽっかりと穴が空いてしまったような気分に襲われながら、日課の掃除を終わらせて。
「失礼しますね、ジュード様」
名残惜しくも、部屋を出ようとした時だ。
「……シンシア」
珍しく呼び止められ、シンシアは足を止める。
「はい、なんでしょうか」
その様子や声がいつも少し違うように感じたから、背筋を伸ばして振り返って。そこにあったのは、シンシアをじっと観察するような、そんな彼の視線だった。
「……俺は、しばらくクラーク領に籠ることにした。だから少しの間、ここには来れなくなる」
「えっ……」
突然そんなことを言われ、シンシアは驚き固まる。無理もないだろう。
「いきなり……どうして、そんな……」
「父上から爵位を受け継ぐことになったんだ。これから忙しくなる」
細められた目は、既に覚悟を決めているようで。
クラーク家でどんなやり取りがあったのかはわからない。でもきっとその覚悟は、誰が何を言おうと覆らないのだろう。
「……強くなろうと思うんだ。リリィの帰りを待つだけではなく、自分で捜し出せるように。自分の手で、守ってやれるように」
「あ……」
リリィが誘拐された後、ジュードに押されたのは〝婚約者を守れなかった無能〟という烙印だ。何故何も知らないくせに、そんな酷いことを言うのだろう。
「が……頑張ってください……!」
「ああ。どのくらいかかるかは、わからないがな」
ジュードは弱々しくも、意思の強い笑顔を浮かべて。「それで、な」と言いながらシンシアへと歩み寄ってきた。
「その間も、そしてそれからも……リリィが帰ってきた時、近くであいつを支える者の一人になってほしい」
「そ、れは……その……」
真っ直ぐなその目を受け、シンシアは言葉を詰まらせる。
ずっとずっと思ってきたことなのだ、それは。しかしそれと同時に、自分ではダメだと否定してきた。
「私では、ダメです……だってあの時……お嬢様を……」
何年経とうと、池に沈んでいくリリィの姿が頭から離れない。伸ばしても届かなかった手の無力さが、決断しようとするシンシアを引き止めていた。
そんなシンシアに、ジュードは悲しさを含んだ優しい視線を向ける。
「……俺もだよ。俺もずっと、目の前で連れ去られていったリリィの姿を忘れられない。だからこそ強くなるんだ」
そう言って、ジュードは懐から何かを取り出してシンシアへと差し出した。
「……リリィが気に入っていたものだ。あの後、俺が贈ったものよりも大切にしていたよ。嫉妬してしまうくらいにな」
それは、リリィが心を開いてくれたきっかけになったあのハンカチだった。それは数年経ったというのに、汚れやほつれすらない綺麗な状態を保たれていて。
「しばらくの間預かっていてくれないか? そしてあいつが帰ってきた時、お前の手から返してやってほしい」
「ッ……」
ぼやける視界で、震える手で、そのハンカチを受け取った。
リリィの、あの笑顔が忘れられない。優しさが恋しい。早く、会いたい。
「……お嬢様が帰ってくるまでに、私も成長出来るでしょうか」
力の弱い自分でも、帰ってきた彼女を支えられるくらいには。
「お前次第だ。でも俺は、お前以外に適任はいないと思ってる」
ジュードはそう告げて、シンシアの横をすり抜けていった。
「……また会おう」
その言葉を最後に、彼は部屋を去っていく。
部屋には、シンシア一人となった。誰もいない部屋の中、ハンカチを抱き締める。
「お嬢様……」
今彼女は、どこにいるのだろう。
「私にも、何かして差し上げられることはあるのでしょうか……」
今はまだ、わからない。正直不安が全て消え去ったわけでも、自信を取り戻したわけでも、勇気が出たわけでもない。
でもいずれ、きっと帰ってくると信じているリリィとまた会えた時には。
(支えたい……少しでも、守りたい……)
そんな思いばかりが大きくなっていく。
だからシンシアは、部屋を飛び出した。この時間、まだデイビッドがこの屋敷にいるのを知っていたからだ。走って、走って、走って、見付けて。
「旦那様……!!」
それが無礼なことだとはわかっていながらも、シンシアはその背中を呼び止めた。
~*~*~*~
それからまた、長い長い時間が流れた。
シンシアが正式にルヴェール邸の使用人として雇われて数年。その間にも色々なことがあった。
リリィの兄であるアンドリューが警察隊へと入隊し、そして弱冠十二歳という若さで伯爵の位を継いだジュードは、数年で公爵の地位へと上り詰めて王宮で医師として働いていた。
シンシアの方といえばまだまだ未熟で、あの頃から成長しているのかしていないのかわからないけれど。それでも、先輩からは一目置かれ、後輩からは頼られるメイドにはなっている……はずだ。
そして、リリィが誘拐されて八年の月日が流れた頃のある昼下がり。ルヴェール邸が、騒がしくなった。
───人身売買や横領の罪で捕まった男爵の家から、リリィが見付かった。
そんな報せを、男爵家に家宅捜索に入っていた警察隊からの使いから届いたからで。
半狂乱のアンドリューが抱きかかえてきたリリィの姿は、思わず目を覆いたくなってしまうものだった。痩せ細り、体中傷や痣だらけで。誘拐された先で、酷い扱いを受けていたのは明らかだ。
「リ、リィ……」
同じく報せを受け、遅れてルヴェール邸へと到着したジュードもその惨状に目を見張る。
まずは手当と診察を、と動き始めたジュードの手伝いをシンシアは自ら買って出た。
「酷過ぎます……こんな……こん、な……」
生気のない寝顔は苦しそうに歪められていて。辛そうに繰り返される呼吸は、荒く、しかしそれでいて覚束ない。
「利き手や力の強さが違う……一人二人に付けられたものじゃないな……」
ジュードはリリィ体に付けられた傷や痣を手当しながら、その所見をカルテに記入していく。さすが医者と言うべきか、その言動は冷静そのもので。しかしその瞳には、殺意にも似た怒りがふつふつと湧いていた。
一通りの手当と診察を終え、シンシアは包帯だらけになったリリィの手を握る。八年前より大きくなっているはずの彼女のその手は、しかしその時よりも細く小さく感じて。
ジュードは、鞄からひとつの小瓶を取り出してリリィをそっと抱き起こした。
「それは……?」
「栄養剤だ。酷い栄養失調を起こしてる。このままでは、命も危ない」
そう言って、彼はリリィの口に小瓶を添え中の液体を少しずつ流し込んでいく。でも。
「ぅ、あ……けふっ……」
彼女はそれを嫌がるように、全て吐き出してしまう。眠りの中で、反射的に吐き出したというのもあるだろうか。しかしその寝顔が、一瞬何かを怖がっているものに変わった気がして。
「ッ……」
ジュードもそれに気付いたのだろう。唇を噛み、そっと彼女の顔を上へと向けさせた。小瓶の液体を少し呷って、口付けて。
「ん、ん……ぅ……」
苦しそうな声を上げるも、リリィの喉がこくりと動く。合わさった唇から、少しばかり液体が溢れて彼女の頬を伝った。
「ああ、そうだ。もう少しだけ我慢しろ。大丈夫だ、傷付けたいわけじゃない」
リリィに聞こえているかはわからない。しかしジュードは眠るリリィに声をかけながら、彼女に負担をかけないように少しずつ少しずつ、小瓶の中身を口移しで分け与えていく。
そうして小瓶を空にしたジュードは、濡れてしまったリリィの唇をそっと拭って。
「く、っそ……」
悔しそうに、彼女の体を抱き締めた。
シンシアは、ただ何も言わずにその様子を見守る。
(どうして、こんなことに……)
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