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第二章 落ちこぼれの天才魔法使い

14話 婚約は将来を見据えて

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「ふぅ、けっこう簡単だったね」

 大して息を切らすこともなくエリンは安堵に息をつく。

「や、やりました!エリンさんっ、わたし、お役に立てましたか!?」

 リザは興奮してエリンの元へ駆け寄る。
 自分の本来持つ力を、正しく発揮することが出来て嬉しいんだろうなぁ。

「うん、リザちゃんの魔法のおかげで、簡単に倒せたよ。ありがとう」

 エリンもニッコリ笑って、リザの活躍を純粋に讃えている。



 わーいわーい、と二人でハイタッチして喜びあう様子はなかなか微笑ましい。

 ……一瞬、『エリリザ』の百合CPタグが頭に思い浮かんでしまったのは、急増しつつある百合・GL系アニメへの異世界転生率の高さのせいだな。

 とはいえ、喜ぶだけ喜んで終わらせるわけにもいかない。

「よくやったな、二人とも。喜ぶのはいいが、ちゃんと剥ぎ取りを忘れないようにな」

 ここまでだんまりを決めこんでいたが、そろそろいいだろう。

「あっ、そうですね」

 喜んでいたリザは我に返る。

「剥ぎ取り……アヤトがさっきもやってたように、こう、ナイフで死体を……」

 エリンが、手にしているショートソードを逆手に握って、上下させている。

「あぁ、エリンはまだ剥ぎ取り方を知らないんだったか。あとで草食の魔物で練習するか」

 ちょうど、帰る前の休憩で肉焼きを考えていたしな。

 リザはさすがというべきか、死骸に忌避感を示すことなく、無駄なくスルスルと、ケーキを切り分けるようにオーガの魔石や爪を剥いでいく。



 オーガの剥ぎ取りが終わったあとは、ベースキャンプに戻るついでに最初のエリアを経由して、数頭屯しているトリケロスに近付く。

 草食性の割には縄張り意識が強いのか、俺の接近に気付くと威嚇してくる。
 その発達した硬い頭殻をぶつけようと、群れの一頭が突進してくる。

 だが問題ない、魔力で筋力を強化してから手を組んで、

「おりゃっ」

 プロレス技のひとつである『ダブルスレッジハンマー』(両手を組んで拳を作り、上段から振り降ろす技。どちらかと言えば、『オルテガハンマー』の方が知名度が高いかもしれない)を、突進してきたトリケロスの脳天に叩き込む。
 ゴッギャッ、という音と共に頭殻が砕け、トリケロスの首が曲がっちゃいけないところまで折れ曲がった。

 脆弱な人間が、武器も使わずに一撃の元に仲間を撲殺するのを見てか、トリケロス達は即座に回れ右をして一目散に逃げていく。
 そうそう、早く逃げろ。同じ目に遭いたくはないだろう。

 仕留めたので、手を振って二人を呼ぶ。

「す、素手でトリケロスの頭殻を砕くなんて……アヤトさん、本当に人間ですか?」

「きっとアヤトのことだから、オーガの筋肉を食べたことがあるんだよ」

 おいこら二人とも。特にエリン。

「間違っても人間だ。んでもって、オーガの肉は筋が硬すぎて調理が難しいし、肉食性だから死ぬほど臭いし、煮ても焼いても食べられるものじゃないぞ」

「食べようとしたことはあるんだ……?」

 あるんだよなぁ、これが。
 肉食の魔物の肉なんて本当に要らない、マジ臭くて鼻がもげるぞ。

 って今はオーガの肉の話をしたいんじゃなくてな。

「んじゃエリン、魔物の剥ぎ取り方を教えるぞ。ちなみに、この剥ぎ取りの出来具合で、このあとの軽食にも影響します」

「……えっと、この肉を食べるの?」

「もちろん、こんがり焼いてからな」



 俺がレクチャーし、エリンがそれを実践し、彼女が頑張って剥いでくれたトリケロスの生肉をベースキャンプに運ぶと、さっそく肉焼き開始だ。
 石竈に火を焚いて、骨の両端を物干し竿の支柱に乗せて……ハンドルは無いので、直接手で骨を回すしかないか。

 レッツ・肉焼き!

 あの世界の焚火の火力は頭おかしいからなぁ、ほんの数秒でこんがり焼けるけど、一瞬でもタイミングを逃すと一気に炭化し出すとか、ほんとにどうなってんだか。

 肉の赤身が火に炙られ、溢れ出す脂が火に掛かってジュウジュウと音を立てる。

「お、おぉ……何だか香ばしい匂いがするね……」

「お肉の焼けるいい匂いです……」

 エリンとリザが並んで、肉の焼ける様を美味しそうに"しいたけ目"で眺めている。
 表面がいい感じに焼き色がつき始めるが、まだだ。
 焼けたと思ったら中は真っ生のままだってこともあるからな。
 俺はミディアムよりカリカリになるくらいのほうが好きなんだよ。
 とはいえ、女の子二人には食べやすいくらいの焼き具合に留めてあげよう。

 もう少しだけ焼き上げたところで火から下ろし、葉皿に乗せて、半分ずつに切り分ける。
 これは二人の分だ。

「はいお待ち遠様。先に食べてていいからな」

 もう一つ生肉を用意して、火に掛ける。もう少し火を強くするか。
 枯れ枝を火の中に放り込んで焚べていると、エリンとリザはちょっと戸惑いながらも顔を見合わせ、軽く塩胡椒をまぶして、「せーのっ」と二人一緒に小さい口で齧り付く。

「はむっ」

「あむ……」

 もぐもぐ。

「あふあふっ……ん、美味しい」

「表面に焦げはないのに、中の生焼け部分は最小限……絶妙な焼き加減です」

 エリンもリザも、抵抗感らしい抵抗感もなく、美味しそうに食べている。

 ふふっ、「上手に焼けましたー!」と宣言して肉を掲げてみせられるようになるまで、一体何頭もの草食竜を犠牲にしたことか……

 もうしばしじっくりと焼き上げてから、俺は葉皿に乗せずにそのままガツガツ食べる。

 うん、美味い。

 店で食べるようなステーキも良いが、剥ぎ取りたての生肉を直火で炙った"マンガ肉"もまた良い。

 エリンとリザがはむはむと啄むように食べる様子は、まるでひまわりのタネをかじるハムスターのようだ。さすがに頬袋いっぱいに詰め込んだりはしないが。

 しかし、不意に二人の食べる手が鈍り……程無くして止まった。

「……どうしよう。私、もうお腹いっぱい」

「わ、わたしもです……」

 早いな!?
 不揃いの生肉の中から一番小さいもの、それも半分ずつに切り分けたと言うのに。

「うーん、でもこれ以上食べたら気持ち悪くなりそうだし……でも捨てるのも勿体ないし……アヤト、あと食べて」

「わたしもお願いします……」

 二人して食べかけのお肉を乗せた葉皿を差し出してくる。

「二人とも食が細いから、いい機会だと思ったんだが……せめてもうちょっと食べて欲しかったなぁ」

 まぁいいか、と俺はエリンの分のお肉を平らげて、続いてリザの分も平らげて、

「!!」

 突然、リザは目を見開き、両手で口を隠す。

「リザちゃん大丈夫?もしかして、気分悪くなっちゃった?」

 それを見たエリンはリザを心配する。

 そう言えば、よく考えなくても間接キスだわコレ。

「いえっ、そのっ、そうではなくて……っ」

「?」

 耳まで赤くなってあたふたしているリザに対して、エリンはキョトン顔で小首をかしげるだけ。

 エリンはその辺の男女感に疎いからなぁ。孤児院で"良い子"に育てられ過ぎたが故の純朴さというか。

 リザの家は名家らしいし、当然、"そういうこと"も情操教育で学んでいるからこその反応だろう。

 これは、俺も気付かないフリをしてやる方がいいかもしれないな……



 トリケロスのお肉を食べ終えたあとは帰還の支度を済ませ、来た道を戻っていく。
 この分だと、フローリアンの町に帰ってくる頃には夜になっているな。

「遅くなっちゃいそうだね」

 エリンも俺と同じことを考えていたか、沈みゆく夕陽に目を細めつつ話しかけてきた。

「今晩の宿が取れるといいんだがな」

 前の世界のエコールの町の宿みたいに、シングルを二人で使うならまだしも、一部屋も空いてないとなると、野宿せざるを得ない。
 もしそうなったら、ちょっと困るなぁ。

「…………」

 リザは先程から、俺の視界外からチラチラと視線を向けてくる。
 かといってこちらが振り向けば顔を逸してしまう。
 理由はなんとなく分かる。さっきの間接キスのことだろう。
 俺の口から「間接キスなんて気にするな」とは言えないし、答えにくいことを態々訊くこともない。

 行きとはうってかわって、口数が少なくなった俺達三人。
 俺とエリンはともかく、リザがギクシャクしたままだ。
 ここは思い切って彼女がギクシャクしている理由――間接キスのこと――について話してみるべきなのか。

 さてどうしたものかと、思考を錯綜させていると。

「リザちゃん、さっきから様子が変だけど……アヤトがどうかしたの?」

 俺よりも先にエリンが動いた。

「あ、うっ、その……」

 やはり答えに窮してしまうリザ。
 すると、何か答えにくいことなのかと察したらしく、エリンはリザに近付いて、耳打ちするように催促する。

 数秒の躊躇いの後、リザはエリンの耳に顔を近付けて、ゴニョゴニョと恥ずかしそうに話し始める。

 ………………

 …………

 ……

 二人の間で密話が躱されること数分間。
 やがて、

「ねぇアヤト、ちょっとそこで休憩しよっか」

 エリンが差した方向には、ちょうど腰を降ろせそうな倒木が倒れている。

「休憩?いいぞ」

 三人で倒木の元へ向かい、休憩。
 水筒の飲み水を喉へ流し込んで、一息。
 ふぅ。

「アヤト。私とリザちゃんから、大事な話があります」

「うん?」

 大事な話ってなんだろう。
 特に身構えることなく、エリンの次の言葉を待つ。

「三日前……三日前?体感的には四日前?でいいのかな?ほら、前に言ってたでしょ?「これからも私と一緒にいてほしい」って私が言った時、アヤトは「いいよ」って」

「あぁ、あのメガフロートの時な」

 確かにそう答えた覚えがある。
 女神様による強制転移のせいで忘れそうになってたけど。

「それって、その……『責任取ってくれる』ってことだよね?」

 こらこら、そんな上目遣いで「責任取ってくれる?」とか訊くんじゃありません。

「その通りだが?」

 ついでに言えば、エリンを生まれ故郷というか、生まれ世界?から連れ出してしまったのは俺のようなものだからな。せめてこの世界へ旅立つ前に院長先生にご挨拶しておきたかった……

 くそぅぁんの駄女神様め、殴れる機会があるなら絶対フルボッコにしたる。

 責任感だけじゃなくて、エリンと一緒にいたいって言う俺自身の本心も含めて、責任は取るつもりだ。

「そ、そういう事を真顔で言うから……っ。で、アヤトはさっき、リザちゃんにキスしちゃったんだよね?」

「エエエエリンさん!?キスはキスでもっ、間接キスですからッ!」

 大事な単語をすっ飛ばしたエリンに、リザが慌てて補足する。

「あっ……」

 そして自ら地雷を踏み抜いたことに気付くリザ。
 間接キスを気にしてましたってバレちゃったねぇ。こっちは最初から予想してたけど。

「ぅっ、うぅ~~~~~っっっっっ……」

 リザの顔がものすごい勢いで真っ赤になってらっしゃる。

「ほら、リザちゃんが真っ赤になっちゃったよ?」

「いや、今のはエリンのせいじゃないか?」

 普通のキスと間接キスとじゃ、……行為そのものは違うが、結果的にはどうなんだ?百合の間接キスで赤ちゃんがデキちゃう世界線もあるし……

「私のせいかどうかはともかく、アヤトはリザちゃんを恥ずかしがらせた責任を取らないといけないの」

 しれっと棚上げしたな。
 ってか、それってつまり……

「………俺は、君達二人と結婚する、と。そういうことだな」

 完璧な推理やな、天才かもしれん……!

「けけっ、けっこん!?」

 結婚、と聞いてリザがまた慌てふためく。
 あ、ちょっと待った。この世界の婚姻制はどうなんだろう?一夫多妻婚はアリなんだろうか?

「確かに今はまだ早いかもしれないが、いつかは一緒に暮らしても良いと思っていたんだ。エリンはそう望んでくれたし、俺もそれに頷いた。リザは、どうだ?」

「あ、や、その、あぅ、わた、わたしは……」

 もう一口、水筒から飲み水を飲むリザ。慌てて飲んだせいで少しむせる。

「そ、その……アヤトさんのお気持ちは、嬉しいです。アヤトさんとエリンさんがわたしを助けてくれなければ、こんな縁も無かったと思いますし」

 でも、とリザは、恥ずかしさからくるそれではない躊躇を挟んだ。

「わたしは貴族の家系ですから……素性の知れない人間と、おいそれと婚約をするわけにはいかないんです」

 あぁーなるほどな、そういう"家庭の事情"もあるのか。

 エリンはもう親族も縁戚関係もいない天涯孤独で、院長先生も彼女の人生が幸あるものなら、口を挟んだりはしないだろう。

 けれどリザの場合は違う。
 貴族社会の中で生きてきた彼女にとって、婚約するということは自分だけではない、親兄弟との関係をも左右する決定をしなければならないのだ。

「そっか、リザちゃんはお嬢様だから、単なる"好き"同士だけで結婚するわけにもいかないんだね……」

 エリンの声が沈む。
 軽率に「責任を取ってもらえばいい」と言ってしまったことを恥じているのだろう。

「その、ごめんねリザちゃん」

「い、いえ、エリンさんは何も悪くないです」

 初々しい乙女達の恋バナになると思いきや、意外と重い人間関係の話になってしまったな……

「なら……今度、リザの実家に"ご挨拶"に行かないとな」

「ア、アヤトさん!?何を……っ」

「「お嬢さんを俺にください」って頭下げに行くんだよ。リザをもらうに当たって必要な条件があるならそれを満たせばいいし、もう既に婚約者がいるなら……まぁ、その時はその時だな」

 その時には、マイセン王国の王子ガキに言ってやった通りのことを実践するだけだ。

「惚れた女のためなら、何でもするのが男という生き物だろう」ってな。

 何でもするよ?本当に。

「まぁ、俺はこれからも二人と一緒にいたいと思っているし、今は『単なる好き同士』の関係でいようじゃないか。結婚は……いずれすると決めているなら、今は考えないでいいか」

 さて、と勢いよく倒木から立ち上がる。

「そろそろ出発しようか。早く町に戻らないとな」

「うん」

「そ、そうですね……」

 この世界に来て二日目で、早くも人生の岐路に立たされてしまうとはな――。



 案の定、フローリアンの町に帰還してきた頃にはもう暗くなっている。

 集会所で報酬を受け取り、さぁお楽しみの夕食だと思っていたのだが、

「ごめん……私さっきのお肉で、もう晩ごはん入らないかも」

「わたしもです……」

 エリンとリザの二人は今日の夕食はいらないらしい。
 二人とも食が細い割に燃費がいいなぁ。
 
「うーん、腹いっぱいの二人の前であんまり食べるのも悪いか。今日も三人前くらいに抑えておくか」

「アヤトはさっきあれだけ食べたのに、まだ食べるんだね……」

 もう見慣れてきたけど、とエリンは呆れたように呟く。

「アヤトさんって、冒険者の男の人の割に線が細いのに、どうやってそんなにお腹に入るんですか……?」

「俺の場合は基本的に燃費が悪いからなぁ」

 抑制すれば一週間くらい飲まず食わずで戦えるけど。



 主に俺の夕食を終えたあとは、さて宿は空いているだろうかと宿屋に向かおうとしたら、リザに止められた。

「あの、もし良ければですけど……わたしの借りている部屋で、三人で暮らしませんか?」

「部屋って、リザの下宿先か?」

 確かアパートのような場所に住んでいるって言ってたな。

「そ、その……さっきアヤトさんが言っていたように、いずれ、け、けっこん、するなら、一緒に住むための……そうっ、練習、練習です!」

 一生懸命言い訳して俺とエリンを誘ってくれるリザがかわいい。

「え、でも……単身用の部屋なんだよね?二人も増えたら狭くならない?」

 エリンは、人数が増えることに関する懸念を言うが、

「少し狭いかもしれませんが、三人ならなんとか住めるはずです。わたしは大丈夫です」

 いや、部屋の広さや数はそこまで大した問題じゃなくてだな。

「エリンだけならまだしも、俺までいたら大変だと思うぞ?」

 うっかり着替え中に出会すチャンス……ゲフンゲフン、着替え中を見てしまう場合もあるんだし。

「エリンさんだけ良くて、アヤトさんはダメなんてことはないです」

 いや、そうじゃなくてだな……

「そそ、その、アヤトさんなら何をされても平気……じゃないかもしれませんけど、そういう覚悟も出来てますっ」

 待て待て待て、"そういう覚悟"がデキても困るんだが。
 エリンはエリンで「そういう、かくご?」と目を丸くしているし、なんかもう、説明するのが面倒だな……

「分かった。今日のところはリザの元でお世話になろう。問題や弊害がなければそのまま住めばいいし、問題があるならその都度考える。これでいいか?」

 とりあえずの落とし所をつけ、二人も納得してくれた。



 リザの下宿先は、思っていたよりも狭くはなかった。
 俺もエリンも元々の荷物が少ないこともあって、日常使いする物の中にすんなり納まった。
 寝室はリザとエリンの二人で共有し、俺はソファーで寝れば問題ない。
 最初にリザが「ベッドはアヤトさんとエリンさんの二人で使ってくださいっ。音とか声とか聞こえても、わたしは気にしませんから!」と顔を赤くしながら言ってきた時は正気を疑ったわ。

 全く、全くもう、このおませさんめ。俺じゃなきゃ『わざと勘違いする』ね……

 今は、リザとエリンが二人で入浴しており、俺は自分の寝床になるところのソファーで寛がせてもらっている。
 浴室は小さくて狭そうだが、二人とも小柄だし、まぁなんとか入れるだろう。

 ……決して胸の大きさの話をしてるんじゃないぞ。

 いかん、別の事を考えよう。

 そう言えば、フローリアンの町の冒険者ギルドの、ギルドマスターと会ってないな。
 昨日、今日と集会所には何度かお邪魔しているが……多忙なんだろうか。
 まぁいいか、こっちから能動的に動くこともないな、ギルドマスターっぽい人を見掛けたら挨拶くらいはしておこう。
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