国のために政略結婚しましたが王子と愛人達にイジメられたので復讐したら悪女になりました

四十九・ロペス

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2 さあ復讐です

⑰ 食事の誘い

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パメラは悩んでいた。
メイド達もメラニーも今では私の従順な下僕だ。
意外だが、自分には一種の才能があったらしく、ビックリするほど簡単に相手を堕とすことが出来る。
女性に対しての性行為のセンスと加虐的な行為。
私は得意らしい。
だが、問題はナターシャだ。
彼女は手ごわい。なにせ弱みが無いので最初の一手が思いつかない。
しかもメイド達によると、彼女自身、責めでも受けでもイケる上に、どんなに加虐な行為も受け入れるらしい。
そして一部のメイド達からは、私以上に信頼を得ており、下手な事をすると、すぐに彼女の耳に入る可能性が高い。
いや、もしかしたら最近の自分の動きも知っているだろう。
(何か良い手は、無いかしら?困ったわね。時間もあまりないのに)
そう一人悩んでいると、リリーが自室にやってきた。
「パメラ様。あの…」
何やら言いにくそうにしている。
(何かしら?きっと悪い知らせよね)
最悪の答えも覚悟しつつリリーに尋ねる。
「どうかしましたか?悪い知らせのようですが?」
そう尋ねるとリリーが困ったような表情を浮かべつつ
「いえ、悪いというか…その…ナターシャ様がご昼食をご一緒したいと…」
歯切れ悪くリリーが答える。
「はい?」
バカみたいな声が出た。
どうやら自分は予想外の答えを聞くとバカな子になるらしい。気を付けないと。
そんな考えが一瞬頭に浮かぶが、すぐに消し去りナターシャの意図を考える。
(私と食事?何のために?まさか今更親交を深めたいわけでも無いでしょうに)
そんな可能性はかなり低い。
では考えられるのは
(最近の動きがバレたかな。さすがに強引過ぎたかな)
頭に不吉な予感を感じながらリリーを見つめる。
「あの…どういたしましょう?」
私の計画をある程度知っているリリーは不安そうに聞いてくる。
(どうしましょう?と聞かれても、どうせ断ることなどできないし)
一瞬悩んだが、すぐに考えを切り替える。
(逆にこれはチャンスよ。ナターシャが何を考えてるか探る絶好の機会だわ)
決心を固め、深呼吸してリリーに告げる。
なるべく落ち着いているように聞こえる様に
「そうですね。喜んでご一緒させて頂くと伝えて貰えるかしら」
「え、あ、はい。かしこまりました奥様」
一瞬戸惑ったようだが、リリーはすぐに返事を返しナターシャに伝えるために部屋を出ていく。
その姿を見送ってから
「どうしよう…バレちゃったのかしら…でも…」
一人になると先程の決心など吹き飛び一気に不安になり、一人でブツブツ声が出てしまう。
「ああ、もう。成るようにしかならないわよ」
最後には、なげやりに吐き出し気持ちを落ち着かせようとする。
(どうせ後には引けないんだし)
自分に暗示をかける様に、気持ちを落ち着かせ、昼食の時間がやってくるのを待つ。
胃がキリキリ痛むのをこらえながら。
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