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一章
誕生日パレードに行こう2
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民衆の大歓声が城下町に轟いた。
ヴァルドレア王国皇女、リリー・イーオスアンピール・ヴァルドレアのパレード開始である。
「リリー様の誕生を祝って!!!!」
「ヴァルドレア王国、万歳!!!!」
「リリー様ぁーーー!!!!」
様々な掛け声、笑い声。
誰もが小さなお姫様の生誕祭を楽しんでいるようだった。
馬車に取り付けられた、山車に乗り、笑顔で国民に手を振る。
老若男女問わず、お姫様が笑顔を向ける度に色めきあって、大歓声を上げた。
そして、馬車は民衆の中央で止まった。
多くの衛兵が駆けつけ、群がる民衆に道を開けるように指示する。
馬車が止まった場所は、ヴァルドレア王国が誇る国立公園である。
中央にヴァルドレア王国の唯一神の像が立っており、祭壇のようになっている。
(さぁ、仕事をするわよ!)
両頬をパチンと手で叩き、気合いを入れる。
リリーは馬車から降りて、民衆が注目する中、ゆっくりと公園中央の高台に向かって行く。
その立ち姿の美しさに沸き立っていた歓声は止み、少女の行く手を見守る。
高台に登りきり、民衆を見渡した。
(嗚呼、この緊張感がたまらなく好きだわ)
そして、大声で叫んだ。
「私のような者の為に、こんなに立派な生誕祭を催してくれて、とても嬉しく思う。
まずは、御礼を言おう、ありがとう ────」
静かになっていた、民衆が再び沸き立った。
不思議な光景だった。
年端のいかない小さな少女が多くの大人を前にして、演説し始めたのだから、当たり前である。
──が、違和感を全く感じさせない、リリーの話術、立ち振る舞い、容姿。
正に、神に選ばれし少女、リリー。
「そして、私が今日、祭壇に立ったのはもうひとつの目的がある。
それは、奴隷制度問題についてだ」
思ってもみなかったであろう、主題に民衆はざわめく。
(さあ、私の手でこの国の制度を変えてやろう・・・!!)
リリーは心の内で狂気的な笑を浮かべた。
──────王室は大混乱に陥っていた。
「奴隷制度廃止令!?何を言い出しておるんじゃ!!」
王様は顔を真っ赤にして、叫び、状況を未だ読み込めない様子。
''奴隷廃止令''
それは、王国を稲妻のように走った、報せだった。
リリーが国民に提案した政令である。
その内容は簡単に言うと、こうだ。
・ヴァルドレア王国の奴隷制度を今年いっぱいで打ち切る。
・奴隷制度は人権侵害及びに、ヴァルドレア王国の誇り高き、国民性に反しているもの。
・奴隷の高い労働力の代わりに、近年から開発されてきた、魔法なるものを国民に提示する。
・職を失った、奴隷及び国民には、新しく設立する予定の魔法管理事務職に就いてもらう。
そして、奴隷制度廃止令の立役者として、ローザネーラが紹介された。
奴隷制度は確かに、かつてのヴァルドレア王国の繁栄には欠かせなかった政令であった。
しかし、それはもう昔の話である。
奴隷は高価で、貴族ぐらいしか購入できない。
一般国民にしたらいい迷惑だったが、一番の問題は、移民によるスラム街問題である。
商人が奴隷を安く手に入れたいがために多くの移民が取り寄せられた。
しかし、売れ残った奴隷は・・・?逃げた奴隷は・・・?
移民達は戸籍もなければ、言葉も通じない国で放置されなければならない。
必然的に、元奴隷たちが集まり、スラム街ができた。
しょうがないとは言え、生きるためなら盗みや暴動を起こす彼らに、国民は頭を抱えていた。
治安向上のためにこの政令は大絶賛だった。
また、それを提案したとされるローザネーラも大絶賛の嵐である。
その褒美として爵位を讓渡された、ローザに意義を唱える者は誰もいなかった。
「今すぐ、リリーをここに呼べ!!!今すぐだ!!!」
怒り狂う王の声が王室に響き渡った。
──────── 一方、リリーの隣にいるローザもお怒りの様子だった。
「リリー様・・・。俺は何もしてない」
「あら?怒ってるの?いいじゃない、あなたはこの国一の賢者として讃えられるのよ?」
「俺は、リリー様のそばにいるだけで良かった」
いつの間にこんなに懐いたんだか、リリーの隣から全く離れないローザであった。
「私って、お気に入りのものは徹底的に愛でるタイプなのね、今日、気付いたわ」
そう言って嬉しそうに頬を緩めるリリーは先刻、大勢の民衆の前で演説していた少女とは思えない。
それ程、ローザに緩んだ表情を見せていた。
その愛らしいリリーの表情に、毒気が抜かれたローザはやれやれとため息をついた。
「リリー様にあんな事して貰わなくても、俺は自分で這い上がって来ますよ」
そう言いながら、リリーに擦り寄ってくる。
その仕草は、容姿も相まって、猫みたいだ。
ローザの頭を撫でて、黒髪の感触を楽しむ。
「それに、俺は貴方よりもずっと年上です」
「そう言えば、ローザは何歳なの・・・?」
「10歳です」
撫でる手が止まった。
(え!!五歳も年上!?)
「もっと撫でて下さい、やめないで」
「え、思っていたより・・・年上なのね・・・・・・」
撫でる手を再開する。
(それにしては・・・小柄ね・・・・・・?)
「俺はあまり、日光の当たらない場所で育ちましたから、まだ背が低いかもしれません」
リリーの心を読み取ったように、返事した。
「・・・そう、5年くらい経ったら伸びるかしら?」
「直ぐに、伸びますよ。俺の父は背が高っかたので」
リリーは本当に聡明だった。
奴隷制度廃止令、然り、少年の過去を聞くようなことはしなかった。
リリーは少年が自ら、自分の過去を語るまで待っていただけだ。
だが、その態度にローザは安心しきったように薄く、笑った。
リリーの隣はローザにとって居心地の良い、居場所になっていた。
クスクスと笑い合いながら、ゆるりゆるりと時間が進む。
日が傾き始め、空が真っ赤に染まっている。
きっとこのまま進めば、リリーは賢く美しい女王に育ったであろう。
リリーの母、王妃が死ななければ・・・。
────────────────────────────────✍︎
なんかさらっと、魔法設定が出てきました。
魔法とか出すつもりなかったんですけど、ご都合主義で出ちゃいました。
ごめんなさい( ˙-˙ )
もういっその事、魔法出しちゃおっかなって考えてます。
そもそも、短編で終わらせるつもりだったのに・・・。
明日も更新できるように頑張ります!
ではでは┏○ペコ
ヴァルドレア王国皇女、リリー・イーオスアンピール・ヴァルドレアのパレード開始である。
「リリー様の誕生を祝って!!!!」
「ヴァルドレア王国、万歳!!!!」
「リリー様ぁーーー!!!!」
様々な掛け声、笑い声。
誰もが小さなお姫様の生誕祭を楽しんでいるようだった。
馬車に取り付けられた、山車に乗り、笑顔で国民に手を振る。
老若男女問わず、お姫様が笑顔を向ける度に色めきあって、大歓声を上げた。
そして、馬車は民衆の中央で止まった。
多くの衛兵が駆けつけ、群がる民衆に道を開けるように指示する。
馬車が止まった場所は、ヴァルドレア王国が誇る国立公園である。
中央にヴァルドレア王国の唯一神の像が立っており、祭壇のようになっている。
(さぁ、仕事をするわよ!)
両頬をパチンと手で叩き、気合いを入れる。
リリーは馬車から降りて、民衆が注目する中、ゆっくりと公園中央の高台に向かって行く。
その立ち姿の美しさに沸き立っていた歓声は止み、少女の行く手を見守る。
高台に登りきり、民衆を見渡した。
(嗚呼、この緊張感がたまらなく好きだわ)
そして、大声で叫んだ。
「私のような者の為に、こんなに立派な生誕祭を催してくれて、とても嬉しく思う。
まずは、御礼を言おう、ありがとう ────」
静かになっていた、民衆が再び沸き立った。
不思議な光景だった。
年端のいかない小さな少女が多くの大人を前にして、演説し始めたのだから、当たり前である。
──が、違和感を全く感じさせない、リリーの話術、立ち振る舞い、容姿。
正に、神に選ばれし少女、リリー。
「そして、私が今日、祭壇に立ったのはもうひとつの目的がある。
それは、奴隷制度問題についてだ」
思ってもみなかったであろう、主題に民衆はざわめく。
(さあ、私の手でこの国の制度を変えてやろう・・・!!)
リリーは心の内で狂気的な笑を浮かべた。
──────王室は大混乱に陥っていた。
「奴隷制度廃止令!?何を言い出しておるんじゃ!!」
王様は顔を真っ赤にして、叫び、状況を未だ読み込めない様子。
''奴隷廃止令''
それは、王国を稲妻のように走った、報せだった。
リリーが国民に提案した政令である。
その内容は簡単に言うと、こうだ。
・ヴァルドレア王国の奴隷制度を今年いっぱいで打ち切る。
・奴隷制度は人権侵害及びに、ヴァルドレア王国の誇り高き、国民性に反しているもの。
・奴隷の高い労働力の代わりに、近年から開発されてきた、魔法なるものを国民に提示する。
・職を失った、奴隷及び国民には、新しく設立する予定の魔法管理事務職に就いてもらう。
そして、奴隷制度廃止令の立役者として、ローザネーラが紹介された。
奴隷制度は確かに、かつてのヴァルドレア王国の繁栄には欠かせなかった政令であった。
しかし、それはもう昔の話である。
奴隷は高価で、貴族ぐらいしか購入できない。
一般国民にしたらいい迷惑だったが、一番の問題は、移民によるスラム街問題である。
商人が奴隷を安く手に入れたいがために多くの移民が取り寄せられた。
しかし、売れ残った奴隷は・・・?逃げた奴隷は・・・?
移民達は戸籍もなければ、言葉も通じない国で放置されなければならない。
必然的に、元奴隷たちが集まり、スラム街ができた。
しょうがないとは言え、生きるためなら盗みや暴動を起こす彼らに、国民は頭を抱えていた。
治安向上のためにこの政令は大絶賛だった。
また、それを提案したとされるローザネーラも大絶賛の嵐である。
その褒美として爵位を讓渡された、ローザに意義を唱える者は誰もいなかった。
「今すぐ、リリーをここに呼べ!!!今すぐだ!!!」
怒り狂う王の声が王室に響き渡った。
──────── 一方、リリーの隣にいるローザもお怒りの様子だった。
「リリー様・・・。俺は何もしてない」
「あら?怒ってるの?いいじゃない、あなたはこの国一の賢者として讃えられるのよ?」
「俺は、リリー様のそばにいるだけで良かった」
いつの間にこんなに懐いたんだか、リリーの隣から全く離れないローザであった。
「私って、お気に入りのものは徹底的に愛でるタイプなのね、今日、気付いたわ」
そう言って嬉しそうに頬を緩めるリリーは先刻、大勢の民衆の前で演説していた少女とは思えない。
それ程、ローザに緩んだ表情を見せていた。
その愛らしいリリーの表情に、毒気が抜かれたローザはやれやれとため息をついた。
「リリー様にあんな事して貰わなくても、俺は自分で這い上がって来ますよ」
そう言いながら、リリーに擦り寄ってくる。
その仕草は、容姿も相まって、猫みたいだ。
ローザの頭を撫でて、黒髪の感触を楽しむ。
「それに、俺は貴方よりもずっと年上です」
「そう言えば、ローザは何歳なの・・・?」
「10歳です」
撫でる手が止まった。
(え!!五歳も年上!?)
「もっと撫でて下さい、やめないで」
「え、思っていたより・・・年上なのね・・・・・・」
撫でる手を再開する。
(それにしては・・・小柄ね・・・・・・?)
「俺はあまり、日光の当たらない場所で育ちましたから、まだ背が低いかもしれません」
リリーの心を読み取ったように、返事した。
「・・・そう、5年くらい経ったら伸びるかしら?」
「直ぐに、伸びますよ。俺の父は背が高っかたので」
リリーは本当に聡明だった。
奴隷制度廃止令、然り、少年の過去を聞くようなことはしなかった。
リリーは少年が自ら、自分の過去を語るまで待っていただけだ。
だが、その態度にローザは安心しきったように薄く、笑った。
リリーの隣はローザにとって居心地の良い、居場所になっていた。
クスクスと笑い合いながら、ゆるりゆるりと時間が進む。
日が傾き始め、空が真っ赤に染まっている。
きっとこのまま進めば、リリーは賢く美しい女王に育ったであろう。
リリーの母、王妃が死ななければ・・・。
────────────────────────────────✍︎
なんかさらっと、魔法設定が出てきました。
魔法とか出すつもりなかったんですけど、ご都合主義で出ちゃいました。
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