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1歳!行動範囲が拡がります!
バブルスライムが知りたい!3
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話し合う2人はまだ気付いてませんが、私は気付いています...もうすぐリアンナさんが帰ってきますよー!
「ただいま戻りました。
あら?お2人共、どうなさいましたの?」
何故分かったのかって?
フェンちゃんの鼻を、耳を、侮ることなかれ!
つまり、鼻や耳が発達した種族の狼であるフェンちゃんが察知しました!
私の能力とかではありませんので、悪しからず!
頬に手を当てて首を傾げるリアンナさん自身もだけど、狐さんの尻尾が落ち着きなくふりふりされてるのとか麗し可愛いーーー!!
ブワッと逆立ててるのはなんだか猫っぽい反応だけど、尻尾は正直なんですよね?!
あぁん!可愛いよぉ!
「あ!リアンナさん、おかえりなさい!
遅かったですけど、何してたんですか?」
「?えぇ、八百屋さんとリーンお嬢様やディアお嬢様、ディオ坊ちゃまのことなど、お話ししておりましたけど...?
何かありましたか?」
「リアンナさんのおやつをどう保存するか、話してたんです。」
「おかーりー!」
「...おかえり。」
「お帰りなさい、リアンナさん。」
「リアンナさん、おかえり!」
「ウフフ、はい、ただいま戻りました。」
「はい!皆でおやつを食べましょう!」
「「はーい!」」
「...ん。」
「はい。」
あの八百屋さん、子供が好きそうだったからねぇ...一緒に八百屋さんに行ってみたいなぁ。
あの八百屋のおじちゃん、2人にめっちゃデレデレしてそう...。
うん、想像すると面白そう!
さ、揃ったところで、皆でおやつを食べましょう!
この家の家長はお父さんだけど今はいないので、長男のマグ兄様が祈りを代行してくれるのです。
楽チン楽チン!
「かんしゃしましゅ!」
「...ん。」
「うーん!おいちぃ!!」
あ、私一応フォークは使えるんですよ?使えるんですけどね?
ほら、ケーキって、ぼろぼろと崩れやすいでしょ?
だから、レイ兄様に食べさせて貰うのです!雛鳥再び!!的な?
私に食べさせながら自分も食べるなんて、お父さんとレイ兄様にしか出来ないんじゃない?
お母さんも、基本的には私に食べさせてから自分の分って感じだもんねぇ。
「レイは、良いお父さんになるんだろうねぇ...。」
「そうですわねぇ、きっと、子煩悩な父となるのでしょうね。」
「...?まだ口に残ってるだろ?
ちゃんと噛んで、飲み込みなさい。」
「ぶぅ。」
「...食べなくて良いの?」
「...んぁ!」
「...ん、イイコ。」
染々と語る兄と姉を不思議そうに見つめている気配がする...レイ兄様も無自覚かもね。
お口に少しだけ残ってるんだけど次が欲しいと口を開けば、嗜められました。
バレてる?!少しくらい良いじゃない?
あ、駄目ですか...はい、飲み込みましたよ?
ささ、お次をくださいな!!
「ムフー!」
イイコとレイ兄様に撫でられて、私はご満悦です。
フフフフフ!幸せですなぁ!
「あのスキル、欲しいなぁ。」
「お兄様?レイのあれはスキルではありませんわよ?
あの子の持つ普通の技術ですわ。」
「うぅ、僕はどうして...子供を扱うのが下手なのか...。」
「お兄様は、子供を扱うのが下手なのではありませんわ。
赤ちゃんの抱っこが下手なだけですわ。
リーンは、多少抱っこ出来ているでしょう?」
「......そこだよねぇ。」
うん、マグ兄様の抱っこは危険だよね...でも、抱っこ以外は普通だと思うよ?
あ、幼児語は分からないんだった...。
でも、マグ兄様が苦手なのってさ、それくらいだよね?
増えたばかりの錬金スキル、もう使いこなしちゃってて...色々と作ったりしてるもんだから、王都から引き抜きっていうか"卒業したら学園に入ってね?"っていうお手紙ならぬ召喚状が届きましたのよ。
*
「ただいま戻りました。
あら?お2人共、どうなさいましたの?」
何故分かったのかって?
フェンちゃんの鼻を、耳を、侮ることなかれ!
つまり、鼻や耳が発達した種族の狼であるフェンちゃんが察知しました!
私の能力とかではありませんので、悪しからず!
頬に手を当てて首を傾げるリアンナさん自身もだけど、狐さんの尻尾が落ち着きなくふりふりされてるのとか麗し可愛いーーー!!
ブワッと逆立ててるのはなんだか猫っぽい反応だけど、尻尾は正直なんですよね?!
あぁん!可愛いよぉ!
「あ!リアンナさん、おかえりなさい!
遅かったですけど、何してたんですか?」
「?えぇ、八百屋さんとリーンお嬢様やディアお嬢様、ディオ坊ちゃまのことなど、お話ししておりましたけど...?
何かありましたか?」
「リアンナさんのおやつをどう保存するか、話してたんです。」
「おかーりー!」
「...おかえり。」
「お帰りなさい、リアンナさん。」
「リアンナさん、おかえり!」
「ウフフ、はい、ただいま戻りました。」
「はい!皆でおやつを食べましょう!」
「「はーい!」」
「...ん。」
「はい。」
あの八百屋さん、子供が好きそうだったからねぇ...一緒に八百屋さんに行ってみたいなぁ。
あの八百屋のおじちゃん、2人にめっちゃデレデレしてそう...。
うん、想像すると面白そう!
さ、揃ったところで、皆でおやつを食べましょう!
この家の家長はお父さんだけど今はいないので、長男のマグ兄様が祈りを代行してくれるのです。
楽チン楽チン!
「かんしゃしましゅ!」
「...ん。」
「うーん!おいちぃ!!」
あ、私一応フォークは使えるんですよ?使えるんですけどね?
ほら、ケーキって、ぼろぼろと崩れやすいでしょ?
だから、レイ兄様に食べさせて貰うのです!雛鳥再び!!的な?
私に食べさせながら自分も食べるなんて、お父さんとレイ兄様にしか出来ないんじゃない?
お母さんも、基本的には私に食べさせてから自分の分って感じだもんねぇ。
「レイは、良いお父さんになるんだろうねぇ...。」
「そうですわねぇ、きっと、子煩悩な父となるのでしょうね。」
「...?まだ口に残ってるだろ?
ちゃんと噛んで、飲み込みなさい。」
「ぶぅ。」
「...食べなくて良いの?」
「...んぁ!」
「...ん、イイコ。」
染々と語る兄と姉を不思議そうに見つめている気配がする...レイ兄様も無自覚かもね。
お口に少しだけ残ってるんだけど次が欲しいと口を開けば、嗜められました。
バレてる?!少しくらい良いじゃない?
あ、駄目ですか...はい、飲み込みましたよ?
ささ、お次をくださいな!!
「ムフー!」
イイコとレイ兄様に撫でられて、私はご満悦です。
フフフフフ!幸せですなぁ!
「あのスキル、欲しいなぁ。」
「お兄様?レイのあれはスキルではありませんわよ?
あの子の持つ普通の技術ですわ。」
「うぅ、僕はどうして...子供を扱うのが下手なのか...。」
「お兄様は、子供を扱うのが下手なのではありませんわ。
赤ちゃんの抱っこが下手なだけですわ。
リーンは、多少抱っこ出来ているでしょう?」
「......そこだよねぇ。」
うん、マグ兄様の抱っこは危険だよね...でも、抱っこ以外は普通だと思うよ?
あ、幼児語は分からないんだった...。
でも、マグ兄様が苦手なのってさ、それくらいだよね?
増えたばかりの錬金スキル、もう使いこなしちゃってて...色々と作ったりしてるもんだから、王都から引き抜きっていうか"卒業したら学園に入ってね?"っていうお手紙ならぬ召喚状が届きましたのよ。
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