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1歳!行動範囲が拡がります!
阿呆な弟の襲来!9
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往生際の悪いビバリー(笑)少年に対して、マグ兄様が沸々とぶちギレ中です。
柔らかに弧を描く口許に...まるで汚物を見るように冷たい双眸は......魔王降臨!ってワーワー言いながら逃げ出したいくらいに怖いよぉ。
ま、この怒りが私達に向いてないから大丈夫なんだけどね?
ほぇー、マグ兄様が久々にぶちギレてるわぁー!って感じで見てるだけです、はい。
一応レイ兄様のお膝に避難してます。
ほら、マグ兄様って私達兄弟には基本甘々なのですよー。
1人よりも2人の方が認識しやすいでしょ?
だって、誤っての被爆とかしたくないからねぇ。
ビバリー(笑)には、頑張って堪えてほしいなぁ。
ビバリー!なんかバブリーみたいだな!!
「君の兄であるバブリーが可哀相だよね...君の愚行を、関係者に謝罪して回っていたらしいよ?
当事者でもない監督責任もないバブリーがね?
通常なら、ご両親がすべきことだけど...兄に押し付けてたみたいじゃない?」
「...君のご両親は、君の兄であるバブリー君への虐待の疑いにより聴取中だ。
たしか...バブリー君が休日に働いて得た稼ぎを搾り取っていたという疑いもあったか...まぁ、最悪、犯罪奴隷に落とされるかもな。」
「な?!」
わーお!お兄さんのお名前はバブリーでしたか...。
普段なら笑うところなんだけど、今は笑えないわぁ。
だって、休日に働いて得た子供の稼ぎを搾り取るなんて、親としてあり得ませんよねぇ。
主任さん、ちょっとちょっと!凶悪なお顔になってますよ?!
ほら、眉間の皺を伸ばして!癖になったら大変よ!
「兄は、家賃や食費として家に入れていたと聞いてます。
搾り取っていたなんてことはあり得ません!」
「まだ学校に通う未成年なのに、家賃や食費を家に入れる?
ビバリー君、君は馬鹿なの?
独り立ち出来る歳なのならば家に生活費を入れるのは当然のことだけど、未成年の子供は親に養う義務があるんだよ?
生活費を未成年の子供から取るなんて、違法行為になるって習った筈でしょ??
知らない筈はないよ?君達に教えたのは僕なんだからね?」
「ウグッ!」
あぁ、バンガル先生は一般常識の先生なんだね。
その中でも、法律とかを教えてくれる先生なのかな?
バンッ!と思いっきり机を叩いて怒ってるのが格好良かったのに、ジンジンしたんだろうね...ウッって呻く声がして、手を擦ってるの。
自分で叩いたのに涙目なのがなんとも情けないけど、ビバリーのお兄さんのバブリーさんのために怒るバンガル先生は格好良かったよ?
ビバリーは、そんなの知らないとか聞いてないとか反論しようとしてたみたいだけど、バンガル先生によってその反論は出来なくなったから、変な声を出して狼狽えてる。
「さて、ビバリー君?早く署名してくださいませんか?
我々も、こんなことに長らく関わっていられるほど暇では無いのですよ?
あくまでも自分は悪くないという主張をなさって、且つこの書類へと署名したくないと言うのであれば、学校側からの強制退学となります。
このことはギルドなどへも通達されますから、信用はがた落ちですね...。
それでも、構いませんか?」
「これは不当な脅しだ!」
「では、強制退学となります。
あぁ、貴方が原告として裁判を起こされても構いませんが、無駄だということをお伝えしておきます。
その書類に記載されている慰謝料等に関しましては、裁判所の判事により定められたものですので代わり得ません。
貴方の退学に関しましても、こちらから貴方や貴方のご両親へと幾度も通告いたしましたので、翻ることはありません。
諦めなさい...では、話し合いは終わります。」
*
柔らかに弧を描く口許に...まるで汚物を見るように冷たい双眸は......魔王降臨!ってワーワー言いながら逃げ出したいくらいに怖いよぉ。
ま、この怒りが私達に向いてないから大丈夫なんだけどね?
ほぇー、マグ兄様が久々にぶちギレてるわぁー!って感じで見てるだけです、はい。
一応レイ兄様のお膝に避難してます。
ほら、マグ兄様って私達兄弟には基本甘々なのですよー。
1人よりも2人の方が認識しやすいでしょ?
だって、誤っての被爆とかしたくないからねぇ。
ビバリー(笑)には、頑張って堪えてほしいなぁ。
ビバリー!なんかバブリーみたいだな!!
「君の兄であるバブリーが可哀相だよね...君の愚行を、関係者に謝罪して回っていたらしいよ?
当事者でもない監督責任もないバブリーがね?
通常なら、ご両親がすべきことだけど...兄に押し付けてたみたいじゃない?」
「...君のご両親は、君の兄であるバブリー君への虐待の疑いにより聴取中だ。
たしか...バブリー君が休日に働いて得た稼ぎを搾り取っていたという疑いもあったか...まぁ、最悪、犯罪奴隷に落とされるかもな。」
「な?!」
わーお!お兄さんのお名前はバブリーでしたか...。
普段なら笑うところなんだけど、今は笑えないわぁ。
だって、休日に働いて得た子供の稼ぎを搾り取るなんて、親としてあり得ませんよねぇ。
主任さん、ちょっとちょっと!凶悪なお顔になってますよ?!
ほら、眉間の皺を伸ばして!癖になったら大変よ!
「兄は、家賃や食費として家に入れていたと聞いてます。
搾り取っていたなんてことはあり得ません!」
「まだ学校に通う未成年なのに、家賃や食費を家に入れる?
ビバリー君、君は馬鹿なの?
独り立ち出来る歳なのならば家に生活費を入れるのは当然のことだけど、未成年の子供は親に養う義務があるんだよ?
生活費を未成年の子供から取るなんて、違法行為になるって習った筈でしょ??
知らない筈はないよ?君達に教えたのは僕なんだからね?」
「ウグッ!」
あぁ、バンガル先生は一般常識の先生なんだね。
その中でも、法律とかを教えてくれる先生なのかな?
バンッ!と思いっきり机を叩いて怒ってるのが格好良かったのに、ジンジンしたんだろうね...ウッって呻く声がして、手を擦ってるの。
自分で叩いたのに涙目なのがなんとも情けないけど、ビバリーのお兄さんのバブリーさんのために怒るバンガル先生は格好良かったよ?
ビバリーは、そんなの知らないとか聞いてないとか反論しようとしてたみたいだけど、バンガル先生によってその反論は出来なくなったから、変な声を出して狼狽えてる。
「さて、ビバリー君?早く署名してくださいませんか?
我々も、こんなことに長らく関わっていられるほど暇では無いのですよ?
あくまでも自分は悪くないという主張をなさって、且つこの書類へと署名したくないと言うのであれば、学校側からの強制退学となります。
このことはギルドなどへも通達されますから、信用はがた落ちですね...。
それでも、構いませんか?」
「これは不当な脅しだ!」
「では、強制退学となります。
あぁ、貴方が原告として裁判を起こされても構いませんが、無駄だということをお伝えしておきます。
その書類に記載されている慰謝料等に関しましては、裁判所の判事により定められたものですので代わり得ません。
貴方の退学に関しましても、こちらから貴方や貴方のご両親へと幾度も通告いたしましたので、翻ることはありません。
諦めなさい...では、話し合いは終わります。」
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