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04.生産スキル
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激しい取り合いになったクエストボードの依頼書。ビリビリに紙が破れ、クエストの詳細が分からなくなった。
「いい加減にしてください。どう責任取るつもりですか」
「知らねえよ。俺が最初に手にしたんだ、早いもの勝ちだろ」
俺のドヤ顔に頬をパンパンに膨らませ講義してくるロリロリの美少女がいる。うん、可愛い、俺もしかしたらロリコンかも。
俺は赤髪の美少女を持ち上げて、お尻をペンペンした。
「何するんですか? 変態。大体貴方年齢は、名前は?」
「俺はイズモ・リゼル・アルフォードだ。伯爵家の三男だ、年齢は15歳」
「ぐぬぬ、私は子爵家の三女です。名前はアフィア・レゼル・ミルフィーユ。年齢は12歳」
ははは勝った、勝ったぞ。伯爵という身分、そして年齢でも。大体ミルフィーユってケーキの名前かよ。
ラミルが俺の耳元で一言呟いた。
「元伯爵家ですけどね」
「分かってる。一々言わなくていい。血統は優秀だ」
ラミルよ、水を差すな。俺は今勝ち誇った気分なんだ。こんな生意気な美少女は俺の性奴隷にでもなって貰おうではないか。
「アフィアよ。条件付きの勝負をしないか?」
「条件付き? 条件次第です」
俺は口元を歪ませてニヤリと不敵な笑みを浮かべてアフィアの耳元で囁く。
「クエストのボス巨大グレムリンを先に討伐できたほうが、相手を自由にできる。どうだいい条件だろ」
「変態、セクハラ、最低ですね。人を性的な目で見るなんて」
「でも貧乳だ」
「ひ……貧乳は関係ないです」
ああ図星だった。貧乳なの気にしていたのか、いや~ロリはやっぱり貧乳だよな。巨乳ロリもありだが。
「で受けるのか、逃げるのか」
俺の煽りスキルは中々の物らしい。昔横にいる専属メイドのラミルに習った。使い道など昔は見当もつかなかったが、今ならハッキリ分かる。ズバリハーレムを作るための必須スキルだ。
「いいでしょう受けて立ちます。負けたら私の為に人生全てを捧げて頂きます」
それなんてご褒美。この際負けても……俺の頬が緩んだ顔を見てラミルが殺気立てる。よーし勝つぞ、勝って性奴隷にでもなってもらおうではないか。
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
スキル使って見るか。ターゲットをアフィアに絞り、アフィアを視認する。
「スキル発動」
俺が厨二病のように目の下を指で支えて、ポーズを決める。
突如脳内で声が聞こえた。
『どのスキルを奪いますか』
女神マリアの声じゃねーか。
『これは女神マリアの自動音声です。所謂イズモ様のナビゲーターです』
成る程。あいつサボりやがったな。
俺の目の前のステータスボードにアフィアのスキルがズラーッと並ぶ。
=============
奪取可能スキル
魔力コントロール
身体能力強化
生産スキル
=============
全部貰うのは気が引けるな。一つずつ考察するとするか。
魔力コントロールはいらない、理由は単純明快で俺は魔力も一流だ。魔力量を自在にコントロールできる。
身体能力強化これもいらない。ステータスが幸運を除きカンストしている現在、不必要なスキルだ。
残った生産スキルこれで何が出来るか分からないが、便利そうだ貰っておこう。
「生産スキルを奪取する」
『畏まりました。では生産スキルをステータスボードで確認してください』
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ノーマルスキル:生産スキル
スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
便利そうなスキルだ。後々使用してみよう。幸運の種とか生産できないものか。
『これにて一連の動作は完了いたしました。またの機会をお待ちしております』
本当に自動音声なんだな。感情がまるで感じられない。無駄な会話は一切ないようだ。
しかし生産スキルを手に入れたのなら鑑定スキルも欲しいところだ。
ラミル辺りが持っていないだろうか。
俺はラミルの巨乳を視認し、詠唱する。
「スキル発動」
『どのスキルを奪いますか』
=============
奪取可能スキル
ノーマルスキル
魔力コントロール
身体能力強化
生産スキル
鑑定スキル
職業スキル
武具スキル
基本属性魔法スキル
レアスキル
錬金術
魅了
エクストラスキル
ダンジョンマスター
精霊操作
=============
うわあ大量だ。さすが俺の専属メイドのラミルである。
ええと鑑定スキルはあったあった。他のスキルも奪いたいが、流石に長年共に生活してきたラミルから多数のスキルを奪うのは気が引ける。一旦鑑定スキルのみに留めておこう……
うん!? ノーマルスキルの下に何かあるな。俺はスキルボードを下にスクロールするとレアスキル、エクストラスキルの2つを見つけた。
これは奪おう。レアスキルから錬金術と、エクストラスキルからダンジョンマスターを俺は選択した。
「鑑定スキル、錬金術、ダンジョンマスターの3つを奪う」
『畏まりました。では奪取したスキルをステータスボードで確認してください』
一々言うのは面倒くさいが格好いいから許す。
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ノーマルスキル:生産スキル
スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。
ノーマルスキル:鑑定スキル
スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。
レアスキル:錬金術
スキル説明:素材の合成や分離などができる
エクストラスキル:ダンジョンマスター
スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
所持金0ゴールド
おお、沢山スキルが増えたぞ。ラミルすまない、しかしラミルは俺が守るから大丈夫だ。
所持金の項目も追加されたな。しかし0ゴールドだ。てか1ゴールドって日本円に換算すると何円?
「おいマリア1ゴールドは日本円で何円だ?」
「今ゲーム途中なんですから邪魔しないでくださいよ」
ゲーム!? アニメの次はゲームかよ、この引きこもりニートめ。
「1円=1ゴールドです。某国民的RPGと同じです」
「そうか分かりやすくて助かる。計算は苦手だからな」
「知ってます。前世の頭の悪さを私はよーく知っていますから」
「黙れ女神、いや駄女神が」
こうして俺は生産スキルと鑑定スキル、レアスキルの錬金術、エクストラスキルのダンジョンマスターを奪取した。
「いい加減にしてください。どう責任取るつもりですか」
「知らねえよ。俺が最初に手にしたんだ、早いもの勝ちだろ」
俺のドヤ顔に頬をパンパンに膨らませ講義してくるロリロリの美少女がいる。うん、可愛い、俺もしかしたらロリコンかも。
俺は赤髪の美少女を持ち上げて、お尻をペンペンした。
「何するんですか? 変態。大体貴方年齢は、名前は?」
「俺はイズモ・リゼル・アルフォードだ。伯爵家の三男だ、年齢は15歳」
「ぐぬぬ、私は子爵家の三女です。名前はアフィア・レゼル・ミルフィーユ。年齢は12歳」
ははは勝った、勝ったぞ。伯爵という身分、そして年齢でも。大体ミルフィーユってケーキの名前かよ。
ラミルが俺の耳元で一言呟いた。
「元伯爵家ですけどね」
「分かってる。一々言わなくていい。血統は優秀だ」
ラミルよ、水を差すな。俺は今勝ち誇った気分なんだ。こんな生意気な美少女は俺の性奴隷にでもなって貰おうではないか。
「アフィアよ。条件付きの勝負をしないか?」
「条件付き? 条件次第です」
俺は口元を歪ませてニヤリと不敵な笑みを浮かべてアフィアの耳元で囁く。
「クエストのボス巨大グレムリンを先に討伐できたほうが、相手を自由にできる。どうだいい条件だろ」
「変態、セクハラ、最低ですね。人を性的な目で見るなんて」
「でも貧乳だ」
「ひ……貧乳は関係ないです」
ああ図星だった。貧乳なの気にしていたのか、いや~ロリはやっぱり貧乳だよな。巨乳ロリもありだが。
「で受けるのか、逃げるのか」
俺の煽りスキルは中々の物らしい。昔横にいる専属メイドのラミルに習った。使い道など昔は見当もつかなかったが、今ならハッキリ分かる。ズバリハーレムを作るための必須スキルだ。
「いいでしょう受けて立ちます。負けたら私の為に人生全てを捧げて頂きます」
それなんてご褒美。この際負けても……俺の頬が緩んだ顔を見てラミルが殺気立てる。よーし勝つぞ、勝って性奴隷にでもなってもらおうではないか。
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
スキル使って見るか。ターゲットをアフィアに絞り、アフィアを視認する。
「スキル発動」
俺が厨二病のように目の下を指で支えて、ポーズを決める。
突如脳内で声が聞こえた。
『どのスキルを奪いますか』
女神マリアの声じゃねーか。
『これは女神マリアの自動音声です。所謂イズモ様のナビゲーターです』
成る程。あいつサボりやがったな。
俺の目の前のステータスボードにアフィアのスキルがズラーッと並ぶ。
=============
奪取可能スキル
魔力コントロール
身体能力強化
生産スキル
=============
全部貰うのは気が引けるな。一つずつ考察するとするか。
魔力コントロールはいらない、理由は単純明快で俺は魔力も一流だ。魔力量を自在にコントロールできる。
身体能力強化これもいらない。ステータスが幸運を除きカンストしている現在、不必要なスキルだ。
残った生産スキルこれで何が出来るか分からないが、便利そうだ貰っておこう。
「生産スキルを奪取する」
『畏まりました。では生産スキルをステータスボードで確認してください』
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ノーマルスキル:生産スキル
スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
便利そうなスキルだ。後々使用してみよう。幸運の種とか生産できないものか。
『これにて一連の動作は完了いたしました。またの機会をお待ちしております』
本当に自動音声なんだな。感情がまるで感じられない。無駄な会話は一切ないようだ。
しかし生産スキルを手に入れたのなら鑑定スキルも欲しいところだ。
ラミル辺りが持っていないだろうか。
俺はラミルの巨乳を視認し、詠唱する。
「スキル発動」
『どのスキルを奪いますか』
=============
奪取可能スキル
ノーマルスキル
魔力コントロール
身体能力強化
生産スキル
鑑定スキル
職業スキル
武具スキル
基本属性魔法スキル
レアスキル
錬金術
魅了
エクストラスキル
ダンジョンマスター
精霊操作
=============
うわあ大量だ。さすが俺の専属メイドのラミルである。
ええと鑑定スキルはあったあった。他のスキルも奪いたいが、流石に長年共に生活してきたラミルから多数のスキルを奪うのは気が引ける。一旦鑑定スキルのみに留めておこう……
うん!? ノーマルスキルの下に何かあるな。俺はスキルボードを下にスクロールするとレアスキル、エクストラスキルの2つを見つけた。
これは奪おう。レアスキルから錬金術と、エクストラスキルからダンジョンマスターを俺は選択した。
「鑑定スキル、錬金術、ダンジョンマスターの3つを奪う」
『畏まりました。では奪取したスキルをステータスボードで確認してください』
一々言うのは面倒くさいが格好いいから許す。
「ステータスオープン」
ステータス
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1
ノーマルスキル:生産スキル
スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。
ノーマルスキル:鑑定スキル
スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。
レアスキル:錬金術
スキル説明:素材の合成や分離などができる
エクストラスキル:ダンジョンマスター
スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる
ユニークスキル:視認強奪
スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。
アイテムボックス:アイテムなし
所持金0ゴールド
おお、沢山スキルが増えたぞ。ラミルすまない、しかしラミルは俺が守るから大丈夫だ。
所持金の項目も追加されたな。しかし0ゴールドだ。てか1ゴールドって日本円に換算すると何円?
「おいマリア1ゴールドは日本円で何円だ?」
「今ゲーム途中なんですから邪魔しないでくださいよ」
ゲーム!? アニメの次はゲームかよ、この引きこもりニートめ。
「1円=1ゴールドです。某国民的RPGと同じです」
「そうか分かりやすくて助かる。計算は苦手だからな」
「知ってます。前世の頭の悪さを私はよーく知っていますから」
「黙れ女神、いや駄女神が」
こうして俺は生産スキルと鑑定スキル、レアスキルの錬金術、エクストラスキルのダンジョンマスターを奪取した。
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