レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します

風白春音

文字の大きさ
5 / 20

05.性奴隷

しおりを挟む
巨大グレムリン討伐に向けてグレムリンの巣がある洞窟に向かっていた。森の奥に滝が流れていて、その滝で隠れた場所にグレムリンの巣がある。

 巨大グレムリンってどんなやつだ? ラミルと冒険していて見たモンスターは意外と数少ない。理由は一箇所での滞在期間が長期だったからだ。

 「びびってるんですか? イズモさん」

 生意気なガキだ。美少女じゃなければ半殺しにしているところだ。

 「お前こそ足が震えてるんじゃないか?」

 「な……震えていません。馬鹿にしないでください」

 頬をパンパンに膨らませ紅潮して俺に言い返す。ロリはいいものだ、からかいがいがある。ハーレム要員一人目はアフィアに決定だな。

 最低5~6人には常に囲まれていたい。意外と難易度が高いかもしれないな、何よりラミルのような頑固な美少女だったら手に負えない。

 滝壺の洞窟を発見した。しかし緊急事態が俺らを襲う。

 「グレムリン多っ!?」

 俺はグレムリンの数が多いことに驚いたが、もっと驚いたのはスキルに戦うスキルがないことだ。鋼の剣で攻撃しても、グレムリンに当たらない。

 「何やってるんですか!? まじめに戦ってください」

 「イズモ様ここは私が戦いましょうか?」

 アフィアの頬をパンパンに膨らました怒り顔、ラミルの呆れ顔、二人の表情が俺の心にグサリと突き刺さる。

 「おいマリア何かいいアイデアは無いのか?」

 脳内でマリアに焦り口調で聞いた。

 「スキル以外は無理ですね。現状幸運が低すぎてまともに物理攻撃が当たるとは到底思えません。グレムリンのスキルを奪ってみてください」

 グレムリンのスキル!? モンスターにもスキルが存在するのか。

 「スキル発動」

 『どのスキルを奪いますか』

 ================

 奪取可能スキル

 落雷
 エネルギーチャージ
 ================

 少ねえな。エネルギーチャージってなんだよ。取り敢えず全部奪おう。

 「落雷、エネルギーチャージを奪う」

 『畏まりました。では奪取したスキルをステータスボードで確認してください』

 何故かかっこつけて俺は口を開き詠唱する。

 「ステータスオープン」

 
 ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:アイテムなし

 所持金0ゴールド

 
 スキルが増えた、しかし多すぎて見づらい。もうこれ以上スキルを増やすのは止めておこう。若しくはスキルを捨てよう。

 「マリア、スキルは捨てられるんだよな?」

 バリボリと音を鳴らしながら俺の質問に女神マリアは答える。

 「勿論です。いらないスキルは消去可能です」

 「何食べてるんだよ?」

 「醤油煎餅です。これがまた美味しくて美味しくて。洋菓子も美味しいですけど、和菓子もいいものですね」

 「太るなよ」

 「人聞き悪い事言わないでください。いくら食べても太ることなどあり得ません。NO DIETです」

 どうでもよすぎる。こいつ本当に女神だよな、引きこもりニートにしか思えないんだが。

 俺は視認したグレムリン数十匹に向けてスキル落雷を発動する。

 「スキル発動、落雷」

 直後グレムリンの群れは落雷の威力により、消失した。そしてアイテムがドロップした。

 『グレムリンの肉をドロップしました。拾得しますか?』

 一応貰っておこう。

 「ステータスオープン」

 ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:グレムリンの肉

 所持金0ゴールド


 どうやらモンスターからアイテムはドロップしても、お金はドロップしないシステムらしいな。

 それともう一つ俺は気になったことがあった。スキルと魔法の違いって何だ? 

 ラミルから魔法については教わったが魔力がどうとか言ってたのを記憶の片隅に留めているに過ぎない。マリアに聞こう。

 「スキルと魔法の違いって何だ?」

 「この世界の魔法とは魔力の事です。魔力量が大きければ大きいほどスキルを多種多様習得できますし、長時間使用可能です。威力も魔力量に応じます」
 
 成る程。ラミルから俺は魔法を習ったと言ったが、よくあるファンタジー世界の魔法とは違い、魔力をコントロールする事だけを習わされた。

 この世界には俺が想像した魔法は存在しないようだ。

 「つまり魔法とは魔力量の事で、魔力量が大きければ大きいほど多種多様なスキルを習得でき、長時間使用できるんだな。威力も魔力量に応じると」

 「はい、簡単に言えばRPGに存在する魔法の概念がこの世界のスキルです」

 「分かった、理解した。ところで今何してる?」

 「甘い甘い大きな苺が乗っかったショートケーキを食べながらアクションゲームをしています」

 「この駄女神が」

 全く食ってアニメ見て、ゲームして、完全な引きこもりニートじゃねえか。女神じゃなかったら、蔑まされた目で観衆から見られるに違いない。

  
 俺たちは滝壺の洞窟の中を歩いていく。洞窟が意外と明るいな。足元もよく見える。

 洞窟の奥まで行くと巨大なグレムリンが威嚇してこちらを睨みつける。

 「わ……私はリタイアします」

 「いいのか性奴隷だぞ」

 「こ……殺されるくらいなら性奴隷になったほうがましです」

 可愛い声で、足をプルプルさせて俺の後ろにしがみついてくる。

 仕方ない、性奴隷かつハーレム要員にしようではないか。

 「スキル発動、落雷」

 視認した巨大グレムリンを俺は一撃で倒す。

 「やりましたねイズモ様。それでこそハーレムを作り、魔王を倒す男です」

 いや魔王は倒すか分かんねえけどな。

 『巨大グレムリンの肉をドロップしました。拾得しますか?』

 貰わないと冒険者ギルドで倒した証拠を提示できないよな。貰っておこう。

 「ステータスオープン」


 ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:グレムリンの肉
         :巨大グレムリンの肉

 所持金0ゴールド

 
 こうして俺は巨大グレムリンを討伐しアフィアを性奴隷かつハーレム要員にした。
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...