レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します

風白春音

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18.夜のお楽しみ

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スノウを仲間にして、俺は幸運の種を手に入れた。

 さて早速使おう。

 「幸運の種を使用する」

 『畏まりました。ではステータスボードに反映しましたので確認して下さい』

 「ステータスオープン」


 ★幸運 :10000

 
 おおステータスボードが見やすい。またアップグレードされたようだ。

 最初からこうしてくれてればよかったんだがな。まるでゲームの未完成品をアップデートやDLCで補っているみたいだ。

 そして幸運の種を使用したことで幸運が大幅に上昇した。

 元々1000だったので、+9000されたのか。前回よりも大幅に幸運の種の恩恵を受けたな。

 「マリアです、イズモさん色々ステータスボードをアップデートしておきました」

 「最初からしておいてくれよ」

 「いや~最近のゲームの傾向を真似してみました。アップデートでゲームを完成品にしていく今風の流れを汲みました」

 「変なところ真似てんじゃねえよ、この駄女神が」

 「ではでは私は今季のアニメを見ますので、これにて」

 またアニメかよ。いい加減こいつのオタクっぷりは凄いな。ある意味うらやましい。

 前世のブラック企業に入社してから遊べなかったからな。仕事に追われて。

 まあ1年絶たずに過労死で死んだけど。

 
 さて幸運の種を使用しましたし、スノータウンにもう少しだけいることにしよう。折角きたんだ、いろいろ観光しよう。

 「俺とアイテムショップ行く人いるか?」

 「行きます!!」

 「私も行くわ!!」

 アフィアとミラが俺の言葉に真っ先に反応した。

 「私は少し寝ますので宿にいます」

 「私も寝ますね。魔法力の回復を行いたいので」

 ラミルとスノウはどうやら宿屋で体力回復に務めるようだ。実は俺も少し眠い。後で少し寝よう。

 「ミリアはどうする?」

 一人で行動させるのは少し心配だな。

 「私もイズモと行く」

 「よしじゃあアイテムショップに行くか」

 こうして俺たちはアイテムショップに行くことにした。


 アイテムショップで俺は散々店員にアクセサリー類を進められた。


 真珠のネックレス 10000ゴールド

 雪国のヘアバンド 20000ゴールド


 たけえよ。現在の所持金ってどれくらいだったっけ。確認するか。

 「ステータスオープン」


 ★所持金250000ゴールド


 250000ゴールドか。クエストで稼げばいいが、それでもお金は大事にしたい。

 うん!? 真っ黒な剣が置かれているぞ!? 何だあの剣、異様な雰囲気を感じるのだが。

 「これは?」

 「お目が高いねお客様。しかしこの剣はおすすめしないよ、魔法力を常時奪う剣と言われているからね」

 ガタイがいいおっさん店主が、俺に忠告する。

 「いくら?」

 「買いたいのか!? 本気ならタダで売ってやる」

 タダ!? 成る程呪われた剣は不良在庫だし、お店のイメージも下がるもんな。でも俺は魔法力カンストだからいくら奪われても問題ない。

 「この剣は何でこんなところにあるんですか?」

 アフィアの最もの疑問にガタイのいいおっさん店主が答える。

 「色々な商人が手放して厄介払いとしてうちに流れ着いた訳さ。本当にいい迷惑だ。この剣の最初の持ち主は不明さ」

 「この剣の名前は?」

 「ティルフィング」

 格好いい。これは購入だ、どうせタダだし。

 「本気で買わせてもらう」

 俺の真剣な表情を見たのかガタイのいいおっさん店主は、「はあ~」とため息を一つ付き俺にショーケースを開けて俺に手渡した。

 「知らないぞ、俺は責任は負わない」

 「ああ構わない。俺が欲しかったから購入した。むしろタダなんて感謝しているよ」

 こうして俺は呪いの剣ティルフィングを入手した。

 早速装備した。その際鋼の剣はアイテムショップに売却した。

 「ステータスオープン」


 ★所持金280000ゴールド


 30000ゴールドで売却できた。

 十分だ。さてティルフィングはどれくらいの威力なのか気になるな。

 黒い鞘に収められた黒刀。

 見た目は格好良すぎる。ロマンあふれるな。

 
 アイテムショップの帰り道雪国名物のお菓子やジュースを飲食した。

 ミラと間接キスをした。そういえばまだキスはしていなかったな。いつかしたいな。

 「お腹満たされたわ」

 「ミラそろそろ帰るか」

 「そうね、久しぶりに一緒にお風呂はいる?」

 「ミラがどうしてもと言うなら」

 「じゃあどうしてもで」

 「分かったわ。夜が楽しみね」

 俺とミラの会話を聞いていたのか、頬をパンパンに膨らましてアフィアが抗議する。

 「ミラさんだけずるいです。私も一緒に入ります」

 「変態の俺と?」

 「いじわるですねイズモさんは。変態でもいいんです」

 「ははっ」

 変態は変わらないんだな。まあいいか。

 「私も入るイズモ」

 「ああミリアも一緒に入ろうな」

 こうして俺たちは宿屋についた。


 何しているんだ!? 夕方ラミルがにやけ顔でスノウの服を脱がしている。

 まさか百合プレイなのか!? 変態ラミルにそんな趣味があったとは。

 ラミルがスノウの胸や秘部を触れる。スノウは「んっ」という声を漏らした。

 エロい、エロいぞ。俺がドアの隙間から見ていると、後からやってきたミラが勢いよくドアを開けた。

 「何しているのよラミル」

 ああ最後まで百合プレイは見れなかった。

 「何もしていませんよ」

 「そう」

 ラミルって凄い美少女なのに変態って何かそそる。

 脳内でマリアが連絡をとってきやがった。

 「何だマリア? 今忙しい」

 「DLCを購入しないと追加のストーリーが遊べないんです。フルプライスでゲームを購入したのに」

 ああお前もDLCの恐ろしさを知ったか……って廃課金者が言う言葉じゃねーだろ。

 「いやお前廃課金者じゃん。DLCぐらいどうってことはないだろ」

 「そういう問題じゃないんですよ。ソシャゲとフルプライスの課金は別物です。しかも追加のストーリーですよ」

 気持ちは分からないでもないが、ゲーム会社も利益を上げるために必死なのだろう。

 「取り敢えずお前は購入するか、諦めるかの二択を迫られている」

 「買います」

 即答かよ、じゃあ俺に愚痴を言うな。

 「じゃあな。それとありがとうステータスボードアップデートしてくれて」

 「ああ便利になりましたか? それならよかったんですが」

 「十分便利になったよ」

 「そうですかそれはよかったです。では私はゲームに戻りますね」

 「ああ」

 DLCも良し悪しだな。俺は内心マリアに同情した。


 夜俺はアフィアとミラとミリアと一緒にお風呂を堪能している。

 ラミルとスノウがドアの隙間から覗いている。

 いやスノウお前も変態かよ。見てるなら入ってこいよ。

 そしてラミルお前はすごい顔がほころんでいるぞ。

 「イズモさん洗ってあげます」

 「あ、ああ」

 アフィアに背中を洗ってもらった。そして前も洗ってもらった。

 勃起していて、恥ずかしいがここは男として恥ずかしがってはいられない。

 「狭い」

 俺がミリアの体を洗ってあげた後、四人で浴槽に入っていた。

 浴槽が思ったより狭く、四人の体が密着している。

 ああアフィアの貧乳と、ミラの巨乳に挟まれている。なんて天国だ。

 ミリアの小ぶりな胸の感触もたまらない。

 胸を触ると乳首が勃起した。

 俺たちはその後のぼせるまでお風呂を楽しんだ。

 これも幸運の種の影響だろうか? だとしたらカンストさせたら何が起きるのか。

 
 夜ベッドでミリアが俺にくっついて眠っている。アフィアとミラもお互いくっついて眠っている。

 ラミルはスノウの上に覆いかぶさって寝ていた。

 「イズモ、苦しい眠れない」

 「我慢だ、我慢するしかないんだ」

 とは言いつつも余りに可哀想だったので、無理やり俺はラミルをスノウからどかして、少しの間俺はスノウと一緒に窓から見える景色を堪能していた。


 「ねえイズモエルフって知ってる?」

 「エルフ!? ああ一応知ってる、実際会ったことないけど」

 「行ってみない、エルフが住まう森に」

 エルフだと!? エルフと言えば耳が長くて美少女なイメージしか無い。

 肌が白いエルフと、肌が褐色のダークエルフのイメージだ。

 「エルフに会いたいのか?」

 「会ってみたいじゃない」

 理由なんか単純で構わないよな。

 「じゃあ次の目的地はエルフの森だな」

 「ええ」

 俺とスノウはそのまま同じ椅子で二人眠ってしまった。

 翌朝嫉妬したアフィアとミラに起こされた。
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