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1章
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ロンの部屋でお茶をした日から私は毎日彼のところへお茶することになった。
お仕事があるから悪いなと思っても誰かが私を呼びに来る。
ドレスの準備が落ち着いてきた頃だったので私も何もすることもないし
こちらの所作を練習した後はのんびりお茶したり、王宮内を散歩しているのに
いろんな所に出没する家来の人たちに申し訳なってきていた。
だって、みんな道を開けて頭を下げるんだもん。
何度されてもこの習慣にはなれない。
なので大人しくすべきだろうけど室内に篭ることができない私は
中庭で動物たちとちょっと話したり、
庭園でお花見たり、あちこち探索している。護衛の人には申し訳ないけど歩きまくってる。
そこで呼びにきてもらうのも悪いので午後のなると自分からロンの部屋に行った。
それがいつの間にか日常になっていた。
「ねえ、そういえばこの前、弟さん妹さんがいるって聞いたけど
まったく見かけないのはなんで?」
とある日の午後、ずっと疑問に思っていたことを口にした。
「ああ、王宮内にはいるよ。
だけど家庭教師がついてるからきっと出てこれないんだと思う」
家庭教師・・・。そうか、学校は行ってないのか。
しかも付きっきりってなんだか厳しそう。
王族だから普通の生活とは違うんだね。
「弟はハリーといって12歳なんだけど勉強が好きでね。
家庭教師に自分がくっついてるような感じだよ。
妹はベルといって9歳なんだけどかなりの人見知りでほとんど部屋で過ごしている。
でも、今度2人に合わせるよ」
二人の話をしてるロンは柔らかい笑顔になった。
ロンにハリーかぁ。
ぷぷ。まさしく某有名小説の主人公の名前じゃん。
ハリーはめがねかけてたらすごいよ。
それにしても兄弟の話になると、表情が優しくなるなぁ。
きっとすごくかわいがってるんだろうね。
顔がデレッデレですわ。
しかもこの美形の兄弟なんだもん。かわいいんだろうなぁ。
可愛がってるんだろうなぁ。
私は一人っ子だったから下の兄弟がすごくほしかった。
いたらむちゃくちゃかわいがってたと思う。
だからロンがすごくうらやましいよ。
そんな会話をした帰り私はこの兄弟の一人と遭遇した。
のちのちこの兄弟にはかなりやられるなんてことは思ってもみなかった。
ロンとのおしゃべりを楽しんだ後晩御飯まで時間があって暇だから
いつものように王宮内を探索していた。
最近は護衛の人もさほど付いてきてない。
王宮内は安全だし私の実力もわかってくれてるのか一人の時間もくれ
一人探索を楽しんでる。
うろうろしてたら図書館に出た。
さすが王宮図書館とあってかなり古く歴史があるんだろうなってわかる。
そしてびっくりするほど大きかった。
私は幸いなことにこちらの文字も理解できた。日本語と違うってわかるのに
こちらの言葉も理解できるに当たってなんて便利なんだろうって感心した。
だけどもともと体を動かしてた方が気も紛れるので本には近寄ってない。
勉強も得意な方じゃなかったしね。そんな私がなんとなく
こっちの本ってどんなもんなんだろうとちょっと覗いてみた。
すっごく広くって本も沢山あって、十分時間をつぶせそう。
司書さんらしき人が私の顔をみて驚いてたけど、さすがに声には出さずフリーズしてた。
私はぺこりと少しだけ頭を下げて小さな声で聞いた。
「少し見て回ってもいいですか?」
「どうぞ、もし借りられる場合は手続きが必要ですので声をかけてください」
緊張した声で、でも迷惑そうではなかったので中に入らせてもらった。
本はとても古そうなものがたくさんあった。
本棚に「歴史」「社会史」「地理」と書かれて分別してるのを見るとどこの図書館も変わらないんだなぁと
感じた。そういえば、私は社会が嫌いだ。地理とかテストがうんざりするほど嫌いだったと
思い出しながら笑った。
歴史の棚の最後を通り過ぎようとした時、綺麗な服を着た少年がいた。小学生ぐらいかな。
少年は高いところの本をとろうとしてるけどとても手が届かなそうだったので取ってあげた。
なのに、
「ご苦労」
とだけ言うとその少年は去っていった。
なに?この生意気なガキは。何様やちゅうねん。
「ちょっと、こういうときはご苦労じゃなくってありがとうでしょ」
追いかけていって注意した。
なのに無視。マジむかつくんですけど。
「人が注意してるときはちゃんと相手の話を聞きなさいって言われなかった?」
「自分より目下の者になぜそういわれなければいけない」
目下ですって?ふざけんな。
「目下って、明らかにあなたよりも年上でしょうが。
年上にはちゃんと敬意を払うべきだって親から習わなかった?
学校の先生から習わなかった?」
「あいにく両親は数年前に他界したので。
それに学校などそんなところには行っておらん。
大体お前は何者なんだ。この私に小うるさく注意して。
どこの役所のものか?それとも新人のメイドか?」
「人にものをたずねるときは自分が先に話すのが当たり前でしょ?」
だんだんこの少年と喧嘩になりそうだったところ、
「ハリー様、いかがされましたか?」
私たちの声がどんどん大きくなってきてさっきの司書さんらしき人があわててやってきた。
ハリー?
「もしかしてロンの弟?」
「兄上をなぜそのように呼ぶ?お前、何者なんだ。だいたい、その黒い・・・」
「ヒナタだよ。この前話した予言の少女だよ」
後ろからさっきまで聞いていた声が・・・・。
「兄上」
「ロン」
同時に名前を出してお互いににらみ合う。
「ヒナタにはオレがそう呼んでくれって言ったんだ。
それにハリー、ヒナタの言ってることは決して間違っていないぞ。
言葉遣いはきちんとしないと、人のうえに立つものとして恥ずかしい」
「だって・・・」
しょぼんと頭を下げてる姿は子犬のようだった。
それでもロンは優しい口調で続ける。
「だってじゃない。ちゃんと謝るんだ」
「え?僕が?」
「お前は自分が悪いということはわかってるんだよな。
じゃあ、どうするべきかわかるだろう」
俯いてしまったハリーに私たちは黙って見守るしかなかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ごめんなさい」
おお、あやまったよ。絶対謝らないと思ったけど。
お兄さんがいうことはきくんだな。
「ヒナタも許してやってくれないか?」
「ああ、私も子供相手にむきになりすぎたよ。私もごめんね。
じゃあ、これで仲直りしよう」
と手を差し出したらびっくりされたけどおずおずと手を握ってくれた。
なんだか、かわいいなぁ。
と思ったのもつかの間、翌日にはまた喧嘩していた。
「大体、ヒナタは筋肉バカなんだよ。なにかにつけて暴力で訴える」
「なに?あんたが根性曲がってるから愛のムチあげてるだけでしょ?」
「そうゆうのを虐待って言うんだよ」
「ちがうもん、愛が入ってるんだもん。あなたもちょっと肩を叩かれたぐらいで
ピーピー騒ぐんじゃないわよ。ひょろひょろしすぎなの。
もちっと体力つけなよ」
「僕には必要ないんでね。人間得意分野とそうじゃない分野とあるだろ?
僕は勉強が得意だからそれを伸ばして兄上を支えていくんだ。
体力なんかだれも僕に求めてないし必要ないんだよ」
「人を支えるには病気にならないように体力も必要でしょうが。
だいたいねぇ、ちびっこの分際で顔が青っ白いのが気に入らない。
子供は外で遊んでなんぼなの!!」
「え~やだよ。そんなの、汚れるし。疲れるし」
「子供の分際で汚れなんか気にするな~!!」
私は子供らしくないハリーを誘っては無理やり外に連れ出した。
最初はイヤイヤだったけど動物達に協力してもらって木登りやら
泥んこ遊びやら一日楽しんだ。
自分が子供の頃にやった遊びを思い出してハリーに付き合わせた。
だって王宮は自然いっぱいなところもあるというのに
引きこもって勉強ばっかりだなんて不健康極まりない!!
やっと子供らしい表情になったハリーと子供と同レベルで遊んでるひなたを
ロンは窓から微笑みながら見守っていた。
お仕事があるから悪いなと思っても誰かが私を呼びに来る。
ドレスの準備が落ち着いてきた頃だったので私も何もすることもないし
こちらの所作を練習した後はのんびりお茶したり、王宮内を散歩しているのに
いろんな所に出没する家来の人たちに申し訳なってきていた。
だって、みんな道を開けて頭を下げるんだもん。
何度されてもこの習慣にはなれない。
なので大人しくすべきだろうけど室内に篭ることができない私は
中庭で動物たちとちょっと話したり、
庭園でお花見たり、あちこち探索している。護衛の人には申し訳ないけど歩きまくってる。
そこで呼びにきてもらうのも悪いので午後のなると自分からロンの部屋に行った。
それがいつの間にか日常になっていた。
「ねえ、そういえばこの前、弟さん妹さんがいるって聞いたけど
まったく見かけないのはなんで?」
とある日の午後、ずっと疑問に思っていたことを口にした。
「ああ、王宮内にはいるよ。
だけど家庭教師がついてるからきっと出てこれないんだと思う」
家庭教師・・・。そうか、学校は行ってないのか。
しかも付きっきりってなんだか厳しそう。
王族だから普通の生活とは違うんだね。
「弟はハリーといって12歳なんだけど勉強が好きでね。
家庭教師に自分がくっついてるような感じだよ。
妹はベルといって9歳なんだけどかなりの人見知りでほとんど部屋で過ごしている。
でも、今度2人に合わせるよ」
二人の話をしてるロンは柔らかい笑顔になった。
ロンにハリーかぁ。
ぷぷ。まさしく某有名小説の主人公の名前じゃん。
ハリーはめがねかけてたらすごいよ。
それにしても兄弟の話になると、表情が優しくなるなぁ。
きっとすごくかわいがってるんだろうね。
顔がデレッデレですわ。
しかもこの美形の兄弟なんだもん。かわいいんだろうなぁ。
可愛がってるんだろうなぁ。
私は一人っ子だったから下の兄弟がすごくほしかった。
いたらむちゃくちゃかわいがってたと思う。
だからロンがすごくうらやましいよ。
そんな会話をした帰り私はこの兄弟の一人と遭遇した。
のちのちこの兄弟にはかなりやられるなんてことは思ってもみなかった。
ロンとのおしゃべりを楽しんだ後晩御飯まで時間があって暇だから
いつものように王宮内を探索していた。
最近は護衛の人もさほど付いてきてない。
王宮内は安全だし私の実力もわかってくれてるのか一人の時間もくれ
一人探索を楽しんでる。
うろうろしてたら図書館に出た。
さすが王宮図書館とあってかなり古く歴史があるんだろうなってわかる。
そしてびっくりするほど大きかった。
私は幸いなことにこちらの文字も理解できた。日本語と違うってわかるのに
こちらの言葉も理解できるに当たってなんて便利なんだろうって感心した。
だけどもともと体を動かしてた方が気も紛れるので本には近寄ってない。
勉強も得意な方じゃなかったしね。そんな私がなんとなく
こっちの本ってどんなもんなんだろうとちょっと覗いてみた。
すっごく広くって本も沢山あって、十分時間をつぶせそう。
司書さんらしき人が私の顔をみて驚いてたけど、さすがに声には出さずフリーズしてた。
私はぺこりと少しだけ頭を下げて小さな声で聞いた。
「少し見て回ってもいいですか?」
「どうぞ、もし借りられる場合は手続きが必要ですので声をかけてください」
緊張した声で、でも迷惑そうではなかったので中に入らせてもらった。
本はとても古そうなものがたくさんあった。
本棚に「歴史」「社会史」「地理」と書かれて分別してるのを見るとどこの図書館も変わらないんだなぁと
感じた。そういえば、私は社会が嫌いだ。地理とかテストがうんざりするほど嫌いだったと
思い出しながら笑った。
歴史の棚の最後を通り過ぎようとした時、綺麗な服を着た少年がいた。小学生ぐらいかな。
少年は高いところの本をとろうとしてるけどとても手が届かなそうだったので取ってあげた。
なのに、
「ご苦労」
とだけ言うとその少年は去っていった。
なに?この生意気なガキは。何様やちゅうねん。
「ちょっと、こういうときはご苦労じゃなくってありがとうでしょ」
追いかけていって注意した。
なのに無視。マジむかつくんですけど。
「人が注意してるときはちゃんと相手の話を聞きなさいって言われなかった?」
「自分より目下の者になぜそういわれなければいけない」
目下ですって?ふざけんな。
「目下って、明らかにあなたよりも年上でしょうが。
年上にはちゃんと敬意を払うべきだって親から習わなかった?
学校の先生から習わなかった?」
「あいにく両親は数年前に他界したので。
それに学校などそんなところには行っておらん。
大体お前は何者なんだ。この私に小うるさく注意して。
どこの役所のものか?それとも新人のメイドか?」
「人にものをたずねるときは自分が先に話すのが当たり前でしょ?」
だんだんこの少年と喧嘩になりそうだったところ、
「ハリー様、いかがされましたか?」
私たちの声がどんどん大きくなってきてさっきの司書さんらしき人があわててやってきた。
ハリー?
「もしかしてロンの弟?」
「兄上をなぜそのように呼ぶ?お前、何者なんだ。だいたい、その黒い・・・」
「ヒナタだよ。この前話した予言の少女だよ」
後ろからさっきまで聞いていた声が・・・・。
「兄上」
「ロン」
同時に名前を出してお互いににらみ合う。
「ヒナタにはオレがそう呼んでくれって言ったんだ。
それにハリー、ヒナタの言ってることは決して間違っていないぞ。
言葉遣いはきちんとしないと、人のうえに立つものとして恥ずかしい」
「だって・・・」
しょぼんと頭を下げてる姿は子犬のようだった。
それでもロンは優しい口調で続ける。
「だってじゃない。ちゃんと謝るんだ」
「え?僕が?」
「お前は自分が悪いということはわかってるんだよな。
じゃあ、どうするべきかわかるだろう」
俯いてしまったハリーに私たちは黙って見守るしかなかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ごめんなさい」
おお、あやまったよ。絶対謝らないと思ったけど。
お兄さんがいうことはきくんだな。
「ヒナタも許してやってくれないか?」
「ああ、私も子供相手にむきになりすぎたよ。私もごめんね。
じゃあ、これで仲直りしよう」
と手を差し出したらびっくりされたけどおずおずと手を握ってくれた。
なんだか、かわいいなぁ。
と思ったのもつかの間、翌日にはまた喧嘩していた。
「大体、ヒナタは筋肉バカなんだよ。なにかにつけて暴力で訴える」
「なに?あんたが根性曲がってるから愛のムチあげてるだけでしょ?」
「そうゆうのを虐待って言うんだよ」
「ちがうもん、愛が入ってるんだもん。あなたもちょっと肩を叩かれたぐらいで
ピーピー騒ぐんじゃないわよ。ひょろひょろしすぎなの。
もちっと体力つけなよ」
「僕には必要ないんでね。人間得意分野とそうじゃない分野とあるだろ?
僕は勉強が得意だからそれを伸ばして兄上を支えていくんだ。
体力なんかだれも僕に求めてないし必要ないんだよ」
「人を支えるには病気にならないように体力も必要でしょうが。
だいたいねぇ、ちびっこの分際で顔が青っ白いのが気に入らない。
子供は外で遊んでなんぼなの!!」
「え~やだよ。そんなの、汚れるし。疲れるし」
「子供の分際で汚れなんか気にするな~!!」
私は子供らしくないハリーを誘っては無理やり外に連れ出した。
最初はイヤイヤだったけど動物達に協力してもらって木登りやら
泥んこ遊びやら一日楽しんだ。
自分が子供の頃にやった遊びを思い出してハリーに付き合わせた。
だって王宮は自然いっぱいなところもあるというのに
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