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After Story
制裁 *間side.クレア
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「ああそうだ、ユキ、うちのがごめんな。馬鹿みたいな結婚祝いと誕生日の祝いを贈ったと聞いて俺は情けなかったよ」
「ああ……クレアさんもご存知だったんですね」
奥さんにとったらショックじゃないかってなってお義父さんへ報告と苦情を書いた手紙をダグが出したんだけど……知っちゃったんだねぇ……
「お義父様から聞いたんだ。こいつ、お義父様からしばき倒されていてな。その騒ぎを聞いて何があったのか尋ねてみたら……本当にこいつの頭はおが屑でも詰まっているのかと思った」
ジロッとお義兄さんを睨むクレアさんの目はまるでゴミを見るかのような冷たさです。やっぱりどこかでクレアさんに似た人を見た気がします。
「ご、ごめんねユキちゃん……」
だらだらと汗を掻くお義兄さんの顔色はすこぶる悪いです。一体何されたんだろう……
「お義父さんからどんなことされたのです?」
「う……いや、その……」
「すごかったぞ」
しどろもどろなお義兄さんを鼻で笑ったクレアさんは淡々とあったことを話してくれました。
*********************
お義母様と共に辺境伯家当主の妻としての仕事をこなしていると、どこからか叫び声が聞こえた。思わず書類から顔を上げてお義母様と顔を見合わせると、お義母様は使用人を呼んで何があったのか尋ねた。
「何があったの?」
「マリオン様が旦那様にしばき倒されております」
ズバリと濁すこともなく正直に言うのはいいな。好感が持てる。回りくどいのは好きじゃない。
それよりもマリオンはまた何かやらかしたのか……ほかに迷惑をかけてないといいのだが……
「あの馬鹿息子今度は何をやらかしたの……クレアさん、様子を見にいきましょうか。うるさくて集中できないもの」
「そうですね」
呆れた様子のお義母様の提案に同意し、書類を置いて使用人の案内についていけば、着いた先は裏庭だった。そこには暗器や剣を持ったお義父様とヴェルナーと私兵長から一斉攻撃を受けているマリオンがいた。マリオンは魔法でなんとか致命傷は避けているようだが、着実に傷は増えている。武器は持っておらず、丸腰なことからどうやらかなりのことをやらかしたらしいことがわかる。本格的にお義父様を怒らせたようだ。
「本当になにをやらかしたのか……」
米神を押さえるお義母様を横目に、俺も死にそうな叫びを上げているマリオンに対して呆れしか浮かばなかった。
しばらくしてその集団リンチとも取れるお義父様方からの制裁が終わった頃にはマリオンは自力で歩くなど到底無理な状況だった。しかしお義父様を含めヴェルナー達も誰も手を貸すことなくその場から離れた。俺とお義母様もそれに着いていき、何があったのかを問うてみる。
「お義父様、何があったのかお聞きしても?」
「情けないことにあの愚息はユキちゃんに下品で目も当てられないような下着を誕生日の祝いとして送ったらしい。現品が私の元へとダグラスから送り返してこられたがあまりに酷い。結婚祝いの時ですら言い聞かせたと言うのにあいつは……」
ユキちゃん、とは神子のことだったか。神子扱いされることを好まず一個人として扱われることを望むとか。だからこそお義父様はこうしてユキちゃん呼びをしているのだろうが。
いくら親しみのある相手とはいえ、そんな誕生日の祝いはないだろう。ましてや同年代の友人などではなく、歳の離れた弟嫁相手になんて顰蹙を買うのも当然だ。本当に情けない……
「お義父様、あれ程で許してしまわれるので?」
「そんなわけがないだろう。まだ生温い。二度とユキちゃんに嫌な思いをさせないためにも厳しくする」
お義父様の厳しい、とはおそらく軽くトラウマになるくらいにはされるだろう。二度と恥を晒さない為にも是非ともきつく躾けて頂きたい。俺ももちろん個人的に貶しておこう。
ちなみにその後、マリオンは2週間の間の食事を全て水と味のないパンのみにされ食事は椅子に座ることを許されず床に皿が置かれ、仕事は2倍の量になり、さらに連日のように集団リンチとも取れる制裁を受けていた。日に日に楽しそうになっていくお義父様とは対照的に日に日に顔が死んでいくマリオンを見て、俺はざまぁみろとしか思わなかった。
もちろん弟嫁にクソみたいな祝いを渡した変態とはしばらく同じベッドで寝ることなど徹底的に拒否したが、それもかなり堪えたのか泣きながら謝ってきたのは正直気持ち悪かった。
*********************
「……本当にすまなかった……」
クレアさんの話を聞いた後でダラダラ汗をかきながら土下座しそうな勢いで謝られたら許すしかなくなります。
「もうああいうのはやめてくださいね」
「もちろんだ」
「俺もお義父様方も見張っておくからその辺は安心してほしい。もしも俺達の目をすり抜けてもう一度ユキが嫌な思いをしたら言ってくれ。こちらで対処する」
「わかりました」
まぁでも、クレアさんの言葉を聞いて一気に顔を青ざめさせたお義兄さんの様子を見てたらもうなさそうだなぁって思います。安心できそうだね。
そのあとは普通にお茶をし、だんだんと普段の調子を取り戻していったお義兄さんも一緒にわいわいと楽しんだ。クレアさんもどうやらピアノが好きらしく、ここにいるうちに聴かせ合うことになりました。楽しみです。
お茶会の後は部屋へ戻り、本を読み始めたダグの膝にぐでっと倒れこんでそのままダグの太ももへ伏せるようにしてゴロゴロするとくしゃりと頭を撫でられて……あぁ、寝ちゃいます……
顔を傾けてダグの顔を見たらダグもこっちを見ていて、バッチリ目が合うとふわりと微笑まれました。下からの角度でもダグの微笑みの破壊力すごい!
足をバタバタさせて悶えるとくつくつと笑いながらわしゃわしゃっと撫でられました。そのままダグは本へ意識を戻して、僕は本を読むダグを見てかっこよさにうっとりとしたり僕も本を読んだりして夜ご飯までの時間を過ごした。
今日は夜ご飯はダグと2人きりで食べました。明日はクレアさんと、そのお子さんも一緒に夜ご飯を食べるみたいです。お子さんに会うのがちょっと楽しみです。だって僕にとって義理の甥っ子でしょ? 美形一家だからきっと可愛いんだろうなぁ……まだ7歳って聞いているからまだ僕よりも小さいはず……! ……絶対体力とか身体能力は抜かされてるだろうけどね。
あ、今はリディアにお風呂に入れてもらってます。あの笑顔を見てからちょっとビクビクしてたんだけど、案外普通でホッとしてます。
上がってから着せられたのも普通の僕の部屋着で、リディアの笑みが意味深に感じたのは気のせいだったのだとすっかり安心しきってダグの元へ戻り、リディアが出してくれたホットミルクをゴクゴクと飲んだ。
あれ、蜂蜜か何か入れられてるのかな? 甘くて美味しい!
「これ美味しい! リディア、もうちょっと飲みたい」
「かしこまりました」
柔らかく微笑んだリディアはすぐに入れてくれて、僕は今度はそれを少しずつ飲んでゆっくりと楽しんだ。
リディアも出て行き、ダグとまったりとしているとなんだか暑くなってきた。パタパタと手で火照った顔を仰いで見るけれどやはり暑い。
「顔赤いぞ?」
「ふぇ……? なんか暑い……」
「熱、という感じではなさそうだな……ん? これ……」
すん、と僕が飲んでいたホットミルクの匂いを嗅いだダグは何かに気づいたようだ。
「少しだがリキュールが入っているな。リディアあいつ……」
リキュールって、お酒……?
「お酒……でも甘かったよ?」
「甘い酒もある。気分は悪くないか?」
「暑いだけ……」
暑いけど、なんだか人肌恋しくてダグに擦り寄ればやっぱり暑い。
「んぅ、暑いぃ……ダグぅ……」
「とりあえず水を飲め」
「やー」
喉乾いてないもん、と嫌々と首を振ればダグに口付けられた。すると水が入ってきてどうやら口移しで飲ませようとしてきたみたいだ。仕方なく飲み込めばご褒美とばかりに軽く舌を絡められた瞬間、僕の理性は飛んだ。
「ああ……クレアさんもご存知だったんですね」
奥さんにとったらショックじゃないかってなってお義父さんへ報告と苦情を書いた手紙をダグが出したんだけど……知っちゃったんだねぇ……
「お義父様から聞いたんだ。こいつ、お義父様からしばき倒されていてな。その騒ぎを聞いて何があったのか尋ねてみたら……本当にこいつの頭はおが屑でも詰まっているのかと思った」
ジロッとお義兄さんを睨むクレアさんの目はまるでゴミを見るかのような冷たさです。やっぱりどこかでクレアさんに似た人を見た気がします。
「ご、ごめんねユキちゃん……」
だらだらと汗を掻くお義兄さんの顔色はすこぶる悪いです。一体何されたんだろう……
「お義父さんからどんなことされたのです?」
「う……いや、その……」
「すごかったぞ」
しどろもどろなお義兄さんを鼻で笑ったクレアさんは淡々とあったことを話してくれました。
*********************
お義母様と共に辺境伯家当主の妻としての仕事をこなしていると、どこからか叫び声が聞こえた。思わず書類から顔を上げてお義母様と顔を見合わせると、お義母様は使用人を呼んで何があったのか尋ねた。
「何があったの?」
「マリオン様が旦那様にしばき倒されております」
ズバリと濁すこともなく正直に言うのはいいな。好感が持てる。回りくどいのは好きじゃない。
それよりもマリオンはまた何かやらかしたのか……ほかに迷惑をかけてないといいのだが……
「あの馬鹿息子今度は何をやらかしたの……クレアさん、様子を見にいきましょうか。うるさくて集中できないもの」
「そうですね」
呆れた様子のお義母様の提案に同意し、書類を置いて使用人の案内についていけば、着いた先は裏庭だった。そこには暗器や剣を持ったお義父様とヴェルナーと私兵長から一斉攻撃を受けているマリオンがいた。マリオンは魔法でなんとか致命傷は避けているようだが、着実に傷は増えている。武器は持っておらず、丸腰なことからどうやらかなりのことをやらかしたらしいことがわかる。本格的にお義父様を怒らせたようだ。
「本当になにをやらかしたのか……」
米神を押さえるお義母様を横目に、俺も死にそうな叫びを上げているマリオンに対して呆れしか浮かばなかった。
しばらくしてその集団リンチとも取れるお義父様方からの制裁が終わった頃にはマリオンは自力で歩くなど到底無理な状況だった。しかしお義父様を含めヴェルナー達も誰も手を貸すことなくその場から離れた。俺とお義母様もそれに着いていき、何があったのかを問うてみる。
「お義父様、何があったのかお聞きしても?」
「情けないことにあの愚息はユキちゃんに下品で目も当てられないような下着を誕生日の祝いとして送ったらしい。現品が私の元へとダグラスから送り返してこられたがあまりに酷い。結婚祝いの時ですら言い聞かせたと言うのにあいつは……」
ユキちゃん、とは神子のことだったか。神子扱いされることを好まず一個人として扱われることを望むとか。だからこそお義父様はこうしてユキちゃん呼びをしているのだろうが。
いくら親しみのある相手とはいえ、そんな誕生日の祝いはないだろう。ましてや同年代の友人などではなく、歳の離れた弟嫁相手になんて顰蹙を買うのも当然だ。本当に情けない……
「お義父様、あれ程で許してしまわれるので?」
「そんなわけがないだろう。まだ生温い。二度とユキちゃんに嫌な思いをさせないためにも厳しくする」
お義父様の厳しい、とはおそらく軽くトラウマになるくらいにはされるだろう。二度と恥を晒さない為にも是非ともきつく躾けて頂きたい。俺ももちろん個人的に貶しておこう。
ちなみにその後、マリオンは2週間の間の食事を全て水と味のないパンのみにされ食事は椅子に座ることを許されず床に皿が置かれ、仕事は2倍の量になり、さらに連日のように集団リンチとも取れる制裁を受けていた。日に日に楽しそうになっていくお義父様とは対照的に日に日に顔が死んでいくマリオンを見て、俺はざまぁみろとしか思わなかった。
もちろん弟嫁にクソみたいな祝いを渡した変態とはしばらく同じベッドで寝ることなど徹底的に拒否したが、それもかなり堪えたのか泣きながら謝ってきたのは正直気持ち悪かった。
*********************
「……本当にすまなかった……」
クレアさんの話を聞いた後でダラダラ汗をかきながら土下座しそうな勢いで謝られたら許すしかなくなります。
「もうああいうのはやめてくださいね」
「もちろんだ」
「俺もお義父様方も見張っておくからその辺は安心してほしい。もしも俺達の目をすり抜けてもう一度ユキが嫌な思いをしたら言ってくれ。こちらで対処する」
「わかりました」
まぁでも、クレアさんの言葉を聞いて一気に顔を青ざめさせたお義兄さんの様子を見てたらもうなさそうだなぁって思います。安心できそうだね。
そのあとは普通にお茶をし、だんだんと普段の調子を取り戻していったお義兄さんも一緒にわいわいと楽しんだ。クレアさんもどうやらピアノが好きらしく、ここにいるうちに聴かせ合うことになりました。楽しみです。
お茶会の後は部屋へ戻り、本を読み始めたダグの膝にぐでっと倒れこんでそのままダグの太ももへ伏せるようにしてゴロゴロするとくしゃりと頭を撫でられて……あぁ、寝ちゃいます……
顔を傾けてダグの顔を見たらダグもこっちを見ていて、バッチリ目が合うとふわりと微笑まれました。下からの角度でもダグの微笑みの破壊力すごい!
足をバタバタさせて悶えるとくつくつと笑いながらわしゃわしゃっと撫でられました。そのままダグは本へ意識を戻して、僕は本を読むダグを見てかっこよさにうっとりとしたり僕も本を読んだりして夜ご飯までの時間を過ごした。
今日は夜ご飯はダグと2人きりで食べました。明日はクレアさんと、そのお子さんも一緒に夜ご飯を食べるみたいです。お子さんに会うのがちょっと楽しみです。だって僕にとって義理の甥っ子でしょ? 美形一家だからきっと可愛いんだろうなぁ……まだ7歳って聞いているからまだ僕よりも小さいはず……! ……絶対体力とか身体能力は抜かされてるだろうけどね。
あ、今はリディアにお風呂に入れてもらってます。あの笑顔を見てからちょっとビクビクしてたんだけど、案外普通でホッとしてます。
上がってから着せられたのも普通の僕の部屋着で、リディアの笑みが意味深に感じたのは気のせいだったのだとすっかり安心しきってダグの元へ戻り、リディアが出してくれたホットミルクをゴクゴクと飲んだ。
あれ、蜂蜜か何か入れられてるのかな? 甘くて美味しい!
「これ美味しい! リディア、もうちょっと飲みたい」
「かしこまりました」
柔らかく微笑んだリディアはすぐに入れてくれて、僕は今度はそれを少しずつ飲んでゆっくりと楽しんだ。
リディアも出て行き、ダグとまったりとしているとなんだか暑くなってきた。パタパタと手で火照った顔を仰いで見るけれどやはり暑い。
「顔赤いぞ?」
「ふぇ……? なんか暑い……」
「熱、という感じではなさそうだな……ん? これ……」
すん、と僕が飲んでいたホットミルクの匂いを嗅いだダグは何かに気づいたようだ。
「少しだがリキュールが入っているな。リディアあいつ……」
リキュールって、お酒……?
「お酒……でも甘かったよ?」
「甘い酒もある。気分は悪くないか?」
「暑いだけ……」
暑いけど、なんだか人肌恋しくてダグに擦り寄ればやっぱり暑い。
「んぅ、暑いぃ……ダグぅ……」
「とりあえず水を飲め」
「やー」
喉乾いてないもん、と嫌々と首を振ればダグに口付けられた。すると水が入ってきてどうやら口移しで飲ませようとしてきたみたいだ。仕方なく飲み込めばご褒美とばかりに軽く舌を絡められた瞬間、僕の理性は飛んだ。
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