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ネコヒメ
2P
しおりを挟む俺はネコだから体が柔らかいんだ。女装なんて初めてだが、なんとかいけそうだな。
「そういえばこの前の3時間目、いなかったね?同じ受講なのになぁって探しちゃったよ。寝坊?」
この男とは俺とカリキュラムが似ていて、大体の授業は同じだからよく隣の席に座られる。こいつが先に座っていてもわざわざ俺を見つけて席を変えてくるくらい。
「あまりにも寝不足で、1時間目乗り切ったら死にそうだったんだよ。んで、保健室で寝てたら寝すぎた」
「えぇっ、保健室って、保健室の先生のテリトリーでしょ?いつも先生が昼寝してるって聞いたことがあるよ?……って、全部1人でできちゃったね」
「いや、隣で寝てた。これぐらいなら1人でできるだろ」
「普通こういう時はさぁ、僕に『上手くできないから手伝ってぇ』ってウルウル上目遣いで懇願するところじゃなぁい?」
「プラス5千円になりまーす。そんなこたぁいいから、さっさとしろよ」
「あーあぁ、可愛くないなぁ。ま、これからたっぷりいじって可愛くしてあげるけどね。じゃ、始めましょー」
完成。うっわー、足がスースーして落ち着かねぇ。スカート丈が短すぎて、少し傾いただけでもパンツが見える。
ちょっと残念そうだが、俺の姿に男はかなり嬉しそうに笑っている。俺の腰を抱いて引き寄せ、耳元で「とっても、よく似合っているよネコヒメ様?」と色っぽく囁く。
その一言で俺の体は熱を帯びる。
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