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朝焼けの女神 最終話
しおりを挟む朝焼けの女神、14
文子の身体から優しい気持ちが入ってくる。三浦がうっとりとしていると唇を外して呟くように、
「簡単に言えば愛かしら、でもヨギーとしての行もあるから、そんな言い方になってしまうのかも」
「俺は愛してるって言って欲しいけど」
文子の髪の匂いを嗅ぐと三浦の下腹部に力が漲る。男の欲望のままにシンボルの先で文子の女を探そうとしている。
「ダメ、そのエネルギーは背骨に沿って上にあげて」
口付けをしてるのを止めてまた額を当てて指導するように文子は静かに言った。
「そうゆっくりがいいです」
夏向きの薄い半ズボンを履いた三浦の下腹に文子の、女らしさがわかる股間の柔さを感じてシンボルを硬くしたのだが、三浦は冷静になって、その先端の痺れを、エネルギーと感じ直して丹田に引き上げた。
背筋を通す様に頭頂に送ると三浦のシンボルは快感だけを残して込み上げる物が薄まって行く。
三浦のエネルギーを、文子が三浦のくちびるに舌を差し込んだ。文子の身体が受け入れると、バイブレーションを起こす様に震えて腰に回した足に力が入る。
また三浦のシンボルに込みあげる物が来ると、頭頂にあげるのを繰り返す事になる。
文子は舌先から流れる三浦の綺麗な空の色のエネルギーを吸い取る様に受けて、子宮に下ろし会陰から三浦に返している。
2人はエネルギーの球を二つ作り三浦から文子に受け渡しては受け取り、三浦の身体の中では青に文子の中では赤のエネルギーに変種して2人の身体を駆け巡る。
「もしあなたと私のエネルギーが溶けあって今まで知らなかった世界が見えたら、私とその世界を追い求めて欲しい」
文子はくちびるを話しまた額を互いに当て合いマントラを唱え出した。
綺麗な声で高い女らしい可愛い声で
「オーーーーム」と何度も繰り返す。
「そう、あなたの思いが感じられる」
自然な感じで呼応する様に三浦も低い声で「オーーーーム」と返した。
エネルギーが音の波動で緑色の球を作り
赤いエネルギーと青いエネルギーと緑のエネルギーが三つに合わされ白色の光の球を作り上げた。
「それって、すごい事になりそう」
しっかり膨らんだ三浦のシンボルに文子がまたがり直して、子宮に届くようにお腹の奥に迎え入れた。
エクスタシィが突き上げる。
2人は声を同調させるように違うオクターブで「オーーーーム」と唱え光の球を大きくしていった。
自然に三浦はゆったりと身体を動かす。
シンボルで文子のお腹の中の愛撫を行なう、抱き合う姿勢でお互いを支え合うので、これは長時間交接を実践する上でとても強い繋がりを感じる。密着度が凄いのだ。すばらしいところは、お互いの顔が向き合っているため、キスや会話といった愛のコミユニケーシヨンが自由に愉しめることだ。
文子は言う。
「女性が交接に一番求めているのは、実は契った男性との「一体感」なの。一体感が増せば、それだけ性エネルギーの交流も促進さる。
「ゆらし」は左手を私の肩甲骨付近にまわして抱き寄せて。抱いたままの根元を支点として、前後左右にゆったりとゆらす。
そうじゃのごめんね、腰だけを動かそうとしないで、上半身全体を大きく動かし、波間の船が揺れるようなイメージで、繋がった触れ合いを愉しむの。
ゆらしと同じ要領で抱きしめながら、上半身全体を大きくゆったりと回転させて。まったりとした動作がお互いの喜びをさらに感じることができるの、交接が与えてくれる至福感を楽しんで欲しいの。
繋がっているエクスタシィのエネルギーは2人の間を擦り抜け頭の上にぬける。
「契ろう私と、この世界のずっと奥に私を連れて行って」と文子が叫んだ。
三浦は同意の言葉を吐こうとしたが、雄叫びにしか出ない、言葉にならない。
その時祝福の様にエネルギーが光の球になり三浦の思いを現している。
文子は同調したえにが膨らみ、交わっている2人を照らすように包む様に大きく膨らみ祝福をした。
触れば感じるのは自分で、触れられると喘いでいるのは2人で何処からか自分かわからない境界のない感覚に広がっていく。
三浦が文子を抱きしめると、自分の鬼頭を握りしめた気がした。文子にキスをすると口から多幸感が溢れてるほど入ってくる。
文子の言う通りゆらゆらと身体を揺さぶるとまるで花が咲き誇る小道を歩くような幸せを感じた。
感情が溢れて文子に抱きつくと、身体中に快感が稲妻の様に走った。
高い所に引き上げられる強い力が三浦を襲った。まで腰にロープを巻きつけられて引っ張り上げられる様に三浦はグングン高い所に引っ張り込まれている。
それが快感なのか、恐怖なのか、幸せなのか訳がわからない。
ただ引き上げられる。
そして大きな爆破!
自分が溶けてしまう様な爆発。
宇宙に投げ出されたら人間は蒸発するらしい。三浦はそんな感覚を味わっている。
たぶんそれは文子が出すエネルギーによって起こった核融合では無いんだろうか?
果ててしまった三浦は、もうろうとしてしまった三浦は白い世界にいる事を知った。
文子も白い服を着てこの世界に溶け込んでいる。
三浦は文子の元に歩き文子も三浦の手を引いて雲の様な世界を歩いて行く。
すると雲の世界の白いカーテンの奥に白い装束の聖者がいた。
文子は深々とお辞儀をしている。
三浦もその神々しい姿に圧倒されて頭を下げた。
聖者は三浦の手を取りよく来たと言う様な事を言って。2人を祝福してくれた。
そして白いカーテンを開けてまだ続く白い道を見せてくれた。
壮大な西洋絵画に出てくる様な雲の下にはるるかな道が続くいる。
聖者はため息をついた。
頭を掻きながら、
「私は思いがけなくここに来て、修行して目指した所のその風景の中にいる。
安らかにただおまえたちのしあわせだけを祈っていられる素晴らしい所があったのだ、本当に心が温まり全てを祈りに捧げているよ。でもね残念ながらこの素晴らしい世界を誰にも伝えてあげられない。
死んでしまったら、ここに来てしまったら誰にも伝えることができん。
お前たちなら、清らかなエネルギーを使ってまた此処に来れる。この素晴らしい世界をすばらしさを伝えることができるだろう。頑張って進みなさい」
「フミ、私の瞑想の場所はもっと素晴らしい所だよ。おまえなら命を落とさずとも一緒に瞑想を楽しめるだろう。
さらに励みなさい。」
聖者は深い満足を表す笑顔で白い霧の中に消えていった。
三浦は冷たい感触を足に受けて目が覚めた。また大型船が入り江の向こうをかすめて通り、大きな波が三浦達の座る堤防の上まで叩きつけたのだろう。
抱きしめていた文子は、これほどと思うほど号泣していて、目が覚めた三浦の前でいつまでも泣いている。
悲しみなのか喜びなのか、生きてる証の雄叫びのように赤ちゃんの様に泣いてる。
朝焼けが、
宇宙から空に変わるように、色をつけて行く。
光があるから色があるのだと優しく教える様に。
三浦は生まれ変わった気がする。
契った文子と共に生きていく為に
朝焼けの女神と出会えたこの海と。
朝焼けの女神 完
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