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18 黒くて怪しいお店
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広場の駐車場はレンガ畳だった。もうすっかり陽は落ちていて、街灯がぼんやりと暗闇のレンガ道を照らしていた。
この辺りにはここしか駐車場が無いから、今日は平日なのにたくさんの車が停まっていた。晴れた夜空、気持ちのいい風の中をイオリと一緒に歩いて駐車場の外に出た。
このヴィノクール大通りにはビジネス街の商業施設とは違って、個人店が軒を連ねている。パン屋から、洋服屋、本屋、金物屋、ハーブ屋、レストランやカフェもたくさんある。
知ってはいたけど来たことがない。人の多さに私は緊張して、ずっとイオリのシャツの袖を掴んでいた。イオリは嫌がらなかった。
「お」と、イオリが立ち止まったので彼の視線の先のお店を見てみると、そこは……誰に需要があるのか、軒先にコウモリがたくさん吊されている黒魔術テイストのお店だった。
奥を見ると、ラックには黒いローブや黒いシャツ、そして怪しげな光を放つ水晶玉のようなものが、棚にぎっしりと飾られていた。真っ黒さに苦笑いして、私はイオリに言った。
「す、すごい黒いね、誰に需要があるんだろう。もしかしてイオリ、私が好きそうって言うんじゃ?そこまでじゃないんですけど……。」
と言った瞬間にイオリがスッと店内に入って行った。え?え?と戸惑っていると、彼のことを見つけた痩せ細った黒ローブの店主が一気に笑顔になって、彼に抱きついた。
「イオリちゃん!ほらほらゆっくりしていって!あれの新作を入荷したよ!」
「本当ですか!?どれ。」
……私を置いて行かないでいただきたい。あんたがこの店の常連なのかよと心の中でツッコミながら私も中に入ると、店主のおじいさんが私を見てニコッと笑った。
「あら、あなた白い髪が可愛いこと!とても黒くて、すごくいい雰囲気だね、ワシの好みだよ!」
「こらこら、」とイオリがレジの置いてあるガラスのショーウィンドウカウンターを物色しながら言った。「彼女が本気にしたらどうする。」
……本気にするわけないでしょうが。でもこらこら言ってくれたのは、ちょっと嬉しかった。
「何見てるの?」
イオリの隣に行ってガラスケースの中を覗くと、そこには黒いハンドガンやリボルバーが飾られていた。どれも性能よりもデザインを優先したタイプのようで、蝶だったりお花だったり、派手やかな彫刻が銃身に施されていた。
「……イオリ、こんなの欲しいの?」
「こんなのとは何だ。人の趣味に口出すな。」
「すみませんでした。」
イオリは私をチラッと見た。
「いや、そこまで本気で言った訳ではない……気にするな。こう言ったモノトーンの銃はあまり売っていなくてな。彫刻が施されると、そこに色を足す愚かなデザインばかりのものが巷で流行っているが、俺は全て黒であって欲しいんだ。彫刻も、銃口もトリガーも。」
「分かる!さすがイオリちゃん!」と店主がテンション高めに我々の前、カウンター越しに立った。「イオリちゃんは黒魔術には興味ないけど、こうしてこれ目当てに来てくれるからね、おじいちゃん嬉しいんだよ!イオリちゃんのために世界中から漁って仕入れて、こうしていつも待ってるの!」
「そうなんですね、そっか。イオリは銃が好きなんだ。」
「でもマグナムタイプばかり欲しがるよね?」と、またおじいさんが言った。「もしかしてあっちもマグナムなのかな?なんてね!はっは!」
……突然のシモトークに、私とイオリは目を合わせた。おじいさんが「うそうそ!嫌いにならないで!」と言ったので、クスッと笑ってしまった。
同時に、イオリも笑みをこぼした。彼の微笑んだ顔は好き。サラには悪いが、彼の腕をちょっと抱かせてもらった。
しかしイオリに嫌がられて、ホコリを払うかのように手で阻止された。残念だった。
「この薔薇の、リボルバータイプの銃も新作だな?」
イオリが指を刺したのはマグナムリボルバータイプの魔銃だった。薔薇の花とトゲがいい感じに巻きついているセクシーな銃だった。おじいさんが頷いて、説明をした。
「そうそう、これはつい二日前に入荷したばかり!このメーカー潰れちゃったから製造していないんだけど、トロピカルバイスの仲良い店主に言って、イオリちゃんの為に入荷してみた!薔薇のは持っていなかったよね?」
「ああ、蝶のならいくつかあるが、薔薇はないな。美しいものだ……因みにいくらだ?」
「うーんそうだね、五百万ブルーかな!」
タッケェ……!車買えるよ!そんじょそこらのショットガンなら二十五本も買える!ってかマグナムの相場は十五万ブルーぐらいなのに、ウソでしょイオリ、これから値切るよね?そうだよね?
イオリは思案顔で店主に聞いた。
「思ったよりも値が張るな。何か理由でもあるのか?」
「ある!この銃はこの世に一つしかない!開発段階で製造されたもので、所謂テスターだからだよ!見本品!そこでメーカーが倒産したからね、本格的な量産に入らなかったって訳だ!本当だよ?」
「うーん!」
満足そうな声をイオリが出した。こりゃだめだ、絶対この人買う……!そう思った次の瞬間に、イオリはコクリと頷いた。
「あなたの言っていることは本当だ。そして俺はこの銃を貰うよ。」
「やった!イオリちゃんの為に苦労した甲斐があった!MODならタダでつけるよ、おじいちゃんのオマケ!さあどうする?何かパーツ付けようか?」
おじいさんがニコニコ顔でイオリに聞いた。イオリは即答した。
「いや結構だ。」
「待て待て待て……!」
驚いた二人の顔がこちらを向いている。いやいやいやMODはつけてなんぼだ、今の私を止めるなよイオリ。
「ど、どうしたリア……!?」
「おじいさん、MODというか、アタッチメントはどれだけつけてもタダなんだよね?」
「あ、ああいいよ。オマケだからね!」
「じゃあ拡張マガジンをお願い。リボルバーの外見はそのままで装填数だけ増やすタイプのやつ。あとグリップはコルク社のスイートオーシャン。それから意外と中距離もいけるからウィンダー社のオウルアイサイト分かるよね?」
「ちょっとメモメモ!」
おじいさんが慌ててメモを取り始めた。私は続けた。
「アドバンスドバレルにメイデン社のサイレンシオもつけて。そしてエジェクターチップも、魔力は気にしないから。それからパーティータイプのトリガーにして。メーカー指定していないのは全てスカペラ社で固めて。」
「分かった、分かった……!」
「すごいなアリシ……じゃなくてリア。何を急に饒舌になっている?そして一体何を付け加えたんだ?」
戸惑うイオリに、おじいさんが震える声で言った。
「お嬢ちゃん……只者ではないね。イオリちゃん、お嬢ちゃんはこの銃を悪魔に変えようとしている!はぁー、ついに女の子を連れてきたかと思ったら、こんなまぁ、プロの子を恋人に選んじゃって!」
へっ!?サラとは来てないの?ここ。サラだけでなく、誰とも一緒に来てないんだ……!
「おじいさん、誤解は困る。彼女は友人だ。」
「あ!そうなの……ふぅん。」
やっば。特別な存在になってきてる。そんなことを思いながらにやけていると、察したのかイオリに足を踏まれてちょっと痛かった。
おじいさんはにやけながらメモとイオリの買ったリボルバーを箱にしまった。お会計を済ませると、おじいさんがイオリに言った。
「じゃあ急いで改造するから、出来たらまた取りに来て!それまでその辺ぶらぶらしていて頂戴!大体一時間で終わるからね!」
バタバタと忙しくバックヤードに消えて行ったおじいさんの代わりに、今度は若い男のこれまた黒ローブのお兄さんが出てきて店番を勤め始めた。
私とイオリは取り敢えず店から出て、どこに向かうでもなく歩き始めた。
この辺りにはここしか駐車場が無いから、今日は平日なのにたくさんの車が停まっていた。晴れた夜空、気持ちのいい風の中をイオリと一緒に歩いて駐車場の外に出た。
このヴィノクール大通りにはビジネス街の商業施設とは違って、個人店が軒を連ねている。パン屋から、洋服屋、本屋、金物屋、ハーブ屋、レストランやカフェもたくさんある。
知ってはいたけど来たことがない。人の多さに私は緊張して、ずっとイオリのシャツの袖を掴んでいた。イオリは嫌がらなかった。
「お」と、イオリが立ち止まったので彼の視線の先のお店を見てみると、そこは……誰に需要があるのか、軒先にコウモリがたくさん吊されている黒魔術テイストのお店だった。
奥を見ると、ラックには黒いローブや黒いシャツ、そして怪しげな光を放つ水晶玉のようなものが、棚にぎっしりと飾られていた。真っ黒さに苦笑いして、私はイオリに言った。
「す、すごい黒いね、誰に需要があるんだろう。もしかしてイオリ、私が好きそうって言うんじゃ?そこまでじゃないんですけど……。」
と言った瞬間にイオリがスッと店内に入って行った。え?え?と戸惑っていると、彼のことを見つけた痩せ細った黒ローブの店主が一気に笑顔になって、彼に抱きついた。
「イオリちゃん!ほらほらゆっくりしていって!あれの新作を入荷したよ!」
「本当ですか!?どれ。」
……私を置いて行かないでいただきたい。あんたがこの店の常連なのかよと心の中でツッコミながら私も中に入ると、店主のおじいさんが私を見てニコッと笑った。
「あら、あなた白い髪が可愛いこと!とても黒くて、すごくいい雰囲気だね、ワシの好みだよ!」
「こらこら、」とイオリがレジの置いてあるガラスのショーウィンドウカウンターを物色しながら言った。「彼女が本気にしたらどうする。」
……本気にするわけないでしょうが。でもこらこら言ってくれたのは、ちょっと嬉しかった。
「何見てるの?」
イオリの隣に行ってガラスケースの中を覗くと、そこには黒いハンドガンやリボルバーが飾られていた。どれも性能よりもデザインを優先したタイプのようで、蝶だったりお花だったり、派手やかな彫刻が銃身に施されていた。
「……イオリ、こんなの欲しいの?」
「こんなのとは何だ。人の趣味に口出すな。」
「すみませんでした。」
イオリは私をチラッと見た。
「いや、そこまで本気で言った訳ではない……気にするな。こう言ったモノトーンの銃はあまり売っていなくてな。彫刻が施されると、そこに色を足す愚かなデザインばかりのものが巷で流行っているが、俺は全て黒であって欲しいんだ。彫刻も、銃口もトリガーも。」
「分かる!さすがイオリちゃん!」と店主がテンション高めに我々の前、カウンター越しに立った。「イオリちゃんは黒魔術には興味ないけど、こうしてこれ目当てに来てくれるからね、おじいちゃん嬉しいんだよ!イオリちゃんのために世界中から漁って仕入れて、こうしていつも待ってるの!」
「そうなんですね、そっか。イオリは銃が好きなんだ。」
「でもマグナムタイプばかり欲しがるよね?」と、またおじいさんが言った。「もしかしてあっちもマグナムなのかな?なんてね!はっは!」
……突然のシモトークに、私とイオリは目を合わせた。おじいさんが「うそうそ!嫌いにならないで!」と言ったので、クスッと笑ってしまった。
同時に、イオリも笑みをこぼした。彼の微笑んだ顔は好き。サラには悪いが、彼の腕をちょっと抱かせてもらった。
しかしイオリに嫌がられて、ホコリを払うかのように手で阻止された。残念だった。
「この薔薇の、リボルバータイプの銃も新作だな?」
イオリが指を刺したのはマグナムリボルバータイプの魔銃だった。薔薇の花とトゲがいい感じに巻きついているセクシーな銃だった。おじいさんが頷いて、説明をした。
「そうそう、これはつい二日前に入荷したばかり!このメーカー潰れちゃったから製造していないんだけど、トロピカルバイスの仲良い店主に言って、イオリちゃんの為に入荷してみた!薔薇のは持っていなかったよね?」
「ああ、蝶のならいくつかあるが、薔薇はないな。美しいものだ……因みにいくらだ?」
「うーんそうだね、五百万ブルーかな!」
タッケェ……!車買えるよ!そんじょそこらのショットガンなら二十五本も買える!ってかマグナムの相場は十五万ブルーぐらいなのに、ウソでしょイオリ、これから値切るよね?そうだよね?
イオリは思案顔で店主に聞いた。
「思ったよりも値が張るな。何か理由でもあるのか?」
「ある!この銃はこの世に一つしかない!開発段階で製造されたもので、所謂テスターだからだよ!見本品!そこでメーカーが倒産したからね、本格的な量産に入らなかったって訳だ!本当だよ?」
「うーん!」
満足そうな声をイオリが出した。こりゃだめだ、絶対この人買う……!そう思った次の瞬間に、イオリはコクリと頷いた。
「あなたの言っていることは本当だ。そして俺はこの銃を貰うよ。」
「やった!イオリちゃんの為に苦労した甲斐があった!MODならタダでつけるよ、おじいちゃんのオマケ!さあどうする?何かパーツ付けようか?」
おじいさんがニコニコ顔でイオリに聞いた。イオリは即答した。
「いや結構だ。」
「待て待て待て……!」
驚いた二人の顔がこちらを向いている。いやいやいやMODはつけてなんぼだ、今の私を止めるなよイオリ。
「ど、どうしたリア……!?」
「おじいさん、MODというか、アタッチメントはどれだけつけてもタダなんだよね?」
「あ、ああいいよ。オマケだからね!」
「じゃあ拡張マガジンをお願い。リボルバーの外見はそのままで装填数だけ増やすタイプのやつ。あとグリップはコルク社のスイートオーシャン。それから意外と中距離もいけるからウィンダー社のオウルアイサイト分かるよね?」
「ちょっとメモメモ!」
おじいさんが慌ててメモを取り始めた。私は続けた。
「アドバンスドバレルにメイデン社のサイレンシオもつけて。そしてエジェクターチップも、魔力は気にしないから。それからパーティータイプのトリガーにして。メーカー指定していないのは全てスカペラ社で固めて。」
「分かった、分かった……!」
「すごいなアリシ……じゃなくてリア。何を急に饒舌になっている?そして一体何を付け加えたんだ?」
戸惑うイオリに、おじいさんが震える声で言った。
「お嬢ちゃん……只者ではないね。イオリちゃん、お嬢ちゃんはこの銃を悪魔に変えようとしている!はぁー、ついに女の子を連れてきたかと思ったら、こんなまぁ、プロの子を恋人に選んじゃって!」
へっ!?サラとは来てないの?ここ。サラだけでなく、誰とも一緒に来てないんだ……!
「おじいさん、誤解は困る。彼女は友人だ。」
「あ!そうなの……ふぅん。」
やっば。特別な存在になってきてる。そんなことを思いながらにやけていると、察したのかイオリに足を踏まれてちょっと痛かった。
おじいさんはにやけながらメモとイオリの買ったリボルバーを箱にしまった。お会計を済ませると、おじいさんがイオリに言った。
「じゃあ急いで改造するから、出来たらまた取りに来て!それまでその辺ぶらぶらしていて頂戴!大体一時間で終わるからね!」
バタバタと忙しくバックヤードに消えて行ったおじいさんの代わりに、今度は若い男のこれまた黒ローブのお兄さんが出てきて店番を勤め始めた。
私とイオリは取り敢えず店から出て、どこに向かうでもなく歩き始めた。
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