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本物の魔法使いになっちゃった!?
属性の基礎
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「まずは、魔法の種類について教えるわね?」
「はい、お願いします。」
早速、と、魔女は一冊の本を取り出した。
「これの…
と言いながらページをめくる。
「このページよ。このページを見ててくれる?話すから、私。」
「はい。」
そのページを眺める。よかった、日本語だ!
魔女は一番上にある表を指差しながら話しはじめた。
「人、魔法使いにはね、属性があるの。」
「属性?」
私が首を傾げると、魔女はそうよ。と頷きながら続けた。
「一番多いのは、火属性、風属性、水属性の三つね。ちなみに私は火よ。」
魔女は炎のマークを指さした。なんだか似合いそうだなあと感じる。
「そして、次に多いのが光属性と闇属性。といっても、この二つあたりからほとんどいないわ。ただでさえ魔女や魔法使いは少ないのにね。」
そっか。そりゃ少ないよね。魔法使いなんて、あんまり本物を見る機会がないもの。
「そして、一番少ないのが使役魔法の使い手。」
「使役魔法?」
他のは想像しやすいが、使役魔法とは…動物を使い魔にするみたいなイメージかな?
「使役魔法っていうのはね、生命の魔法とも呼ばれているのよ。」
「生命の魔法…。」
「そうよ。生物を使い魔にして使役するのはもちろんだけど、ちょっと特殊なことができるの。」
魔女はニコニコ笑いながら続けた。その魔法、どれだけ凄いのだろうか?
「生きていない、物に命を吹き込んで使役することもできるのよ。」
命を吹き込む…それじゃ!
「死んだ人間を生き返らせることも?!」
私がそういうと、魔女は顔をしかめた。できないのだろうか?
「できなくはないわよ。でも、中身はまったくの別人。その人じゃないわ。だから、あなたがもしこの魔法を使えても人形に命を吹き込んだりするのをお勧めするわ。」
魔女は苦笑いをして本を閉じた。
「さて、これが属性の基礎よ。とりあえず、あなたの属性を確かめてみましょうか?」
「はいっ!」
私は一体何属性になるのだろうかと、すみれはドキドキしていた。
ま、まあ?三属性のどれかだろうとは思うけれど…。
「はい、お願いします。」
早速、と、魔女は一冊の本を取り出した。
「これの…
と言いながらページをめくる。
「このページよ。このページを見ててくれる?話すから、私。」
「はい。」
そのページを眺める。よかった、日本語だ!
魔女は一番上にある表を指差しながら話しはじめた。
「人、魔法使いにはね、属性があるの。」
「属性?」
私が首を傾げると、魔女はそうよ。と頷きながら続けた。
「一番多いのは、火属性、風属性、水属性の三つね。ちなみに私は火よ。」
魔女は炎のマークを指さした。なんだか似合いそうだなあと感じる。
「そして、次に多いのが光属性と闇属性。といっても、この二つあたりからほとんどいないわ。ただでさえ魔女や魔法使いは少ないのにね。」
そっか。そりゃ少ないよね。魔法使いなんて、あんまり本物を見る機会がないもの。
「そして、一番少ないのが使役魔法の使い手。」
「使役魔法?」
他のは想像しやすいが、使役魔法とは…動物を使い魔にするみたいなイメージかな?
「使役魔法っていうのはね、生命の魔法とも呼ばれているのよ。」
「生命の魔法…。」
「そうよ。生物を使い魔にして使役するのはもちろんだけど、ちょっと特殊なことができるの。」
魔女はニコニコ笑いながら続けた。その魔法、どれだけ凄いのだろうか?
「生きていない、物に命を吹き込んで使役することもできるのよ。」
命を吹き込む…それじゃ!
「死んだ人間を生き返らせることも?!」
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「できなくはないわよ。でも、中身はまったくの別人。その人じゃないわ。だから、あなたがもしこの魔法を使えても人形に命を吹き込んだりするのをお勧めするわ。」
魔女は苦笑いをして本を閉じた。
「さて、これが属性の基礎よ。とりあえず、あなたの属性を確かめてみましょうか?」
「はいっ!」
私は一体何属性になるのだろうかと、すみれはドキドキしていた。
ま、まあ?三属性のどれかだろうとは思うけれど…。
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