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第3章・残念なドラゴンニュートの女の子
082:軟強者
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ルイちゃんたちは水を貰って馬も貰った、お礼として村にやってきた国王軍たちの相手をする事になった。
しかし3人が女の子という事で、国王軍の騎士たちは舐めてかかって軍全体がニヤニヤしている。
「そんなに舐めてて良いでござるか? まだ拙者は分かるが、後ろのカエデ殿とシュナ殿は強敵でござるよ?」
「おいっ聞いたかよ!! コイツらは強敵なんだってよ」
自分の事は置いといてカエデちゃんとシュナちゃんは、相当な実力者だと丁寧に警告した。
しかし国王軍はルイちゃんたちが強いわけないと、大笑いして雰囲気が緩んでいるのである。
そんな軍隊の中で偉そうな奴が、騎馬の上から剣を抜いてルイちゃんの喉元に持っていく。
「良いか、このガキが。俺たちは毎日の様に訓練を積んでいる本物の強者だ………冒険者だか知らないが、お前たちの様なカスが勝てる相手じゃねぇんだよ」
「そうでござるか? そんな事を言ってる間に、お主の腕が無くなってるでござるよ?」
必要以上な煽りを騎士たちがしている為に、ルイちゃんは顔を下に向けて我慢している様に見える。
しかし次の瞬間に地面にボトッと、騎士の右腕と剣が落ちて空気が一瞬にして凍りつく。
それはルイちゃんが居合の技術で、一瞬のうちに騎士の腕を切り落としていたのである。
「うわぁああああ!!!!!」
「そんなに騒ぐ事では無いでござる。侍ならば腕の1つを無くしたくらいで騒ぐんじゃ無いでござる」
「る ルイちゃんが怖いわん………」
「中々にキレさせたらダメなタイプにゃ………」
切り落ちた腕を見た瞬間に騎士は、当たり前ではあるが腕を掴んで発狂する。
そんな騎士に対してルイちゃんは、腕を無くしたくらいで騒ぐなと、さすがの俺でも中々にビビるセリフを言った。
マジかで聞いているカエデちゃんは震えており、シュナちゃんは少しルイちゃんから距離を取っている。
「こ この俺様に対してやってくれたな!! もう死ぬ事だけは避けられないと思え!!」
「やれるもんならやれでござる!!」
「お前らっ!! コイツらを直ぐに殺せ!!」
声が裏返るほどに痛みと怒りで焦っている騎士長は、全員に対してルイちゃんたちを殺す様に指示を出した。
その号令と共に騎士たちは、ルイちゃんたちに向かって馬を走らせて襲ってくる。
「ちょっと本気でやるわん!! 獣神化を早く体得しないと、シュナちゃんたちに置いて行かれるわん!!」
早く獣神化を体得したいというカエデちゃんは、開幕から獣神化を使って騎士の頭を簡単にもぎ取った。
「そんなに本気を出さなくても良いと思うにゃ………」
テンションマックスのカエデちゃんに対して、シュナちゃんは少しローテンションで騎士に魔法を当てる。
「拙者も頭から行かせてもらうでござる!!」
カチンッと鞘から少し刀を出して、向かってくる騎士たちが間合に入った瞬間に胴体を真っ二つにした。
どうなっているのかと騎士長は腕を押さえながら困惑して、騎士たちは何をしているのかと怒鳴っている。
「そんなに死にたいか? 私たちに攻撃を仕掛けてきた時点で、お前たちが死ぬのは決まってるんだよ!!」
「うわぁ!! こっちに来るな化け物っ!!」
「カエデは化け物じゃないにゃ………」
「介錯いたす!!」
獣神化したカエデちゃんを化け物と呼んだ男を、生きた状態で会えば俺が殺してやっても良い。
しかしシュナちゃんに氷魔法で拘束されると、シュナちゃんが刀を振り上げて首を刎ねた。
「す 凄いなっ!! 本当に国王軍に勝ちやがった!!」
「ほらな。俺が言った通りだったろ?」
ルイちゃんたちの勝利を目の当たりにして、村民たちは歓声を上げて感謝をしている。
そんな歓声のシャワーを浴びた事が無い3人は、苦笑いしながら村民たちに手を振っているのである。
「クチャクチャクチャ。これは一体、どういう状況なわけ?」
「誰でござる!!」
「ルイちゃん。コイツは、さっきの奴らとオーラが違うわん」
「ちょっとヤバい匂いがするにゃ………」
意気揚々な3人のところに、器用な馬の乗り方をしてガムを噛んでいるサングラスの若い男がやってきた。
その男のオーラが国王軍の倒れている奴らよりも、遥かにヤバいと3人は悟って直ぐに戦闘態勢に入った。
「まさか、こんなガキ相手に死んでんのか? これだから軟弱な国王軍じゃあ話にならないんだ………さっさと俺を出しとけば死なずに済んだんだけどな!!」
「お前は誰わん!!」
「俺か? 俺は共和傭兵団・第7師団・師団長《オレオン=シュルーベル》様だっ!!」
第7師団の師団長《オレオン=シュルーベル》だった。
ガムをクチャクチャと態度が明らかに悪く、ルイちゃんたちは顔に嫌悪感が溢れ出している。
それでも警戒は解いておらず、いつでもオレオンに飛びかかれる準備は整っている。
「そんな怖い顔して、どうかしたのかなぁ?」
「ここから手を引けば、拙者らは手を出さないでござる」
「残念ながら、それはできないんだわぁ。俺にも教団での役割ってのがあるんでねぇ」
できる事ならば戦闘は避けたかったが、どうも引く気がない為に本当に覚悟を決めなければいけない。
「まぁ面倒だけど、やらないで怒られる方が面倒だからな」
・オリジナルスキル『柔軟化』
「えっ!? 剣がフニャフニャになったでござる!?」
驚きだ。
オレオンが剣を抜いた瞬間に、普通ならばピンッと綺麗な刃が見えるはずだが、フニャッと剣が垂れたのである。
イメージとしては布を剣の形に切った様に、上を向けた様な感じだろう。
「驚くのは、まだまだ早いぞ!!」
―――柔らかい剣―――
「剣が鞭の様にしなって戦いづらいでござる!!」
「それでも切れ味は、普通の剣と変わらないわん!!」
「目と反応速度が良くないとダメにゃ………」
フニャッとして剣は鞭の様に撓っている。
その剣は鞭の様に撓るが、キチンと剣の切れ味が残っており油断すれば傷だらけになる。
ルイちゃんは刀を上手く操って、何とか捌いているがオレオンに近寄る事ができない。
「それなら私がいくわん……ガムをクチャクチャクチャ、うるせぇんだよ!!」
「おっ? これは……獣神化か? 先祖返りをしている獣人ってのは珍しいな!!」
―――沈む地面―――
「地面が沈んだっ!?」
ルイちゃんに集中的に攻撃しているのを見て、カエデちゃんは獣神化して襲いかかる。
しかしカエデちゃんが踏み込んだ瞬間に、地面が沈んで踏ん張りが効かなくなってしまった。
驚いて地面に視線を持っていってしまい、ハッと視線を上げるとオレオンの足が顔の前まで迫っていた。
そのままカエデちゃんは防ぐ事ができずに、蹴り飛ばされてしまったのである。
「隙ありでござる!!」
「私も遅れは取らないにゃ………」
・氷魔法Level3《アイス・スピアー》
「そんな甘いんだよ!!」
カエデちゃんに意識が向いた瞬間に、ルイちゃんは刀を振り上げて斬りかかる。
しかしクルッと瞬時にルイちゃんの方を見ると、そのまま素手で刀を触ってルイちゃんの刀をヘニョヘニョにする。
そしてシュナちゃんのアイス・スピアーは普通に剣で、切り刻まれて防がれてしまったのである。
しかし3人が女の子という事で、国王軍の騎士たちは舐めてかかって軍全体がニヤニヤしている。
「そんなに舐めてて良いでござるか? まだ拙者は分かるが、後ろのカエデ殿とシュナ殿は強敵でござるよ?」
「おいっ聞いたかよ!! コイツらは強敵なんだってよ」
自分の事は置いといてカエデちゃんとシュナちゃんは、相当な実力者だと丁寧に警告した。
しかし国王軍はルイちゃんたちが強いわけないと、大笑いして雰囲気が緩んでいるのである。
そんな軍隊の中で偉そうな奴が、騎馬の上から剣を抜いてルイちゃんの喉元に持っていく。
「良いか、このガキが。俺たちは毎日の様に訓練を積んでいる本物の強者だ………冒険者だか知らないが、お前たちの様なカスが勝てる相手じゃねぇんだよ」
「そうでござるか? そんな事を言ってる間に、お主の腕が無くなってるでござるよ?」
必要以上な煽りを騎士たちがしている為に、ルイちゃんは顔を下に向けて我慢している様に見える。
しかし次の瞬間に地面にボトッと、騎士の右腕と剣が落ちて空気が一瞬にして凍りつく。
それはルイちゃんが居合の技術で、一瞬のうちに騎士の腕を切り落としていたのである。
「うわぁああああ!!!!!」
「そんなに騒ぐ事では無いでござる。侍ならば腕の1つを無くしたくらいで騒ぐんじゃ無いでござる」
「る ルイちゃんが怖いわん………」
「中々にキレさせたらダメなタイプにゃ………」
切り落ちた腕を見た瞬間に騎士は、当たり前ではあるが腕を掴んで発狂する。
そんな騎士に対してルイちゃんは、腕を無くしたくらいで騒ぐなと、さすがの俺でも中々にビビるセリフを言った。
マジかで聞いているカエデちゃんは震えており、シュナちゃんは少しルイちゃんから距離を取っている。
「こ この俺様に対してやってくれたな!! もう死ぬ事だけは避けられないと思え!!」
「やれるもんならやれでござる!!」
「お前らっ!! コイツらを直ぐに殺せ!!」
声が裏返るほどに痛みと怒りで焦っている騎士長は、全員に対してルイちゃんたちを殺す様に指示を出した。
その号令と共に騎士たちは、ルイちゃんたちに向かって馬を走らせて襲ってくる。
「ちょっと本気でやるわん!! 獣神化を早く体得しないと、シュナちゃんたちに置いて行かれるわん!!」
早く獣神化を体得したいというカエデちゃんは、開幕から獣神化を使って騎士の頭を簡単にもぎ取った。
「そんなに本気を出さなくても良いと思うにゃ………」
テンションマックスのカエデちゃんに対して、シュナちゃんは少しローテンションで騎士に魔法を当てる。
「拙者も頭から行かせてもらうでござる!!」
カチンッと鞘から少し刀を出して、向かってくる騎士たちが間合に入った瞬間に胴体を真っ二つにした。
どうなっているのかと騎士長は腕を押さえながら困惑して、騎士たちは何をしているのかと怒鳴っている。
「そんなに死にたいか? 私たちに攻撃を仕掛けてきた時点で、お前たちが死ぬのは決まってるんだよ!!」
「うわぁ!! こっちに来るな化け物っ!!」
「カエデは化け物じゃないにゃ………」
「介錯いたす!!」
獣神化したカエデちゃんを化け物と呼んだ男を、生きた状態で会えば俺が殺してやっても良い。
しかしシュナちゃんに氷魔法で拘束されると、シュナちゃんが刀を振り上げて首を刎ねた。
「す 凄いなっ!! 本当に国王軍に勝ちやがった!!」
「ほらな。俺が言った通りだったろ?」
ルイちゃんたちの勝利を目の当たりにして、村民たちは歓声を上げて感謝をしている。
そんな歓声のシャワーを浴びた事が無い3人は、苦笑いしながら村民たちに手を振っているのである。
「クチャクチャクチャ。これは一体、どういう状況なわけ?」
「誰でござる!!」
「ルイちゃん。コイツは、さっきの奴らとオーラが違うわん」
「ちょっとヤバい匂いがするにゃ………」
意気揚々な3人のところに、器用な馬の乗り方をしてガムを噛んでいるサングラスの若い男がやってきた。
その男のオーラが国王軍の倒れている奴らよりも、遥かにヤバいと3人は悟って直ぐに戦闘態勢に入った。
「まさか、こんなガキ相手に死んでんのか? これだから軟弱な国王軍じゃあ話にならないんだ………さっさと俺を出しとけば死なずに済んだんだけどな!!」
「お前は誰わん!!」
「俺か? 俺は共和傭兵団・第7師団・師団長《オレオン=シュルーベル》様だっ!!」
第7師団の師団長《オレオン=シュルーベル》だった。
ガムをクチャクチャと態度が明らかに悪く、ルイちゃんたちは顔に嫌悪感が溢れ出している。
それでも警戒は解いておらず、いつでもオレオンに飛びかかれる準備は整っている。
「そんな怖い顔して、どうかしたのかなぁ?」
「ここから手を引けば、拙者らは手を出さないでござる」
「残念ながら、それはできないんだわぁ。俺にも教団での役割ってのがあるんでねぇ」
できる事ならば戦闘は避けたかったが、どうも引く気がない為に本当に覚悟を決めなければいけない。
「まぁ面倒だけど、やらないで怒られる方が面倒だからな」
・オリジナルスキル『柔軟化』
「えっ!? 剣がフニャフニャになったでござる!?」
驚きだ。
オレオンが剣を抜いた瞬間に、普通ならばピンッと綺麗な刃が見えるはずだが、フニャッと剣が垂れたのである。
イメージとしては布を剣の形に切った様に、上を向けた様な感じだろう。
「驚くのは、まだまだ早いぞ!!」
―――柔らかい剣―――
「剣が鞭の様にしなって戦いづらいでござる!!」
「それでも切れ味は、普通の剣と変わらないわん!!」
「目と反応速度が良くないとダメにゃ………」
フニャッとして剣は鞭の様に撓っている。
その剣は鞭の様に撓るが、キチンと剣の切れ味が残っており油断すれば傷だらけになる。
ルイちゃんは刀を上手く操って、何とか捌いているがオレオンに近寄る事ができない。
「それなら私がいくわん……ガムをクチャクチャクチャ、うるせぇんだよ!!」
「おっ? これは……獣神化か? 先祖返りをしている獣人ってのは珍しいな!!」
―――沈む地面―――
「地面が沈んだっ!?」
ルイちゃんに集中的に攻撃しているのを見て、カエデちゃんは獣神化して襲いかかる。
しかしカエデちゃんが踏み込んだ瞬間に、地面が沈んで踏ん張りが効かなくなってしまった。
驚いて地面に視線を持っていってしまい、ハッと視線を上げるとオレオンの足が顔の前まで迫っていた。
そのままカエデちゃんは防ぐ事ができずに、蹴り飛ばされてしまったのである。
「隙ありでござる!!」
「私も遅れは取らないにゃ………」
・氷魔法Level3《アイス・スピアー》
「そんな甘いんだよ!!」
カエデちゃんに意識が向いた瞬間に、ルイちゃんは刀を振り上げて斬りかかる。
しかしクルッと瞬時にルイちゃんの方を見ると、そのまま素手で刀を触ってルイちゃんの刀をヘニョヘニョにする。
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