87 / 201
第3章・残念なドラゴンニュートの女の子
085:無関心な奴
しおりを挟む
俺たちは国王軍を倒し仕切り直して出発しようとしていたところに、新たに軍隊がやってきた。
それが共和傭兵団の人間たちだと分かると、逃がしてくれるとは思わなかったので戦う覚悟を決める。
「さてと、どんな化け物が相手になるのかなぁ………」
俺はエッタさんたちに雑魚狩りを任せて、俺は師団長クラスの人間に集中する。
俺が集中したタイミングで騎馬隊が到着し、互いの間が10メートルくらいのところで止まった。
「お前らが、サブマスターを殺した冒険者だと解釈しているが、それで間違いはないだろうな?」
「あぁ何の間違いもないけど、アンタらは?」
「俺たちは共和傭兵団・第5師団………そして俺が師団長の《ノール=マイン=ファルバールド》だ」
この師団長の目は苦手だ。
何を見ているのだろうかと思う程に、俺を見ているが俺を見ていない感じがする。
目は正気がなく飲み込まれてしまうのではないかと感じて、生唾をゴクッと飲むほどである。
「国王。いや、カホアール教団・教祖であるオリヴァー様の名において………お前たちを処刑する」
「そうかよ。そう簡単に、はいそうですねってなると思ったか? それ相応の対応はさせてもらうぞ!!」
「良いさ。結局は、この世から魂を放出する事になる………神スミカ様を崇めない人間は等しく地獄だ」
「とんだ神様を信じてるみたいだな………その目を命と引き換えに覚させてやるよ」
やはり言う事は同じだった。
この人間たちからすれば、俺たちは神の意志に反する人間で邪魔な存在なんだろう。
しかし俺たちからすれば人を集め国を奪い、神の名を使って多くの人間たちを不幸にしている。
そんな人間を許すわけにはいかない。
ここで俺たちが共和傭兵団を打ち負かすしか、全ての人間に平穏を与える方法は存在しない。
「さてと早速だが始めようか………異端審問をなっ!!」
・スキル:高速移動魔法Level2
・スキル:斬撃魔法Level2
――――残像の太刀――――
「残念だったな。手応えは良かっただろうが、この僕に魔法なんてチャチなものは通用しないよ………こっちの番だ」
―刀脚―
「うっ!? フランターヤが使ってた……マーシャルアーツって奴だったか?」
俺は開幕早々に攻撃を当てたのであるが、ノール師団長は傷1つ無いどころか、無表情で涼しい顔をしていた。
そのまま俺に対してマーシャルアーツの1つである《刀脚》を打って反撃してきた。
それは何とか剣で防いだが、生身の足が剣に触れただけと言うのに剣と剣がぶつかった時の生々しい音がする。
ここにきてマーシャルアーツの凄さを痛感する。
「魔法が通用しないだと? 何らかのバリアを出すオリジナルスキルとか………そういうわけじゃなさそうだな」
「考えはまとまったか? 今度は、こっちから行くぞ………」
―鉄拳―
「くっそ!! このパンチが重いんだよ………マーシャルアーツが面倒すぎるな!!」
俺の頭の中は考えでグルグルッと回っている。
しかしノールに魔法が効かない理由が思いつかない。
そんな事を考えている時に、ノールが攻めてきて鉄拳で俺の腹を殴り飛ばす。
なんとか鳩尾を防いで戦闘不能にはならなかったが、魔法が効かない理由を解明しなければ勝利は難しい。
「そんなに考えても分からないのか? スミカ様の素晴らしさも分からなければ、知能も大して高くないのか………これは神すらも手の施しようが無いな」
「止めるんじゃねぇよ!!」
・炎魔法Level1《ファイヤーボール》
・風魔法Level1《ウィンドボール》
・斬撃魔法Level3
―――獄炎の竜巻き―――
「だから何度、言ったら理解するんだ? 僕に魔法は通用しないと言っているだろ………そろそろイライラしてくるぞ」
どうして俺の魔法が通用しないんだ。
いや。俺の魔法が通用していないわけじゃ無い。
誰の魔法であろうと、このノールという男の前では無効化されているのだろう。
そうなれば魔法が、ノールに効かない理由というのは1つしか導き出されない。
「まさか魔法完全無効化のオリジナルスキルか………」
「やっと正解したのか。その通り……僕の持っているオリジナルスキルは《魔法無効化》だよ」
まさかまさかの魔法完全無効なのかよ。
そりゃあ俺の魔法が通用するわけがない。
この世界において魔法完全無効は、これ以上ない程に最強格のオリジナルスキルだろう。
そこで俺には1つの疑問が頭の中に浮かぶのだが、その疑問とは本人は魔法を使えるのだろうかという事だ。
「1つ聞きたい事がある」
「なんだ? まぁ冥土の土産には、ちょうど良いかもな。1つだけ答えてやっても良いぞ」
「そうか。それは感謝しなきゃな………お前の魔法完全無効化は自分にも効くんじゃないのか?」
「へぇ。頭が悪いと思ったけど、そこには早く気がつくんだ……確かに僕も魔法を使用する事はできない。でも、それを補う程の体術を身につけたんだよ」
そういう事か。
マーシャルアーツを上手く使ってくると思ったが、相手の魔法を無効化する代わりに自分も使用できないというハンデを、マイナスに考えずプラスに変換させた。
そこに関しては敵ながらに天晴れと言えて、体術だけならば俺よりも強いのかもしれない。
しかし俺はノールが自分も魔法を使えないという事以外に、ある弱点があるのでは無いかと思っている。
「お前、もしかして身体強化系の魔法は防げないんじゃないか」
「ほぉ。そこに気がついたのは、お前が初めてだよ………思ったよりかはIQが高いのかもしれないね」
やっぱりそうだ。
ノールは体の外に放出される魔法は防げて、身体強化とかの魔法系は防げない事が分かった。
その方法で戦うのも手段の1つではあるが、色々なオリジナルスキルを持っている俺とは相性が悪いみたいだ。
「さてと剣が綱体で防がれるのが分かっているんだから、今回は愛剣は封印させてもらうか………」
「魔法を使わなくても僕に勝てると? 何の根拠もない自信というのは滑稽に見えるぞ?」
「何の根拠も無いだって? そっちの目が節穴なのか、それとも俺がホラ吹き野郎なのか………勝負が終わってみたら分かる事なんだよ」
「相当な自信があるみたいだな。それなら見せてみてよ………君のいう勝ち筋っていうのをさ」
やっぱり俺の想像通りだ。
ここを早く突破して王都に向かいたいので、最初からフルで戦ってやると俺は指と首の骨を鳴らす。
「最初からフルで行かせてもらうが、面白いものを見せてやる」
・オリジナルスキル『牛変化』
「変化系のオリジナルスキルなのか………確かに面白い。だけど、それが僕に勝てる理由?」
俺が牛変化に変化すると、少しハッとした顔をしたノールだが、直ぐにスッと真顔に戻った。
これが自分に勝つ理由なのかと、ノールは冷めた声でオリジナルスキルについて下に見る発言をされた。
そんなのに怒る程、俺も子供じゃないので実践して見せようとバイソンで突進する。
「そんな牛になったからって、僕の綱体に敵うわけない」
「受けてみたら分かるさ!!」
俺の牛パンチがノールの腹に直撃した。
しかしノールの腹は鋼鉄の様に硬く、ノール自身も効いていないと自慢げな顔をする。
それが共和傭兵団の人間たちだと分かると、逃がしてくれるとは思わなかったので戦う覚悟を決める。
「さてと、どんな化け物が相手になるのかなぁ………」
俺はエッタさんたちに雑魚狩りを任せて、俺は師団長クラスの人間に集中する。
俺が集中したタイミングで騎馬隊が到着し、互いの間が10メートルくらいのところで止まった。
「お前らが、サブマスターを殺した冒険者だと解釈しているが、それで間違いはないだろうな?」
「あぁ何の間違いもないけど、アンタらは?」
「俺たちは共和傭兵団・第5師団………そして俺が師団長の《ノール=マイン=ファルバールド》だ」
この師団長の目は苦手だ。
何を見ているのだろうかと思う程に、俺を見ているが俺を見ていない感じがする。
目は正気がなく飲み込まれてしまうのではないかと感じて、生唾をゴクッと飲むほどである。
「国王。いや、カホアール教団・教祖であるオリヴァー様の名において………お前たちを処刑する」
「そうかよ。そう簡単に、はいそうですねってなると思ったか? それ相応の対応はさせてもらうぞ!!」
「良いさ。結局は、この世から魂を放出する事になる………神スミカ様を崇めない人間は等しく地獄だ」
「とんだ神様を信じてるみたいだな………その目を命と引き換えに覚させてやるよ」
やはり言う事は同じだった。
この人間たちからすれば、俺たちは神の意志に反する人間で邪魔な存在なんだろう。
しかし俺たちからすれば人を集め国を奪い、神の名を使って多くの人間たちを不幸にしている。
そんな人間を許すわけにはいかない。
ここで俺たちが共和傭兵団を打ち負かすしか、全ての人間に平穏を与える方法は存在しない。
「さてと早速だが始めようか………異端審問をなっ!!」
・スキル:高速移動魔法Level2
・スキル:斬撃魔法Level2
――――残像の太刀――――
「残念だったな。手応えは良かっただろうが、この僕に魔法なんてチャチなものは通用しないよ………こっちの番だ」
―刀脚―
「うっ!? フランターヤが使ってた……マーシャルアーツって奴だったか?」
俺は開幕早々に攻撃を当てたのであるが、ノール師団長は傷1つ無いどころか、無表情で涼しい顔をしていた。
そのまま俺に対してマーシャルアーツの1つである《刀脚》を打って反撃してきた。
それは何とか剣で防いだが、生身の足が剣に触れただけと言うのに剣と剣がぶつかった時の生々しい音がする。
ここにきてマーシャルアーツの凄さを痛感する。
「魔法が通用しないだと? 何らかのバリアを出すオリジナルスキルとか………そういうわけじゃなさそうだな」
「考えはまとまったか? 今度は、こっちから行くぞ………」
―鉄拳―
「くっそ!! このパンチが重いんだよ………マーシャルアーツが面倒すぎるな!!」
俺の頭の中は考えでグルグルッと回っている。
しかしノールに魔法が効かない理由が思いつかない。
そんな事を考えている時に、ノールが攻めてきて鉄拳で俺の腹を殴り飛ばす。
なんとか鳩尾を防いで戦闘不能にはならなかったが、魔法が効かない理由を解明しなければ勝利は難しい。
「そんなに考えても分からないのか? スミカ様の素晴らしさも分からなければ、知能も大して高くないのか………これは神すらも手の施しようが無いな」
「止めるんじゃねぇよ!!」
・炎魔法Level1《ファイヤーボール》
・風魔法Level1《ウィンドボール》
・斬撃魔法Level3
―――獄炎の竜巻き―――
「だから何度、言ったら理解するんだ? 僕に魔法は通用しないと言っているだろ………そろそろイライラしてくるぞ」
どうして俺の魔法が通用しないんだ。
いや。俺の魔法が通用していないわけじゃ無い。
誰の魔法であろうと、このノールという男の前では無効化されているのだろう。
そうなれば魔法が、ノールに効かない理由というのは1つしか導き出されない。
「まさか魔法完全無効化のオリジナルスキルか………」
「やっと正解したのか。その通り……僕の持っているオリジナルスキルは《魔法無効化》だよ」
まさかまさかの魔法完全無効なのかよ。
そりゃあ俺の魔法が通用するわけがない。
この世界において魔法完全無効は、これ以上ない程に最強格のオリジナルスキルだろう。
そこで俺には1つの疑問が頭の中に浮かぶのだが、その疑問とは本人は魔法を使えるのだろうかという事だ。
「1つ聞きたい事がある」
「なんだ? まぁ冥土の土産には、ちょうど良いかもな。1つだけ答えてやっても良いぞ」
「そうか。それは感謝しなきゃな………お前の魔法完全無効化は自分にも効くんじゃないのか?」
「へぇ。頭が悪いと思ったけど、そこには早く気がつくんだ……確かに僕も魔法を使用する事はできない。でも、それを補う程の体術を身につけたんだよ」
そういう事か。
マーシャルアーツを上手く使ってくると思ったが、相手の魔法を無効化する代わりに自分も使用できないというハンデを、マイナスに考えずプラスに変換させた。
そこに関しては敵ながらに天晴れと言えて、体術だけならば俺よりも強いのかもしれない。
しかし俺はノールが自分も魔法を使えないという事以外に、ある弱点があるのでは無いかと思っている。
「お前、もしかして身体強化系の魔法は防げないんじゃないか」
「ほぉ。そこに気がついたのは、お前が初めてだよ………思ったよりかはIQが高いのかもしれないね」
やっぱりそうだ。
ノールは体の外に放出される魔法は防げて、身体強化とかの魔法系は防げない事が分かった。
その方法で戦うのも手段の1つではあるが、色々なオリジナルスキルを持っている俺とは相性が悪いみたいだ。
「さてと剣が綱体で防がれるのが分かっているんだから、今回は愛剣は封印させてもらうか………」
「魔法を使わなくても僕に勝てると? 何の根拠もない自信というのは滑稽に見えるぞ?」
「何の根拠も無いだって? そっちの目が節穴なのか、それとも俺がホラ吹き野郎なのか………勝負が終わってみたら分かる事なんだよ」
「相当な自信があるみたいだな。それなら見せてみてよ………君のいう勝ち筋っていうのをさ」
やっぱり俺の想像通りだ。
ここを早く突破して王都に向かいたいので、最初からフルで戦ってやると俺は指と首の骨を鳴らす。
「最初からフルで行かせてもらうが、面白いものを見せてやる」
・オリジナルスキル『牛変化』
「変化系のオリジナルスキルなのか………確かに面白い。だけど、それが僕に勝てる理由?」
俺が牛変化に変化すると、少しハッとした顔をしたノールだが、直ぐにスッと真顔に戻った。
これが自分に勝つ理由なのかと、ノールは冷めた声でオリジナルスキルについて下に見る発言をされた。
そんなのに怒る程、俺も子供じゃないので実践して見せようとバイソンで突進する。
「そんな牛になったからって、僕の綱体に敵うわけない」
「受けてみたら分かるさ!!」
俺の牛パンチがノールの腹に直撃した。
しかしノールの腹は鋼鉄の様に硬く、ノール自身も効いていないと自慢げな顔をする。
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる