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貫かれている女は、時折くぐもった嬌声を上げながらも両手でガシリと黒髪の女の腰を捕まえて一心に秘所を舐っている。
奉仕されている黒髪の女といえば、既に足に力が入らなくなってきているのか、ガクガクと膝を小刻みに揺らしながら項垂れて首を左右に振っていた。
「んぅ!うぅ、……ぅぅ、」
猿轡の奥から漏れる喘ぎの甘さに、クライヴは思わず女の頷に手をかける。
女の頬に艶のある黒い髪が張りつくのを、そっと手で払ってやる。涙で潤んだ瞳が少しだけ細められ、それ以上の情事を望んでいるようにも見えた。
しかし、とクライヴは思う。
協会の女でなければ、この女にとってこの状況は不服なのではないだろうか。
それでも大した抵抗もないところをみると、……いや、そういえば、両手を拘束されて猿轡をされている状態で抵抗も何もあったもんじゃないか。
けれど、女があまりにも気持ちよさそうに目を細めるので、クライヴも先ほど自身がはだけた女の胸元を弄りその両の頂を、くり、と捏ねてやる。
すると、びくん!と大きく喉をさらして仰け反り、ガクガクと腰を揺らした。
達したか。
すると、挿入している蜜壺もあわせて、きゅう、と閉まり蠢きはじめる。
たまらないな。
癖になりそうで、これは、やばい。
3人でヤるというのも、悪くない。
悪くない。
クライヴは衝動的に、達したばかりで放心している女の猿轡を無理やり下にずらすと、布に擦られて赤く色づいた唇に貪りついた。
女は半開きに口を開けていたので初めから遠慮なく舌を侵入させる。
「んん、……ふぅ、んぁ、」
女から漏れる吐息さえ甘く、一心にその小さな舌を絡め取る。上顎の歯茎に近いところをなぞれば全身を震わせてしなだれかかってこようとする。
下に寝そべる女に挿れた男根をゆるやかに前後して、ゆすり続けていると、やがてビクンッと女の腰が跳ね一層つよく締め付けられた。
「ん!あ、あぁ、うぅ……、」
それに合わせて唇を重ねる女が大きく目を見開き、絡めた舌の間からくぐもった嬌声をあげる。黒く長い髪は汗で艶めき頬に張りついて何ともいえない色香を纏わす。
そんな女に見惚れながら、急に良くなった反応にチラリと下に視線を向ければ、腰をがっちりとホールドしていた栗色の髪の女の右手がスカートの中へと消えている。
大方蕾を弄られているか、指を何本か挿入されてしまったのだろう。
この反応を引き出しているのが自分ではないことに、若干の苛立たしさを覚えて負けじと重ねたくちびるから漏れ出た唾液を右手の指先へとなすりつけ、再度その豊かな膨らみの頂へとぬるりと這わす。
奉仕されている黒髪の女といえば、既に足に力が入らなくなってきているのか、ガクガクと膝を小刻みに揺らしながら項垂れて首を左右に振っていた。
「んぅ!うぅ、……ぅぅ、」
猿轡の奥から漏れる喘ぎの甘さに、クライヴは思わず女の頷に手をかける。
女の頬に艶のある黒い髪が張りつくのを、そっと手で払ってやる。涙で潤んだ瞳が少しだけ細められ、それ以上の情事を望んでいるようにも見えた。
しかし、とクライヴは思う。
協会の女でなければ、この女にとってこの状況は不服なのではないだろうか。
それでも大した抵抗もないところをみると、……いや、そういえば、両手を拘束されて猿轡をされている状態で抵抗も何もあったもんじゃないか。
けれど、女があまりにも気持ちよさそうに目を細めるので、クライヴも先ほど自身がはだけた女の胸元を弄りその両の頂を、くり、と捏ねてやる。
すると、びくん!と大きく喉をさらして仰け反り、ガクガクと腰を揺らした。
達したか。
すると、挿入している蜜壺もあわせて、きゅう、と閉まり蠢きはじめる。
たまらないな。
癖になりそうで、これは、やばい。
3人でヤるというのも、悪くない。
悪くない。
クライヴは衝動的に、達したばかりで放心している女の猿轡を無理やり下にずらすと、布に擦られて赤く色づいた唇に貪りついた。
女は半開きに口を開けていたので初めから遠慮なく舌を侵入させる。
「んん、……ふぅ、んぁ、」
女から漏れる吐息さえ甘く、一心にその小さな舌を絡め取る。上顎の歯茎に近いところをなぞれば全身を震わせてしなだれかかってこようとする。
下に寝そべる女に挿れた男根をゆるやかに前後して、ゆすり続けていると、やがてビクンッと女の腰が跳ね一層つよく締め付けられた。
「ん!あ、あぁ、うぅ……、」
それに合わせて唇を重ねる女が大きく目を見開き、絡めた舌の間からくぐもった嬌声をあげる。黒く長い髪は汗で艶めき頬に張りついて何ともいえない色香を纏わす。
そんな女に見惚れながら、急に良くなった反応にチラリと下に視線を向ければ、腰をがっちりとホールドしていた栗色の髪の女の右手がスカートの中へと消えている。
大方蕾を弄られているか、指を何本か挿入されてしまったのだろう。
この反応を引き出しているのが自分ではないことに、若干の苛立たしさを覚えて負けじと重ねたくちびるから漏れ出た唾液を右手の指先へとなすりつけ、再度その豊かな膨らみの頂へとぬるりと這わす。
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