終焉の謳い手~破壊の騎士と旋律の戦姫~

惑星アルカディア。
世界は絶えず起こる争いと魔獣の出現、マナ欠乏症に悩まされており、混沌としていた。

そんな中、エターク王国の騎士ルーカスは、記憶喪失の詠唱士(コラール)イリアと出会う。
二人は既知の仲であったが、記憶喪失となったイリアはルーカスを覚えていなかった。

〝呪詛〟により記憶を封じられたイリア。
記憶がない事で不安を抱き、呪詛に苦しむ彼女を見て、ルーカスは決意する。

かつて絶望の淵にいた自分を彼女が救ってくれたように、今度は自分が彼女を助け、救いとなろう。と。

そうして、誓う。
「この名に懸けて誓おう。君を助け、君の力になる」——と。


〝破壊の力〟を宿す、ルーカスが抱える悲劇の過去。

イリアが記憶喪失となった原因に関わりのある陰謀。

魔獣を生み出す門(ゲート)。

不穏な動きを見せるアルカディア教団。

エターク王国と敵対するアディシェス帝国。

そして二人の過去を繋ぐ——歌。


散りばめられた謎が線に繋がる時、真実への扉が開く。


これは剣と魔法、歌と愛で紡ぐ、救済と終焉の物語。
ダークでスイートなバトルロマンスファンタジー、開幕。
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