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心の傷 1
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喉元にあるサヤの口が、呼吸を止めたのを肌で感じる。
腕の中で硬直したサヤに、正直、激しく動揺していた。
こういったことを、サヤがどの様に感じるかは、今までの経験で重々承知している。
なのに俺は、我を通す為に、言葉を発してしまった。
「好きだ、ごめんっ。迷惑なのは分かってる。
俺が勝手に、そう思っているだけだから、サヤは何も、気にしなくて良いんだ。
ただ、これだけは理解して欲しい、俺はサヤの事を、重荷だとか、負担だなんて、これっぽっちも思ってない。
俺がやりたくてやってるんだ。自分の為に、こうしてる。
だから、お願いだから……この世界にいる間の時間を、俺にくれないか。何も言わずに、消えたりしないでくれ……」
サヤの幸せが一番大切だ。
だから、サヤが帰ることを、止めたりはしない。
本当なら、会うはずもなかった俺たちだから。
それが本来の、あるべき形だから。
俺がどう思うかは関係ない。例えそれがどれ程辛いことでも、受け入れなきゃいけないと分かっている。
だから、せめてここにいる間の時間を、俺に与えてほしかった。
好きになってもらいたいわけじゃない。
どれだけの時間を、サヤと共有したって満たされないのだということも、分かっているけれど……俺が手に入れることを、許してほしかったのだ。
一方で、そんなことを口にしている自分に、なんて格好悪いのだろうかと幻滅もしていた。
女々しいにも程がある。
勝手に好きになって、縋って、懇願している。しかもサヤは、そういったことを嫌っていると、知っているのにだ。
俺はサヤに、針の筵に座り続けていろと、言っている。
こんな理不尽なことってないだろう。
一気に喋って、腕の中の、艶やかな黒髪を見下ろす。
震えては、いない……。だけど、何の反応も、無い……。
恐怖で微動だに出来ない程に固まってしまっているのだろうか?
暫くそのまま、サヤの返事を待ち、ただ時が経つのを耐えたけれど、あまりの反応の無さに、どんどん居た堪れなくなった。
「……サヤ?」
「⁉︎」
恐る恐る顔を覗き込もうと、腕の力を少し緩めた途端、突き飛ばされて、寝台の縁に後頭部を強打する。
だけど痛みよりも、拒絶されたという事実の方が重要で、慌てて身を起こした。
今すぐ謝ろうと、決意を固める。
迷惑に決まってる。最低なことを言った自覚もある。
だってサヤはカナくんを想っていて、たった一人、放り出されたこの世界で、サヤの安全を守るべき立場の俺が、サヤが一番嫌であろうことを口にしたのだ。
勇気を振り絞って、顔を上げたら……、背を向けたサヤが、寝台の端で、小さく縮こまっていた。
か細い声で、
「…………こ、こんといて、後生やから……」
明確な、拒絶。
ああ、やっぱり、こうなるよな……。
「うん、分かった。サヤが嫌なことは、しない。約束する。
だからサヤも約束して。何も言わず、勝手にいなくなったりしないって。
俺は言ったよ。この世界でのサヤの家は、ここだって」
思っていたより、衝撃は少ないなと、心の片隅で考えながら、俺は頭をぶつけた寝台の縁に背中を預けた。
それも道理ではある。受け入れられるだなんて、思ってもいなかったから。
なるべくしてなった。それだけのことだ。
後頭部をさすりつつ、そんな風に思っていたら、サヤから「なんで、知って……?」と、疑問が投げかけられる。うん、知ってたというか……。元々何か、動いていたのは分かっていたし……。
「そんな風に、考えてる顔してた、から?
今サヤが、雨季が終わったら、どこかに行ってしまうつもりだって、急にそう思ったんだよ。
俺の勘違いならそれで良かったんだけど、そうじゃなかったみたいだな。
なんで……そんな風に考えたの?帰り方を探す約束のせい?その約束が、俺の負担になるとでも思ったの……」
問いかける度に、サヤの雰囲気が変化する。
不安や、恐怖、混乱、羞恥、自己嫌悪。そんな雑多なものが渦巻いている様子に、伝える前よりお互いの心の距離が開いてしまったかなと、そんな風に考えたら、笑えてきた。
もう、俺はサヤの支えには、なれないのだろうな……。
失いたくなくて、足掻こうと思って、だけどやっぱり、無理だった。
「心配しなくても、それは俺が、やりたくてやってるだけだよ。
サヤに何も出来てない。俺はこんなにたくさん、与えられてるのに。
だから、なんでも良い、サヤの為に何かをしたかったんだ。
サヤが一番欲しいものを、俺がサヤに捧げたかった。サヤに故郷を、カナくんを、家族を、取り戻したかった」
「なんで、そないに……」
「なんで?
それは、サヤが好きだからだろうと、思うけど」
それ以外に無い。
サヤが好きだから、サヤに幸せであってほしい、心安らかでいてほしいと、そう願うのだ。
だから、サヤが近付かないでと言うなら、そうする。俺がサヤにできることは、全部受け入れようと思える。
例えそれが、望まないことであったとしても。
俺の返答に、サヤはしばし、呆然としていた。
そうしていたかと思うと、急に、慌ててかぶりを振る。
「違うとる! レイは、私のこと、子供やって言うてたやろ⁉︎」
妙な言葉選びに、一体何を言いたいのかが分からなかった。
けれど、男装のサヤは十四歳という設定だ。それを踏まえて子供と表現することは、多々あったかなと思い出す。
「それは、男装したサヤが十四歳となっているからだろ。
別にサヤを子供だと思ってるわけじゃない」
「嘘! そないな筈ない!」
……なんでそんな必死に否定されなきゃならないんだ……?
ていうか、拘る部分がよく分からない……。頑ななサヤに、ちょっと頭がついていけない。
「そこって、そんなに重要?」
「レイのは、好きと違う。そういうのんと……!
好き言うのは……あっ、そういう、こと? 妹とか、子猫とか、そういうのんを思う、好き?」
急に気の抜けた声で、そんなことを言い出すサヤ。
頭を殴られたような衝撃を受けた。さっきぶつけた比じゃない。
なんで⁉︎ なんでそっちに解釈する⁉︎ わざと⁉︎ この歳になって、俺が恋愛感情がどういったものかも、理解していないとでも⁉︎
「違うに決まってるだろ⁉︎
俺の言ってるのは、一生を捧げる覚悟を決める方の好きだよ!」
「違うとる! レイのは、そういうのんやない! 同情とか、父性本能とか……そういう、勘違いしとる、恋愛感情やない!」
「なんでサヤに俺の気持ちの分類が分かるんだよ⁉︎ 俺は本当に……っ」
「分かるもん! そういうのんは、気持ち悪いんやって、知ってるし‼︎」
半分叫ぶみたいに、サヤは言った。
叫んでから、びくりと身体を緊張させて、まるで恐れるみたいに身を縮こませる。
「っ……か、かんにん…………」
何に対する謝罪か、すぐには理解出来なかった。
少し考えて、好意を、気持ち悪いと表現したことかと、見当をつける。
好きが、サヤは、気持ち悪い……。
それでやっと、サヤが言っていたことを、理解出来た。
サヤは、好きだと言われることを、気持ち悪いと感じたことがある。
その経験を、したことがある。
自分に好意を抱いてくれたその相手を、嫌悪してしまった。受け入れられなかったのだ。
そんなこと、彼女が望んだ結果であるはずがない。でも、彼女はそう感じてしまう。
それくらい、幼い頃に受けた心の傷、男性に対する恐怖は、身に染み付いているのだろう。
つまり俺は、そんなものを、サヤに押し付けようとしていたわけで……?
そこまで考えて、違和感に気が付いた。
気持ち悪いんやって、知ってる……。って、言った。
なのに、俺の好きは、違うって言った? 同情とか、妹を想う様な好きだって?
「……サヤ、俺の好きは、気持ち悪いの?」
俺の問いに、より一層小さく縮こまってしまう。
答えは返らない。なら…………、
「……カナくん、は…………?」
びくりと跳ねた。
質問を拒否するみたいに、聞きたくないと言う様に、いやいやと激しく頭を振る。
それでもう、確信を持った。分かってしまった。
サヤが、受け入れられなかったのは…………カナくん、だったのだ……。
腕の中で硬直したサヤに、正直、激しく動揺していた。
こういったことを、サヤがどの様に感じるかは、今までの経験で重々承知している。
なのに俺は、我を通す為に、言葉を発してしまった。
「好きだ、ごめんっ。迷惑なのは分かってる。
俺が勝手に、そう思っているだけだから、サヤは何も、気にしなくて良いんだ。
ただ、これだけは理解して欲しい、俺はサヤの事を、重荷だとか、負担だなんて、これっぽっちも思ってない。
俺がやりたくてやってるんだ。自分の為に、こうしてる。
だから、お願いだから……この世界にいる間の時間を、俺にくれないか。何も言わずに、消えたりしないでくれ……」
サヤの幸せが一番大切だ。
だから、サヤが帰ることを、止めたりはしない。
本当なら、会うはずもなかった俺たちだから。
それが本来の、あるべき形だから。
俺がどう思うかは関係ない。例えそれがどれ程辛いことでも、受け入れなきゃいけないと分かっている。
だから、せめてここにいる間の時間を、俺に与えてほしかった。
好きになってもらいたいわけじゃない。
どれだけの時間を、サヤと共有したって満たされないのだということも、分かっているけれど……俺が手に入れることを、許してほしかったのだ。
一方で、そんなことを口にしている自分に、なんて格好悪いのだろうかと幻滅もしていた。
女々しいにも程がある。
勝手に好きになって、縋って、懇願している。しかもサヤは、そういったことを嫌っていると、知っているのにだ。
俺はサヤに、針の筵に座り続けていろと、言っている。
こんな理不尽なことってないだろう。
一気に喋って、腕の中の、艶やかな黒髪を見下ろす。
震えては、いない……。だけど、何の反応も、無い……。
恐怖で微動だに出来ない程に固まってしまっているのだろうか?
暫くそのまま、サヤの返事を待ち、ただ時が経つのを耐えたけれど、あまりの反応の無さに、どんどん居た堪れなくなった。
「……サヤ?」
「⁉︎」
恐る恐る顔を覗き込もうと、腕の力を少し緩めた途端、突き飛ばされて、寝台の縁に後頭部を強打する。
だけど痛みよりも、拒絶されたという事実の方が重要で、慌てて身を起こした。
今すぐ謝ろうと、決意を固める。
迷惑に決まってる。最低なことを言った自覚もある。
だってサヤはカナくんを想っていて、たった一人、放り出されたこの世界で、サヤの安全を守るべき立場の俺が、サヤが一番嫌であろうことを口にしたのだ。
勇気を振り絞って、顔を上げたら……、背を向けたサヤが、寝台の端で、小さく縮こまっていた。
か細い声で、
「…………こ、こんといて、後生やから……」
明確な、拒絶。
ああ、やっぱり、こうなるよな……。
「うん、分かった。サヤが嫌なことは、しない。約束する。
だからサヤも約束して。何も言わず、勝手にいなくなったりしないって。
俺は言ったよ。この世界でのサヤの家は、ここだって」
思っていたより、衝撃は少ないなと、心の片隅で考えながら、俺は頭をぶつけた寝台の縁に背中を預けた。
それも道理ではある。受け入れられるだなんて、思ってもいなかったから。
なるべくしてなった。それだけのことだ。
後頭部をさすりつつ、そんな風に思っていたら、サヤから「なんで、知って……?」と、疑問が投げかけられる。うん、知ってたというか……。元々何か、動いていたのは分かっていたし……。
「そんな風に、考えてる顔してた、から?
今サヤが、雨季が終わったら、どこかに行ってしまうつもりだって、急にそう思ったんだよ。
俺の勘違いならそれで良かったんだけど、そうじゃなかったみたいだな。
なんで……そんな風に考えたの?帰り方を探す約束のせい?その約束が、俺の負担になるとでも思ったの……」
問いかける度に、サヤの雰囲気が変化する。
不安や、恐怖、混乱、羞恥、自己嫌悪。そんな雑多なものが渦巻いている様子に、伝える前よりお互いの心の距離が開いてしまったかなと、そんな風に考えたら、笑えてきた。
もう、俺はサヤの支えには、なれないのだろうな……。
失いたくなくて、足掻こうと思って、だけどやっぱり、無理だった。
「心配しなくても、それは俺が、やりたくてやってるだけだよ。
サヤに何も出来てない。俺はこんなにたくさん、与えられてるのに。
だから、なんでも良い、サヤの為に何かをしたかったんだ。
サヤが一番欲しいものを、俺がサヤに捧げたかった。サヤに故郷を、カナくんを、家族を、取り戻したかった」
「なんで、そないに……」
「なんで?
それは、サヤが好きだからだろうと、思うけど」
それ以外に無い。
サヤが好きだから、サヤに幸せであってほしい、心安らかでいてほしいと、そう願うのだ。
だから、サヤが近付かないでと言うなら、そうする。俺がサヤにできることは、全部受け入れようと思える。
例えそれが、望まないことであったとしても。
俺の返答に、サヤはしばし、呆然としていた。
そうしていたかと思うと、急に、慌ててかぶりを振る。
「違うとる! レイは、私のこと、子供やって言うてたやろ⁉︎」
妙な言葉選びに、一体何を言いたいのかが分からなかった。
けれど、男装のサヤは十四歳という設定だ。それを踏まえて子供と表現することは、多々あったかなと思い出す。
「それは、男装したサヤが十四歳となっているからだろ。
別にサヤを子供だと思ってるわけじゃない」
「嘘! そないな筈ない!」
……なんでそんな必死に否定されなきゃならないんだ……?
ていうか、拘る部分がよく分からない……。頑ななサヤに、ちょっと頭がついていけない。
「そこって、そんなに重要?」
「レイのは、好きと違う。そういうのんと……!
好き言うのは……あっ、そういう、こと? 妹とか、子猫とか、そういうのんを思う、好き?」
急に気の抜けた声で、そんなことを言い出すサヤ。
頭を殴られたような衝撃を受けた。さっきぶつけた比じゃない。
なんで⁉︎ なんでそっちに解釈する⁉︎ わざと⁉︎ この歳になって、俺が恋愛感情がどういったものかも、理解していないとでも⁉︎
「違うに決まってるだろ⁉︎
俺の言ってるのは、一生を捧げる覚悟を決める方の好きだよ!」
「違うとる! レイのは、そういうのんやない! 同情とか、父性本能とか……そういう、勘違いしとる、恋愛感情やない!」
「なんでサヤに俺の気持ちの分類が分かるんだよ⁉︎ 俺は本当に……っ」
「分かるもん! そういうのんは、気持ち悪いんやって、知ってるし‼︎」
半分叫ぶみたいに、サヤは言った。
叫んでから、びくりと身体を緊張させて、まるで恐れるみたいに身を縮こませる。
「っ……か、かんにん…………」
何に対する謝罪か、すぐには理解出来なかった。
少し考えて、好意を、気持ち悪いと表現したことかと、見当をつける。
好きが、サヤは、気持ち悪い……。
それでやっと、サヤが言っていたことを、理解出来た。
サヤは、好きだと言われることを、気持ち悪いと感じたことがある。
その経験を、したことがある。
自分に好意を抱いてくれたその相手を、嫌悪してしまった。受け入れられなかったのだ。
そんなこと、彼女が望んだ結果であるはずがない。でも、彼女はそう感じてしまう。
それくらい、幼い頃に受けた心の傷、男性に対する恐怖は、身に染み付いているのだろう。
つまり俺は、そんなものを、サヤに押し付けようとしていたわけで……?
そこまで考えて、違和感に気が付いた。
気持ち悪いんやって、知ってる……。って、言った。
なのに、俺の好きは、違うって言った? 同情とか、妹を想う様な好きだって?
「……サヤ、俺の好きは、気持ち悪いの?」
俺の問いに、より一層小さく縮こまってしまう。
答えは返らない。なら…………、
「……カナくん、は…………?」
びくりと跳ねた。
質問を拒否するみたいに、聞きたくないと言う様に、いやいやと激しく頭を振る。
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サヤが、受け入れられなかったのは…………カナくん、だったのだ……。
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