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新たな戦い 3
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それからの日々は、少々慌ただしいものとなった。
まず、我々は新しいものを生み出し、それを共有するということを、世間に広める使命がある。
これはサヤを隠すためだけのものではない。
獣人を受け入れる社会を作る一歩なのだと、マルは説明してくれた。
「秘匿権が招くものはすなわち、隣人を信用するな。ということです。あ、他を出し抜け! とも教えますね。
誰かより抜きんでることの優越感と、猜疑心。それを利用することで、横のつながりをゆるく、絶っているんですよ。
獣人が悪魔の使徒だなんて言葉を、皆が盲信した絡繰りはここにあります。
ただ隣人を信用しないでは、関係がギスギスしますしね、誰が信用できないか、具体的な生贄が必要だったんです。
それが当時、随分と少なかったと思われる、獣人。
そして縋る先も人は求めた。無条件に自分を肯定してくれる存在。それが神であり、神殿だったというわけです。
当時の神殿は、貴族社会での権力争いに敗れた者たちの左遷先であったようですね。
つまり第二の権力を育てるために、獣人を生贄にしたんですよ」
だから、この価値観を覆すことが大切なのだと言う。
「情報の共有を悪としない環境を作るのです。
そうすると、判断材料が増える。
目の前にあるものだけが真実ではないと、分かってくる。
情報というものは不思議な性質があります。
沢山あればあるほど、真実が浮き彫りになってくる。全然関係ないと思っていたものが、案外繋がってたりしますしね。
獣人は恐ろしい生き物だと思っていた。
けれど、他の人がそう思っていなかったと知ったら?
実は触れ合ってすらいて、気の良い人だと思っていたら?
果たして自分の感じていたことは、正しかったのか……。
そういった疑問が、生まれ出すんです」
マルの言葉に従い、事業を立ち上げる算段をつける。
資金等はバルチェ商会の資産を丸々つぎ込み、その利益を交易路計画に回すとなる。
まぁ、前から計画していたことが、より具体的になったというだけだ。
で、共有する知識という餌だが……。
「これを全部?」
「ええ。サヤくんがせっかく描いてくれましたし。
それにね、良い隠れ蓑があるんですよ。……これです。何に見えます?」
「……大災厄前後の、文献……と、絵?」
「はい正解です。では、この人物が握っているこれは、何に見えます?」
「……いや、分からないけど……」
「不正解っ。正直、何に見えても良かったんですけどねぇ」
「をぃ……」
渋面になる俺を見上げ、マルは黒さをうかがわせる笑みを浮かべた。
「何に見えるか、それを定め、文献から似た記述を探し、再現を目指します。
多分、サヤくんが描くものと似たものは、結構ありますよ。
過去の遺産を再現し、現代に蘇らせるという建前を取るのです。
当然、秘匿権をとやかくいう人はいません。発見者が僕らですから。
もしくは、僕が興味を持った記述を聞いた技術者なら『これはこういったものを言っているのではないのか?』と、気付くかもしれません。
ま、木の葉を隠すには森の中ってことです。
この考えに同意し、所属してくれる職人が増えれば、サヤくんの案なんて沢山の中に埋もれて目立たなくなりますよ」
胡桃さんが同意してくれれば、サヤの影も、この事業所に所属してもらう。彼女の案を、この影の中の誰かに肩代わりしてもらうこともできるだろうから、確かにサヤは悪目立ちしなくなりそうだと思えた。
そうして事業の立ち上げ準備に追われている中で、エルランドとの面会を、再度要請した。
彼は右腕だという男性とともに、二人だけで現れ、応接室にて深く頭を下げる。
「この度は、このような機会を設けていただきまして、有難うございます」
「いえ、日時も告げずでしたのに、こうして時間を作って下さったことに感謝します」
俺の返答に、同行していた右腕の男が少々訝しげな顔をする。
貴族相手の取引が多いならば、俺がそれらしくない態度であるように思えたのかもしれない。
けれど、意図があってこうしているので、あえて口調は直さない。
「お座りください。
ああ、俺はあまり貴族っぽい、堅苦しいやりとりが得意ではないので、口調もこちらで失礼します。
あの場では取り繕っていたのですが、そう長く続けていられない」
私ではなく、俺として口を利くことにする。
あの拠点村は、貴族の支配する場にはしたくない。
二人と俺の前に、ハインがお茶と、菓子をそれぞれ配り、俺は毒味がてら先に手をつける。
それを見たエルランドが、先んじて俺に応えるように、お茶と菓子に手を伸ばした。
「!……ほぅ……これが、セイバーンの菓子ですか……」
「あぁ、やっぱりそれも知ってらっしゃいますか」
麦用麻袋の話すら聞きかじって覚えておくような男だから、人足らからも話を聞いていそうだと思っていた。だから、カマをかけてみたのだけれど、やっぱり色々、情報を集めていた様子だ。
とても美味ですと喜んで口にするエルランドを見て、隣の男も手を伸ばす。
「特別な材料は別段、使っていないのですよ。砂糖だって少量です。
それの甘みは、干し果実ですね。うちには優秀な料理人が沢山いますから」
「王都でも腕を振るえる程の腕前であると伺ってます。
いや……でも王都の甘味と、様相が違いますね。あちらは……もっとこう……」
「分かります。あちらは表層が甘いというか、ただ甘いんですよね。
風味とか、奥行きとかがあまり無い」
「そう、それです!これはなんでしょう……甘味以外を感じます……あぁ……なんと表現すれば良いか……ただとにかく美味……でもそれだけで表現したくないんですよ!」
額をペチペチと叩いて唸る姿がなんだか若々しい。
つい笑ってしまったのだが、エルランドは気を悪くした様子はなく、いや、お恥ずかしい……と、苦笑を零した。少々顔が赤いのは、まだ子供の範疇の俺に、笑われたからだろう。
「申し訳ない。悪い意味で笑ったのではないのですよ。
それを作ったのは、そこのハイン……俺の従者なものですから、少々居心地悪そうでね」
いつも以上にムスッとした顔をしているであろうことが想像できてしまったのだ。
振り返って確認すると、思った通り、眉間のシワが深い。
あれからハインは、特別何が変わったというわけでもなく、今まで通り日々を淡々と過ごしている。
ただあの夜。寝る前にもう一度、魂を捧げられた。
言葉は無く、ただ行動のみであったのだけど、前に襟飾を押し付けた時より、ハインの手と唇を温かいと感じた。
たったそれだけだったのだけど、少しであったとしても、ハインの気持ちを掬い上げることができていたならば、嬉しいことだと思う。
そしてそれよりも、関わるなと拒否されなかったことが、嬉しかった。
内心ではそんなことを思い返していたのだけど、目の前の二人は知る由もない。ただ俺の言葉に、びっくりした顔をする。
「えっ⁉︎…………従者……の、方、なのですよね?……料理人でも、いらっしゃる……?」
「いやいや、違いますよ。ただの従者です。料理は趣味ですけどね。
まあ、彼の作るものは多分、そこいらの料理人よりは相当美味だと思いますし、彼だけじゃなく、もう一人の従者も、同じく素晴らしい腕前ですよ」
従者が料理をする。しかも下手な料理人より美味。という話に、ぽかんとした顔をする二人。
先に現実を受け入れたのはやはりエルランドで……。
「御子息様は……美食家でいらっしゃるのですね」
そんなことを言うから、また笑ってしまった。
「どうでしょう……特別そう意識したことはないですね。それに、美味であることを喜ばない者はいないと思いますよ?
そもそも、俺たちの調理するのはごく一般的な食材だけで、特別なものはほとんど使用しません。どちらかというと、安価な食材を多用してますしね。
そうでなきゃ、現場の人足たちに、同じ料理を提供できやしないでしょう?」
そう話を振ると、エルランドの瞳に光がチラつく。
ああ、そこにもやっぱり、興味があったんだ。
この人は、何やら商売とは別のことでも、うちに興味があるらしい。
「そういう意味で、美食家かと言われると……どうかな?
どちらかというと、美味しくして食べるのが好きなんですよ。
どうせ調理するなら、美味しい方が良いですよね?」
「それはそうですね。美味である方が良い。私たちは旅の生活が主体ですので、その道中の食事は特に簡素になります。だから余計、羨ましい」
「旅の最中の食事ですか……ちょっと興味がありますね。
俺は、ここを離れられない身ですから……長旅というものには縁がありません。
もしよろしければ、旅の食事というのを教えていただきたいですね」
ニコニコと笑って言う。
この話の意味するところを、彼は感じていると思う。
だから、そうですね……と、少し思案してから……。
「基本的に、干し肉や少量の野菜を煮込んだものになります。
麺麭パンは固く焼いた、日持ちのするものを多く用意しておきますが、正直あれは、汁に漬けて食べる以外に食べようがないのでね……だいたいいつでも似たような形状、似たような味です。
あの食事を許容できない者は、行商人にはなれないなんて格言もあるくらい、まあ、大抵の者は、飽きますよ」
肩を竦めてそんな風に言う。
そう言う彼自身も、あの味には飽き飽きしている。けれど、行商人とはそういうものだと受け入れている……そんなところかな。
ふーん。これは良い交渉ネタになりそうだ。
「ハイン、どんなものか想像できるか?」
まず、我々は新しいものを生み出し、それを共有するということを、世間に広める使命がある。
これはサヤを隠すためだけのものではない。
獣人を受け入れる社会を作る一歩なのだと、マルは説明してくれた。
「秘匿権が招くものはすなわち、隣人を信用するな。ということです。あ、他を出し抜け! とも教えますね。
誰かより抜きんでることの優越感と、猜疑心。それを利用することで、横のつながりをゆるく、絶っているんですよ。
獣人が悪魔の使徒だなんて言葉を、皆が盲信した絡繰りはここにあります。
ただ隣人を信用しないでは、関係がギスギスしますしね、誰が信用できないか、具体的な生贄が必要だったんです。
それが当時、随分と少なかったと思われる、獣人。
そして縋る先も人は求めた。無条件に自分を肯定してくれる存在。それが神であり、神殿だったというわけです。
当時の神殿は、貴族社会での権力争いに敗れた者たちの左遷先であったようですね。
つまり第二の権力を育てるために、獣人を生贄にしたんですよ」
だから、この価値観を覆すことが大切なのだと言う。
「情報の共有を悪としない環境を作るのです。
そうすると、判断材料が増える。
目の前にあるものだけが真実ではないと、分かってくる。
情報というものは不思議な性質があります。
沢山あればあるほど、真実が浮き彫りになってくる。全然関係ないと思っていたものが、案外繋がってたりしますしね。
獣人は恐ろしい生き物だと思っていた。
けれど、他の人がそう思っていなかったと知ったら?
実は触れ合ってすらいて、気の良い人だと思っていたら?
果たして自分の感じていたことは、正しかったのか……。
そういった疑問が、生まれ出すんです」
マルの言葉に従い、事業を立ち上げる算段をつける。
資金等はバルチェ商会の資産を丸々つぎ込み、その利益を交易路計画に回すとなる。
まぁ、前から計画していたことが、より具体的になったというだけだ。
で、共有する知識という餌だが……。
「これを全部?」
「ええ。サヤくんがせっかく描いてくれましたし。
それにね、良い隠れ蓑があるんですよ。……これです。何に見えます?」
「……大災厄前後の、文献……と、絵?」
「はい正解です。では、この人物が握っているこれは、何に見えます?」
「……いや、分からないけど……」
「不正解っ。正直、何に見えても良かったんですけどねぇ」
「をぃ……」
渋面になる俺を見上げ、マルは黒さをうかがわせる笑みを浮かべた。
「何に見えるか、それを定め、文献から似た記述を探し、再現を目指します。
多分、サヤくんが描くものと似たものは、結構ありますよ。
過去の遺産を再現し、現代に蘇らせるという建前を取るのです。
当然、秘匿権をとやかくいう人はいません。発見者が僕らですから。
もしくは、僕が興味を持った記述を聞いた技術者なら『これはこういったものを言っているのではないのか?』と、気付くかもしれません。
ま、木の葉を隠すには森の中ってことです。
この考えに同意し、所属してくれる職人が増えれば、サヤくんの案なんて沢山の中に埋もれて目立たなくなりますよ」
胡桃さんが同意してくれれば、サヤの影も、この事業所に所属してもらう。彼女の案を、この影の中の誰かに肩代わりしてもらうこともできるだろうから、確かにサヤは悪目立ちしなくなりそうだと思えた。
そうして事業の立ち上げ準備に追われている中で、エルランドとの面会を、再度要請した。
彼は右腕だという男性とともに、二人だけで現れ、応接室にて深く頭を下げる。
「この度は、このような機会を設けていただきまして、有難うございます」
「いえ、日時も告げずでしたのに、こうして時間を作って下さったことに感謝します」
俺の返答に、同行していた右腕の男が少々訝しげな顔をする。
貴族相手の取引が多いならば、俺がそれらしくない態度であるように思えたのかもしれない。
けれど、意図があってこうしているので、あえて口調は直さない。
「お座りください。
ああ、俺はあまり貴族っぽい、堅苦しいやりとりが得意ではないので、口調もこちらで失礼します。
あの場では取り繕っていたのですが、そう長く続けていられない」
私ではなく、俺として口を利くことにする。
あの拠点村は、貴族の支配する場にはしたくない。
二人と俺の前に、ハインがお茶と、菓子をそれぞれ配り、俺は毒味がてら先に手をつける。
それを見たエルランドが、先んじて俺に応えるように、お茶と菓子に手を伸ばした。
「!……ほぅ……これが、セイバーンの菓子ですか……」
「あぁ、やっぱりそれも知ってらっしゃいますか」
麦用麻袋の話すら聞きかじって覚えておくような男だから、人足らからも話を聞いていそうだと思っていた。だから、カマをかけてみたのだけれど、やっぱり色々、情報を集めていた様子だ。
とても美味ですと喜んで口にするエルランドを見て、隣の男も手を伸ばす。
「特別な材料は別段、使っていないのですよ。砂糖だって少量です。
それの甘みは、干し果実ですね。うちには優秀な料理人が沢山いますから」
「王都でも腕を振るえる程の腕前であると伺ってます。
いや……でも王都の甘味と、様相が違いますね。あちらは……もっとこう……」
「分かります。あちらは表層が甘いというか、ただ甘いんですよね。
風味とか、奥行きとかがあまり無い」
「そう、それです!これはなんでしょう……甘味以外を感じます……あぁ……なんと表現すれば良いか……ただとにかく美味……でもそれだけで表現したくないんですよ!」
額をペチペチと叩いて唸る姿がなんだか若々しい。
つい笑ってしまったのだが、エルランドは気を悪くした様子はなく、いや、お恥ずかしい……と、苦笑を零した。少々顔が赤いのは、まだ子供の範疇の俺に、笑われたからだろう。
「申し訳ない。悪い意味で笑ったのではないのですよ。
それを作ったのは、そこのハイン……俺の従者なものですから、少々居心地悪そうでね」
いつも以上にムスッとした顔をしているであろうことが想像できてしまったのだ。
振り返って確認すると、思った通り、眉間のシワが深い。
あれからハインは、特別何が変わったというわけでもなく、今まで通り日々を淡々と過ごしている。
ただあの夜。寝る前にもう一度、魂を捧げられた。
言葉は無く、ただ行動のみであったのだけど、前に襟飾を押し付けた時より、ハインの手と唇を温かいと感じた。
たったそれだけだったのだけど、少しであったとしても、ハインの気持ちを掬い上げることができていたならば、嬉しいことだと思う。
そしてそれよりも、関わるなと拒否されなかったことが、嬉しかった。
内心ではそんなことを思い返していたのだけど、目の前の二人は知る由もない。ただ俺の言葉に、びっくりした顔をする。
「えっ⁉︎…………従者……の、方、なのですよね?……料理人でも、いらっしゃる……?」
「いやいや、違いますよ。ただの従者です。料理は趣味ですけどね。
まあ、彼の作るものは多分、そこいらの料理人よりは相当美味だと思いますし、彼だけじゃなく、もう一人の従者も、同じく素晴らしい腕前ですよ」
従者が料理をする。しかも下手な料理人より美味。という話に、ぽかんとした顔をする二人。
先に現実を受け入れたのはやはりエルランドで……。
「御子息様は……美食家でいらっしゃるのですね」
そんなことを言うから、また笑ってしまった。
「どうでしょう……特別そう意識したことはないですね。それに、美味であることを喜ばない者はいないと思いますよ?
そもそも、俺たちの調理するのはごく一般的な食材だけで、特別なものはほとんど使用しません。どちらかというと、安価な食材を多用してますしね。
そうでなきゃ、現場の人足たちに、同じ料理を提供できやしないでしょう?」
そう話を振ると、エルランドの瞳に光がチラつく。
ああ、そこにもやっぱり、興味があったんだ。
この人は、何やら商売とは別のことでも、うちに興味があるらしい。
「そういう意味で、美食家かと言われると……どうかな?
どちらかというと、美味しくして食べるのが好きなんですよ。
どうせ調理するなら、美味しい方が良いですよね?」
「それはそうですね。美味である方が良い。私たちは旅の生活が主体ですので、その道中の食事は特に簡素になります。だから余計、羨ましい」
「旅の最中の食事ですか……ちょっと興味がありますね。
俺は、ここを離れられない身ですから……長旅というものには縁がありません。
もしよろしければ、旅の食事というのを教えていただきたいですね」
ニコニコと笑って言う。
この話の意味するところを、彼は感じていると思う。
だから、そうですね……と、少し思案してから……。
「基本的に、干し肉や少量の野菜を煮込んだものになります。
麺麭パンは固く焼いた、日持ちのするものを多く用意しておきますが、正直あれは、汁に漬けて食べる以外に食べようがないのでね……だいたいいつでも似たような形状、似たような味です。
あの食事を許容できない者は、行商人にはなれないなんて格言もあるくらい、まあ、大抵の者は、飽きますよ」
肩を竦めてそんな風に言う。
そう言う彼自身も、あの味には飽き飽きしている。けれど、行商人とはそういうものだと受け入れている……そんなところかな。
ふーん。これは良い交渉ネタになりそうだ。
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