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新たな戦い 4
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「はい。塩漬けの薫製肉などでしようか。これは塩気がきつく、また硬いです。湯がいて塩抜きをし、柔らかくしてからでないと、少々食べづらいのでしょう。
野菜も日持ちするものを中心とすると、玉葱、馬鈴薯……青物はあまり持ち歩けませんか。
一度湯がいた汁を捨て、塩気をある程度捨ててから、二度目の水で汁物を作るのかと思われます。味付けは基本、肉の塩気。気がきけば、胡椒を入れるとかでしょうか……」
俺の質問にすらすらと答える。
従者が料理って本当なのか⁉︎ と、連れの方が驚いた顔を隠さないのが、また面白い。
先程から、この右腕は全く口を利かない。たぶん、喋るなと言われているのだろう。
「いかがでしょう? だいたい当たっていますか?」
「いや……はい……。概ね…………。驚いたな、まあ秘匿するような品ではないんですがね……」
「ふふ。じゃあ改善点とか、結構お伝えできそうですよ。
もっと美味な食事で旅をすることも可能です」
汁物だけでももっと多様性を出せる。サヤの料理なら、何かしら役立つものがあるだろう。
そう思い、切り込んでみたら、すごく意表をつかれた顔になる。
まさか、料理を教えますよなんて、言われるなんて誰も考えないものな。
「……あ、あの……?」
「ああ、心得てます。秘匿権のことですね。
まあ、俺たちと取引をしてくださるなら、こんな旨味もありますよ。というお話です。
今は聞き流しておいてください。
まあそれで、この前、エルランドさんがしてくださった提案は、とても興味深かったですよ。
近場からの確保をずっと続けるなら、確かに価格が高騰しそうだ。
とはいえ、遠方からとなると、送料がバカにならない。とくに、貴方がたは特殊なやり方で商売をされているようですし、それなりの値になりますよね。当然ですけど」
リディオ商会については、マルから情報を得ている。
彼らは、特定の傭兵団と契約を交わしており、どんな高価な荷も確実に届くことを約束事としているという。
まだ小さな商店であるものの、その実績で信頼を得ており、アギー領で一番希少な鉱石である『聖白石』の輸送権利を握っているらしい。
面白いのは、本来の行商団なら通らないであろう道を利用することだ。
山賊が出る可能性が高かったり、危険だと言われている道を、彼ら独自の手法で通るのだという。
また、契約している傭兵団というのが、どれも信頼度の高い、定期契約の難しい団体だったりするのだ。
それを確実に確保しているというので、とても興味深い。
「……そうはならないよう、配慮致しますよ。
前も申しました通り、行きはアギーの荷を運んでおります。
我々は、帰りに確実な収入となる取引先を得たいのですよ。空荷で帰るなんて、もったいないでしょう?」
俺の真意を測りあぐねているといった様子で、エルランドはにこやかながら、少々警戒を滲ませた瞳でそんなことを言う。
祝賀会から二日ほど経つが、その間にこちらが何の情報を掴んだのだろうかと、警戒しているのかもしれない。
まあ、普通はその二日間程度の時間で、何を掴むもないのだ。
「では、現在のメバックにおける、木材と石材の価格はこちらです。
貴方がたにお願いした場合、どんな種類の資材で、如何程になるのでしょう?」
ハインに手振りで指示を出すと、用意してあった紙と墨壺、木筆を載せた盆を持ってきて、それをエルランドの前に置いた。
紙は、必要としている種類の木材と、石材。これの、現在メバックで取引されている価格を紙に書き出したものだ。本日商業組合で確認した、現在の価格だ。
するとエルランドは、隣の男と小さな声でやり取りを始めた。
指で示しているのは、たぶん資材の値段だろう。数字は一切口にしていない。檜やら、玄武岩やら、名が出てくるのみだ。
そしてしばらくすると、その名が出てきた資材の価格。その横に、金額が記入されていく。
……驚いた。その値段は、ほぼメバックで取引される値段と同等だったのだ。
「……これは、送料も込みの値段ですか?」
つい、そう聞いてしまった。
するとエルランドは、人好きのするにこやかな笑顔で「ええ、そうです。配慮致しますと、申しましたしね」と、言う。
少し余裕を取り戻したのか、食いついた俺に気を良くしたらしい。交渉権を引き戻したと考えたのだろう。そしてそのまま畳み掛けるかのように、種明かしをしますが……と、言葉を続けた。
「この金額には条件があるのですよ。
これは、我々と、ご子息様との間で行う、直々の取引としていただきたい。
私たちは、他の行商団や木材商、石材商が使わない、特別な道を売りにしております。
どんな高価なものでも、確実にお届けする。その代わり、その道を詮索しないでいただいているのです。この手法は、うちの飯の種……なのでね」
商人の顔だ。優位に立った時の、隙を作らない笑顔。
金額がこれなら、俺が渋れないと読んでいる。
「この値段で固定。変動も無しで結構ですよ。メバックでの資材が高値になろうと、この金額でお渡しできます。正直……かなり勉強しています。それは、ご理解いただける値であると思うのですが……」
俺の顔色を伺っている。だから視線は一切逸らさない。
俺は少々苦手ながら、頭の中でこの金額の石材に含まれる送料を計算していた。
こういったものの計算は、ギルやマルがすごぶる早いのだけれど、俺は人並みなんだよなぁ……。
「……そうですね。正直、採算度外視で出してますと言われるような金額だ。
玄武岩ですか……火山近辺でしか産出されませんよね。そして重い上に、高価だ。
大抵の出土先は大きな取引を大手が握っていると思うのですが……」
そう指摘すると、ぴくりと左瞼まぶたが僅かに反応する。
資材の出土先を俺が把握していたのが少々意外であったのだろう。
「ええ、そうです……。
けれど、勿論、そうではない場所もありますよ」
ニコニコと笑顔ではあるが、笑っていない。横の右腕は更に、警戒した表情だ。
つまり、訳ありな取引先なんだろうなと見当をつける。
「……大手が取引しない……ですか。それは何故です?質の問題ですか?」
「いいえ」
それには即答が返った。
エルランドの顔が、また厳しく引き締まっている。
「我々は、信頼できる相手と堅実な取引しか致しません。
それは、リディオ商会の実績をお調べになられればお分かりいただけると思いますが……」
「あ、申し訳ない。勿論確認しました。そこは別段、疑ってはおりません」
信頼度を問われていると思い、強い口調になったエルランドを、俺はあっさりと遮る。
そこは本当に、疑ってはいなかった。そして、得たい反応も、今ので得られた。
「俺の疑問はもう解消しましたので、結構ですよ」
ニッコリと笑ってそう言うと、少し焦燥に駆られた、困った表情になる。
思っていた以上に、俺がやりにくいって顔だ。
申し訳ない。だけど今日も俺は、絶好調なのだ。
「そうですね……。エルランドさん。貴方の商売に対する姿勢は、方々から情報を得ました。信頼に足ると俺も思いましたし、実際話していても、それは感じますよ。
それに、貴方がたが取引している傭兵団。ここも、かなり信頼性の高い所ばかりです。
これで貴方がたが、真っ当ではない商いをしているだなんて風には思いませんよ」
彼らの取引している傭兵団の中には、あの人のいた『明けの明星』が含まれていた。
そして以前マルも、あの傭兵団を信頼できると言っていた。
彼らは命を賭けた仕事をする。文字通り命を預ける相手と取引をするのだ。
そういった相手の信頼を得ている者が、まともでないはずはない。
「……はぁ。御子息様、貴方は本当に、貴族らしくありませんね。
回り込もうとしても躱されてしまうし、やりにくくて仕方がない。
なんだか、十八歳を相手にしている気にもなれない」
ふいに、エルランドが切り口を変えてきた。
隣の右腕は、既に冷や汗をかく勢いでうなだれているが、エルランドはまだ諦めないといった様子。
「貴方、学舎で人生の大半を過ごし、ここに戻って二年ですよね。ここでは農業しかしていないと聞いたんですが、違うんですか?」
「その通りですね」
「じゃあなんなんです、それ。まるで場慣れした商人だ」
「そこまでじゃないですよ」
笑ってそう言うと、口元をひん曲げて、胡乱な目を向けてくる。
疑われてしまったか。じゃあ俺も、回りくどいやり方は終わりにすることにしよう。
「俺も種明かしをしますよ。
何故俺が、ここ……バート商会の応接室にて、我が物顔で貴方と対面していると思います?
ここの店主ギルバートは、俺の親友です。まあそれは当然ご存知ですよね?
学舎にいる間、俺は長期休暇をバート商会でお世話になってました。商人のやりとりは、結構間近に見てきているんです。たまに、手伝いもしてましたし」
そう言うと、ギョッとした顔をする。
貴族の俺を使っていたという、バート商会にギョッとしたのだろうけど。
「俺の親友はね、良い男なんです。俺に沢山の経験を積ませようとしてくれた。
俺は貴族ですからね。市政の生活を管理する側です。なのに、市政の生活を知らないでいて良いわけねぇだろ。ってね。
子供の頃から色々連れ回してくれましたので、貴族よりこっちの方が馴染んでるんですよ」
そう言うと、目を瞬かせて不思議なものを見る表情になった。
俺の来歴はまあ、確かに貴族らしくないものな。
「そんなわけでね。俺は、貴族の拘りがちな習慣とか、体面とかも気にしません。
そちらの右腕の方、その方がどこの出自で、どんな方であっても、それを理由に交渉を打ち切ることはしませんよ。
貴方の反応からして、そういった理由で、その方と、俺の間に立とうとしているのだと思うのですが……当たってますか?」
野菜も日持ちするものを中心とすると、玉葱、馬鈴薯……青物はあまり持ち歩けませんか。
一度湯がいた汁を捨て、塩気をある程度捨ててから、二度目の水で汁物を作るのかと思われます。味付けは基本、肉の塩気。気がきけば、胡椒を入れるとかでしょうか……」
俺の質問にすらすらと答える。
従者が料理って本当なのか⁉︎ と、連れの方が驚いた顔を隠さないのが、また面白い。
先程から、この右腕は全く口を利かない。たぶん、喋るなと言われているのだろう。
「いかがでしょう? だいたい当たっていますか?」
「いや……はい……。概ね…………。驚いたな、まあ秘匿するような品ではないんですがね……」
「ふふ。じゃあ改善点とか、結構お伝えできそうですよ。
もっと美味な食事で旅をすることも可能です」
汁物だけでももっと多様性を出せる。サヤの料理なら、何かしら役立つものがあるだろう。
そう思い、切り込んでみたら、すごく意表をつかれた顔になる。
まさか、料理を教えますよなんて、言われるなんて誰も考えないものな。
「……あ、あの……?」
「ああ、心得てます。秘匿権のことですね。
まあ、俺たちと取引をしてくださるなら、こんな旨味もありますよ。というお話です。
今は聞き流しておいてください。
まあそれで、この前、エルランドさんがしてくださった提案は、とても興味深かったですよ。
近場からの確保をずっと続けるなら、確かに価格が高騰しそうだ。
とはいえ、遠方からとなると、送料がバカにならない。とくに、貴方がたは特殊なやり方で商売をされているようですし、それなりの値になりますよね。当然ですけど」
リディオ商会については、マルから情報を得ている。
彼らは、特定の傭兵団と契約を交わしており、どんな高価な荷も確実に届くことを約束事としているという。
まだ小さな商店であるものの、その実績で信頼を得ており、アギー領で一番希少な鉱石である『聖白石』の輸送権利を握っているらしい。
面白いのは、本来の行商団なら通らないであろう道を利用することだ。
山賊が出る可能性が高かったり、危険だと言われている道を、彼ら独自の手法で通るのだという。
また、契約している傭兵団というのが、どれも信頼度の高い、定期契約の難しい団体だったりするのだ。
それを確実に確保しているというので、とても興味深い。
「……そうはならないよう、配慮致しますよ。
前も申しました通り、行きはアギーの荷を運んでおります。
我々は、帰りに確実な収入となる取引先を得たいのですよ。空荷で帰るなんて、もったいないでしょう?」
俺の真意を測りあぐねているといった様子で、エルランドはにこやかながら、少々警戒を滲ませた瞳でそんなことを言う。
祝賀会から二日ほど経つが、その間にこちらが何の情報を掴んだのだろうかと、警戒しているのかもしれない。
まあ、普通はその二日間程度の時間で、何を掴むもないのだ。
「では、現在のメバックにおける、木材と石材の価格はこちらです。
貴方がたにお願いした場合、どんな種類の資材で、如何程になるのでしょう?」
ハインに手振りで指示を出すと、用意してあった紙と墨壺、木筆を載せた盆を持ってきて、それをエルランドの前に置いた。
紙は、必要としている種類の木材と、石材。これの、現在メバックで取引されている価格を紙に書き出したものだ。本日商業組合で確認した、現在の価格だ。
するとエルランドは、隣の男と小さな声でやり取りを始めた。
指で示しているのは、たぶん資材の値段だろう。数字は一切口にしていない。檜やら、玄武岩やら、名が出てくるのみだ。
そしてしばらくすると、その名が出てきた資材の価格。その横に、金額が記入されていく。
……驚いた。その値段は、ほぼメバックで取引される値段と同等だったのだ。
「……これは、送料も込みの値段ですか?」
つい、そう聞いてしまった。
するとエルランドは、人好きのするにこやかな笑顔で「ええ、そうです。配慮致しますと、申しましたしね」と、言う。
少し余裕を取り戻したのか、食いついた俺に気を良くしたらしい。交渉権を引き戻したと考えたのだろう。そしてそのまま畳み掛けるかのように、種明かしをしますが……と、言葉を続けた。
「この金額には条件があるのですよ。
これは、我々と、ご子息様との間で行う、直々の取引としていただきたい。
私たちは、他の行商団や木材商、石材商が使わない、特別な道を売りにしております。
どんな高価なものでも、確実にお届けする。その代わり、その道を詮索しないでいただいているのです。この手法は、うちの飯の種……なのでね」
商人の顔だ。優位に立った時の、隙を作らない笑顔。
金額がこれなら、俺が渋れないと読んでいる。
「この値段で固定。変動も無しで結構ですよ。メバックでの資材が高値になろうと、この金額でお渡しできます。正直……かなり勉強しています。それは、ご理解いただける値であると思うのですが……」
俺の顔色を伺っている。だから視線は一切逸らさない。
俺は少々苦手ながら、頭の中でこの金額の石材に含まれる送料を計算していた。
こういったものの計算は、ギルやマルがすごぶる早いのだけれど、俺は人並みなんだよなぁ……。
「……そうですね。正直、採算度外視で出してますと言われるような金額だ。
玄武岩ですか……火山近辺でしか産出されませんよね。そして重い上に、高価だ。
大抵の出土先は大きな取引を大手が握っていると思うのですが……」
そう指摘すると、ぴくりと左瞼まぶたが僅かに反応する。
資材の出土先を俺が把握していたのが少々意外であったのだろう。
「ええ、そうです……。
けれど、勿論、そうではない場所もありますよ」
ニコニコと笑顔ではあるが、笑っていない。横の右腕は更に、警戒した表情だ。
つまり、訳ありな取引先なんだろうなと見当をつける。
「……大手が取引しない……ですか。それは何故です?質の問題ですか?」
「いいえ」
それには即答が返った。
エルランドの顔が、また厳しく引き締まっている。
「我々は、信頼できる相手と堅実な取引しか致しません。
それは、リディオ商会の実績をお調べになられればお分かりいただけると思いますが……」
「あ、申し訳ない。勿論確認しました。そこは別段、疑ってはおりません」
信頼度を問われていると思い、強い口調になったエルランドを、俺はあっさりと遮る。
そこは本当に、疑ってはいなかった。そして、得たい反応も、今ので得られた。
「俺の疑問はもう解消しましたので、結構ですよ」
ニッコリと笑ってそう言うと、少し焦燥に駆られた、困った表情になる。
思っていた以上に、俺がやりにくいって顔だ。
申し訳ない。だけど今日も俺は、絶好調なのだ。
「そうですね……。エルランドさん。貴方の商売に対する姿勢は、方々から情報を得ました。信頼に足ると俺も思いましたし、実際話していても、それは感じますよ。
それに、貴方がたが取引している傭兵団。ここも、かなり信頼性の高い所ばかりです。
これで貴方がたが、真っ当ではない商いをしているだなんて風には思いませんよ」
彼らの取引している傭兵団の中には、あの人のいた『明けの明星』が含まれていた。
そして以前マルも、あの傭兵団を信頼できると言っていた。
彼らは命を賭けた仕事をする。文字通り命を預ける相手と取引をするのだ。
そういった相手の信頼を得ている者が、まともでないはずはない。
「……はぁ。御子息様、貴方は本当に、貴族らしくありませんね。
回り込もうとしても躱されてしまうし、やりにくくて仕方がない。
なんだか、十八歳を相手にしている気にもなれない」
ふいに、エルランドが切り口を変えてきた。
隣の右腕は、既に冷や汗をかく勢いでうなだれているが、エルランドはまだ諦めないといった様子。
「貴方、学舎で人生の大半を過ごし、ここに戻って二年ですよね。ここでは農業しかしていないと聞いたんですが、違うんですか?」
「その通りですね」
「じゃあなんなんです、それ。まるで場慣れした商人だ」
「そこまでじゃないですよ」
笑ってそう言うと、口元をひん曲げて、胡乱な目を向けてくる。
疑われてしまったか。じゃあ俺も、回りくどいやり方は終わりにすることにしよう。
「俺も種明かしをしますよ。
何故俺が、ここ……バート商会の応接室にて、我が物顔で貴方と対面していると思います?
ここの店主ギルバートは、俺の親友です。まあそれは当然ご存知ですよね?
学舎にいる間、俺は長期休暇をバート商会でお世話になってました。商人のやりとりは、結構間近に見てきているんです。たまに、手伝いもしてましたし」
そう言うと、ギョッとした顔をする。
貴族の俺を使っていたという、バート商会にギョッとしたのだろうけど。
「俺の親友はね、良い男なんです。俺に沢山の経験を積ませようとしてくれた。
俺は貴族ですからね。市政の生活を管理する側です。なのに、市政の生活を知らないでいて良いわけねぇだろ。ってね。
子供の頃から色々連れ回してくれましたので、貴族よりこっちの方が馴染んでるんですよ」
そう言うと、目を瞬かせて不思議なものを見る表情になった。
俺の来歴はまあ、確かに貴族らしくないものな。
「そんなわけでね。俺は、貴族の拘りがちな習慣とか、体面とかも気にしません。
そちらの右腕の方、その方がどこの出自で、どんな方であっても、それを理由に交渉を打ち切ることはしませんよ。
貴方の反応からして、そういった理由で、その方と、俺の間に立とうとしているのだと思うのですが……当たってますか?」
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