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軍用馬 3
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軍用馬には等級がある。馬格と言うのだが、その馬格と一言で表現されるものも、案外複雑だ。
良い軍用馬はまず、身体が大きく、体力があり、足が速く、大きな音や急なことを恐れない精神力に加え、命令を聞く判断力も求められる。
けれど、そんな条件を全て満たした馬がそうそう現れるわけもない。
体格には然程恵まれておらずとも、他の条件は満たしている馬。
人懐っこくはあるが、体力に不安のある馬。
足は速いが怖がりな馬。
個体差があって当然だ。生き物なのだから。
全ての条件を満たした最高の馬の馬格は黒。
何か一つ要素が足りないが、充分軍用馬としての性能を満たして有能ならば赤。
軍用馬としての条件は備えており優秀である。が、白。
軍用馬である条件は満たしている……というのが青だ。こう言うとたいした馬ではないように聞こえるが、ここで充分な軍用馬の資質を備えていると言える。
ギリギリ軍用馬でいける最低条件を満たしている馬は黄となる。だが騎士以下の職種……例えば衛兵等はこの馬格で充分実用に足ると言われている。
正直、赤までは基本出回らない。貴族であってもそうそう手に入れられるものではないのだ。
アーシュの馬の馬格も、多分白だと思われる。
ジークらに支給された褒章の馬は青。
軍用馬を買う伝手を持つ衛兵らでも得られるのは黄だろう。それでも黄であれば有利となるのは、そもそも乗用馬は戦闘向きではないからだ。
大きな音で怯えて暴れてしまう馬は、試験すらままならない。
俺の、騎士となるための条件から、馬を外すと言う言葉に、クロードは否を唱えた。
「馬を持っていなければ、職務に支障をきたしますが?」
「馬が無いのは困ると思うよ。でも乗用馬では結局、騎士の職務には支障をきたすじゃないか」
「そうなんですか?」
不思議そうに問うサヤに、そうなんだよ。と、俺は返した。
「馬は本来、繊細な生き物だよ。ちょっとしたことで驚いてしまうし、混乱する。
乗用馬は荒事に慣らされていないから、当然緊急時の対応なんてできやしないし、騎乗したままの戦闘になんて使えない。
俺たちが日常的に使っている馬も、軍用馬だよ。馬格は多分青くらいかな。
あの子たちでも、怪我を負ったりしなければ落ち着いていてくれる優れた馬だ。
乗用馬であれば、矢が掠ったり、近くで大きな音がした程度でも大混乱だから」
そうなんですね。と、感心した様子でサヤ。
彼女の世界では、馬を移動手段に用いたりはしなかったそうで、馬に触れ合う機会すら無かったらしい。
それで馬には詳しくないのだが、この世界で馬は欠かせない労働力であり、移動手段だ。
馬格や馬の値段は知っていて当然の知識なのだが、サヤはそれを知らない……。
クロードはサヤのその様子に、少し不思議そうな顔をしたけれど……女性であれば、然程違和感のあることではないと、自分を納得させたようだ。特に何も言及しなかった。
俺もそうしてくれている方が有難いので、先に話を進めてしまうことにする。
「つまり、馬格の良い馬というのは、高値で売れる。貴族であっても手が出せないような値段になるんだ。
売り物とならない場合もある。黒は確実に王家への献上品か、王家が買い取るだろうな。かつて武勲を挙げた武将に、領地の代わりの褒賞として与えられたこともあるくらいだ。
赤で金貨数千枚から万に達する値段がついたりするよ」
「ま、万⁉︎」
「馬格が一つ上がるごとに、値段の桁が変わるくらいに考えておくと、分かり易いかな」
冗談抜きでそんな感じだ。
「北は農業に適した土地が少なく、雨も少ないんだよ。それで草原や荒野ばかりが広がっている。
だから必然的に牧畜が盛んになるのだけど、それでも厳しいんだ……。
だからね、そんな馬格の良い馬ができたら、一攫千金どころの話じゃないだろう?」
だから北の地は、馬格の良い馬を生産できる馬事師を高値で雇う。
また、期待に応えられなかった馬事師の末路も……。
「馬事師……?」
「酪農家とはまた少し違うんだ。
軍用馬に適した馬を選び出し、それを軍用馬として働けるように育て上げる仕事だよ」
あぁ。と、サヤは納得したように肯いた。
サヤの国にも該当する職種があるのだろうか?
「私の国では、調教師と呼ばれていました」
……馬を利用しない社会なのに、いるところにはいるらしい。
変な納得の仕方をしている俺の斜め向かいに座ったサヤは、その上で少し、考えていたようだったけれど……。
「……分かってきました。
ではつまり、流民の方々の中に、その馬事師である方たちもいらっしゃるのではないかと、そう考えているのですね?」
そう問われて、やっぱりサヤは凄いと頷く。
俺の考えていること、きっと彼女は理解してくれた。
それは、彼女の表情を見ていても充分伝わる。彼女がそれに、同意してくれるだろうことも。
「馬事師を得るのですか? ですが……流民となる馬事師は、その技術が無いと切り捨てられた者たちですよ。
なにより、ブンカケンの事業もありますのに、更に別の事業にも手を伸ばすのですか?」
「馬事師の技能に関しては、そうとも限らないのじゃないかと、俺は思っているよ。
それに……俺が求めているのは馬格の良い馬を生産できる馬事師ではないからね。勿論、更に事業拡大を考えているわけでもない」
そう言うと、クロードはなんとも不思議そうな顔をした。
馬格の良い馬というのは、作れるのだとは思う。思うが……それの大部分は神の采配。人の操作できるものではないと思っている。
それは、王家然り、獣人然り、そして人も然りだ。俺たちはそれをよく理解している。
「まぁ、一度やってみようと思うから、とりあえず次の休憩で、マルを呼んで相談してみようか」
そうして協議の時間が取られ、セイバーンに戻って直ぐ、アーシュが呼ばれた。
アギー捜索の許可も取れたため、アーシュとマル、ジェイドとアイルの四人に、この件が任されたのだ。
◆
「やぁ」
昨日約束していた通りの時間に顔を出すと、流民らは皆、警戒を強くした。
まず窓辺を確認すると、熊の縫いぐるみがそのままある……。だけど、身体の向きが違っていた。流民らの方に向けていたのに、横向きになっている。
「約束通り、友達を連れてきたよ」
そう言い懐から小さな兎の縫いぐるみを取り出して、熊の隣に並べて座らせた。
「明日は何が良いかな……。
今あるのは、猫、犬、パンダ……」
「ぱんだってなぁに?」
舌ったらずな声が飛び、振り返ると慌てた様子の大人たち。
子には口を開かないよう、厳重に言い渡していたのだろう。
だけど、反応を返してくれたのは有難い。
一番後方……幼い男の子の頭頂部と、後ろ姿の少年がちらりと見えた。
昨日は分からなかったけれど、そろそろ十四、五といった頃合いに見える……。あまり栄養状態が良くないのか、華奢な首元だと思った。
だけど声の主は見当たらないな……。体勢的に、少年が抱え込んでいるのだろうか。
その幼い者たちを女性が囲み、更に男らが囲んでいる。
「パンダというのは、この辺りにはいない動物らしいんだ。
だいたいは白いんだけど、細袴と上着を纏っているみたいに、手足だけ黒い毛が生えている。あと、目のまわりと耳も黒い。熊の一種だという話なんだけどね。
……言葉で言っても分かりにくいだろうから、明日はそれにしよう。パンダを持ってくるよ」
姿は見えなかったけれど、そう伝えた。
するとねぇおねえちゃんぱんだだってと、またもやくぐもった声。
……聞き間違いか? まぁ、年若い夫婦もいたはずだから、その妻を姉と呼んでいるのかもしれないしな。
「……幼子に無体なことなんてしないよ。……でもそう言ったところで信用できるものではないだろうから、警戒はしても良いのだけどね、一応伝えておく。
ここには、孤児の子供らも沢山いるよ。先に保護した母子らも。
もし心配ならば、彼らに話を聞いてみるのも良いかもしれない。
とりあえず、昨日伝えていた通り、建設予定の馬場の見取り図を持ってきた。確認してもらいたい。
君らは一応、雇われるつもりがあってここに来てくれているのだと思うから」
俺の言葉で、後方に控えていたハインが見取り図を差し出してきた。
それを受け取り、部屋の端に置かれた机を中心に移動するよう、お願いしたら、警備の衛兵らが部屋に踏み込む。
男らの警戒が、より一層高まったけれど……。
言われた通り机だけを移動させたら、彼らはすぐに部屋を出た。
その机の上に、俺は図面を広げる。
「そこの貴方、一人で構わない。まずは見てくれないか。
一応、必要なものは揃えたつもりだけれど」
昨日唯一口を聞いてくれた男性を見据えてそう言うと、彼は渋々、進み出てきた。
いつでもすぐに、引き返せるよう、少し腰を落とし、俺というよりは、俺の背後を気にしている様子……。
「ハイン、オブシズ……」
「不許可です」
「……だけどちょっと厳ついんだと思うんだ……特にハインの顔が怖い……」
「知りません」
「じゃあ一歩だけでも下がってもらえない?」
「承諾致しかねます」
……駄目元のつもりだったけれどやっぱり駄目か……。
武装した男が控えているということに警戒している様子だったから、少しでも後方に下がってくれればちょっとはマシかと思ったんだけどなぁ……。
諦めて、図面に記されていることを男に伝えることにした。
良い軍用馬はまず、身体が大きく、体力があり、足が速く、大きな音や急なことを恐れない精神力に加え、命令を聞く判断力も求められる。
けれど、そんな条件を全て満たした馬がそうそう現れるわけもない。
体格には然程恵まれておらずとも、他の条件は満たしている馬。
人懐っこくはあるが、体力に不安のある馬。
足は速いが怖がりな馬。
個体差があって当然だ。生き物なのだから。
全ての条件を満たした最高の馬の馬格は黒。
何か一つ要素が足りないが、充分軍用馬としての性能を満たして有能ならば赤。
軍用馬としての条件は備えており優秀である。が、白。
軍用馬である条件は満たしている……というのが青だ。こう言うとたいした馬ではないように聞こえるが、ここで充分な軍用馬の資質を備えていると言える。
ギリギリ軍用馬でいける最低条件を満たしている馬は黄となる。だが騎士以下の職種……例えば衛兵等はこの馬格で充分実用に足ると言われている。
正直、赤までは基本出回らない。貴族であってもそうそう手に入れられるものではないのだ。
アーシュの馬の馬格も、多分白だと思われる。
ジークらに支給された褒章の馬は青。
軍用馬を買う伝手を持つ衛兵らでも得られるのは黄だろう。それでも黄であれば有利となるのは、そもそも乗用馬は戦闘向きではないからだ。
大きな音で怯えて暴れてしまう馬は、試験すらままならない。
俺の、騎士となるための条件から、馬を外すと言う言葉に、クロードは否を唱えた。
「馬を持っていなければ、職務に支障をきたしますが?」
「馬が無いのは困ると思うよ。でも乗用馬では結局、騎士の職務には支障をきたすじゃないか」
「そうなんですか?」
不思議そうに問うサヤに、そうなんだよ。と、俺は返した。
「馬は本来、繊細な生き物だよ。ちょっとしたことで驚いてしまうし、混乱する。
乗用馬は荒事に慣らされていないから、当然緊急時の対応なんてできやしないし、騎乗したままの戦闘になんて使えない。
俺たちが日常的に使っている馬も、軍用馬だよ。馬格は多分青くらいかな。
あの子たちでも、怪我を負ったりしなければ落ち着いていてくれる優れた馬だ。
乗用馬であれば、矢が掠ったり、近くで大きな音がした程度でも大混乱だから」
そうなんですね。と、感心した様子でサヤ。
彼女の世界では、馬を移動手段に用いたりはしなかったそうで、馬に触れ合う機会すら無かったらしい。
それで馬には詳しくないのだが、この世界で馬は欠かせない労働力であり、移動手段だ。
馬格や馬の値段は知っていて当然の知識なのだが、サヤはそれを知らない……。
クロードはサヤのその様子に、少し不思議そうな顔をしたけれど……女性であれば、然程違和感のあることではないと、自分を納得させたようだ。特に何も言及しなかった。
俺もそうしてくれている方が有難いので、先に話を進めてしまうことにする。
「つまり、馬格の良い馬というのは、高値で売れる。貴族であっても手が出せないような値段になるんだ。
売り物とならない場合もある。黒は確実に王家への献上品か、王家が買い取るだろうな。かつて武勲を挙げた武将に、領地の代わりの褒賞として与えられたこともあるくらいだ。
赤で金貨数千枚から万に達する値段がついたりするよ」
「ま、万⁉︎」
「馬格が一つ上がるごとに、値段の桁が変わるくらいに考えておくと、分かり易いかな」
冗談抜きでそんな感じだ。
「北は農業に適した土地が少なく、雨も少ないんだよ。それで草原や荒野ばかりが広がっている。
だから必然的に牧畜が盛んになるのだけど、それでも厳しいんだ……。
だからね、そんな馬格の良い馬ができたら、一攫千金どころの話じゃないだろう?」
だから北の地は、馬格の良い馬を生産できる馬事師を高値で雇う。
また、期待に応えられなかった馬事師の末路も……。
「馬事師……?」
「酪農家とはまた少し違うんだ。
軍用馬に適した馬を選び出し、それを軍用馬として働けるように育て上げる仕事だよ」
あぁ。と、サヤは納得したように肯いた。
サヤの国にも該当する職種があるのだろうか?
「私の国では、調教師と呼ばれていました」
……馬を利用しない社会なのに、いるところにはいるらしい。
変な納得の仕方をしている俺の斜め向かいに座ったサヤは、その上で少し、考えていたようだったけれど……。
「……分かってきました。
ではつまり、流民の方々の中に、その馬事師である方たちもいらっしゃるのではないかと、そう考えているのですね?」
そう問われて、やっぱりサヤは凄いと頷く。
俺の考えていること、きっと彼女は理解してくれた。
それは、彼女の表情を見ていても充分伝わる。彼女がそれに、同意してくれるだろうことも。
「馬事師を得るのですか? ですが……流民となる馬事師は、その技術が無いと切り捨てられた者たちですよ。
なにより、ブンカケンの事業もありますのに、更に別の事業にも手を伸ばすのですか?」
「馬事師の技能に関しては、そうとも限らないのじゃないかと、俺は思っているよ。
それに……俺が求めているのは馬格の良い馬を生産できる馬事師ではないからね。勿論、更に事業拡大を考えているわけでもない」
そう言うと、クロードはなんとも不思議そうな顔をした。
馬格の良い馬というのは、作れるのだとは思う。思うが……それの大部分は神の采配。人の操作できるものではないと思っている。
それは、王家然り、獣人然り、そして人も然りだ。俺たちはそれをよく理解している。
「まぁ、一度やってみようと思うから、とりあえず次の休憩で、マルを呼んで相談してみようか」
そうして協議の時間が取られ、セイバーンに戻って直ぐ、アーシュが呼ばれた。
アギー捜索の許可も取れたため、アーシュとマル、ジェイドとアイルの四人に、この件が任されたのだ。
◆
「やぁ」
昨日約束していた通りの時間に顔を出すと、流民らは皆、警戒を強くした。
まず窓辺を確認すると、熊の縫いぐるみがそのままある……。だけど、身体の向きが違っていた。流民らの方に向けていたのに、横向きになっている。
「約束通り、友達を連れてきたよ」
そう言い懐から小さな兎の縫いぐるみを取り出して、熊の隣に並べて座らせた。
「明日は何が良いかな……。
今あるのは、猫、犬、パンダ……」
「ぱんだってなぁに?」
舌ったらずな声が飛び、振り返ると慌てた様子の大人たち。
子には口を開かないよう、厳重に言い渡していたのだろう。
だけど、反応を返してくれたのは有難い。
一番後方……幼い男の子の頭頂部と、後ろ姿の少年がちらりと見えた。
昨日は分からなかったけれど、そろそろ十四、五といった頃合いに見える……。あまり栄養状態が良くないのか、華奢な首元だと思った。
だけど声の主は見当たらないな……。体勢的に、少年が抱え込んでいるのだろうか。
その幼い者たちを女性が囲み、更に男らが囲んでいる。
「パンダというのは、この辺りにはいない動物らしいんだ。
だいたいは白いんだけど、細袴と上着を纏っているみたいに、手足だけ黒い毛が生えている。あと、目のまわりと耳も黒い。熊の一種だという話なんだけどね。
……言葉で言っても分かりにくいだろうから、明日はそれにしよう。パンダを持ってくるよ」
姿は見えなかったけれど、そう伝えた。
するとねぇおねえちゃんぱんだだってと、またもやくぐもった声。
……聞き間違いか? まぁ、年若い夫婦もいたはずだから、その妻を姉と呼んでいるのかもしれないしな。
「……幼子に無体なことなんてしないよ。……でもそう言ったところで信用できるものではないだろうから、警戒はしても良いのだけどね、一応伝えておく。
ここには、孤児の子供らも沢山いるよ。先に保護した母子らも。
もし心配ならば、彼らに話を聞いてみるのも良いかもしれない。
とりあえず、昨日伝えていた通り、建設予定の馬場の見取り図を持ってきた。確認してもらいたい。
君らは一応、雇われるつもりがあってここに来てくれているのだと思うから」
俺の言葉で、後方に控えていたハインが見取り図を差し出してきた。
それを受け取り、部屋の端に置かれた机を中心に移動するよう、お願いしたら、警備の衛兵らが部屋に踏み込む。
男らの警戒が、より一層高まったけれど……。
言われた通り机だけを移動させたら、彼らはすぐに部屋を出た。
その机の上に、俺は図面を広げる。
「そこの貴方、一人で構わない。まずは見てくれないか。
一応、必要なものは揃えたつもりだけれど」
昨日唯一口を聞いてくれた男性を見据えてそう言うと、彼は渋々、進み出てきた。
いつでもすぐに、引き返せるよう、少し腰を落とし、俺というよりは、俺の背後を気にしている様子……。
「ハイン、オブシズ……」
「不許可です」
「……だけどちょっと厳ついんだと思うんだ……特にハインの顔が怖い……」
「知りません」
「じゃあ一歩だけでも下がってもらえない?」
「承諾致しかねます」
……駄目元のつもりだったけれどやっぱり駄目か……。
武装した男が控えているということに警戒している様子だったから、少しでも後方に下がってくれればちょっとはマシかと思ったんだけどなぁ……。
諦めて、図面に記されていることを男に伝えることにした。
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