884 / 1,121
新たな一手 4
しおりを挟む
ヴァイデンフェラーとは、料理人の派遣を随時行う協定を結び、速報案の検証地として名乗りを挙げる話も、前向きに検討してもらえることとなった。
ディート殿の嫁取り問題も、速報案が通れば、王都や地方がまた忙しくなる。もうしばらく猶予をと交渉し、三年保留となった。
まぁ……残飯処理に呼んでしまったお詫びというか、情報提供のお礼というか……ね。
そして翌日は、やっと確保できた朝の時間。庭の片隅にある、リヴィ様の鍛錬場に顔を出す。
「レイ殿! サヤも、来てくださったのね!」
「リヴィ様、昨日は時間が取れず、申し訳ありませんでした」
動ける服装で、それぞれの得物を持参。リヴィ様の日課は、現在も続けられているよう。
本日のリヴィ様は、髪を後頭部で編み込みにし、垂らしている。
サヤの影響か、女近衛の方々は、髪を三つ編みや編み込みにしていることが増えてきた。
女性用の細袴に袖の広い短衣。中衣を纏った姿は、凛々しくもあり、美しくもある。
「リヴィ様、本日も宜しくお願い致します」
「サヤ、貴方と手合わせしたいという者が大勢待っておりましてよ。
レイ殿、サヤをお借りしても? それとも今日は、レイ殿も鍛錬をなさるのかしら?」
初めの頃、俺を敵視していたリヴィ様は、ここに出向いた俺に、嫌味を言ったものだったが……。
「俺は型を軽く流すだけにしておきます」
今はもう、快く頷くだけ。お疲れよねと、労いの言葉までいただいた。
いや、当初は鍛錬するつもりでいたのだけど……リカルド様がいらっしゃるならば、情報収集を優先したい。
朝方、リカルド様から修練に顔を出せとお達しがあったので、きっとあの方も、ここにいらっしゃるはずだ。
サヤと会わせたいとおっしゃっていた、新人女近衛との顔合わせ。あれを済ますつもりだろうしな……。
庭の隅で、サヤと二人身をほぐしていると……。
「レイシール殿、今日は着飾って来てはくださらなかったのか?」
「本日は間近で拝めると思っていたのだがな」
などという、ヤジが飛んでくる……。
「いやいやいや……もう金輪際しませんよあれは……」
「そんな殺生な」
「とても似合っていたではないか!」
似合ってたまるかっ。
茶化してくる鍛錬参加の騎士や近衛たち。ディート殿も顔を出していて、むしゃぶりつきたくなる美女ぶりだったぞ! などと、軽口を叩く。
あのですね……それ全然褒め言葉じゃないですからね……。
「一時を考えれば、だいぶん俺、鍛えてると思うんですけど⁉︎」
「……鍛えている……?」
「うんまぁ……むしろ引き締まって細身になってはいまいか?」
「上背も肩幅も一応あるんだがなぁ……どうも……うーん」
「……真面目に悩まないでください。落ち込みますから……」
見た目の男らしさには、あまり反映されていないらしい……。
くっそ。腹筋だって割れているし、腕だって……かなりゴツくなってませんかね、この冬相当追い込んだんですけどね⁉︎
そんなお巫山戯も、リカルド様が現れれば、ピタリと止まった。
おはようございますと軽く挨拶をすると、あぁ……と、低い声。
「其方は相変わらず……引き当てるな」
そう言われ、意味が分からなかったのだけど……。
それまでにこやかにしていたリヴィ様が、そっと俺とサヤを、庭の端に促した。
当然のような顔で、リカルド様もついてくる。
「レイ殿、ライアルドの件……。また、ご迷惑をお掛けしてしまいました」
「あぁ……。大丈夫ですよ。俺は別に、どこも痛めていませんし」
そう言うと、困ったように眉を下げるリヴィ様。
リカルド様は、どちらかというと怒り顔……。
「公にせぬとは、どういうことだ」
ライアルドの処分を、内々で済ませることについてか。
一時期はリカルド様の管理下にいた人物だし、この方にまで情報が入っているのだな。
「公にすると、アギーの顔に泥を塗ることになりますし……。
ここはイングクス家への貸しとして処理しておく方が、今後のためだと思いましたので」
イングクス伯爵家は、アギー公爵家と血の縁が強い家系であるようだった。
公に罰すれば、当然お互いの関係に摩擦が生じるだろうし、傘下への影響も大きくなってしまう。
「きちんと処罰が下るならば、形はどうでも良いと思っています。
アギーの名に傷を入れることは、どう転んだって悪影響しか生みません……。
……この状況下ですからね」
そう言うと、ピクリと反応したお二人。
お互い目配せし合って、まだ俺には何も、伝えていないことを確認。
そうして、ふぅ……と、息を吐く。
「待て……。なんの状況下だと?」
「いえ。まだ何も知りませんのでご安心ください」
「…………もう知っていると言っているようなものではないか……」
目星はついている。けれど、何も知りませんよ、実際。
「今は俺が知るべきではないのでしょうし、良いんですよ。
俺の立場等は配慮していただかなくて大丈夫なので、どうかアギーの、負担とならぬようにしていただければ。
それよりも、申し訳ないのですが……午前から予定がありまして、ここでの時間があまり取れません」
ご配慮いただき有り難いです。と、リヴィ様。
ならば、ここの時間はリカルド様に譲りますよと促すと、リカルド様が頷き、少し離れて控えていた配下に、合図を送る。
すると、そのお方は更に、後方に向かって声を上げた。
「ロレン!」
どうやら、ディート殿と言葉を交わしていた人物だったよう。
振り返り、小走りでやってきたのは、まだ二十歳そこらの青年だ。俺と同じくらい上背があり、細身……でも、弱々しさは無い。
腰に小剣と、何か変わったものをぶら下げている……?
「サヤ」
そう読んだリカルド様に、リヴィ様と言葉を交わしていたサヤが、はいっ。と、返事。その名に呼ばれるように、青年がこちらに駆けてくる。
だが俺は……その男から視線を逸らせなかった。
少し癖のある橙色の髪が、襟足部分で跳ねている。短い……ということは、成人済み。
駄目だ。と、そう思ったのは、瞳。
熱が……っそれは、他人の婚約者を見る目じゃ、無いだろ⁉︎
俺のすぐ隣にいたサヤを、つい背に庇った。
俺の挙動に不思議そうな顔をするリカルド様。
そしてムッとした雰囲気をチラつかせるものの、表情だけは温和に取り繕った青年……。
「どうした?」
「あっ、いや……さ、サヤは、ちょっと苦手だろうなと思うものが、ありまして……」
男からの、その手の視線は駄目だ。リカルド様には、伝えていなかったっけ⁉︎ 伝えた気がするけど⁉︎
ていうか、俺がサヤの婚約者だということを、この男が聞いていないはずはない。なのに、何故サヤをそういった目で見る⁉︎ 何故、俺を認識していてなお、遠慮なく、サヤに懸想してる⁉︎
正直焦っていた。こんなあからさまに、サヤへの好意を晒してくる相手というのは、初めてで……。
そもそも初対面……そう、初対面のはずだよな⁉︎
更に混乱した俺の前で、男はスッと綺麗な礼の態勢を取った。
胸に手を当て、頭を下げる。微妙に……気にならない程度、俺と向きがずれていて、一見俺への礼儀を通しているよう見せかけて、俺は無視している。
この男は、サヤだけに礼儀を尽くしているのだ。
「お初にお目に掛かります。ボクはローレシア。どうぞロレンとお呼びください」
ローレシア!
……………………? それ、女性名では?
「今年の春より女近衛に加わる。正式採用は来年だがな。
サヤ、先日の貸し分として、これと手合わせをしてやってほしい」
女近衛⁉︎
え、つまり彼女? は、貴族ではない……? 来年正式採用ということは、髪は短いけれど、成人前ということで良いのか?
「どうした姫、何を固まっている?」
ロレンにひょこひょことついてきたディート殿が、巫山戯て俺を姫呼びしてくるが、無視した。
何気に昨日の晩餐、根に持ってるのかもしれない。
結局ご両親には、こっぴどく絞られていたからな。
そして当のロレンは……俺の背からひょこりと顔を出したサヤに、パァッと、花が綻ぶように破顔した。
「あぁ、思っていた以上に可憐な方だ!
サヤ様、ボク、貴女に憧れて女近衛を目指しました。
夢のようです……いつか貴女にお会いしたい。その一心で今日まで来たのです。
本当に、この日が来るなんて……頑張って良かった! あの、どうか、どうか、ボクの挨拶、お許しいただけますか?」
おまっ……っ、挨拶って、貴族じゃないうえに、初対面だよね⁉︎
ディート殿の嫁取り問題も、速報案が通れば、王都や地方がまた忙しくなる。もうしばらく猶予をと交渉し、三年保留となった。
まぁ……残飯処理に呼んでしまったお詫びというか、情報提供のお礼というか……ね。
そして翌日は、やっと確保できた朝の時間。庭の片隅にある、リヴィ様の鍛錬場に顔を出す。
「レイ殿! サヤも、来てくださったのね!」
「リヴィ様、昨日は時間が取れず、申し訳ありませんでした」
動ける服装で、それぞれの得物を持参。リヴィ様の日課は、現在も続けられているよう。
本日のリヴィ様は、髪を後頭部で編み込みにし、垂らしている。
サヤの影響か、女近衛の方々は、髪を三つ編みや編み込みにしていることが増えてきた。
女性用の細袴に袖の広い短衣。中衣を纏った姿は、凛々しくもあり、美しくもある。
「リヴィ様、本日も宜しくお願い致します」
「サヤ、貴方と手合わせしたいという者が大勢待っておりましてよ。
レイ殿、サヤをお借りしても? それとも今日は、レイ殿も鍛錬をなさるのかしら?」
初めの頃、俺を敵視していたリヴィ様は、ここに出向いた俺に、嫌味を言ったものだったが……。
「俺は型を軽く流すだけにしておきます」
今はもう、快く頷くだけ。お疲れよねと、労いの言葉までいただいた。
いや、当初は鍛錬するつもりでいたのだけど……リカルド様がいらっしゃるならば、情報収集を優先したい。
朝方、リカルド様から修練に顔を出せとお達しがあったので、きっとあの方も、ここにいらっしゃるはずだ。
サヤと会わせたいとおっしゃっていた、新人女近衛との顔合わせ。あれを済ますつもりだろうしな……。
庭の隅で、サヤと二人身をほぐしていると……。
「レイシール殿、今日は着飾って来てはくださらなかったのか?」
「本日は間近で拝めると思っていたのだがな」
などという、ヤジが飛んでくる……。
「いやいやいや……もう金輪際しませんよあれは……」
「そんな殺生な」
「とても似合っていたではないか!」
似合ってたまるかっ。
茶化してくる鍛錬参加の騎士や近衛たち。ディート殿も顔を出していて、むしゃぶりつきたくなる美女ぶりだったぞ! などと、軽口を叩く。
あのですね……それ全然褒め言葉じゃないですからね……。
「一時を考えれば、だいぶん俺、鍛えてると思うんですけど⁉︎」
「……鍛えている……?」
「うんまぁ……むしろ引き締まって細身になってはいまいか?」
「上背も肩幅も一応あるんだがなぁ……どうも……うーん」
「……真面目に悩まないでください。落ち込みますから……」
見た目の男らしさには、あまり反映されていないらしい……。
くっそ。腹筋だって割れているし、腕だって……かなりゴツくなってませんかね、この冬相当追い込んだんですけどね⁉︎
そんなお巫山戯も、リカルド様が現れれば、ピタリと止まった。
おはようございますと軽く挨拶をすると、あぁ……と、低い声。
「其方は相変わらず……引き当てるな」
そう言われ、意味が分からなかったのだけど……。
それまでにこやかにしていたリヴィ様が、そっと俺とサヤを、庭の端に促した。
当然のような顔で、リカルド様もついてくる。
「レイ殿、ライアルドの件……。また、ご迷惑をお掛けしてしまいました」
「あぁ……。大丈夫ですよ。俺は別に、どこも痛めていませんし」
そう言うと、困ったように眉を下げるリヴィ様。
リカルド様は、どちらかというと怒り顔……。
「公にせぬとは、どういうことだ」
ライアルドの処分を、内々で済ませることについてか。
一時期はリカルド様の管理下にいた人物だし、この方にまで情報が入っているのだな。
「公にすると、アギーの顔に泥を塗ることになりますし……。
ここはイングクス家への貸しとして処理しておく方が、今後のためだと思いましたので」
イングクス伯爵家は、アギー公爵家と血の縁が強い家系であるようだった。
公に罰すれば、当然お互いの関係に摩擦が生じるだろうし、傘下への影響も大きくなってしまう。
「きちんと処罰が下るならば、形はどうでも良いと思っています。
アギーの名に傷を入れることは、どう転んだって悪影響しか生みません……。
……この状況下ですからね」
そう言うと、ピクリと反応したお二人。
お互い目配せし合って、まだ俺には何も、伝えていないことを確認。
そうして、ふぅ……と、息を吐く。
「待て……。なんの状況下だと?」
「いえ。まだ何も知りませんのでご安心ください」
「…………もう知っていると言っているようなものではないか……」
目星はついている。けれど、何も知りませんよ、実際。
「今は俺が知るべきではないのでしょうし、良いんですよ。
俺の立場等は配慮していただかなくて大丈夫なので、どうかアギーの、負担とならぬようにしていただければ。
それよりも、申し訳ないのですが……午前から予定がありまして、ここでの時間があまり取れません」
ご配慮いただき有り難いです。と、リヴィ様。
ならば、ここの時間はリカルド様に譲りますよと促すと、リカルド様が頷き、少し離れて控えていた配下に、合図を送る。
すると、そのお方は更に、後方に向かって声を上げた。
「ロレン!」
どうやら、ディート殿と言葉を交わしていた人物だったよう。
振り返り、小走りでやってきたのは、まだ二十歳そこらの青年だ。俺と同じくらい上背があり、細身……でも、弱々しさは無い。
腰に小剣と、何か変わったものをぶら下げている……?
「サヤ」
そう読んだリカルド様に、リヴィ様と言葉を交わしていたサヤが、はいっ。と、返事。その名に呼ばれるように、青年がこちらに駆けてくる。
だが俺は……その男から視線を逸らせなかった。
少し癖のある橙色の髪が、襟足部分で跳ねている。短い……ということは、成人済み。
駄目だ。と、そう思ったのは、瞳。
熱が……っそれは、他人の婚約者を見る目じゃ、無いだろ⁉︎
俺のすぐ隣にいたサヤを、つい背に庇った。
俺の挙動に不思議そうな顔をするリカルド様。
そしてムッとした雰囲気をチラつかせるものの、表情だけは温和に取り繕った青年……。
「どうした?」
「あっ、いや……さ、サヤは、ちょっと苦手だろうなと思うものが、ありまして……」
男からの、その手の視線は駄目だ。リカルド様には、伝えていなかったっけ⁉︎ 伝えた気がするけど⁉︎
ていうか、俺がサヤの婚約者だということを、この男が聞いていないはずはない。なのに、何故サヤをそういった目で見る⁉︎ 何故、俺を認識していてなお、遠慮なく、サヤに懸想してる⁉︎
正直焦っていた。こんなあからさまに、サヤへの好意を晒してくる相手というのは、初めてで……。
そもそも初対面……そう、初対面のはずだよな⁉︎
更に混乱した俺の前で、男はスッと綺麗な礼の態勢を取った。
胸に手を当て、頭を下げる。微妙に……気にならない程度、俺と向きがずれていて、一見俺への礼儀を通しているよう見せかけて、俺は無視している。
この男は、サヤだけに礼儀を尽くしているのだ。
「お初にお目に掛かります。ボクはローレシア。どうぞロレンとお呼びください」
ローレシア!
……………………? それ、女性名では?
「今年の春より女近衛に加わる。正式採用は来年だがな。
サヤ、先日の貸し分として、これと手合わせをしてやってほしい」
女近衛⁉︎
え、つまり彼女? は、貴族ではない……? 来年正式採用ということは、髪は短いけれど、成人前ということで良いのか?
「どうした姫、何を固まっている?」
ロレンにひょこひょことついてきたディート殿が、巫山戯て俺を姫呼びしてくるが、無視した。
何気に昨日の晩餐、根に持ってるのかもしれない。
結局ご両親には、こっぴどく絞られていたからな。
そして当のロレンは……俺の背からひょこりと顔を出したサヤに、パァッと、花が綻ぶように破顔した。
「あぁ、思っていた以上に可憐な方だ!
サヤ様、ボク、貴女に憧れて女近衛を目指しました。
夢のようです……いつか貴女にお会いしたい。その一心で今日まで来たのです。
本当に、この日が来るなんて……頑張って良かった! あの、どうか、どうか、ボクの挨拶、お許しいただけますか?」
おまっ……っ、挨拶って、貴族じゃないうえに、初対面だよね⁉︎
0
あなたにおすすめの小説
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる