998 / 1,121
少し前の話 11
しおりを挟む
大変困ったことになりました……。
「お兄さん、落ち込まないで」
「大丈夫だよ、また次の村でもお願いするからね!」
「なかないで」
「よしよし」
「い、いや……ありがとう、でも間に合ってるからほんと……大丈夫だよ……」
どうしよう。ハイン大捜索網が敷かれつつある……。
村に交換へと出向いていった子供達が、『青髪に金瞳の旅人探し』を、始めてしまったのだ。
元々口下手で、村人とも必要最低限の単語でしかやり取りしなかったような子達だから、まさか本当に実行はすまいと思っていたのに……。
「あのね、お願いしてきたから、元気出してね」
そう言われた日の、俺の気持ち……どう表現すれば伝わるだろう……?
しかも、子供に泣き虫認定されてしまったらしく、ことあるごとに泣いてないか確認される始末。
村にハインはいなかった報告の後は、必ず「元気出して」「別の街でも聞いてくるから」と一緒に、必死の顔で「泣かないで」と言われるのだ。
涙を見られてしまった翌日には、群れの子供全体に知れ渡っていた!
おかげでまだ訓練にも来ない、涎すら止まらないような幼児にまで、頭を撫でられましたよ……。
「っはあああぁぁぁ……」
成人男性なんだよ俺……。もうとっくに大人なんです。
何が悲しくて……いや、泣きたいよほんと。別の意味で!
だってあんなに一生懸命の子供たちに、今更もう、ハインは来世に逸れちゃったんだよとも、言いにくいじゃないか……。
どうしよう、どうしてこうなった。
集落の外れで、誰に相談することもできず項垂れていた。
いやだって、ちょっとした誤魔化しのつもりで言ったんだ。俺は別に、ハインの死に顔を見たわけじゃないからさ……。
だけど、マルに聞いたあの状況で、ハインが無事だと……無条件に楽観視できるわけもなく…………。
皆は、マルの説明に口を挟まなかった。
それがどういうことかも分かっているつもりだ。
皆が……反対しないはずないんだ……。
ギリギリまで他の手段を探した。皆で生き残る道を探して、それで…………。
それしか、選べなかった…………。
なんでハインを行かせた。こうなるのは分かっていたじゃないか! と、俺が責めたとしても……それを受け止めるつもりでいたのだと思う。
分かってる。
選べるならば選んだって。
だけどそれ以外に選択肢なんて無くて、それをハインが承諾した。……いや、ハインが言い出したのだろう。これこそが従者の役割だと……。いかにもあいつが言いそうなことだものな……。
「………………」
なんにしても、その時意識すら無くしていた俺が、何を言う権利もない……。
ただ、守ってもらっただけの俺には……。
とにかく……どこかで折を見て……子供らには、もう良いんだと、そう伝えよう……。
そんな風に考えたのが半月ほど前。
そして現在…………。
ちょっと不思議なことが起こり始めていた。
◆
「……今回もか?」
「みたいだな」
晴れたその日。
交換日を過ごした夕方……子供らの得てきた戦利品が少しずつ、変わり始めていた。
「干し無花果なんて、初めて見た……」
とある街に出向いた子供が、小ぶりな瓶ひとつきりであったけれど、干し無花果を貰ってきたのだ。
何かと交換したということではない。たまたまご婦人に、貰ったのだという。
子供は何も思わず、くれるというそれをありがたく貰って帰ってきたのだけど……。
しかしそれは、たまたま貰えるようなものではなかった……。
「高級品ですよね?」
「うん……」
甘味の強い干し無花果は、貴族や大きな商家などでなければ、冬にはお目にかかれない。
そもそも冬場に甘味は特別貴重だ。
そしてこういった、今までにないものとの交換……もしくは貰った……が、続いていた。
「この前は乾酪…………」
「蜂蜜を狐と交換したって子もいたよな……」
「胡桃もな」
騒つく大人たちの反応……。
彼らの様子からしても、今まで経験したことのないことであるのだと分かる。
それまで……小麦との交換を要求していた人々が、急に羽振りが良くなったとも思えない……。
だけど確実なことは、交換に行った子供達が、今までより良い品を持ち帰り、それどころか一部が貴重な品であることが、度々増えているという事実。
「なんだ? どうなってんだ……?」
リアルガーすら首を傾げる、そんな状況。
そしてこれにはもう一つ、大変難しい問題が付随していた。
「……どうやって食う? これ……」
「…………うぅむ……」
なにせ一つずつの分量は少ない。
村人らも、きっと奮発して譲ってくれているのだけど……ここは大所帯なのだ。
皆で平等に分け合うには難しすぎて、そんな貴重な品々が余っていっている状態だったのだけど……。
そこで、ピッと挙手をした人物がいた。
「はい! 私に案があります!」
はい……言わずと知れた、サヤさんです……。
「無花果とクリームチーズ 入りの胡桃麵麭を作りましょう!」
「…………なんだそれは……」
「くりーむちーずってどれのことだ……?」
お、俺も知らないからこっち見られても答えられませんよ⁉︎
◆
クレフィリアとサヤが、二人で何やら試行錯誤を始めた。
サヤも作ったことがないものなのだそう。ただ、なんとなく雰囲気は分かる……という話。
まずは胡桃が割られ、小さな子供たちも、胡桃の薄皮を剥ぐお手伝い。これが入ると幼子は苦味を感じるだろうとのこと。そして中の実が、何故か水に浸けられた。
いつも麵麭を捏ねている大きな板の上に、いつもは使わない星無花果・乾酪が用意され、生地を捏ねていくクレフィリアの横で、サヤが適当な大きさに刻んでいく。
行程は、普通の麵麭作りと然程変わらない雰囲気だった。違いは、普段は入れない蜂蜜が入った程度。
水に浸していた胡桃も暫くしたら取り出され、丹念に水分を拭き取ってから他と同じく刻まれた。
それらは纏めて、適当な大きさに広げられた麵麭生地の上に置かれ、両側から包み込むように纏められ、捏ねられ……。
「これで宜しいのでしょうか?」
「はい。それで、少し置いて発酵させてから焼く感じですけど……鉄板ですから、平べったくして焼く方が良いでしょうか?」
「ですわね。中までの火の通りを考えると……入れた果実等は……?」
「そのまま食べられるものばかりですから、火の通りは然程気にしなくて大丈夫です。
じゃあ発酵後にまた少し、整えますか?」
「今のうちにやってしまいましょう」
二人のやりとりを、間近でワクワク、尻尾や耳をそわそわひくつかせている子供たちと、興味津々見ている獣人女性たちと、それを更に遠巻きにして、不安と疑念を浮かべた表情で見ている男性陣……。
そのうち、狩りに出ていた男らも戻ってきて、シザーやオブシズも血で汚れた衣服を急いで改めに行った。
その頃には、麵麭の一部がもう焼き始められており……良い香りが漂い始めていたのだ。
そうして…………。
「なにこれー!」
「いっぱいはいってる、おいしい!」
「これ胡桃かな、胡桃ってこんな味なんだ!」
クレフィリア特製の麵麭が焼かれた。
その麵麭はいつものような素晴らしい絵柄は刻まれていなかったし、ゴツゴツでこぼことした、なんとも歪な形であったけれど、噛むと練り込まれた無花果の濃厚な甘味、乾酪の酸味、胡桃の香ばしさや歯応え……。それが合わさってなんとも不思議な味わいだった。
何と言えば良いだろうか……これは……そう、例えるなら豊かな味。そんな感じだ。
「干し無花果…………って、あっまい!」
「甘い、ぷちぷち美味しい!」
「すごーい、あまーい!」
全員に行き渡らせるとなると、一人分はほんの一切れ程度になってしまったけれど……大喜びで甘いを叫んでいる子供達が可愛くて、微笑ましくて、誰からも文句はあがらない。
まだ取りに来ていない者、猟から帰ってきていない者たちの分を取り分けながら、ウォルテールを視線で探した。
今日は猟に出ていないという話だったから。
そんな中でも、甘いねぇ、美味しいねぇと繰り返される言葉に、ほんわりと……胸が暖かくなっていたのだけど……。
「けっ。人間様はご大層なもん食ってやがるんだなぁ」
という、棘を含んだ言葉に、場が凍った。
「お兄さん、落ち込まないで」
「大丈夫だよ、また次の村でもお願いするからね!」
「なかないで」
「よしよし」
「い、いや……ありがとう、でも間に合ってるからほんと……大丈夫だよ……」
どうしよう。ハイン大捜索網が敷かれつつある……。
村に交換へと出向いていった子供達が、『青髪に金瞳の旅人探し』を、始めてしまったのだ。
元々口下手で、村人とも必要最低限の単語でしかやり取りしなかったような子達だから、まさか本当に実行はすまいと思っていたのに……。
「あのね、お願いしてきたから、元気出してね」
そう言われた日の、俺の気持ち……どう表現すれば伝わるだろう……?
しかも、子供に泣き虫認定されてしまったらしく、ことあるごとに泣いてないか確認される始末。
村にハインはいなかった報告の後は、必ず「元気出して」「別の街でも聞いてくるから」と一緒に、必死の顔で「泣かないで」と言われるのだ。
涙を見られてしまった翌日には、群れの子供全体に知れ渡っていた!
おかげでまだ訓練にも来ない、涎すら止まらないような幼児にまで、頭を撫でられましたよ……。
「っはあああぁぁぁ……」
成人男性なんだよ俺……。もうとっくに大人なんです。
何が悲しくて……いや、泣きたいよほんと。別の意味で!
だってあんなに一生懸命の子供たちに、今更もう、ハインは来世に逸れちゃったんだよとも、言いにくいじゃないか……。
どうしよう、どうしてこうなった。
集落の外れで、誰に相談することもできず項垂れていた。
いやだって、ちょっとした誤魔化しのつもりで言ったんだ。俺は別に、ハインの死に顔を見たわけじゃないからさ……。
だけど、マルに聞いたあの状況で、ハインが無事だと……無条件に楽観視できるわけもなく…………。
皆は、マルの説明に口を挟まなかった。
それがどういうことかも分かっているつもりだ。
皆が……反対しないはずないんだ……。
ギリギリまで他の手段を探した。皆で生き残る道を探して、それで…………。
それしか、選べなかった…………。
なんでハインを行かせた。こうなるのは分かっていたじゃないか! と、俺が責めたとしても……それを受け止めるつもりでいたのだと思う。
分かってる。
選べるならば選んだって。
だけどそれ以外に選択肢なんて無くて、それをハインが承諾した。……いや、ハインが言い出したのだろう。これこそが従者の役割だと……。いかにもあいつが言いそうなことだものな……。
「………………」
なんにしても、その時意識すら無くしていた俺が、何を言う権利もない……。
ただ、守ってもらっただけの俺には……。
とにかく……どこかで折を見て……子供らには、もう良いんだと、そう伝えよう……。
そんな風に考えたのが半月ほど前。
そして現在…………。
ちょっと不思議なことが起こり始めていた。
◆
「……今回もか?」
「みたいだな」
晴れたその日。
交換日を過ごした夕方……子供らの得てきた戦利品が少しずつ、変わり始めていた。
「干し無花果なんて、初めて見た……」
とある街に出向いた子供が、小ぶりな瓶ひとつきりであったけれど、干し無花果を貰ってきたのだ。
何かと交換したということではない。たまたまご婦人に、貰ったのだという。
子供は何も思わず、くれるというそれをありがたく貰って帰ってきたのだけど……。
しかしそれは、たまたま貰えるようなものではなかった……。
「高級品ですよね?」
「うん……」
甘味の強い干し無花果は、貴族や大きな商家などでなければ、冬にはお目にかかれない。
そもそも冬場に甘味は特別貴重だ。
そしてこういった、今までにないものとの交換……もしくは貰った……が、続いていた。
「この前は乾酪…………」
「蜂蜜を狐と交換したって子もいたよな……」
「胡桃もな」
騒つく大人たちの反応……。
彼らの様子からしても、今まで経験したことのないことであるのだと分かる。
それまで……小麦との交換を要求していた人々が、急に羽振りが良くなったとも思えない……。
だけど確実なことは、交換に行った子供達が、今までより良い品を持ち帰り、それどころか一部が貴重な品であることが、度々増えているという事実。
「なんだ? どうなってんだ……?」
リアルガーすら首を傾げる、そんな状況。
そしてこれにはもう一つ、大変難しい問題が付随していた。
「……どうやって食う? これ……」
「…………うぅむ……」
なにせ一つずつの分量は少ない。
村人らも、きっと奮発して譲ってくれているのだけど……ここは大所帯なのだ。
皆で平等に分け合うには難しすぎて、そんな貴重な品々が余っていっている状態だったのだけど……。
そこで、ピッと挙手をした人物がいた。
「はい! 私に案があります!」
はい……言わずと知れた、サヤさんです……。
「無花果とクリームチーズ 入りの胡桃麵麭を作りましょう!」
「…………なんだそれは……」
「くりーむちーずってどれのことだ……?」
お、俺も知らないからこっち見られても答えられませんよ⁉︎
◆
クレフィリアとサヤが、二人で何やら試行錯誤を始めた。
サヤも作ったことがないものなのだそう。ただ、なんとなく雰囲気は分かる……という話。
まずは胡桃が割られ、小さな子供たちも、胡桃の薄皮を剥ぐお手伝い。これが入ると幼子は苦味を感じるだろうとのこと。そして中の実が、何故か水に浸けられた。
いつも麵麭を捏ねている大きな板の上に、いつもは使わない星無花果・乾酪が用意され、生地を捏ねていくクレフィリアの横で、サヤが適当な大きさに刻んでいく。
行程は、普通の麵麭作りと然程変わらない雰囲気だった。違いは、普段は入れない蜂蜜が入った程度。
水に浸していた胡桃も暫くしたら取り出され、丹念に水分を拭き取ってから他と同じく刻まれた。
それらは纏めて、適当な大きさに広げられた麵麭生地の上に置かれ、両側から包み込むように纏められ、捏ねられ……。
「これで宜しいのでしょうか?」
「はい。それで、少し置いて発酵させてから焼く感じですけど……鉄板ですから、平べったくして焼く方が良いでしょうか?」
「ですわね。中までの火の通りを考えると……入れた果実等は……?」
「そのまま食べられるものばかりですから、火の通りは然程気にしなくて大丈夫です。
じゃあ発酵後にまた少し、整えますか?」
「今のうちにやってしまいましょう」
二人のやりとりを、間近でワクワク、尻尾や耳をそわそわひくつかせている子供たちと、興味津々見ている獣人女性たちと、それを更に遠巻きにして、不安と疑念を浮かべた表情で見ている男性陣……。
そのうち、狩りに出ていた男らも戻ってきて、シザーやオブシズも血で汚れた衣服を急いで改めに行った。
その頃には、麵麭の一部がもう焼き始められており……良い香りが漂い始めていたのだ。
そうして…………。
「なにこれー!」
「いっぱいはいってる、おいしい!」
「これ胡桃かな、胡桃ってこんな味なんだ!」
クレフィリア特製の麵麭が焼かれた。
その麵麭はいつものような素晴らしい絵柄は刻まれていなかったし、ゴツゴツでこぼことした、なんとも歪な形であったけれど、噛むと練り込まれた無花果の濃厚な甘味、乾酪の酸味、胡桃の香ばしさや歯応え……。それが合わさってなんとも不思議な味わいだった。
何と言えば良いだろうか……これは……そう、例えるなら豊かな味。そんな感じだ。
「干し無花果…………って、あっまい!」
「甘い、ぷちぷち美味しい!」
「すごーい、あまーい!」
全員に行き渡らせるとなると、一人分はほんの一切れ程度になってしまったけれど……大喜びで甘いを叫んでいる子供達が可愛くて、微笑ましくて、誰からも文句はあがらない。
まだ取りに来ていない者、猟から帰ってきていない者たちの分を取り分けながら、ウォルテールを視線で探した。
今日は猟に出ていないという話だったから。
そんな中でも、甘いねぇ、美味しいねぇと繰り返される言葉に、ほんわりと……胸が暖かくなっていたのだけど……。
「けっ。人間様はご大層なもん食ってやがるんだなぁ」
という、棘を含んだ言葉に、場が凍った。
0
あなたにおすすめの小説
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる