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15-悩みその2
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「ルーク様、お背中流しますね」
な、何でラルクとお風呂入ってんの?
何で背中流されてるの?
最初一緒に入ろうと言われた時は断固として断った。そうしたらラルクも風呂に入らず、僕が何度も一人で行け、臭いから入ってこいと言っても言うことを聞かなかったから、今こうして一緒にお風呂に入っているのだが、…
如何せん慣れない。何せ僕は人と触れ合った経験が少ないからだ。
ラルクのパーソナルスペースが狭すぎる。
身体を他人に洗われるなど、前世では有り得ないことだ。
そして何よりショックなのが、ラルクがもうムキムキになってきているところだ。
僕も妃としてそれなりに運動はしている。
剣の稽古もラルクよりしてないにしろ、全くやっていない訳では無い。
なのにこの差だ。一体何が違うんだ。
何で僕は筋肉が付かない。
僕の1つ歳上という小さなプライドが傷ついてしまう。
まあ、いずれ死ぬのだから関係ないけど。
ーーー
お風呂から上がりラルクが風魔法で僕の髪を乾かす。僕はまだ自分が得意な闇魔法すら使いこなせていない。力加減が出来ないのだ。
それなのにラルクはもう得意な風魔法を日常でも使いこなしている。
やっぱり主要キャラ補正なのかな。天才すぎる。
新しい服にラルクに着替えさしてもらい、そのままベッドに寝転ぶ。柔らかなマットにシルクのシーツが肌触りよく気持ちいい。
「ルーク様、失礼します」
そしてラルクもベッドに入ってくる。
僕はラルクの方を向かないよう横向きに寝る。そうすると後ろからラルクが、僕の脇の間に腕を通し、体を密着させてくる。
顔は僕の首当たりに埋め込んでくる。
ラルクの体温と息遣いが感じられ、人の体温に慣れていない僕は身体がソワソワする。
これが最近の寝る時の僕らの体制であり、
これが僕の悩みその2だ。
な、何でラルクとお風呂入ってんの?
何で背中流されてるの?
最初一緒に入ろうと言われた時は断固として断った。そうしたらラルクも風呂に入らず、僕が何度も一人で行け、臭いから入ってこいと言っても言うことを聞かなかったから、今こうして一緒にお風呂に入っているのだが、…
如何せん慣れない。何せ僕は人と触れ合った経験が少ないからだ。
ラルクのパーソナルスペースが狭すぎる。
身体を他人に洗われるなど、前世では有り得ないことだ。
そして何よりショックなのが、ラルクがもうムキムキになってきているところだ。
僕も妃としてそれなりに運動はしている。
剣の稽古もラルクよりしてないにしろ、全くやっていない訳では無い。
なのにこの差だ。一体何が違うんだ。
何で僕は筋肉が付かない。
僕の1つ歳上という小さなプライドが傷ついてしまう。
まあ、いずれ死ぬのだから関係ないけど。
ーーー
お風呂から上がりラルクが風魔法で僕の髪を乾かす。僕はまだ自分が得意な闇魔法すら使いこなせていない。力加減が出来ないのだ。
それなのにラルクはもう得意な風魔法を日常でも使いこなしている。
やっぱり主要キャラ補正なのかな。天才すぎる。
新しい服にラルクに着替えさしてもらい、そのままベッドに寝転ぶ。柔らかなマットにシルクのシーツが肌触りよく気持ちいい。
「ルーク様、失礼します」
そしてラルクもベッドに入ってくる。
僕はラルクの方を向かないよう横向きに寝る。そうすると後ろからラルクが、僕の脇の間に腕を通し、体を密着させてくる。
顔は僕の首当たりに埋め込んでくる。
ラルクの体温と息遣いが感じられ、人の体温に慣れていない僕は身体がソワソワする。
これが最近の寝る時の僕らの体制であり、
これが僕の悩みその2だ。
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