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20-地雷※R15
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パリンッ
「っぇ…」
アーノルドが僕を自分が座っていたソファに押し倒す。その拍子に僕の身体がテーブルに当たり、下に落ちたティーカップが割れてしまった。
両手首をアーノルドの左手で僕の頭の上で拘束され身動きが取れなくなってしまう。
怖い、怖い。
「あ、アーノルド…様?」
「…何を驚いているの?今を楽しめと言ったのはルークだよね?」
アーノルドの翡翠の目にギラギラとした獣が宿っている。
やばい、さっきと何か違う。
アーノルドは僕に興味もなかったはずだ。
なのに、なんだ、これは。
「僕に散々価値がないだの、可哀想だの宣ったくせして、なぁにその顔」
アーノルドが腕に力を込める。
抑えられている手首が痛い。
「…あんな事言ってまでルークは僕をこの婚約に縛り付けたいんだね。よーく分かったよ。
…父上の言いなりだと思うと、虫酸が走るしね。
いいよ、僕も君の遊びに乗ってあげる」
怒ってる。すごく怒ってる。
何か良くない事が起こる予感がする。
僕は何とかこの状況から抜け出そうと身体を捩るが、僕に跨るアーノルドがより体重をかけてくるせいで何も変わらない。
アーノルドが僕のシャツのボタンを片手で器用に外していく。
なんで服を脱がそうとする…!?僕はこんな遊びをしかけた覚えはない。あくまでも婚約というままごとをしようと言う意味であって、こんなこと…
いや、言った…?
焦って思考がまとまらない。
恐怖と服がズラされる感覚にゾクゾクする。
シャツのボタンが開けられ僕の素肌が露出する。
僕の胸元から首にかけてアーノルドの手が身体を撫でる。
人に触られたことなど少ない身体はゾワゾワと刺激を感じ取ってしまう。
「~~っ…!」
「…、ルークこれは何?」
アーノルドの手が僕の首元で止まる。
「ぇ、ぁ…?」
「…ふぅん、君は僕と違ってつくづく色んな『お遊び』をしてるようだね。僕という婚約者がいながら。
本当に君は、僕の地雷を踏み抜くのが得意なようだ。
…絶対に許さない」
獣の目の奥に怒りが見える。
何が何だかさっぱり分からない。
ちゅ…
アーノルドは僕の首元にキスを落とす。
「ひっ…な、何して…」
そのまま首元に舌を這わせ、そして…
ガブッ
「い゛っ!?」
鋭い痛みが身体に走る。
アーノルドが僕の首元に噛み付いたのだ。
しかも結構思いっきり。
これ以上は駄目だ。アーノルドは本気だ。
この状態のアーノルドといると噛まれる以外の痛いことをされそうで怖い。
そもそもここ応接間!誰が来るかなんて分かったもんじゃない。こんなとこ使用人に見られたら…
「や、やめ…」
僕がアーノルドに抗議の声をあげようとした時だった。
「…ルーク様…?」
応接室に救世主が現れた。
「っぇ…」
アーノルドが僕を自分が座っていたソファに押し倒す。その拍子に僕の身体がテーブルに当たり、下に落ちたティーカップが割れてしまった。
両手首をアーノルドの左手で僕の頭の上で拘束され身動きが取れなくなってしまう。
怖い、怖い。
「あ、アーノルド…様?」
「…何を驚いているの?今を楽しめと言ったのはルークだよね?」
アーノルドの翡翠の目にギラギラとした獣が宿っている。
やばい、さっきと何か違う。
アーノルドは僕に興味もなかったはずだ。
なのに、なんだ、これは。
「僕に散々価値がないだの、可哀想だの宣ったくせして、なぁにその顔」
アーノルドが腕に力を込める。
抑えられている手首が痛い。
「…あんな事言ってまでルークは僕をこの婚約に縛り付けたいんだね。よーく分かったよ。
…父上の言いなりだと思うと、虫酸が走るしね。
いいよ、僕も君の遊びに乗ってあげる」
怒ってる。すごく怒ってる。
何か良くない事が起こる予感がする。
僕は何とかこの状況から抜け出そうと身体を捩るが、僕に跨るアーノルドがより体重をかけてくるせいで何も変わらない。
アーノルドが僕のシャツのボタンを片手で器用に外していく。
なんで服を脱がそうとする…!?僕はこんな遊びをしかけた覚えはない。あくまでも婚約というままごとをしようと言う意味であって、こんなこと…
いや、言った…?
焦って思考がまとまらない。
恐怖と服がズラされる感覚にゾクゾクする。
シャツのボタンが開けられ僕の素肌が露出する。
僕の胸元から首にかけてアーノルドの手が身体を撫でる。
人に触られたことなど少ない身体はゾワゾワと刺激を感じ取ってしまう。
「~~っ…!」
「…、ルークこれは何?」
アーノルドの手が僕の首元で止まる。
「ぇ、ぁ…?」
「…ふぅん、君は僕と違ってつくづく色んな『お遊び』をしてるようだね。僕という婚約者がいながら。
本当に君は、僕の地雷を踏み抜くのが得意なようだ。
…絶対に許さない」
獣の目の奥に怒りが見える。
何が何だかさっぱり分からない。
ちゅ…
アーノルドは僕の首元にキスを落とす。
「ひっ…な、何して…」
そのまま首元に舌を這わせ、そして…
ガブッ
「い゛っ!?」
鋭い痛みが身体に走る。
アーノルドが僕の首元に噛み付いたのだ。
しかも結構思いっきり。
これ以上は駄目だ。アーノルドは本気だ。
この状態のアーノルドといると噛まれる以外の痛いことをされそうで怖い。
そもそもここ応接間!誰が来るかなんて分かったもんじゃない。こんなとこ使用人に見られたら…
「や、やめ…」
僕がアーノルドに抗議の声をあげようとした時だった。
「…ルーク様…?」
応接室に救世主が現れた。
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