17 / 41
第17話
しおりを挟む
給仕が運んできたのは、なんと“おにぎり”。
元日本人である私からすればさして珍しいものでもないけど、二人の兄は大きく目を見開く。
「なんだこれは……白い、麦か?」
「いや違う。これはきっとコメだ」
「コメ?」
「東方の穀物さ。しかし、こんなものうちの国にあるはずが……」
さすが博識なリヒテル兄様。
きちんとお米のことを知ってくれていたみたい。
説明の手間が省けて助かるわ。
「……商人から買ったのか?」
この国では穀物がほとんど育たない。主食は芋ばかりで、最近ようやくカボチャが加わった程度。
だからリヒテル兄様がそう推測するのも無理はない。
「違います、お兄様。そして、これこそが錬金術の力です。このお米はきちんと私が育てたもの――それも、魔物の死体から作った特別な肥料を使ってね」
「魔物の!?」
「死体から!?」
グロウ兄様とリヒテル兄様、二人はそろって信じられないとばかりに声を上げた。
「ええ。おかげでアストリアの痩せた土地でも、こんなにふっくらした稲が育ちました。さらにその稲は病気にも寒さにも強く、成長期間を短く改良してあります。収穫までの期間はおおよそ三ヶ月ほど。信じられないなら、後で畑に案内して差し上げますわ」
「わずか三ヶ月だと……」
「そんなことが……」
言葉の端々に冷や汗の混じる驚きがある。
それでも兄たちは興味を抑えきれない様子でおにぎりに手を伸ばした。
「うまいな……ああ、こんなうまい穀物がうちの国で食べられるとは思わなかった」
「錬金術とは、ここまで可能なものなのか」
この国では手に入らないはずのお米。
その改良は味にまで及んでいる。
兄たちは感動し、言葉をなくす。
よし、今が畳みかける絶好のチャンスよ。
生活を支える食糧の次は、国を守る強さについて示す番だわ。
「ちなみに、錬金術の力はこれだけではありませんよ。ギル、あなたの剣をグロウ兄様に貸してあげて」
「え? いいけど……変なことはしないよな?」
ギルは少しためらいながらも、言われた通りに腰の剣を抜き渡す。
グロウ兄様は鞘から剣を引き抜くと、刀身を一目見るなり顔色を変えた。
「なんだこの剣は……! ローム帝国の宝剣に匹敵するほどの業物……だが、魔剣とも違う! こいつはいったい……!」
「それも錬金術で鍛えたものです。伝説の金属であるオリハルコンを使ってね」
「オリハルコンだと!?」
武芸に達者ということは、当然ながら武器にも精通する。
となれば素材となる金属などにも。
「それと錬金術を応用すれば、瘴気の抜き取りも可能です。だからグロウ兄様の作ろうとしてる魔剣騎士団。もし試作品があるなら、その剣から瘴気を抜くことだってできるわ」
「なに!?それは本当か!?」
「事実です。なんなら防具と合わせて、その剣と同じくもっと強い武器も用意してみせますわ」
「…………」
強さと引き換えに魔剣の力に手を染めようとしていたグロウ兄様にとって、この言葉の意味は重い。
手塩に掛けた部下を犠牲にするしかなかったはずが、リスクなしで、しかも魔剣より強い武器を手に入れられるかもしれないのだ。
「お二人にもう一度宣言します」
私は背筋を正しながら言った。
「グロウ兄様の選ぶ武力による道も、リヒテル兄様の選ぶ隷属による道も私は選ばない。塩があって、稲があって、そして剣もある。これだけあれば、この国は今よりずっと豊かになれるし、他国や魔物におびやかされることだってない! 私が目指すのは、錬金術による救国の道よ!」
力強く言い切った私に、グロウ兄様もリヒテル兄様も押し黙る。
きっと今、二人は必死で己の脳をフル回転させていることでしょう。武力と政治、それぞれの視点から考え、私の打ち立てた夢が実現可能かどうか。
あとはもう祈るしかない。
二人が、いったいどういう結論を導き出すのか――。
「……プッ」
「……ククッ」
え?
私が顔を上げると、二人の兄は同時に吹き出していた。
「ははははは! こいつぁ傑作だ! 俺の騎士団が命を捨ててでも為そうとしたことが妹の錬金術、しかもその一端にすら劣るとはな!」
グロウ兄様が腹を抱える。
「あはははは! ほんとだよ! 僕たちが必死にやっていたことなんて全部無駄だったんだ!」
リヒテル兄様も目尻を押さえながら笑う。
「フェルトの言う通りだよ。僕らのやり方じゃ、できるのはせいぜい延命止まり。根本的にこの国を救うことは叶わない」
「ああ、俺もわかってたさ。心のどこかではな。……だが、諦められなかった」
「僕も同じだ。けれど、まさか妹にこうして覆されるとはね。悔しいという感情を通り越して、なんだか呆れてくるよ」
二人の笑い声は明るかったけれど、どこか泣きそうでもあった。
「ねえ二人とも。聞いて」
私が兄たちに秘密を打ち明けたのは、二人が全力で国を救おうとしていたから。
形は違っていても、その想いは一緒。
だから……。
「錬金術は所詮、便利な何かを生み出すだけの技術よ。でも、強い武器を作るだけでは国は守れない。剣を振るうには、グロウ兄様のように人を率いる力が必要。そして一方で、ただ作物を生み出すだけじゃ豊かさは維持できない。リヒテル兄様のように民を導き、諸国と渡り合う知恵も要るの」
二人の兄は私の言葉にじっと耳を傾けている。
「私は二人が協力してくれるなら裏方で構わないわ。必要なら王位継承権だって放棄する。……でも、これだけは言える。誰が上に立つことになっても、この国を救うにはきっと私たち三人の力を合わせないとダメ。だからお願い。今こそ互いに手を取り合いましょう」
言い終えて、私は二人に向かって深く頭を下げた。
「……一つだけ聞いておきたい。フェルト、君はどうやって錬金術なんてものを学んだんだい?」
「それは……昔、お父様の書庫から魔導書をちょっと拝借して」
「つまり盗んだってことかい?」
「う……」
言葉に詰まった私を見て、リヒテル兄様は小さく笑った。
「だってさ、兄さん。この子は人様から奪った本で身につけた力で、僕らをうまいこと利用しようって腹らしいよ」
「実にけしからんな。けしからん上に、図々しいやつだ」
グロウ兄様が腕を組み、わざとらしくため息をつく。
「……だが、そこまでの覚悟があったからこそ、こうして俺たちは救われた」
「そうだね。おかげでなんだか憑き物が落ちたような気分だよ」
「え、それって……」
二人は互いに顔を見合わせ、そろって肩をすくめた。
ただその表情は言葉とは裏腹に、今まで見たことのないくらい爽やかだった。
「ったく、しょうがねえな。ひと回りも年下の妹にここまで言われて、これ以上くだらないプライドで駄々をこねるわけにもいかねぇ。わかった、軍のことは俺に任せろ。これからは王子じゃなく、将軍として軍を指揮する」
「なら、僕は宰相ってところかな。それにしても錬金術か。その発想はなかったな。まったく大した妹だね」
「お、お兄様たち……? さっきから何を仰っているの?」
「あん? わかんねえのか。俺たちは王位継承権を放棄して、お前の下につくって言ってんだよ」
「そうそう。それが一番この国のためになる。平たく言えば、僕らはフェルトを認めたんだ」
笑顔でそう言った兄たちに、私はしばし呆気に取られてしまった。
しかし、あえて「本当にいいの?」とは聞き返さなかった。
この期に及んでそんなことを口にするのは、私を信じてくれた兄たちへの侮辱になるからだ。
ふと壁際に視線を送ると、ギルも笑っていた。
「ありがとう、二人とも。それと……よろしく」
「おう」
「ああ、任せてくれ」
こうして、私たち三人はついに一つになった。
ここからアストリア王国は生まれ変わる。
なぜだかわからないけど、そう確信できた。
元日本人である私からすればさして珍しいものでもないけど、二人の兄は大きく目を見開く。
「なんだこれは……白い、麦か?」
「いや違う。これはきっとコメだ」
「コメ?」
「東方の穀物さ。しかし、こんなものうちの国にあるはずが……」
さすが博識なリヒテル兄様。
きちんとお米のことを知ってくれていたみたい。
説明の手間が省けて助かるわ。
「……商人から買ったのか?」
この国では穀物がほとんど育たない。主食は芋ばかりで、最近ようやくカボチャが加わった程度。
だからリヒテル兄様がそう推測するのも無理はない。
「違います、お兄様。そして、これこそが錬金術の力です。このお米はきちんと私が育てたもの――それも、魔物の死体から作った特別な肥料を使ってね」
「魔物の!?」
「死体から!?」
グロウ兄様とリヒテル兄様、二人はそろって信じられないとばかりに声を上げた。
「ええ。おかげでアストリアの痩せた土地でも、こんなにふっくらした稲が育ちました。さらにその稲は病気にも寒さにも強く、成長期間を短く改良してあります。収穫までの期間はおおよそ三ヶ月ほど。信じられないなら、後で畑に案内して差し上げますわ」
「わずか三ヶ月だと……」
「そんなことが……」
言葉の端々に冷や汗の混じる驚きがある。
それでも兄たちは興味を抑えきれない様子でおにぎりに手を伸ばした。
「うまいな……ああ、こんなうまい穀物がうちの国で食べられるとは思わなかった」
「錬金術とは、ここまで可能なものなのか」
この国では手に入らないはずのお米。
その改良は味にまで及んでいる。
兄たちは感動し、言葉をなくす。
よし、今が畳みかける絶好のチャンスよ。
生活を支える食糧の次は、国を守る強さについて示す番だわ。
「ちなみに、錬金術の力はこれだけではありませんよ。ギル、あなたの剣をグロウ兄様に貸してあげて」
「え? いいけど……変なことはしないよな?」
ギルは少しためらいながらも、言われた通りに腰の剣を抜き渡す。
グロウ兄様は鞘から剣を引き抜くと、刀身を一目見るなり顔色を変えた。
「なんだこの剣は……! ローム帝国の宝剣に匹敵するほどの業物……だが、魔剣とも違う! こいつはいったい……!」
「それも錬金術で鍛えたものです。伝説の金属であるオリハルコンを使ってね」
「オリハルコンだと!?」
武芸に達者ということは、当然ながら武器にも精通する。
となれば素材となる金属などにも。
「それと錬金術を応用すれば、瘴気の抜き取りも可能です。だからグロウ兄様の作ろうとしてる魔剣騎士団。もし試作品があるなら、その剣から瘴気を抜くことだってできるわ」
「なに!?それは本当か!?」
「事実です。なんなら防具と合わせて、その剣と同じくもっと強い武器も用意してみせますわ」
「…………」
強さと引き換えに魔剣の力に手を染めようとしていたグロウ兄様にとって、この言葉の意味は重い。
手塩に掛けた部下を犠牲にするしかなかったはずが、リスクなしで、しかも魔剣より強い武器を手に入れられるかもしれないのだ。
「お二人にもう一度宣言します」
私は背筋を正しながら言った。
「グロウ兄様の選ぶ武力による道も、リヒテル兄様の選ぶ隷属による道も私は選ばない。塩があって、稲があって、そして剣もある。これだけあれば、この国は今よりずっと豊かになれるし、他国や魔物におびやかされることだってない! 私が目指すのは、錬金術による救国の道よ!」
力強く言い切った私に、グロウ兄様もリヒテル兄様も押し黙る。
きっと今、二人は必死で己の脳をフル回転させていることでしょう。武力と政治、それぞれの視点から考え、私の打ち立てた夢が実現可能かどうか。
あとはもう祈るしかない。
二人が、いったいどういう結論を導き出すのか――。
「……プッ」
「……ククッ」
え?
私が顔を上げると、二人の兄は同時に吹き出していた。
「ははははは! こいつぁ傑作だ! 俺の騎士団が命を捨ててでも為そうとしたことが妹の錬金術、しかもその一端にすら劣るとはな!」
グロウ兄様が腹を抱える。
「あはははは! ほんとだよ! 僕たちが必死にやっていたことなんて全部無駄だったんだ!」
リヒテル兄様も目尻を押さえながら笑う。
「フェルトの言う通りだよ。僕らのやり方じゃ、できるのはせいぜい延命止まり。根本的にこの国を救うことは叶わない」
「ああ、俺もわかってたさ。心のどこかではな。……だが、諦められなかった」
「僕も同じだ。けれど、まさか妹にこうして覆されるとはね。悔しいという感情を通り越して、なんだか呆れてくるよ」
二人の笑い声は明るかったけれど、どこか泣きそうでもあった。
「ねえ二人とも。聞いて」
私が兄たちに秘密を打ち明けたのは、二人が全力で国を救おうとしていたから。
形は違っていても、その想いは一緒。
だから……。
「錬金術は所詮、便利な何かを生み出すだけの技術よ。でも、強い武器を作るだけでは国は守れない。剣を振るうには、グロウ兄様のように人を率いる力が必要。そして一方で、ただ作物を生み出すだけじゃ豊かさは維持できない。リヒテル兄様のように民を導き、諸国と渡り合う知恵も要るの」
二人の兄は私の言葉にじっと耳を傾けている。
「私は二人が協力してくれるなら裏方で構わないわ。必要なら王位継承権だって放棄する。……でも、これだけは言える。誰が上に立つことになっても、この国を救うにはきっと私たち三人の力を合わせないとダメ。だからお願い。今こそ互いに手を取り合いましょう」
言い終えて、私は二人に向かって深く頭を下げた。
「……一つだけ聞いておきたい。フェルト、君はどうやって錬金術なんてものを学んだんだい?」
「それは……昔、お父様の書庫から魔導書をちょっと拝借して」
「つまり盗んだってことかい?」
「う……」
言葉に詰まった私を見て、リヒテル兄様は小さく笑った。
「だってさ、兄さん。この子は人様から奪った本で身につけた力で、僕らをうまいこと利用しようって腹らしいよ」
「実にけしからんな。けしからん上に、図々しいやつだ」
グロウ兄様が腕を組み、わざとらしくため息をつく。
「……だが、そこまでの覚悟があったからこそ、こうして俺たちは救われた」
「そうだね。おかげでなんだか憑き物が落ちたような気分だよ」
「え、それって……」
二人は互いに顔を見合わせ、そろって肩をすくめた。
ただその表情は言葉とは裏腹に、今まで見たことのないくらい爽やかだった。
「ったく、しょうがねえな。ひと回りも年下の妹にここまで言われて、これ以上くだらないプライドで駄々をこねるわけにもいかねぇ。わかった、軍のことは俺に任せろ。これからは王子じゃなく、将軍として軍を指揮する」
「なら、僕は宰相ってところかな。それにしても錬金術か。その発想はなかったな。まったく大した妹だね」
「お、お兄様たち……? さっきから何を仰っているの?」
「あん? わかんねえのか。俺たちは王位継承権を放棄して、お前の下につくって言ってんだよ」
「そうそう。それが一番この国のためになる。平たく言えば、僕らはフェルトを認めたんだ」
笑顔でそう言った兄たちに、私はしばし呆気に取られてしまった。
しかし、あえて「本当にいいの?」とは聞き返さなかった。
この期に及んでそんなことを口にするのは、私を信じてくれた兄たちへの侮辱になるからだ。
ふと壁際に視線を送ると、ギルも笑っていた。
「ありがとう、二人とも。それと……よろしく」
「おう」
「ああ、任せてくれ」
こうして、私たち三人はついに一つになった。
ここからアストリア王国は生まれ変わる。
なぜだかわからないけど、そう確信できた。
21
あなたにおすすめの小説
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
奪われ系令嬢になるのはごめんなので逃げて幸せになるぞ!
よもぎ
ファンタジー
とある伯爵家の令嬢アリサは転生者である。薄々察していたヤバい未来が現実になる前に逃げおおせ、好き勝手生きる決意をキメていた彼女は家を追放されても想定通りという顔で旅立つのだった。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
婚約破棄された公爵令嬢は虐げられた国から出ていくことにしました~国から追い出されたのでよその国で竜騎士を目指します~
ヒンメル
ファンタジー
マグナス王国の公爵令嬢マチルダ・スチュアートは他国出身の母の容姿そっくりなためかこの国でうとまれ一人浮いた存在だった。
そんなマチルダが王家主催の夜会にて婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ、国外退去を命じられる。
自分と同じ容姿を持つ者のいるであろう国に行けば、目立つこともなく、穏やかに暮らせるのではないかと思うのだった。
マチルダの母の祖国ドラガニアを目指す旅が今始まる――
※文章を書く練習をしています。誤字脱字や表現のおかしい所などがあったら優しく教えてやってください。
※第二章まで完結してます。現在、最終章をゆっくり更新中です。書くスピードが亀より遅いので、お待たせしてすみませんm(__)m
※小説家になろう様にも投稿しています。
あなたが愛人を作るのなら
あんど もあ
ファンタジー
結婚して八年の夫が、愛人を作った。それも私の推しの女優を! 「君と違って彼女には才能がある」と言う。ならば、私も才能のある愛人を持つ事にいたしましょう。愛人の才能を花開かせる事が出来るのはどちら?
善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です
しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。
親世代ではなかったのですか?
立木
恋愛
親世代が「乙女ゲーム時代」だったと思っていたら、子世代も「乙女ゲーム」だった。
※乙ゲー転生ですが要素は薄いです。
※別サイトにも投稿。
※短編を纏めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる