強面ヤクザに狙われています〜情報屋の災難〜

出会い1〜帝〜

さほど高くないビルから長身男ふたりが出てくる
そこ男達は怪我をしている様子は無いが所々血がついている
1人は190センチ後半ぐらいの男でもう1人はちょうど190センチぐらいのメガネをかけている男だ
「たかが麻生組と組んでウチを潰そうなんて舐められたもんだな」 
歩きながら一人の男が言う
「えぇそうですね。ウチの島で暴れている麻生組の連中を若が始末した件で麻生組の組長が怒っているらしくて1番ウチを恨んでそうなここの会社の社長と組んだんでしょうね全くなめられていますね」
もう一人の男が言う
そう、このふたりは関東最大勢力の北條組の組長と組長補佐だ
「組長、着替えです」
メガネの男、天童涼真に紙袋を渡される
「ぁ？なんでだ？」
この後の予定も何も無いので聞くと
「さっき言ったでしょう？連極組の組長と会食だって。この辺りには店があまりないですからね」
呆れたような眼差しが返ってくる
「ああそうだ あのクソジジイせっかく帰って寝ようと思っていた時に入れてきたんだ」
思い出してくるとイライラしてくる
タバコを吸おうとしてタバコを出すが中身がない
「ﾁｯ   おいコンビニ寄れ。タバコがない」
苛立ちげに言う
「了解」
「このままいくとあそこのコンビ二が1番近いですね」
返事がかえってくる
コンビニに着くと涼真が降りようとする
「涼真いい。1人でいい」
「了解です組長」
車を降りるとコンビニの中に行きコーヒーとタバコを持つとレジに行く