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第一章 現代編(闇組織の存在)
08 詩織の息子★
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まだ、満足出来ないと甘える詩織に数回中出ししてやり、やっと落ちついた詩織と二人ソファに腰掛け
「どうだ、満足したか?」
「もう何度イッたのか覚えていません。こんな気持ち良くなったのは初めてです」
「それは良かった。そこの冷蔵庫からビールを出してくれないか。さすがに喉がカラカラだ」
「はい、ご主人様!」
冷蔵庫からビールを取り出した詩織が、一組のコースターとグラスをテーブルに置く
「詩織も一緒にどうだ。アルコールが駄目なら冷蔵庫にジュースもあるが」
「はい、それなら私もビールを頂きます」
もう一つグラスを用意した詩織がビールを注が終わると
「詩織にとってどうかは別にして、詩織と私の出会いに乾杯しないか?」
「ご主人様、そんな事言わないでください。私はご主人様に拾われて凄く幸せです」
「そう思ってくれてるなら私も嬉しいが、これからが大変だぞ。まずは、詩織の息子さんを、あの悪魔な申し子のような女、磯辺隆三の孫娘から取り返し、その女と三田君に制裁を与える。そして、磯辺への制裁、奴隷販売組織の壊滅、最終的には快楽島に囚われている女性の救出と組織の殲滅だ。そう簡単にはいかない厄介な組織だけに、私が闇に葬られる可能性もある。それでも詩織は私について来てくれる覚悟はあるか。無理強いはしないので、良く考えて答えてくれ」
詩織は即座に大きく頷き
「私は嫌だと言われてもご主人様から絶対離れません。地獄に落ちるならご主人様と一緒、それ以外の選択肢は私には有りませんから」
「有難う、私と詩織の出会い、そして計画の完遂を誓って乾杯しよう」
「私とご主人様の出会いに乾杯!」
「乾杯!」
カチッとグラスを合わせ、隆之と詩織はビールを飲み、タイミングを合わせたように空のグラスをテーブルに置いた。
「久し振りのビール、良く冷えて凄く美味しかったです」
詩織は黙って残りのビールを隆之のグラスに注ぐと、隆之がもう一杯勧めるのが、分かっていたかのように、首を横に振るい
「これ以上飲んだら酔っちゃいます」
「それじや、詩織、お風呂に入ろうか?」
「はい、私が準備しますので、ご主人様はここで待って頂けますか」
そう答えたものの、詩織が浴室が何処にあるか知るはずもなく困った顔をしていた。
「地下室の向かい側にらある扉だ」
「はい、有難う御座います」
浴室に入った詩織が5分程で
「ご主人様、準備出来ました」
扉を少し開いて声を掛けてくれたので、隆之も浴室に入り軽くシャワーでお互いの汚れを落とし、二人で湯舟に浸かる。詩織わ後ろから抱き抱えるようにして股間に手を触れると、お湯の中だというのにヌルヌルした愛液が溢れ出してきた。
指での愛撫は適当に切り上げ湯舟から出て身体を洗う事にする。
「まずは、私が洗ってやろう」
「そんな、私がご主人様を・・・」
強引にバスチェアへ座らせ上半身から下腹部まで丁寧に洗ってやり、お尻を洗いながら偶然を装いアナルをゆっくり解していると指がスルッと入ってしまう。
「あっ、あぁぁん」
「アナル経験は無いと言っていたが、嫌がらないところを見ると経験済みじゃないのか?」
本当に申し訳なさそうな表情でこっくり頷き
「ご主人様、隠していて申し訳有りません!」
と謝り事情を語ってくれた。
自宅近くの裏道で薬液を嗅がされた詩織が意識を戻すと鉄格子で囲まれた檻に入れられていた。余りの事に鉄格子へさばり付き「助けてぇぇ!」錯乱したかのよつに大声で叫んでいた詩織だが、暫くして落ち着くと自分が全裸にされている事に気付いた。
全裸で檻に押し込むような連中に拉致されたなら、もう自分は助からないと諦めた詩織は檻の隅で膝を抱えて泣いたらしい。
暫くして、可愛いメイド姿の少女を連れて、大学生くらいの男が姿を見せた。その日からメイド姿の少女から徹底的に調教された。
男はメイド少女と詩織を双頭バイブでアナルレズさせ、それを眺めるのが好きだったようで、アナルも開発されたらしい。更に、詩織が言うには男は相当のマザコンらしく、拘束した詩織に「お母様、どうして」とか呟きながら抱き付いて来て、凄く気持ち悪かったと語っていた。
詩織が監禁されていた檻以外には20歳未満から若い子で中学生くらいの美少女が定期的に連れ込まれていたが、少女達はほぼ3ヶ月調教を受けると、居なくなっていた。
その中で詩織だけは1年半の間監禁され凌辱され続けていたが、突然2週間前、檻から出され奴隷販売所に連れて行かれた。
檻から出されて初めて自分が監禁されていたのは、鬱蒼と草木の生い茂る樹海のような場所に建つ白亜の洋館の地下室だと知ったらしい。
「みっちりアナルまて調教されていたのですが、奴隷販売所ではどういう訳かアナル未経験とされ、ご主人様のところに出荷されてしまったのです」
「まずは、その洋館の所在地と奴隷販売所の関係を詳しく調べる必要があります。何れにしても、販売所の連中と洋館の主には詩織や多々の女性を苦しめた罪を償わせる必要があると言う事ですね。詳しい対応は後に考えるとして、取り敢えず詩織のアナル感度を知っておきたいのですが?」
アナルに差し込んだ指を鍵状に曲げ、膣と接する壁を刺激すると詩織は口の端から涎を垂らして悶えまくる。
「あぁぁん、はぁぁんっ、凄過ぎるの、もう駄目ぇぇ、イキそうなの、お尻で感じる女なんて、嫌われちゃう、あぁぁ、もう駄目、駄目になっちゃう」
悶え狂う詩織、おマンコにも指を入れ、両側から壁を強く摩りながら、親指でクリトリスの先端を撫でてやると詩織は何度も絶頂し、最後には浴室の床に倒れ込み立上がる事さえ出来なくなった。
詩織を抱き起こし、軽くシャワーで身体を流した隆之は更衣場でバスタオルに包み、お姫様抱っこで書斎のソファに寝かした。
詩織が意識を戻すと直ぐに
「詩織は既に戸籍を抹消され、三田君の承認を得られる可能性は皆無だろうから抹消取消しは無理だろう。そうなると、非合法ではあるが他人の戸籍を手に入れるしかない、何れにしても詩織を貶めた個人と組織に完璧なる制裁を加えてからの話だ。当分、詩織と恵にはここで秘書兼愛人として居て貰う。新しい戸籍を得た後、どうするかは、その時、詩織と恵が決めれば良い。私は二人の自主性を尊重するつもりだ」
「ご迷惑かもしれませんが、私は地獄の底までご主人様と連れ添うと言いました。どんなに状況が変わっても私の心は決まっています」
その日、地下室が出て来た恵も詩織と同じく暫く秘書兼愛人となるのを了解してらくれた事で、別荘の住人が二人になった。
数日後、三田家の現場と長男の所在調査を依頼していた興信所から報告書が届いた。その内容を見た隆之は何となく予想はしていたものの唖然としてしまった。
後妻となった四井美沙は、前妻詩織の子供である三田進也を全寮制私立中学生に入れ、更に養子縁組を画策し三田家から放逐しようとしていた。悠長に構えている状況では無いと判断した隆之は、進也の通う中学校を訪ね、直接本人に確認すると決めた。
進也に連絡を取り呼び出した隆之は、興信所の調査報告書を見せると同時に、詩織が失踪した真相を話してやった。
「父から母は不倫相手と出掛けた旅行先で交通事故に巻き込まれ死亡した聞かされました。母が不倫など絶対しないと信じていましたが、やはり父は嘘付きだったんですね」
詩織の言っていた通り、素直で頭の良い子だと感心しながら話しを続ける。
「君の気持ちを知ればお母さんは、きっと涙を流して喜ぶと思うよ。しかし、謀られた事とは言え誘拐された後のお母さんは口では言い表せないくらい、辛く屈辱的な生活を強制されていたと聞く。君のお母さんは既に死亡宣告され戸籍が抹消されている上に、彼女の失踪に関わった連中や組織が現在である間は社会復帰は難しい。それまでは、私が彼女を匿っておくつもりだか、何れ機会を見て再会出来るよう手を尽くすつもりだが、再会後に彼女と一緒に暮らすかどうか考えておいて欲しい」
「母がどう変わっていようが、構いません。母が望むなら僕は母と共に暮らします。ですが、貴方がどんな理由で母を助け、母が何を考え貴方のお世話になっているかを知りたいです」
真剣な顔で詩織との関係を知りたがる進也、隆之は正直に話すべきか迷ったが、
「それについては何れ時期がくれば必ず話す。だから今は勘弁してくれないか?」
中学生の少年に話せる訳も無く、先延ばしと言うより詩織の口から説明させた方が良いだろう。
「分かりました!」
「さて、お母さんの件はこれでお終い。今度は君のお父さんとお義母さんについて、君には残酷かも知れないが二人を許す事は出来ない。社会的制裁を含め徹底的に潰すつもりだ」
「そ、それは・・・」
突然、実父と義母を潰すと言われ、中学生の少年が答えられるはずもなく
「君の父親は、出世と引き換えにお母さんを闇に葬った。それには後妻となった四井美沙が深く関与しているのは明白だからね」
真面目な顔で聞いている少年が制裁とか潰すとか聞かされ、それがどんな事なのかまでは分かっていないように思える。
「母が失踪する数ヶ月前から母を叱責し時には殴る蹴るの暴力を振るう父を何度も見掛け、それを止めようとした僕も何度か殴られました。そんな父をハッキリ言って僕は嫌いです。義母も綺麗なのは外見だけで、我侭で自己中心と言うか母とは余りにも違い、どうしても好きになれませんでした。ですから、義母から全寮制のここを勧められ時は、父や義母から離れられると喜んで了解したのです」
ふと、進也と詩織を同居させても間違いが起きないだろう妙案が浮かんだ。
「進也君は、まだ女性経験は無いのかな?」
「僕はまだ中学1年生ですよ」
「進也君の知っているお母さんと今のお母さんは全然違う。これから女性に益々興味を持ってくるだろう進也君がお母さんと再会したら、母親と言うより性的対象としてしまうのを私は危惧している。だから進也君には専属の女性を紹介しようと思う。有名な女学院附属中等部で教師をしていた才媛で、性体験の相手としては最適の女性だが?」
「それは、ちょっと・・・」
真面目な進也は思った通りかなり躊躇していた。
「まあ、その内紹介するから、その時にどうするか考えてくれれば良い」
進也との対談を終えた隆之は、別荘に戻ると詩織に話した内容を詳しく伝えた。勿論、恵を進也に与えようと考えている事は秘密である。
「進也が今でも私の事をそんなに慕っていてくれたなんて思いませんでした。でも、淫らな身体に調教された私が進也と前のように生活出来るか、自信がありません。うぅぅぅ・・・」
泣き崩れる詩織を両手で強く抱き締め
「今は実の母として進也君を立派な男に育てるのが詩織の役目だ。進也君も詩織と暮らせることを強く望んでいるのだから」
「は、はい、ご主人様!」
頷きながら顔を上げた詩織の、アイシャドーが涙で流れ黒い筋となって顔を汚していた。
「詩織、取り敢えず顔を洗って来なさい。話の続きはそれからだ」
何も答えず席を立った詩織は、洗面室で顔を洗い戻って来た。
「しかし、詩織は本当に若々しくて綺麗だね」
突然、隆之から綺麗だと言われ、詩織は恥ずかしそうに頬を染め笑顔を向ける
「ご主人様、36歳にもなる小母さんを揶揄わないでください」
「少し気分が落ち着いたようだね。しかし、進也君は詩織の遺伝子を受け継いでいるようで、なんか芯が通った性格の良い少年だった。詩織の育て方が良かったから三田君のような下衆な性格にならなかったと私は思う。進也君には詩織が誘拐されてから辛い日々を送っていたとだけ伝えた。ただ、何れ知るだろうから詩織が私の愛人的存在だとは遠回しに話しておいた。とにかく、進也君は詩織との再会、そして同居を望んでいる。それだけで、今回の対面は大成功だと思ったくれるだろ?」
「勿論、大成功です。ご主人様、大好きです!」
さっきまて涙で顔を濡らしていた詩織が、満面に笑みを浮かべ飛び掛かるよつに抱き付いて来た。その詩織に唇を重ねると、待っていたかのように詩織は舌を隆之の口に入れた。舌を絡ませる濃厚なディープキスを堪能しゆっくり詩織から唇を離し
「今直ぐでは無いが、進也君と同居する場合、どうしても守って貰わないと困る条件がある」
「えっ?」
何を言われるかと警戒する詩織
「一つだけ、母親としての威厳を保ち進也君に接する事。仕方ないとは思うが、今の詩織は無意識にフェロモンを発散し男を誘う魔性の女と言った状態だ。このまま、再会すると母親としてでは無く、息子を誘惑する淫らな女になってしまうと私は危惧している。よって、進也君の前では悩ましい仕草を見せないよう、今から心掛けて欲しい。その代わり、身体の疼きは私が責任を持って諌めてあげるから、安心しなさい」
「頑張りますから、宜しくお願いします」
「何日になるかは分からないが、進也君の前では森下会長と呼ぶように、間違ってもご主人様とは呼ばない事」
「はい、承知しました。ご主人様」
「どうだ、満足したか?」
「もう何度イッたのか覚えていません。こんな気持ち良くなったのは初めてです」
「それは良かった。そこの冷蔵庫からビールを出してくれないか。さすがに喉がカラカラだ」
「はい、ご主人様!」
冷蔵庫からビールを取り出した詩織が、一組のコースターとグラスをテーブルに置く
「詩織も一緒にどうだ。アルコールが駄目なら冷蔵庫にジュースもあるが」
「はい、それなら私もビールを頂きます」
もう一つグラスを用意した詩織がビールを注が終わると
「詩織にとってどうかは別にして、詩織と私の出会いに乾杯しないか?」
「ご主人様、そんな事言わないでください。私はご主人様に拾われて凄く幸せです」
「そう思ってくれてるなら私も嬉しいが、これからが大変だぞ。まずは、詩織の息子さんを、あの悪魔な申し子のような女、磯辺隆三の孫娘から取り返し、その女と三田君に制裁を与える。そして、磯辺への制裁、奴隷販売組織の壊滅、最終的には快楽島に囚われている女性の救出と組織の殲滅だ。そう簡単にはいかない厄介な組織だけに、私が闇に葬られる可能性もある。それでも詩織は私について来てくれる覚悟はあるか。無理強いはしないので、良く考えて答えてくれ」
詩織は即座に大きく頷き
「私は嫌だと言われてもご主人様から絶対離れません。地獄に落ちるならご主人様と一緒、それ以外の選択肢は私には有りませんから」
「有難う、私と詩織の出会い、そして計画の完遂を誓って乾杯しよう」
「私とご主人様の出会いに乾杯!」
「乾杯!」
カチッとグラスを合わせ、隆之と詩織はビールを飲み、タイミングを合わせたように空のグラスをテーブルに置いた。
「久し振りのビール、良く冷えて凄く美味しかったです」
詩織は黙って残りのビールを隆之のグラスに注ぐと、隆之がもう一杯勧めるのが、分かっていたかのように、首を横に振るい
「これ以上飲んだら酔っちゃいます」
「それじや、詩織、お風呂に入ろうか?」
「はい、私が準備しますので、ご主人様はここで待って頂けますか」
そう答えたものの、詩織が浴室が何処にあるか知るはずもなく困った顔をしていた。
「地下室の向かい側にらある扉だ」
「はい、有難う御座います」
浴室に入った詩織が5分程で
「ご主人様、準備出来ました」
扉を少し開いて声を掛けてくれたので、隆之も浴室に入り軽くシャワーでお互いの汚れを落とし、二人で湯舟に浸かる。詩織わ後ろから抱き抱えるようにして股間に手を触れると、お湯の中だというのにヌルヌルした愛液が溢れ出してきた。
指での愛撫は適当に切り上げ湯舟から出て身体を洗う事にする。
「まずは、私が洗ってやろう」
「そんな、私がご主人様を・・・」
強引にバスチェアへ座らせ上半身から下腹部まで丁寧に洗ってやり、お尻を洗いながら偶然を装いアナルをゆっくり解していると指がスルッと入ってしまう。
「あっ、あぁぁん」
「アナル経験は無いと言っていたが、嫌がらないところを見ると経験済みじゃないのか?」
本当に申し訳なさそうな表情でこっくり頷き
「ご主人様、隠していて申し訳有りません!」
と謝り事情を語ってくれた。
自宅近くの裏道で薬液を嗅がされた詩織が意識を戻すと鉄格子で囲まれた檻に入れられていた。余りの事に鉄格子へさばり付き「助けてぇぇ!」錯乱したかのよつに大声で叫んでいた詩織だが、暫くして落ち着くと自分が全裸にされている事に気付いた。
全裸で檻に押し込むような連中に拉致されたなら、もう自分は助からないと諦めた詩織は檻の隅で膝を抱えて泣いたらしい。
暫くして、可愛いメイド姿の少女を連れて、大学生くらいの男が姿を見せた。その日からメイド姿の少女から徹底的に調教された。
男はメイド少女と詩織を双頭バイブでアナルレズさせ、それを眺めるのが好きだったようで、アナルも開発されたらしい。更に、詩織が言うには男は相当のマザコンらしく、拘束した詩織に「お母様、どうして」とか呟きながら抱き付いて来て、凄く気持ち悪かったと語っていた。
詩織が監禁されていた檻以外には20歳未満から若い子で中学生くらいの美少女が定期的に連れ込まれていたが、少女達はほぼ3ヶ月調教を受けると、居なくなっていた。
その中で詩織だけは1年半の間監禁され凌辱され続けていたが、突然2週間前、檻から出され奴隷販売所に連れて行かれた。
檻から出されて初めて自分が監禁されていたのは、鬱蒼と草木の生い茂る樹海のような場所に建つ白亜の洋館の地下室だと知ったらしい。
「みっちりアナルまて調教されていたのですが、奴隷販売所ではどういう訳かアナル未経験とされ、ご主人様のところに出荷されてしまったのです」
「まずは、その洋館の所在地と奴隷販売所の関係を詳しく調べる必要があります。何れにしても、販売所の連中と洋館の主には詩織や多々の女性を苦しめた罪を償わせる必要があると言う事ですね。詳しい対応は後に考えるとして、取り敢えず詩織のアナル感度を知っておきたいのですが?」
アナルに差し込んだ指を鍵状に曲げ、膣と接する壁を刺激すると詩織は口の端から涎を垂らして悶えまくる。
「あぁぁん、はぁぁんっ、凄過ぎるの、もう駄目ぇぇ、イキそうなの、お尻で感じる女なんて、嫌われちゃう、あぁぁ、もう駄目、駄目になっちゃう」
悶え狂う詩織、おマンコにも指を入れ、両側から壁を強く摩りながら、親指でクリトリスの先端を撫でてやると詩織は何度も絶頂し、最後には浴室の床に倒れ込み立上がる事さえ出来なくなった。
詩織を抱き起こし、軽くシャワーで身体を流した隆之は更衣場でバスタオルに包み、お姫様抱っこで書斎のソファに寝かした。
詩織が意識を戻すと直ぐに
「詩織は既に戸籍を抹消され、三田君の承認を得られる可能性は皆無だろうから抹消取消しは無理だろう。そうなると、非合法ではあるが他人の戸籍を手に入れるしかない、何れにしても詩織を貶めた個人と組織に完璧なる制裁を加えてからの話だ。当分、詩織と恵にはここで秘書兼愛人として居て貰う。新しい戸籍を得た後、どうするかは、その時、詩織と恵が決めれば良い。私は二人の自主性を尊重するつもりだ」
「ご迷惑かもしれませんが、私は地獄の底までご主人様と連れ添うと言いました。どんなに状況が変わっても私の心は決まっています」
その日、地下室が出て来た恵も詩織と同じく暫く秘書兼愛人となるのを了解してらくれた事で、別荘の住人が二人になった。
数日後、三田家の現場と長男の所在調査を依頼していた興信所から報告書が届いた。その内容を見た隆之は何となく予想はしていたものの唖然としてしまった。
後妻となった四井美沙は、前妻詩織の子供である三田進也を全寮制私立中学生に入れ、更に養子縁組を画策し三田家から放逐しようとしていた。悠長に構えている状況では無いと判断した隆之は、進也の通う中学校を訪ね、直接本人に確認すると決めた。
進也に連絡を取り呼び出した隆之は、興信所の調査報告書を見せると同時に、詩織が失踪した真相を話してやった。
「父から母は不倫相手と出掛けた旅行先で交通事故に巻き込まれ死亡した聞かされました。母が不倫など絶対しないと信じていましたが、やはり父は嘘付きだったんですね」
詩織の言っていた通り、素直で頭の良い子だと感心しながら話しを続ける。
「君の気持ちを知ればお母さんは、きっと涙を流して喜ぶと思うよ。しかし、謀られた事とは言え誘拐された後のお母さんは口では言い表せないくらい、辛く屈辱的な生活を強制されていたと聞く。君のお母さんは既に死亡宣告され戸籍が抹消されている上に、彼女の失踪に関わった連中や組織が現在である間は社会復帰は難しい。それまでは、私が彼女を匿っておくつもりだか、何れ機会を見て再会出来るよう手を尽くすつもりだが、再会後に彼女と一緒に暮らすかどうか考えておいて欲しい」
「母がどう変わっていようが、構いません。母が望むなら僕は母と共に暮らします。ですが、貴方がどんな理由で母を助け、母が何を考え貴方のお世話になっているかを知りたいです」
真剣な顔で詩織との関係を知りたがる進也、隆之は正直に話すべきか迷ったが、
「それについては何れ時期がくれば必ず話す。だから今は勘弁してくれないか?」
中学生の少年に話せる訳も無く、先延ばしと言うより詩織の口から説明させた方が良いだろう。
「分かりました!」
「さて、お母さんの件はこれでお終い。今度は君のお父さんとお義母さんについて、君には残酷かも知れないが二人を許す事は出来ない。社会的制裁を含め徹底的に潰すつもりだ」
「そ、それは・・・」
突然、実父と義母を潰すと言われ、中学生の少年が答えられるはずもなく
「君の父親は、出世と引き換えにお母さんを闇に葬った。それには後妻となった四井美沙が深く関与しているのは明白だからね」
真面目な顔で聞いている少年が制裁とか潰すとか聞かされ、それがどんな事なのかまでは分かっていないように思える。
「母が失踪する数ヶ月前から母を叱責し時には殴る蹴るの暴力を振るう父を何度も見掛け、それを止めようとした僕も何度か殴られました。そんな父をハッキリ言って僕は嫌いです。義母も綺麗なのは外見だけで、我侭で自己中心と言うか母とは余りにも違い、どうしても好きになれませんでした。ですから、義母から全寮制のここを勧められ時は、父や義母から離れられると喜んで了解したのです」
ふと、進也と詩織を同居させても間違いが起きないだろう妙案が浮かんだ。
「進也君は、まだ女性経験は無いのかな?」
「僕はまだ中学1年生ですよ」
「進也君の知っているお母さんと今のお母さんは全然違う。これから女性に益々興味を持ってくるだろう進也君がお母さんと再会したら、母親と言うより性的対象としてしまうのを私は危惧している。だから進也君には専属の女性を紹介しようと思う。有名な女学院附属中等部で教師をしていた才媛で、性体験の相手としては最適の女性だが?」
「それは、ちょっと・・・」
真面目な進也は思った通りかなり躊躇していた。
「まあ、その内紹介するから、その時にどうするか考えてくれれば良い」
進也との対談を終えた隆之は、別荘に戻ると詩織に話した内容を詳しく伝えた。勿論、恵を進也に与えようと考えている事は秘密である。
「進也が今でも私の事をそんなに慕っていてくれたなんて思いませんでした。でも、淫らな身体に調教された私が進也と前のように生活出来るか、自信がありません。うぅぅぅ・・・」
泣き崩れる詩織を両手で強く抱き締め
「今は実の母として進也君を立派な男に育てるのが詩織の役目だ。進也君も詩織と暮らせることを強く望んでいるのだから」
「は、はい、ご主人様!」
頷きながら顔を上げた詩織の、アイシャドーが涙で流れ黒い筋となって顔を汚していた。
「詩織、取り敢えず顔を洗って来なさい。話の続きはそれからだ」
何も答えず席を立った詩織は、洗面室で顔を洗い戻って来た。
「しかし、詩織は本当に若々しくて綺麗だね」
突然、隆之から綺麗だと言われ、詩織は恥ずかしそうに頬を染め笑顔を向ける
「ご主人様、36歳にもなる小母さんを揶揄わないでください」
「少し気分が落ち着いたようだね。しかし、進也君は詩織の遺伝子を受け継いでいるようで、なんか芯が通った性格の良い少年だった。詩織の育て方が良かったから三田君のような下衆な性格にならなかったと私は思う。進也君には詩織が誘拐されてから辛い日々を送っていたとだけ伝えた。ただ、何れ知るだろうから詩織が私の愛人的存在だとは遠回しに話しておいた。とにかく、進也君は詩織との再会、そして同居を望んでいる。それだけで、今回の対面は大成功だと思ったくれるだろ?」
「勿論、大成功です。ご主人様、大好きです!」
さっきまて涙で顔を濡らしていた詩織が、満面に笑みを浮かべ飛び掛かるよつに抱き付いて来た。その詩織に唇を重ねると、待っていたかのように詩織は舌を隆之の口に入れた。舌を絡ませる濃厚なディープキスを堪能しゆっくり詩織から唇を離し
「今直ぐでは無いが、進也君と同居する場合、どうしても守って貰わないと困る条件がある」
「えっ?」
何を言われるかと警戒する詩織
「一つだけ、母親としての威厳を保ち進也君に接する事。仕方ないとは思うが、今の詩織は無意識にフェロモンを発散し男を誘う魔性の女と言った状態だ。このまま、再会すると母親としてでは無く、息子を誘惑する淫らな女になってしまうと私は危惧している。よって、進也君の前では悩ましい仕草を見せないよう、今から心掛けて欲しい。その代わり、身体の疼きは私が責任を持って諌めてあげるから、安心しなさい」
「頑張りますから、宜しくお願いします」
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「はい、承知しました。ご主人様」
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