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第三章 現代編(春美の才覚)
29 春美の才覚②★
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テキパキとしたミーティングを見で安心した隆之は、自分がこの場に居ても手伝える事は無いと、春美と小百合に任せ、すみれと茜を連れ店を後にした。
隆之は2人を昼間訪れたホテルで下ろすと、後でフロントの女性が部屋に来るから明後日の夕方までのスケジュールを教えて貰い、それに従うように伝え、ホテルボーイに案内されエレベーターに乗ると支配人にエステコースなどの予約を依頼し、自宅別荘に戻った。
翌々日の夕方、ホテルのフロントに顔を出すと支配人が直ぐにレストランへと案内してくれた。
「お2人は既に席でお待ちです」
しかし、通された個室には見知らぬ女性が2人座っているので、支配人に
「支配人、部屋を間違えて・・・」
「支配人が困った顔をされていますよ。森下会長、私は間違い無く茜、そうでしょ、すみれちゃん」
「はい、私も間違いなく、すみれですよ」
支配人にひたすら謝りコース料理を注文する。すみれと茜はとにかく良く食べ、コース料理では満足出来なかったようで、追加の200gフィレステーキを軽く平らげ、お摘みとして頼んだオードブルも殆ど残さなかった。さすがに食べ過ぎたようで、スカイラウンジでカクテルでもと誘うが部屋に戻ってしまう。
隆之も部屋に戻り、興信所調査院から届いた広末専務と山野専務の素行調査報告書に目を通していると、扉をノックする音に気付く。デラックススイートを一度でも訊ねた事がある人なら、ノックで気が付いてくれないのを知っているはずだがと思いながらドアモニターを覗くとすみれと茜が立っていた。
部屋に招き入れたが、何故か茜だけ隆之が椅子に座る事務机まで来て、すみれは扉の直ぐ近くに立ったままである。キョロキョロ部屋の中を見廻していた茜は事務机の左端にある照明スイッチを見付けると手を伸ばして切ってしまう。
「茜ちゃん、悪戯は止めなさい」
抗議しても茜は何も答えず、2分ほど経つと
「今の私達が唯一出来るお礼を受け取ってください」
茜がスイッチを入れ、部屋の照明が灯ると一糸纏わぬ姿のすみれが、にっこりと微笑み立っている。
「すみれちゃん、何時の間に服を・・・」
唖然とすみれを眺めていると、腰の辺りでモソモソした感じがあり、机の下を見ると全裸の茜がズボンのベルトを外し脱がそうと奮闘している。驚いて茜から離れようとするが、既に遅くズボンとトランクスを一緒に引き下ろされ、硬く勃起したペニスを茜の面前に晒してしまう。
「森下会長、否、優しい小父さま、茜がご奉仕させて頂きます」
事務机の下で膝立ちになった茜が亀頭を喉奥まて頬張る。里美の店でもしゃぶってくれたが、あの時は酔っていたのもあり気にしてなかったが、茜のフェラチオは中々のもので、口に含んだ亀頭から裏筋に舌を纏わり付かせるテクニックは抜群だった。
「んっ、んぐぐっ、んんん、うぐっ」
「茜ちゃん、小父さまのおチンチン、もうビンビンになっているよ。そろそろ、玉袋やお尻の穴も舐めてあげたら」
茜はペニスから口を離し
「私が唯一自慢出来るのはフェラチオだけなのよ。すみれちゃんに言われ無くても、隅から隅まで舐めて抜いて、小父さまに喜んで貰うんだから」
両手で硬く反り返るペニスを持上げ、玉袋から内股まで丹念に舐め尽くしてくれる。
「茜ちゃんも頑張ってるから、私もご奉仕に参加しようかな」
隆之は2人の突撃奉仕に、どう対処すべきか迷っていた。
「こんな事してくれなくても、私は2人を見放したりはしないつもりなのだが」
「小父さまは、私達が嫌がらない限り、ずっと面倒を見て下さる事は私達も解っています。でも、一方的に甘えるだけでは駄目なの、これは2人から今後も宜しくとの気持ちも込めたお礼なの、おチンチンをビンビンにして遠慮を口走っても説得力ゼロなの。小父さまは黙って私達を受け取ってくれれば良い、受け止めて貰え無いと私達が惨めになっちゃうでしょ」
茜はペニスを片手で摩りながら口を離すと、事務机の下から出て隆之の首に手を回し抱き付くと唇を重ねキスしてくれた。何となく彼女達の身体が目的で面倒を見ているようで心では駄目だと思っているが、隆之の身体は素直に受け入れている。
「あっ、小父さまの先っぽから我慢汁が出て来たわ。うふっ、綺麗に舐めてあげなくちゃ」
茜はまた事務机の下に潜り
「茜ちゃん、たっぷりフェラ奉仕してあげてね」
「分かっているわよ。んあっ、ぷはっ、ウググッ、チュッ、チュチュ・・・」
両手を幹に添え、ゆっくり上下に摩りながら、舌先で亀頭を舐め廻す茜
「茜ちゃん、もう出そうだ」
「茜の口に出して!」
隆之のペニスをパクッと咥えると、茜は激しく頭を前後させ射精を促す。やがて、我慢出来なくなった隆之が迸りを放つと、茜は口を窄め口内に放たれる精液を喉を鳴らし飲み込んでいた。射精を終え、口からペニスを抜くと、白濁液が口から溢れ茜の唇を汚す。それをペロッと舌で舐め取り、自慢そうな表情で微笑む茜、
「小父さまのって凄く美味しいよ」
「茜ちゃんだけ楽しんでズルわ」
すみれはプンプンしながらベッドに上がり、M字開脚でおマンコをパックリ開いて隆之に見せ付ける。ピンク色の花弁は辛うじて閉じているが、表皮が捲れ真っ赤に充血した淫核を露わにしたクリトリスがなんとも卑猥である。
「茜ちゃん、私もご奉仕させて、膣奥で厭らしい液がドクドク湧き出し、割れ目ちゃんから今にも溢れそうなの」
「うふっ、その前に私が小父さまのおチンチンを綺麗にするから、もう少し待って」
茜は白濁液塗れのペニスを口に含むと、アイスを舐めるように舌を這わせ汚れを掬い取ってくれる。そのお陰で少し柔らかくなり始めていた隆之のペニスは再び硬くなっていた。
「小父さまの、美味しい精液をすみれちゃんにも分けてあげるね」
茜はすみれにキスすると、白濁液混じりの唾をすみれに送り、すみれもその唾に自分の唾を混ぜ茜はに返す。くちゅくちゅと唾を交換し合い、唇を吸い合い、舌を絡ませる2人
「すみれちゃん、本当に良いのか?」
「小父さまの女になりたいの、だからいつぱいズボズボして欲しいの、お願い」
「茜も入れて欲しいの」
すみれと茜がベッドに上半身を預け、両脚を開き気味にして突き出したお尻を厭らしく左右に振り、お強請りを始める。さっきまで、閉じていた花弁は開ききり、溢れ出た愛液が内股まて汚している。
室内に肉の擦れ合う音と、2人の喘ぎ声が木霊する。数回一方のおマンコに出し入れすると、勢い良く引抜き、もう一方のおマンコに挿入する。
「あっ、あぁぁあ、凄い、小父さまのおチンチンがすみれの子宮をガンガン突いてるの」
「茜の子宮が小父さまの子種を求めて降りちゃってるの、あぁぁ、気持ち良い」
挿入していない方のおマンコは二本指で掻き混ぜながら、表皮が剥けたクリトリスの淫核を余った指先で強めに捏ねくり廻す。
「変なの、おしっこでちゃう、漏れちゃう」
おマンコとクリトリスを指で弄られていた茜が、突然、大量の潮を吹きあげた。隣のすみれも隆之の方を振り向いているが、目は完全に虚である。
「小父さま、いっぱい突いて、私の中には出して、あぁぁ、もう直ぐでイキそうなの、イッちゃうの」
「妊娠しちゃうよ」
「そんなの良いから、早く出してぇぇ、小父さまと一緒にイキたいの、お願い」
すみれが左右に激しく腰を振るので、隆之は両手で尻肉をしっかり掴み出し入れを加速する。
「あっ、イッちゃう、イッちゃう」
すみれが叫ぶと同時に、隆之は大量の迸りを膣内に放つ、
「あぁぁ、熱いのが入って、気持ち良い、もっといっぱい頂戴、イク、イク、イクぅぅぅ」
力が抜けベッドに身体を預け荒い息をしながら余韻に浸り始めたすみれからペニスを抜き、茜のおマンコに挿入する。
「あぁん、やっと入れて貰えた。小父さま、私に子種を残しているんでしょうね」
「茜にもたっぷり注いでやるから安心しなさい」
本当に妊娠させたら、春美や詩織が自分より先に孕ませるなど持っての他と怒るかもと頭に浮かぶも、2人にお強請りされるまま、種が尽きるまで注ぎまくった。
朝方近くまで隆之に抱かれやっと満足した2人が目を覚ましたのは昼過ぎだった。2人に此れからどうしたいのか訊ねると、此のまま銀座のホステスを続け、出来れば春美ママのような人に成りたいと言うので、隆之は春美に相談してみた。
里美の敵対的引抜きで廃業寸前まで追い込まれた春美、同じように花江ママも相当な痛手を負いながらも長年銀座に君臨したコネクションをフル活用して何とか対面を保てるまで回復させていた。
しかし、目を掛けて育てたつもりの里美に逆恨みされたショックは大きかったようで、近々引退を考えていたらしい。そこに、春美から茜とすみれを立派なホステスに育ててくれないかと打診され、更に里美に引抜かれていたホステスが支度金無しで戻って来るまで段取りされてしまった花江ママは、引退は最後の花道として2人を立派なホステスに育ててからにすると心良く引受けてくれた。
茜とすみれは、翌々日から春美が用意したマンションに2人で住みながら、銀座の老舗クラブ"花"で本格的なホステス修行を始めた。一方、春美が臨時ママとなったヤングクラブ"里"は、矢継ぎ早に彼女が企画したイベントやショーの人気もあり若手サラリーマンから絶大な指示を得て連日満員の盛況となっていた。
それもあって、店の従業員から是非にと要望され、それから半年間臨時ママを続け、その半年間に新たなクラブ開店準備を進めていた。臨時ママを半年間きっちり全うした春美は、高級キャバクラを3軒同時に開店すると、"里"の従業員やホステス達をその新規店に転籍させ、ヤングクラブ"里"を閉店させた。
"里"の閉店パーティーで里美の消息を気にする招待客も僅かにいたが、ホステスや従業員で里美について口にする者は一人もいなかった。
隆之は2人を昼間訪れたホテルで下ろすと、後でフロントの女性が部屋に来るから明後日の夕方までのスケジュールを教えて貰い、それに従うように伝え、ホテルボーイに案内されエレベーターに乗ると支配人にエステコースなどの予約を依頼し、自宅別荘に戻った。
翌々日の夕方、ホテルのフロントに顔を出すと支配人が直ぐにレストランへと案内してくれた。
「お2人は既に席でお待ちです」
しかし、通された個室には見知らぬ女性が2人座っているので、支配人に
「支配人、部屋を間違えて・・・」
「支配人が困った顔をされていますよ。森下会長、私は間違い無く茜、そうでしょ、すみれちゃん」
「はい、私も間違いなく、すみれですよ」
支配人にひたすら謝りコース料理を注文する。すみれと茜はとにかく良く食べ、コース料理では満足出来なかったようで、追加の200gフィレステーキを軽く平らげ、お摘みとして頼んだオードブルも殆ど残さなかった。さすがに食べ過ぎたようで、スカイラウンジでカクテルでもと誘うが部屋に戻ってしまう。
隆之も部屋に戻り、興信所調査院から届いた広末専務と山野専務の素行調査報告書に目を通していると、扉をノックする音に気付く。デラックススイートを一度でも訊ねた事がある人なら、ノックで気が付いてくれないのを知っているはずだがと思いながらドアモニターを覗くとすみれと茜が立っていた。
部屋に招き入れたが、何故か茜だけ隆之が椅子に座る事務机まで来て、すみれは扉の直ぐ近くに立ったままである。キョロキョロ部屋の中を見廻していた茜は事務机の左端にある照明スイッチを見付けると手を伸ばして切ってしまう。
「茜ちゃん、悪戯は止めなさい」
抗議しても茜は何も答えず、2分ほど経つと
「今の私達が唯一出来るお礼を受け取ってください」
茜がスイッチを入れ、部屋の照明が灯ると一糸纏わぬ姿のすみれが、にっこりと微笑み立っている。
「すみれちゃん、何時の間に服を・・・」
唖然とすみれを眺めていると、腰の辺りでモソモソした感じがあり、机の下を見ると全裸の茜がズボンのベルトを外し脱がそうと奮闘している。驚いて茜から離れようとするが、既に遅くズボンとトランクスを一緒に引き下ろされ、硬く勃起したペニスを茜の面前に晒してしまう。
「森下会長、否、優しい小父さま、茜がご奉仕させて頂きます」
事務机の下で膝立ちになった茜が亀頭を喉奥まて頬張る。里美の店でもしゃぶってくれたが、あの時は酔っていたのもあり気にしてなかったが、茜のフェラチオは中々のもので、口に含んだ亀頭から裏筋に舌を纏わり付かせるテクニックは抜群だった。
「んっ、んぐぐっ、んんん、うぐっ」
「茜ちゃん、小父さまのおチンチン、もうビンビンになっているよ。そろそろ、玉袋やお尻の穴も舐めてあげたら」
茜はペニスから口を離し
「私が唯一自慢出来るのはフェラチオだけなのよ。すみれちゃんに言われ無くても、隅から隅まで舐めて抜いて、小父さまに喜んで貰うんだから」
両手で硬く反り返るペニスを持上げ、玉袋から内股まで丹念に舐め尽くしてくれる。
「茜ちゃんも頑張ってるから、私もご奉仕に参加しようかな」
隆之は2人の突撃奉仕に、どう対処すべきか迷っていた。
「こんな事してくれなくても、私は2人を見放したりはしないつもりなのだが」
「小父さまは、私達が嫌がらない限り、ずっと面倒を見て下さる事は私達も解っています。でも、一方的に甘えるだけでは駄目なの、これは2人から今後も宜しくとの気持ちも込めたお礼なの、おチンチンをビンビンにして遠慮を口走っても説得力ゼロなの。小父さまは黙って私達を受け取ってくれれば良い、受け止めて貰え無いと私達が惨めになっちゃうでしょ」
茜はペニスを片手で摩りながら口を離すと、事務机の下から出て隆之の首に手を回し抱き付くと唇を重ねキスしてくれた。何となく彼女達の身体が目的で面倒を見ているようで心では駄目だと思っているが、隆之の身体は素直に受け入れている。
「あっ、小父さまの先っぽから我慢汁が出て来たわ。うふっ、綺麗に舐めてあげなくちゃ」
茜はまた事務机の下に潜り
「茜ちゃん、たっぷりフェラ奉仕してあげてね」
「分かっているわよ。んあっ、ぷはっ、ウググッ、チュッ、チュチュ・・・」
両手を幹に添え、ゆっくり上下に摩りながら、舌先で亀頭を舐め廻す茜
「茜ちゃん、もう出そうだ」
「茜の口に出して!」
隆之のペニスをパクッと咥えると、茜は激しく頭を前後させ射精を促す。やがて、我慢出来なくなった隆之が迸りを放つと、茜は口を窄め口内に放たれる精液を喉を鳴らし飲み込んでいた。射精を終え、口からペニスを抜くと、白濁液が口から溢れ茜の唇を汚す。それをペロッと舌で舐め取り、自慢そうな表情で微笑む茜、
「小父さまのって凄く美味しいよ」
「茜ちゃんだけ楽しんでズルわ」
すみれはプンプンしながらベッドに上がり、M字開脚でおマンコをパックリ開いて隆之に見せ付ける。ピンク色の花弁は辛うじて閉じているが、表皮が捲れ真っ赤に充血した淫核を露わにしたクリトリスがなんとも卑猥である。
「茜ちゃん、私もご奉仕させて、膣奥で厭らしい液がドクドク湧き出し、割れ目ちゃんから今にも溢れそうなの」
「うふっ、その前に私が小父さまのおチンチンを綺麗にするから、もう少し待って」
茜は白濁液塗れのペニスを口に含むと、アイスを舐めるように舌を這わせ汚れを掬い取ってくれる。そのお陰で少し柔らかくなり始めていた隆之のペニスは再び硬くなっていた。
「小父さまの、美味しい精液をすみれちゃんにも分けてあげるね」
茜はすみれにキスすると、白濁液混じりの唾をすみれに送り、すみれもその唾に自分の唾を混ぜ茜はに返す。くちゅくちゅと唾を交換し合い、唇を吸い合い、舌を絡ませる2人
「すみれちゃん、本当に良いのか?」
「小父さまの女になりたいの、だからいつぱいズボズボして欲しいの、お願い」
「茜も入れて欲しいの」
すみれと茜がベッドに上半身を預け、両脚を開き気味にして突き出したお尻を厭らしく左右に振り、お強請りを始める。さっきまで、閉じていた花弁は開ききり、溢れ出た愛液が内股まて汚している。
室内に肉の擦れ合う音と、2人の喘ぎ声が木霊する。数回一方のおマンコに出し入れすると、勢い良く引抜き、もう一方のおマンコに挿入する。
「あっ、あぁぁあ、凄い、小父さまのおチンチンがすみれの子宮をガンガン突いてるの」
「茜の子宮が小父さまの子種を求めて降りちゃってるの、あぁぁ、気持ち良い」
挿入していない方のおマンコは二本指で掻き混ぜながら、表皮が剥けたクリトリスの淫核を余った指先で強めに捏ねくり廻す。
「変なの、おしっこでちゃう、漏れちゃう」
おマンコとクリトリスを指で弄られていた茜が、突然、大量の潮を吹きあげた。隣のすみれも隆之の方を振り向いているが、目は完全に虚である。
「小父さま、いっぱい突いて、私の中には出して、あぁぁ、もう直ぐでイキそうなの、イッちゃうの」
「妊娠しちゃうよ」
「そんなの良いから、早く出してぇぇ、小父さまと一緒にイキたいの、お願い」
すみれが左右に激しく腰を振るので、隆之は両手で尻肉をしっかり掴み出し入れを加速する。
「あっ、イッちゃう、イッちゃう」
すみれが叫ぶと同時に、隆之は大量の迸りを膣内に放つ、
「あぁぁ、熱いのが入って、気持ち良い、もっといっぱい頂戴、イク、イク、イクぅぅぅ」
力が抜けベッドに身体を預け荒い息をしながら余韻に浸り始めたすみれからペニスを抜き、茜のおマンコに挿入する。
「あぁん、やっと入れて貰えた。小父さま、私に子種を残しているんでしょうね」
「茜にもたっぷり注いでやるから安心しなさい」
本当に妊娠させたら、春美や詩織が自分より先に孕ませるなど持っての他と怒るかもと頭に浮かぶも、2人にお強請りされるまま、種が尽きるまで注ぎまくった。
朝方近くまで隆之に抱かれやっと満足した2人が目を覚ましたのは昼過ぎだった。2人に此れからどうしたいのか訊ねると、此のまま銀座のホステスを続け、出来れば春美ママのような人に成りたいと言うので、隆之は春美に相談してみた。
里美の敵対的引抜きで廃業寸前まで追い込まれた春美、同じように花江ママも相当な痛手を負いながらも長年銀座に君臨したコネクションをフル活用して何とか対面を保てるまで回復させていた。
しかし、目を掛けて育てたつもりの里美に逆恨みされたショックは大きかったようで、近々引退を考えていたらしい。そこに、春美から茜とすみれを立派なホステスに育ててくれないかと打診され、更に里美に引抜かれていたホステスが支度金無しで戻って来るまで段取りされてしまった花江ママは、引退は最後の花道として2人を立派なホステスに育ててからにすると心良く引受けてくれた。
茜とすみれは、翌々日から春美が用意したマンションに2人で住みながら、銀座の老舗クラブ"花"で本格的なホステス修行を始めた。一方、春美が臨時ママとなったヤングクラブ"里"は、矢継ぎ早に彼女が企画したイベントやショーの人気もあり若手サラリーマンから絶大な指示を得て連日満員の盛況となっていた。
それもあって、店の従業員から是非にと要望され、それから半年間臨時ママを続け、その半年間に新たなクラブ開店準備を進めていた。臨時ママを半年間きっちり全うした春美は、高級キャバクラを3軒同時に開店すると、"里"の従業員やホステス達をその新規店に転籍させ、ヤングクラブ"里"を閉店させた。
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