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3 年上筋肉攻めのダイくんはヤキモチ焼き
6 穴埋めます
しおりを挟む「つまんねぇ。俺は穴埋めかよ」
「……違うってば」
さっきまで凄くいい感じだったのに、完全に嫉妬モードに入ってしまっている。
ダイくんのこういうところは凄く面倒だから、あんまり好きじゃない。
「ほら、もっと脚開け。さっさと挿れるぞ」
「今日は……ほぐしてくれないの……?」
いつもならしつこいくらいに、体中を舐め回し、舌先を突っ込んでくるのに。
「ユーラスの咥えたばっかで、ガバガバだろ?」
「ばかッ!」
恥ずかしくて彼の胸を叩いてみるも、厚い胸板を前にボクの攻撃なんて少しもきかない。
そんなことをしている間に彼の手がボクの腰をしっかりと抱え込んだ。
「いくぞ……」
「ンンッ!」
生の雄が当たる感触。
彼のモノは完全に猛り切って、先走りでぬめっていた。
「……うっ、あ」
まだ始まりだというのに、ひどく悶えてしまう。
それでも彼はおかまいなしに尖端をボクの中へとめり込ませてくる。
「んっ……ぁあ、あああん!」
張り出したところが粘膜を圧迫し、ぐりぐりと擦れながら通過していく。
気持ち良くて、背筋が、ぞくん、と跳ねるほど感じてしまう。
「キツイか?」
「あっ、ああン」
「……心配なさそうだな」
彼はそのままゆっくり、ゆっくりと、ボクの中を進んでいく。
時々腰を持ち上げて少し引き抜いては、ゆっくりと挿れなおす。
引き抜かれる度にくびれたところが入口に引っかかる。
「ああっ! 抜けちゃ……」
ボクは切ない声を上げてその感触を惜しんだ。
「うわ……、まじ、エロい顔……」
「……ッ、……入って、……ひあぁあ!」
彼に一度入り込まれると、ボクの体は火照り、何も考えられなくなる。
「そんなにイイか?」
「……だめっ、……おっ、きぃ…っ……」
「そうか? お前が言うならそうなんだろうなぁ」
誇らしげだ。
図体といい、ソコといい、大きいだけのくせに。
「ああっ……奥、にっ……当てて……そこ、……もっと、う、ごかしっ……」
「こう、か?」
突き上げるように腰を揺する。ひときわ熱いところに、ごりごりと擦れる。
「ひぃンぁあああああッ!」
「おらっ……声出すなって」
口では迷惑そうだけど、顔はニヤつきながら攻め立てる。
ボクが逃げられないよう腰を抱きすくめ、ズン、ズン、と勢いをつけて。
「ヒッ! あっ! ひぃ……じ、わぁ……るっ!」
突き上げられ、奥まで貫かれ、揺さぶられ、その度に震え、嗚咽のような声を上げていた。
こんなの抑えきれない。
彼はゆっくりと、呆れるほど時間をかけてボクの中を堪能する。
高ぶり、火照った身体は、受け入れる度にどうしようもなくとろけて、あふれるほどの快感を生む。
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