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第三章
3-2 普通じゃない人生
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普段は穏やかで皆が思いやりを持って暮らしているこの藤原邸で、荒々しい足音が聞こえるのは珍しいこと。でも、今日は二度目。
感情的な足音が私達のいるリビングへと近付いてくる。それを静かに見守る田村さんを見て、私も長めに息を吐いて心を落ち着かせる。
スライド式のドアが開き、入って来たのは理人さんだった。それはいつもの穏やかで好奇心の宿る純粋な瞳の彼ではないように感じる。何かの、棘が刺さった、まるで怪我をした狼のような雰囲気。
「田村さんは全てを知っていたんですか?」
開口一番に噛み付くようにそんなことを言うだなんて、何かあったに違いない。けれど私が入り込む隙間なんて、きっとどこにもない。
田村さんは深く静かに息を吐いた。普段は穏やかで優しい微笑みを浮かべている田村さんの顔に、ほんの少しだけ影が差している。けれど、その表情に曇りはない。ただ静かに、運命の重みを受け止める人間の覚悟がそこにはあった。
「理人さんはご自身の過去を知る時期に来たのでしょうね」
そう言う声には、どこかためらいと悲しみ、そして小さな安堵が混じっていた。理人さんを守るため、そして藤原家の秘密を隠し続けるために長い年月を過ごしてきた田村さんの心の内にある葛藤。それが、ほんの一瞬だけ表情に滲んだのを私は見逃さなかった。
眉間に深く刻まれたしわも、目尻の細かな皺も、彼が過ごしてきた年月の証だった。けれど、語ろうとするその口元には、躊躇があるわけではない。むしろ、すべてを知る者として、自らその役割を引き受けた覚悟が見えた。
田村さんの表情には、深い慈愛と責任感が宿っていた。そして、その声の奥底には、自分自身も背負ってきた秘密の重さがわずかに響いていた。
「理人さん、ここで話しておきましょう。あなたの過去と、藤原家の秘密について――」
リビングの空気が一段と張り詰める。理人さんの鋭い視線が田村さんに向けられる中、私の鼓動は自然と速くなる。
「あなたがこの藤原邸に迎えられたのは、特別な理由があったのです」
田村さんは、過去の記憶を探るようにゆっくりと目を閉じた。
ーーー
藤原家の長男・雅人様が幼い頃、身体が弱く病気がちであった。藤原家にとって後継者の健康は大きな不安材料となっていた。そんな時、お父様である高雅様が旅先で知り合った女性との間に生まれたのが理人様だった。
理人様の存在が発覚したのは、雅人様が五歳になった頃。高雅様は最初こそ隠し通すつもりだったが、いざ理人様の顔を見てしまうと、その小さな命を無視することができなかった。理人様がまだ二歳の時、彼を藤原家に引き取る決断をしたのだ。
「私はその頃から、お父上である高雅様と一緒に理人さんを育てる手助けをしていました。高雅様は理人さんにごく普通の子どもとして幸せに育ってほしいと心から願っていました。しかし、藤原家の後継問題が絡む以上、普通の育て方はできなかったのです」
理人様が引き取られた理由は、跡取り候補としての保険だった。それは同時に、理人様の母親を権力争いに巻き込まないための策でもあったのだ。しかし、彼を屋敷に隠して育てるという決断は、多くの苦悩を伴ってしまうのだった。
高雅様は理人様を気にかけてしょっちゅう会いに来ていました。しかし、正妻である真紀様がその行動を不審に思い、理人様の存在に気づいてしまった。その日を境に状況は一変した。
「正妻である真紀様は、高雅様に厳しく詰め寄りました。『息子を守るためには、影の存在である理人には一切接触しないこと』という条件を提示し、高雅様はそれを受け入れるしかなかったのです」
真紀様が理人様に危害を加えることはないと保証されてはいたが、実際には雅人様への影響を恐れたため、高雅様は理人様に会いに行くことを諦めました。その代わり、会社の発展に心血を注ぐようになり、家庭を顧みることも少なくなっていったのです。
「その結果、理人さんは屋敷の中で孤立する形となり、私は高雅様に代わってあなたを育てる役目を担いました」
理人様の存在により、雅人様の未来を憂いた真紀様は事態を複雑にした。
『お前の存在を脅かす影の人間がいる』
それがどれほど雅人様の幼い心に影響を与えたかは想像に難くない。雅人様は理人様の存在を一度も見たことがないにも関わらず、嫌悪感と恐れを抱くように育てられたのです。
ーーー
「理人さんが藤原家で隠されるように育てられた理由は、こうした複雑な背景があったからです。今のあなたにとって、この話はどう響くでしょうか?」
田村さんの声が静かに止んだ瞬間、リビングに再び静寂が訪れた。私は胸を締め付けられるような思いで田村さんと理人さんを見つめた。
理人さんは立ち尽くし、言葉を失っている。真っ黒な彼の瞳はどこか遠くを見ているようで、なんと声をかけたらいいかわからない。想像していたよりも重い事実に、まるでドラマの世界かと感じずにはいられない。
今、理人さんは何を思っているんだろう。生まれてこなければ良かった、なんて考えていたら・・・。胸が痛い。張り裂けそう。でも私の痛みなんかよりも何十倍、何百倍も痛い理人さんが壊れてしまうのが怖い。
「気持ちが悪い」
理人さんの唇から溢れた黒い雫のようなそれは、床に落ちて波紋のように部屋全体へと広がる。みんな同じ気持ちだった。決して幸せな昔話ではないから、誰が悪いとかではなく。ただ気持ちの整理がつかなくて、ぐるぐるした感情が気持ち悪い。
「部屋で休む」
魂を抜かれたような虚な瞳は、私を気遣う余裕もなく宙を彷徨ってから廊下へ向けられた。去っていく背中を見つめるしかできない。私が理人さんにしてあげられることはあるのだろうか。何十回も自分に問いかけて来たけれど、今、一段と重くのしかかる。
「佐藤さんにはもう少しお話ししたいことがあります」
動けずにいた私に田村さんはそう言って疲れたように微笑みかける。まだ知らぬことがあるのか、知ってもいいのだろうか。
これが憧れた普通じゃない人生なのであれば、キラキラしたSNSの世界は本当にただの一片に過ぎないのだろう。それでも理人さんといる道を選ぶ私は、田村さんへと改めて向き直す。私は理人さんと歩んでいく覚悟がある。理人さんの彼女なのだから。
感情的な足音が私達のいるリビングへと近付いてくる。それを静かに見守る田村さんを見て、私も長めに息を吐いて心を落ち着かせる。
スライド式のドアが開き、入って来たのは理人さんだった。それはいつもの穏やかで好奇心の宿る純粋な瞳の彼ではないように感じる。何かの、棘が刺さった、まるで怪我をした狼のような雰囲気。
「田村さんは全てを知っていたんですか?」
開口一番に噛み付くようにそんなことを言うだなんて、何かあったに違いない。けれど私が入り込む隙間なんて、きっとどこにもない。
田村さんは深く静かに息を吐いた。普段は穏やかで優しい微笑みを浮かべている田村さんの顔に、ほんの少しだけ影が差している。けれど、その表情に曇りはない。ただ静かに、運命の重みを受け止める人間の覚悟がそこにはあった。
「理人さんはご自身の過去を知る時期に来たのでしょうね」
そう言う声には、どこかためらいと悲しみ、そして小さな安堵が混じっていた。理人さんを守るため、そして藤原家の秘密を隠し続けるために長い年月を過ごしてきた田村さんの心の内にある葛藤。それが、ほんの一瞬だけ表情に滲んだのを私は見逃さなかった。
眉間に深く刻まれたしわも、目尻の細かな皺も、彼が過ごしてきた年月の証だった。けれど、語ろうとするその口元には、躊躇があるわけではない。むしろ、すべてを知る者として、自らその役割を引き受けた覚悟が見えた。
田村さんの表情には、深い慈愛と責任感が宿っていた。そして、その声の奥底には、自分自身も背負ってきた秘密の重さがわずかに響いていた。
「理人さん、ここで話しておきましょう。あなたの過去と、藤原家の秘密について――」
リビングの空気が一段と張り詰める。理人さんの鋭い視線が田村さんに向けられる中、私の鼓動は自然と速くなる。
「あなたがこの藤原邸に迎えられたのは、特別な理由があったのです」
田村さんは、過去の記憶を探るようにゆっくりと目を閉じた。
ーーー
藤原家の長男・雅人様が幼い頃、身体が弱く病気がちであった。藤原家にとって後継者の健康は大きな不安材料となっていた。そんな時、お父様である高雅様が旅先で知り合った女性との間に生まれたのが理人様だった。
理人様の存在が発覚したのは、雅人様が五歳になった頃。高雅様は最初こそ隠し通すつもりだったが、いざ理人様の顔を見てしまうと、その小さな命を無視することができなかった。理人様がまだ二歳の時、彼を藤原家に引き取る決断をしたのだ。
「私はその頃から、お父上である高雅様と一緒に理人さんを育てる手助けをしていました。高雅様は理人さんにごく普通の子どもとして幸せに育ってほしいと心から願っていました。しかし、藤原家の後継問題が絡む以上、普通の育て方はできなかったのです」
理人様が引き取られた理由は、跡取り候補としての保険だった。それは同時に、理人様の母親を権力争いに巻き込まないための策でもあったのだ。しかし、彼を屋敷に隠して育てるという決断は、多くの苦悩を伴ってしまうのだった。
高雅様は理人様を気にかけてしょっちゅう会いに来ていました。しかし、正妻である真紀様がその行動を不審に思い、理人様の存在に気づいてしまった。その日を境に状況は一変した。
「正妻である真紀様は、高雅様に厳しく詰め寄りました。『息子を守るためには、影の存在である理人には一切接触しないこと』という条件を提示し、高雅様はそれを受け入れるしかなかったのです」
真紀様が理人様に危害を加えることはないと保証されてはいたが、実際には雅人様への影響を恐れたため、高雅様は理人様に会いに行くことを諦めました。その代わり、会社の発展に心血を注ぐようになり、家庭を顧みることも少なくなっていったのです。
「その結果、理人さんは屋敷の中で孤立する形となり、私は高雅様に代わってあなたを育てる役目を担いました」
理人様の存在により、雅人様の未来を憂いた真紀様は事態を複雑にした。
『お前の存在を脅かす影の人間がいる』
それがどれほど雅人様の幼い心に影響を与えたかは想像に難くない。雅人様は理人様の存在を一度も見たことがないにも関わらず、嫌悪感と恐れを抱くように育てられたのです。
ーーー
「理人さんが藤原家で隠されるように育てられた理由は、こうした複雑な背景があったからです。今のあなたにとって、この話はどう響くでしょうか?」
田村さんの声が静かに止んだ瞬間、リビングに再び静寂が訪れた。私は胸を締め付けられるような思いで田村さんと理人さんを見つめた。
理人さんは立ち尽くし、言葉を失っている。真っ黒な彼の瞳はどこか遠くを見ているようで、なんと声をかけたらいいかわからない。想像していたよりも重い事実に、まるでドラマの世界かと感じずにはいられない。
今、理人さんは何を思っているんだろう。生まれてこなければ良かった、なんて考えていたら・・・。胸が痛い。張り裂けそう。でも私の痛みなんかよりも何十倍、何百倍も痛い理人さんが壊れてしまうのが怖い。
「気持ちが悪い」
理人さんの唇から溢れた黒い雫のようなそれは、床に落ちて波紋のように部屋全体へと広がる。みんな同じ気持ちだった。決して幸せな昔話ではないから、誰が悪いとかではなく。ただ気持ちの整理がつかなくて、ぐるぐるした感情が気持ち悪い。
「部屋で休む」
魂を抜かれたような虚な瞳は、私を気遣う余裕もなく宙を彷徨ってから廊下へ向けられた。去っていく背中を見つめるしかできない。私が理人さんにしてあげられることはあるのだろうか。何十回も自分に問いかけて来たけれど、今、一段と重くのしかかる。
「佐藤さんにはもう少しお話ししたいことがあります」
動けずにいた私に田村さんはそう言って疲れたように微笑みかける。まだ知らぬことがあるのか、知ってもいいのだろうか。
これが憧れた普通じゃない人生なのであれば、キラキラしたSNSの世界は本当にただの一片に過ぎないのだろう。それでも理人さんといる道を選ぶ私は、田村さんへと改めて向き直す。私は理人さんと歩んでいく覚悟がある。理人さんの彼女なのだから。
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