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就職した会社がくすぐり天国だった
内なる敵
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翌日万柚子はcosquillasからの発注金額を上長の木村に報告した。
木村「やはりcosquillasの担当は根岸だな~。社長からも私に連絡があったよ!これからもよろしくね。と!」
木村はノルマに厳しい。万柚子としてはあの会社行きたくなかったが背に腹は代えられなかった。
万柚子「かしこまりました。私の方が引き続き担当致します。」
先月の数字の報告が終わり今日から月が変わる。万柚子は部下を集めて会議を始めた。
万柚子「じゃあ今月の見込み各自発表して!!」
部下達が次々と発表し新人の森野の番がくる。
森野「今月の見込みですが〇〇が・・以上です。」
万柚子「はっ?あんたそれだけ?いくら新人とは言えもう少し頑張りなさい!次、小幡!」
小幡「は、はい。」
よろよろとしたオジサンが前に出て発表を始める。名前は【小幡】。万柚子の部下の中では最年長で20個以上年上だ。
小幡「今月は・・特に無いですね~」
あっけらかんに言う小幡に万柚子の怒りは爆発した。
万柚子「あなたベテランでしょ?それでいいと思ってるんですか?!」
小幡「無いものはないですから。でへへ。あと今週の土曜日お休み頂きますので。」
万柚子「なっ!?」
この会社は土曜日もある為休む場合は有給休暇を取る必要がある。売上がない小幡が有給休暇を取る事に万柚子は許せなかった。
更にだ。
森野「すみません。僕もその日休みが欲しくて、、、」
新人の森野も休みを取るというのだ。万柚子は2人に対して厳しい言葉をかけた。
万柚子「1番数字いかない2人が休むってどういう事よ!!信じられないわよ!!」
自身が身体を投げ出してまで仕事をしている傍らこの2人は何もしてないのに休むのかと、、
昨日の出来事(くすぐり)が万柚子の怒りを促進させた。だがそこに上長から横槍が入る。
木村「おいおい根岸~そんな言い方ダメだろ?パワハラだぞ?!」
昨今はパワハラなどのハラスメントに企業は厳しい。その癖この木村は数字がいかないと部下を叱責する。
小幡「有給休暇は労働者の権利ですよ?笑」
ニヤニヤとしながら言う小幡により一層腹が立った。小幡は意気揚々と有給を申請する。
小幡「ありがとうございます。土曜日に【新宿】でイベントがありましてね~ずっと楽しみにしてたんですよ~」
新宿・・そう聞いて万柚子はぞっとした。それは小著澤達が誘ってきた場所だったからだ。しかも〝偶然〟にも同じ今週の土曜日だ。
万柚子は嫌々小幡と森野の有給を許可した。
木村「よし!cosquillas行くぞ根岸!今期の見込みはこの会社の売上が大きいからな。オレからもプッシュするからな!」
そう言って2人は会社を出た。ニヤニヤとしながら小幡はスマホを見ていた。そのスマホに土曜日に行われる【くすぐりイベント】の画面が映し出されいるのを見た森野は驚きを隠せなかった。
木村「やはりcosquillasの担当は根岸だな~。社長からも私に連絡があったよ!これからもよろしくね。と!」
木村はノルマに厳しい。万柚子としてはあの会社行きたくなかったが背に腹は代えられなかった。
万柚子「かしこまりました。私の方が引き続き担当致します。」
先月の数字の報告が終わり今日から月が変わる。万柚子は部下を集めて会議を始めた。
万柚子「じゃあ今月の見込み各自発表して!!」
部下達が次々と発表し新人の森野の番がくる。
森野「今月の見込みですが〇〇が・・以上です。」
万柚子「はっ?あんたそれだけ?いくら新人とは言えもう少し頑張りなさい!次、小幡!」
小幡「は、はい。」
よろよろとしたオジサンが前に出て発表を始める。名前は【小幡】。万柚子の部下の中では最年長で20個以上年上だ。
小幡「今月は・・特に無いですね~」
あっけらかんに言う小幡に万柚子の怒りは爆発した。
万柚子「あなたベテランでしょ?それでいいと思ってるんですか?!」
小幡「無いものはないですから。でへへ。あと今週の土曜日お休み頂きますので。」
万柚子「なっ!?」
この会社は土曜日もある為休む場合は有給休暇を取る必要がある。売上がない小幡が有給休暇を取る事に万柚子は許せなかった。
更にだ。
森野「すみません。僕もその日休みが欲しくて、、、」
新人の森野も休みを取るというのだ。万柚子は2人に対して厳しい言葉をかけた。
万柚子「1番数字いかない2人が休むってどういう事よ!!信じられないわよ!!」
自身が身体を投げ出してまで仕事をしている傍らこの2人は何もしてないのに休むのかと、、
昨日の出来事(くすぐり)が万柚子の怒りを促進させた。だがそこに上長から横槍が入る。
木村「おいおい根岸~そんな言い方ダメだろ?パワハラだぞ?!」
昨今はパワハラなどのハラスメントに企業は厳しい。その癖この木村は数字がいかないと部下を叱責する。
小幡「有給休暇は労働者の権利ですよ?笑」
ニヤニヤとしながら言う小幡により一層腹が立った。小幡は意気揚々と有給を申請する。
小幡「ありがとうございます。土曜日に【新宿】でイベントがありましてね~ずっと楽しみにしてたんですよ~」
新宿・・そう聞いて万柚子はぞっとした。それは小著澤達が誘ってきた場所だったからだ。しかも〝偶然〟にも同じ今週の土曜日だ。
万柚子は嫌々小幡と森野の有給を許可した。
木村「よし!cosquillas行くぞ根岸!今期の見込みはこの会社の売上が大きいからな。オレからもプッシュするからな!」
そう言って2人は会社を出た。ニヤニヤとしながら小幡はスマホを見ていた。そのスマホに土曜日に行われる【くすぐりイベント】の画面が映し出されいるのを見た森野は驚きを隠せなかった。
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内平杏香ちゃんのやつもっとみたいです!
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素晴らしい作品ありがとうございます。
したらばの藍子のくすぐり小説に出会ってくすぐりフェチになった者です。
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