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「チアリーディング?」



「夏生に断られた。
でも・・・夏生もアレは違うだろうからな!」



「そうだね・・・。」



「秘書が良さそうな人材を数人探してくれたが、ダメだな。
加瀬樹里が俺の会社にいる限り、お前に負けるな。」



「でも、樹里踊ったり出来ないから。」



「知ってる!!お前を入社させる時、一応調べてあるからな。
目以外、加瀬樹里を使うつもりはなかったが・・・」




“副社長”が面白そうな顔をしながら、また樹里を見下ろす。





「来年度、チア用品のオーダー含む、ダンス用品専門店を出すからな。店舗でもネットでも。
その専門店の広告塔になれ!」




「そうなんだ・・・。樹里、可愛いからね。」





でも・・・チアリーディング、か・・・。





あんなに、可愛い衣装で・・・





色んな人に見られる・・・。






少し気持ち悪くなってきて・・・






無意識に、隣に立っていたロリコンエロ親父の方に少しだけ、寄った・・・。






「今は、無理です。」





そんな、ロリコンエロ親父の声が、頭の上で聞こえた・・・。
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