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その赤い糸を、見詰めていた・・・。





どのくらいそうしていたか分からないけど、ずっと、見ていて・・・





ずっと、見ていたら・・・





樹里の頭を、ポンッとされた・・・。






その人を辿ると、エロ親父・・・。







「欲しいのあったか?」







そう聞かれたので、エロ親父に樹里の左手を見せる。







「これ・・・」







恐る恐るエロ親父の顔を見ると・・・







エロ親父は、困っていた。







そして・・・








「小指のがいいのか・・・?
それなら、こっちは?
石いっぱいこっちの方がついてるぞ!!」








そう言いながら、他の物をすすめてきて・・・。








エロ親父を見ると・・・
理由は分からないけど、とにかくこの指輪はダメらしい・・・。








樹里の小指についた赤い糸を最後に見て、それから店員さんにお礼を伝え返した。
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