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「色んなことを考えた。
俺が悪いだろう所も、副社長のことが好きなのかとか考えたし・・・。
同じ職場がダメなのかとか。」
「それで、会社辞めるってなったの!?」
「樹里結構そういう所キチッとしてるから。
そしたら、俺を受け入れてくれたから・・・よかったと思ってたのに。
クリスマスもバレンタインも・・・誘っても断られた。」
「だって、結婚してると思ってたから・・・。」
陸は笑いながら頷き、左手の薬指から指輪を取った・・・。
「社会人になるから、クリスマスは良い店に行こうって約束してたし・・・。
樹里からは、バレンタインは社会人になるまで保留って言われてたから・・・。
なのに、断られて・・・何度も諦めそうになった。」
「諦めないでくれて、ありがとう・・・。」
「樹里が言ってただろ・・・?」
陸が真剣な顔で、樹里を見詰めた・・・。
そして・・・
「“それでも、諦めるな”・・・。」
俺が悪いだろう所も、副社長のことが好きなのかとか考えたし・・・。
同じ職場がダメなのかとか。」
「それで、会社辞めるってなったの!?」
「樹里結構そういう所キチッとしてるから。
そしたら、俺を受け入れてくれたから・・・よかったと思ってたのに。
クリスマスもバレンタインも・・・誘っても断られた。」
「だって、結婚してると思ってたから・・・。」
陸は笑いながら頷き、左手の薬指から指輪を取った・・・。
「社会人になるから、クリスマスは良い店に行こうって約束してたし・・・。
樹里からは、バレンタインは社会人になるまで保留って言われてたから・・・。
なのに、断られて・・・何度も諦めそうになった。」
「諦めないでくれて、ありがとう・・・。」
「樹里が言ってただろ・・・?」
陸が真剣な顔で、樹里を見詰めた・・・。
そして・・・
「“それでも、諦めるな”・・・。」
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