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青さんの“弱み”から口を離し、青さんの顔をゆっくりと見上げた。
そしたら青さんは複雑そうな顔で私のことを見下ろしていて、それからサイドテーブルにあったティッシュを何枚を引き抜き私の口元に近付けてくれた。
「ごめんな、俺の会社を渡すことに頷けなかった。」
そんな謝罪を複雑そうな顔でしてくる青さんのことを見詰め続けたまま、私は口を開くことなく閉じたまま・・・
コクッ──────...と、飲み込んだ。
青さんの熱を、飲み込んだ。
それには青さんは目を大きく見開き、ビッッッックリした顔をして。
「きっっったねーから!!!!
うわ・・・っ、きたね~~~っっっ!!!」
自分のモノなのにそんなことを言っている青さんには思わず笑ってしまい、本当のことを伝える。
「変な味。」
「うわ、気持ち悪・・・。」
「青さんが悪いんですよ?
私にこんな気持ち悪いことをさせないでくださいよ。」
そんな嘘の文句を言いながら、片手を一平さんの第2ボタンから離しお腹をおさえた。
昨晩は私のおマ○コの中に渡してくれることはなかった青さんの精液を、私はちゃんと自分の身体の中に受け取った。
受け取ることが出来た。
“私だって、青さんの精液を受け取ることが出来た!!!!”
ぼんやりと思い浮かべることが出来る青さんの奥さんになる女の人の顔。
キツい顔をした美人な女の人に向かって、心の中で叫んだ。
「お前、昨日以上にヤバい奴になってるな。
“お兄ちゃん”が望に秘書の仕事をさせなかった理由はコレもあるだろうな。」
青さんが複雑そうな顔で笑いながら、持っていたティッシュで私の口をグリグリと拭っていく。
「何をするか予測不能すぎて、こんなの怖くて使いたくねーし、俺も使いこなせる自信ねーよ。
下手したら余計な仕事が増える。」
「え~、青さんまで酷い・・・。」
「だってお前、分かってるか?」
「何が?」
「“こんなに気持ち良くしてくれるなら、俺一生増田財閥に会社をやらない”、とかなるぞ?」
「青さんはそんな人じゃないから。」
複雑そうな顔を続けている青さんに笑い掛けた。
「気持ち良かったけど苦しかったでしょ?
内心めちゃくちゃ頷きたくなってたでしょ?
私、可哀想だったもんね?」
「うん。でも・・・・・・・」
青さんが言葉を切って、大きく項垂れた。
「めっっっっっっっっちゃ、気持ち良かった・・・・・・・!!!!!!」
大きな声で感想を叫んだ青さんに私は自然と大きく笑ってしまった。
「いや、笑えねーよ!!!!
お前なんか慣れてなかったか!!!?
色んな技を結構知ってるだろ!!?」
「うん、マナリーから教えて貰って。」
「マナリー・・・!!!!!
マジでエロ女だな、マナリー!!!!
あいつヤリ○ンだろ!!!!」
「うん、1人としかしてないけどヤリ○ンかな。」
「あの見た目で30でそれなら、めっちゃ誠実なマ○コだろ!!!」
「でも、彼氏としてるわけじゃないからな。
マナリーは大好きなソっちゃんとは出来ないから、その代わりに他の人とエッチをしてるおマ○コだから誠実なおマ○コではないかも。」
「ソっちゃんって、あのマジでイケメンの方?」
「うん、そっち。」
「あれはモテるだろ。」
「うん、モテモテ。」
「お前も好きになった?」
「うん、好きだよ?」
「ふ~ん・・・・・。」
「“友達”だもん、田代君のことも普通に好きだし。」
「“普通”と言われる田代可哀想だろ!」
マナリーのエッチの相手である田代君のことを青さんが“可哀想”と言っていて、“可哀想”な田代君だけではなくマナリーと田代君2人に心の中で感謝をした。
エッチの指導を受けることが出来ない私が何度お願いをしても誰ともエッチをすることがなかった2人。
その2人が24歳の頃、1度だけ行った婚活パーティーの帰りに泥酔した状態でエッチをした。
それからは性欲を発散させる為にマナリーが田代君を誘いまくっていて、幼馴染みの田代君もそれに付き合っている。
だからあのフ○ラは田代君の弱点を攻めるみたいなやり方になってしまったけれど、2人のお陰で青さんの精液を私は受け取ることが出来た。
私と初めて“友達”になってくれたマナリーのことを想いながら、青さんにお願いをする。
「青さん、私にこんなに気持ち悪いことをさせた代わりに、1つお願いしてもいいですか?」
「・・・俺の会社はやらねーよ?」
それには素直に頷いた。
「鎌田さんの美容院にマナリーのことを紹介してくれませんか?
また美容院をクビになってしまったそうで。」
「お前の望みっていつも可愛いな。」
青さんが優しい優しい顔でそう言って・・・
「で、望自身の望みは?」
私自身の望みを聞かれ、それには首を横に振った。
「マナリーのことをお願い出来たのでそれでもう大丈夫です。」
そう答えてから、一平さんの第2ボタンを両手で強く握り締めた。
「あんなにイケメンの鎌田さんがマナリーの傍にいたら、慌てるかもしれないし・・・。」
きっと、お母さんのお腹の中に命を宿した時から出会っているマナリー以上に好きになれる相手なんていないであろう田代君のことも思いながら、私に初めてあんなに力強い手を差し伸べてくれたマナリーが幸せになれる未来を望みながら呟いた。
そしたら青さんは複雑そうな顔で私のことを見下ろしていて、それからサイドテーブルにあったティッシュを何枚を引き抜き私の口元に近付けてくれた。
「ごめんな、俺の会社を渡すことに頷けなかった。」
そんな謝罪を複雑そうな顔でしてくる青さんのことを見詰め続けたまま、私は口を開くことなく閉じたまま・・・
コクッ──────...と、飲み込んだ。
青さんの熱を、飲み込んだ。
それには青さんは目を大きく見開き、ビッッッックリした顔をして。
「きっっったねーから!!!!
うわ・・・っ、きたね~~~っっっ!!!」
自分のモノなのにそんなことを言っている青さんには思わず笑ってしまい、本当のことを伝える。
「変な味。」
「うわ、気持ち悪・・・。」
「青さんが悪いんですよ?
私にこんな気持ち悪いことをさせないでくださいよ。」
そんな嘘の文句を言いながら、片手を一平さんの第2ボタンから離しお腹をおさえた。
昨晩は私のおマ○コの中に渡してくれることはなかった青さんの精液を、私はちゃんと自分の身体の中に受け取った。
受け取ることが出来た。
“私だって、青さんの精液を受け取ることが出来た!!!!”
ぼんやりと思い浮かべることが出来る青さんの奥さんになる女の人の顔。
キツい顔をした美人な女の人に向かって、心の中で叫んだ。
「お前、昨日以上にヤバい奴になってるな。
“お兄ちゃん”が望に秘書の仕事をさせなかった理由はコレもあるだろうな。」
青さんが複雑そうな顔で笑いながら、持っていたティッシュで私の口をグリグリと拭っていく。
「何をするか予測不能すぎて、こんなの怖くて使いたくねーし、俺も使いこなせる自信ねーよ。
下手したら余計な仕事が増える。」
「え~、青さんまで酷い・・・。」
「だってお前、分かってるか?」
「何が?」
「“こんなに気持ち良くしてくれるなら、俺一生増田財閥に会社をやらない”、とかなるぞ?」
「青さんはそんな人じゃないから。」
複雑そうな顔を続けている青さんに笑い掛けた。
「気持ち良かったけど苦しかったでしょ?
内心めちゃくちゃ頷きたくなってたでしょ?
私、可哀想だったもんね?」
「うん。でも・・・・・・・」
青さんが言葉を切って、大きく項垂れた。
「めっっっっっっっっちゃ、気持ち良かった・・・・・・・!!!!!!」
大きな声で感想を叫んだ青さんに私は自然と大きく笑ってしまった。
「いや、笑えねーよ!!!!
お前なんか慣れてなかったか!!!?
色んな技を結構知ってるだろ!!?」
「うん、マナリーから教えて貰って。」
「マナリー・・・!!!!!
マジでエロ女だな、マナリー!!!!
あいつヤリ○ンだろ!!!!」
「うん、1人としかしてないけどヤリ○ンかな。」
「あの見た目で30でそれなら、めっちゃ誠実なマ○コだろ!!!」
「でも、彼氏としてるわけじゃないからな。
マナリーは大好きなソっちゃんとは出来ないから、その代わりに他の人とエッチをしてるおマ○コだから誠実なおマ○コではないかも。」
「ソっちゃんって、あのマジでイケメンの方?」
「うん、そっち。」
「あれはモテるだろ。」
「うん、モテモテ。」
「お前も好きになった?」
「うん、好きだよ?」
「ふ~ん・・・・・。」
「“友達”だもん、田代君のことも普通に好きだし。」
「“普通”と言われる田代可哀想だろ!」
マナリーのエッチの相手である田代君のことを青さんが“可哀想”と言っていて、“可哀想”な田代君だけではなくマナリーと田代君2人に心の中で感謝をした。
エッチの指導を受けることが出来ない私が何度お願いをしても誰ともエッチをすることがなかった2人。
その2人が24歳の頃、1度だけ行った婚活パーティーの帰りに泥酔した状態でエッチをした。
それからは性欲を発散させる為にマナリーが田代君を誘いまくっていて、幼馴染みの田代君もそれに付き合っている。
だからあのフ○ラは田代君の弱点を攻めるみたいなやり方になってしまったけれど、2人のお陰で青さんの精液を私は受け取ることが出来た。
私と初めて“友達”になってくれたマナリーのことを想いながら、青さんにお願いをする。
「青さん、私にこんなに気持ち悪いことをさせた代わりに、1つお願いしてもいいですか?」
「・・・俺の会社はやらねーよ?」
それには素直に頷いた。
「鎌田さんの美容院にマナリーのことを紹介してくれませんか?
また美容院をクビになってしまったそうで。」
「お前の望みっていつも可愛いな。」
青さんが優しい優しい顔でそう言って・・・
「で、望自身の望みは?」
私自身の望みを聞かれ、それには首を横に振った。
「マナリーのことをお願い出来たのでそれでもう大丈夫です。」
そう答えてから、一平さんの第2ボタンを両手で強く握り締めた。
「あんなにイケメンの鎌田さんがマナリーの傍にいたら、慌てるかもしれないし・・・。」
きっと、お母さんのお腹の中に命を宿した時から出会っているマナリー以上に好きになれる相手なんていないであろう田代君のことも思いながら、私に初めてあんなに力強い手を差し伸べてくれたマナリーが幸せになれる未来を望みながら呟いた。
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