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「起きてます・・・。」
こんなタイミングで青さんが入ってきたことで嫌な感じでドキドキとしている胸をおさえながら答えると、青さんは部屋の電気をパッとつけた。
それによりまた明るくなり、見えた。
スウェットのズボンは履いているのに上半身は裸で、髪の毛もまだ濡れたままの青さんがスマホを持ちながら私に向かって近付いて来る姿が。
その姿を見て、思わず目のすぐ下まで布団で顔を隠した。
あんな妄想をしていた時に青さんのこんな姿を見てしまって、普通の顔なんて出来る気がしなかった。
私は”ダメ秘書“だから全然出来る気がしなかった。
「お前さ、鎌田の案件の報告は?」
「今さっき送りましたよ?」
「このクソ長い報告の中に全然入ってないだろ!!
”可愛い女の子に生まれ変わった愛姉さんが鎌田さんのことを殺して鎌田さんが生まれ変わって、愛姉さんのことを迎えに行きました“とか、はあ?なんだけど。
お前目線の話も聞きたいのに、あのいつものヤツどうしたんだよ!?
今日こそあのいつものヤツだろ!!?
今日は朝からの日記じゃねーし、このクソ長い日記の中・・・」
青さんがスマホから視線を移し、私のことを見下ろした。
「あの水族館での出来事だらけとか、俺に嫌がらせかよ!!!!
俺がその相手なんだからこっちの日記はいらねーだろ!!!
そんなのは日記を読まなくても知ってる!!!
お前にドン引きしたこともお前が号泣したことも爆睡したことも、俺がお前に”ほぼプロポーズ”をしたことも知ってる!!!」
青さんがめちゃくちゃ怒った顔で私の業務報告日記の内容に文句を言ってきて・・・
「俺にどんな嫌がらせだよ・・・!!!
”ほぼプロポーズ“をした俺のことを無視して俺の横を通り過ぎて帰り始めて、その後も俺と一切目を合わせずにドン引きし続けて・・・!!!
そのうえ日記にまであの時のことを事細かに書くとか、いくら俺からの“ほぼプロポーズ“が嫌だったとはいえ何もそこまでしてくんなよ!!!」
いつものように送ったと思っていた業務報告日記は、そんな感じの内容になってしまっていたらしい。
”私はやっぱりダメ秘書だな・・・。
あの時に全然演技も出来なくて、それどころか”何か“を言ってしまいそうになって。
青さんのことを見たら”何か“を言ってしまいそうで、青さんのことを見ることも出来なかった・・・。“
業務報告日記がそんな内容になっているとも自覚が出来ず、上半身が裸の青さんから逃げるように掛け布団を頭まで覆った。
「ごめんなさい・・・。
明日から気を付けます・・・。」
何とかその言葉だけを呟くことが出来た。
それにホッとした瞬間・・・
バッッッ···········と、布団を剥ぎ取られ・・・
「言いたいことがあるならハッキリ言えよ!!!
めちゃくちゃムカつきながらも俺が聞いて・・・」
怒った顔をしていた青さんの顔が凄く驚いた顔になった。
凄く凄く驚いた顔になっていて・・・。
「顔真っ赤だぞ?熱?」
今度は凄く心配そうな顔になり、大きな手を私の顔に伸ばしてきて・・・
「・・・・ンッ」
青さんからオデコを触られただけなのに声が我慢出来なかった。
こんなタイミングで青さんが入ってきたことで嫌な感じでドキドキとしている胸をおさえながら答えると、青さんは部屋の電気をパッとつけた。
それによりまた明るくなり、見えた。
スウェットのズボンは履いているのに上半身は裸で、髪の毛もまだ濡れたままの青さんがスマホを持ちながら私に向かって近付いて来る姿が。
その姿を見て、思わず目のすぐ下まで布団で顔を隠した。
あんな妄想をしていた時に青さんのこんな姿を見てしまって、普通の顔なんて出来る気がしなかった。
私は”ダメ秘書“だから全然出来る気がしなかった。
「お前さ、鎌田の案件の報告は?」
「今さっき送りましたよ?」
「このクソ長い報告の中に全然入ってないだろ!!
”可愛い女の子に生まれ変わった愛姉さんが鎌田さんのことを殺して鎌田さんが生まれ変わって、愛姉さんのことを迎えに行きました“とか、はあ?なんだけど。
お前目線の話も聞きたいのに、あのいつものヤツどうしたんだよ!?
今日こそあのいつものヤツだろ!!?
今日は朝からの日記じゃねーし、このクソ長い日記の中・・・」
青さんがスマホから視線を移し、私のことを見下ろした。
「あの水族館での出来事だらけとか、俺に嫌がらせかよ!!!!
俺がその相手なんだからこっちの日記はいらねーだろ!!!
そんなのは日記を読まなくても知ってる!!!
お前にドン引きしたこともお前が号泣したことも爆睡したことも、俺がお前に”ほぼプロポーズ”をしたことも知ってる!!!」
青さんがめちゃくちゃ怒った顔で私の業務報告日記の内容に文句を言ってきて・・・
「俺にどんな嫌がらせだよ・・・!!!
”ほぼプロポーズ“をした俺のことを無視して俺の横を通り過ぎて帰り始めて、その後も俺と一切目を合わせずにドン引きし続けて・・・!!!
そのうえ日記にまであの時のことを事細かに書くとか、いくら俺からの“ほぼプロポーズ“が嫌だったとはいえ何もそこまでしてくんなよ!!!」
いつものように送ったと思っていた業務報告日記は、そんな感じの内容になってしまっていたらしい。
”私はやっぱりダメ秘書だな・・・。
あの時に全然演技も出来なくて、それどころか”何か“を言ってしまいそうになって。
青さんのことを見たら”何か“を言ってしまいそうで、青さんのことを見ることも出来なかった・・・。“
業務報告日記がそんな内容になっているとも自覚が出来ず、上半身が裸の青さんから逃げるように掛け布団を頭まで覆った。
「ごめんなさい・・・。
明日から気を付けます・・・。」
何とかその言葉だけを呟くことが出来た。
それにホッとした瞬間・・・
バッッッ···········と、布団を剥ぎ取られ・・・
「言いたいことがあるならハッキリ言えよ!!!
めちゃくちゃムカつきながらも俺が聞いて・・・」
怒った顔をしていた青さんの顔が凄く驚いた顔になった。
凄く凄く驚いた顔になっていて・・・。
「顔真っ赤だぞ?熱?」
今度は凄く心配そうな顔になり、大きな手を私の顔に伸ばしてきて・・・
「・・・・ンッ」
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