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「“働いてる会社の社長とは付き合えない・・・”の、案件かぁ。」
「平和で可愛い案件なんでしょ、月曜日にササッと掃除しちゃいなよ。
・・・でも、加藤さんがいなくなるのは結構寂し・・・いけど、アナタ本当に事務合わないから早くいなくなってくれた方が私としては楽だった!!
今度普通に飲みに行ったりしようよ、せっかくこうして再会したんだし。」
「えぇぇぇ、木下さんめっちゃ好き、大好き。
だから明日と明後日も私と遊んで・・・っ。
予定のない土曜日と日曜日とかどうして良いのか分かんない!!」
「明日も明後日もデートだしな・・・。」
木下さんが悩みながらもスマホを取り出した。
「彼氏に今連絡してみるよ。
男子もう1人誘って、一緒に遊びに行く?」
「もう1人の男子はいらないや!」
「そんなの私と彼氏が加藤さんに気を遣いまくらないといけないから嫌。
じゃあ加藤さんの友達1人誘いなよ。」
「男子?」
「男友達いるの?」
「いるけど、私の誘いで来てくれるかな~。
“女友達”のセフレなんだよね。」
「そんな変な関係の男を呼ぶのは気まずいからやめてよ。」
「わかった・・・。
じゃあ、明日と明後日は大人しく1人で家の掃除をしてる・・・。」
「1人でも遊びに行けば良いのに。
私たまに1人でも色んな所に行ってるよ。」
「例えば?」
「ショッピングとかカフェとか焼肉とか日帰り温泉とか映画とか。
それかドラマを家で一気に見てみるとかは?」
「それ良いかも!!
会社で見てるドラマ、一気に見てみよう!!」
「それは我慢しなよ、みんなで見てるんだから。」
「でもこの案件、そろそろ終わるだろうし♪」
青さんの家で過ごす1人ぼっちの土曜日。
「青さんの案件もそろそろ終わるだろうし・・・。」
男と女が紆余曲折を経て結ばれたハッピーエンドのドラマを見た後、耐えきれずに青さんの寝室の大きな大きなベッドに入った。
日曜日の明日、早朝に野々ちゃんの家に行かなければいけなくなった。
野々ちゃんに晃孝堂のおまんじゅうを渡すようお兄ちゃんがさっき持ってきたから。
そこで青さんの様子を聞き出してくるように言われた。
青さんの匂いがする掛け布団に包まり、スマホを開く。
そして今日も青さんからの甘々なメッセージを見返していく。
そして・・・
《お兄ちゃんからの指示で、野々ちゃんと会うことになりました。
青さんとの余計なことは何も言いません。》
返事が来ることはない日記を、今日も送った。
「平和で可愛い案件なんでしょ、月曜日にササッと掃除しちゃいなよ。
・・・でも、加藤さんがいなくなるのは結構寂し・・・いけど、アナタ本当に事務合わないから早くいなくなってくれた方が私としては楽だった!!
今度普通に飲みに行ったりしようよ、せっかくこうして再会したんだし。」
「えぇぇぇ、木下さんめっちゃ好き、大好き。
だから明日と明後日も私と遊んで・・・っ。
予定のない土曜日と日曜日とかどうして良いのか分かんない!!」
「明日も明後日もデートだしな・・・。」
木下さんが悩みながらもスマホを取り出した。
「彼氏に今連絡してみるよ。
男子もう1人誘って、一緒に遊びに行く?」
「もう1人の男子はいらないや!」
「そんなの私と彼氏が加藤さんに気を遣いまくらないといけないから嫌。
じゃあ加藤さんの友達1人誘いなよ。」
「男子?」
「男友達いるの?」
「いるけど、私の誘いで来てくれるかな~。
“女友達”のセフレなんだよね。」
「そんな変な関係の男を呼ぶのは気まずいからやめてよ。」
「わかった・・・。
じゃあ、明日と明後日は大人しく1人で家の掃除をしてる・・・。」
「1人でも遊びに行けば良いのに。
私たまに1人でも色んな所に行ってるよ。」
「例えば?」
「ショッピングとかカフェとか焼肉とか日帰り温泉とか映画とか。
それかドラマを家で一気に見てみるとかは?」
「それ良いかも!!
会社で見てるドラマ、一気に見てみよう!!」
「それは我慢しなよ、みんなで見てるんだから。」
「でもこの案件、そろそろ終わるだろうし♪」
青さんの家で過ごす1人ぼっちの土曜日。
「青さんの案件もそろそろ終わるだろうし・・・。」
男と女が紆余曲折を経て結ばれたハッピーエンドのドラマを見た後、耐えきれずに青さんの寝室の大きな大きなベッドに入った。
日曜日の明日、早朝に野々ちゃんの家に行かなければいけなくなった。
野々ちゃんに晃孝堂のおまんじゅうを渡すようお兄ちゃんがさっき持ってきたから。
そこで青さんの様子を聞き出してくるように言われた。
青さんの匂いがする掛け布団に包まり、スマホを開く。
そして今日も青さんからの甘々なメッセージを見返していく。
そして・・・
《お兄ちゃんからの指示で、野々ちゃんと会うことになりました。
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返事が来ることはない日記を、今日も送った。
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