345 / 693
22
22-15
しおりを挟む
「・・・・・ごめん。」
青さんの唇がすぐに離れ、謝罪の言葉が出てきた。
かと思ったら・・・
「・・・・・・っ」
またキスをされて・・・
「ンッ・・・・」
今度はスルッと舌まで入ってきて、青さんの舌と私の舌が触れ合った。
その瞬間、心もおまたもキュッ…となって。
「ァッ・・・・・・」
青さんの舌がゆっくりと私の舌に絡まる度、心とおまたのキュンキュンが凄くて・・・。
「ハァッ・・・・・ごめん・・・・。」
凄く苦しそうに、私のことを見詰めながら青さんがまた謝ってくる。
そして私の顔のすぐ近くからまた私の唇に視線を移して・・・
「ごめん・・・・。」
もう1度謝ってから、今度は恐る恐るという感じで私の唇に唇を近付けてきて・・・
「早く嫌がれよ・・・。」
唇と唇がくっつく寸前で青さんがそう言ってきた。
「こんなに気持ち悪い仕事、早く逃げ出せよ・・・。
男として好きでも何でもない奴からキスされるとか、気持ち悪すぎるだろ・・・。」
そう言われ、私は普通に笑った。
そして・・・
青さんの唇をペロッと舐めて。
「今日は仕事じゃなくてお詫びでペロペロしてあげるんだよ?」
そう言ってから、青さんの大きな背中に両手を回した。
「あのね、私、野々ちゃんの件には関わってなかったけど、私は私で単独で動いちゃってた。」
「単独で・・・?」
「うん、青さんの弱みを握る為に、青さんに野々ちゃんのことを紹介したの。
だって野々ちゃんって鶴さんの孫だし、青さんのめちゃくちゃタイプな顔だし、名前なんて野々だし。
青さんが絶対に本物のノンノンのことを好きになると思ったから、私のことなんて・・・増田財閥のことなんてもうどうでも良くなると思ってた。」
少し前までの気持ちを思い返すと凄く凄く苦しくて。
「私との結婚なんかよりも野々ちゃんが青さんの弱みになると思ってた。」
「俺のもっと凄い弱みって、それのことだったのかよ・・・。」
「うん。」
「俺のお前への“愛してる”をバカにしやがって・・・。」
「うん。」
「自分の兄貴の暗示と洗脳までバカにしやがって。」
「え、そこも?」
「そこもだろ。
この暗示と洗脳はすげー苦しいけど、でも俺にとってはすげー奇跡だよ。
俺にとっての女はマ◯コかマ◯コじゃないかくらいのはずなのに、頭だけじゃなく人生まで狂わされるくらい愛してる女が出来るとか、マジで奇跡。」
「私もマ◯コあるよ?」
「女がマ◯コとか言うなよ。」
「だって、本当にあるし。
青さんとのキスで濡れまくってるマ◯コだよ?」
「・・・・・それは絶対に嘘。
あ、キモくてチビッた?」
「どっちか青さんが確認して?」
「・・・・・・・そんなこと言うなって。
俺マジで確認しちゃう奴じゃん。」
「確認していいよ?」
「いや、怖いのでやめておきます。」
「マ◯コが怖いの?」
「お前のマ◯コってマジで怖いからな?
こんなに恐ろしいマ◯コと遭遇したことねーよ。
お前のマ◯コこそエイリアン。」
「ひっっっっど。」
怒った私の顔を間近で見ているはずの青さんが凄く楽しそうに笑った。
そして・・・
「お詫びに俺もペロペロしてやるよ。」
そう言って、私の唇も青さんがペロッとしてきて・・・
「俺の気持ち悪い舌が本気を出して、気持ち良くもしてやるよ。」
そんな宣言をしてきた瞬間、また私の唇が塞がれた。
結構な勢いだったので後ろに倒れそうになった私の背中を青さんが抱き締め続け、キスをしながら後ろのソファーにゆっくりと下ろしていきながら・・・・。
·
青さんの唇がすぐに離れ、謝罪の言葉が出てきた。
かと思ったら・・・
「・・・・・・っ」
またキスをされて・・・
「ンッ・・・・」
今度はスルッと舌まで入ってきて、青さんの舌と私の舌が触れ合った。
その瞬間、心もおまたもキュッ…となって。
「ァッ・・・・・・」
青さんの舌がゆっくりと私の舌に絡まる度、心とおまたのキュンキュンが凄くて・・・。
「ハァッ・・・・・ごめん・・・・。」
凄く苦しそうに、私のことを見詰めながら青さんがまた謝ってくる。
そして私の顔のすぐ近くからまた私の唇に視線を移して・・・
「ごめん・・・・。」
もう1度謝ってから、今度は恐る恐るという感じで私の唇に唇を近付けてきて・・・
「早く嫌がれよ・・・。」
唇と唇がくっつく寸前で青さんがそう言ってきた。
「こんなに気持ち悪い仕事、早く逃げ出せよ・・・。
男として好きでも何でもない奴からキスされるとか、気持ち悪すぎるだろ・・・。」
そう言われ、私は普通に笑った。
そして・・・
青さんの唇をペロッと舐めて。
「今日は仕事じゃなくてお詫びでペロペロしてあげるんだよ?」
そう言ってから、青さんの大きな背中に両手を回した。
「あのね、私、野々ちゃんの件には関わってなかったけど、私は私で単独で動いちゃってた。」
「単独で・・・?」
「うん、青さんの弱みを握る為に、青さんに野々ちゃんのことを紹介したの。
だって野々ちゃんって鶴さんの孫だし、青さんのめちゃくちゃタイプな顔だし、名前なんて野々だし。
青さんが絶対に本物のノンノンのことを好きになると思ったから、私のことなんて・・・増田財閥のことなんてもうどうでも良くなると思ってた。」
少し前までの気持ちを思い返すと凄く凄く苦しくて。
「私との結婚なんかよりも野々ちゃんが青さんの弱みになると思ってた。」
「俺のもっと凄い弱みって、それのことだったのかよ・・・。」
「うん。」
「俺のお前への“愛してる”をバカにしやがって・・・。」
「うん。」
「自分の兄貴の暗示と洗脳までバカにしやがって。」
「え、そこも?」
「そこもだろ。
この暗示と洗脳はすげー苦しいけど、でも俺にとってはすげー奇跡だよ。
俺にとっての女はマ◯コかマ◯コじゃないかくらいのはずなのに、頭だけじゃなく人生まで狂わされるくらい愛してる女が出来るとか、マジで奇跡。」
「私もマ◯コあるよ?」
「女がマ◯コとか言うなよ。」
「だって、本当にあるし。
青さんとのキスで濡れまくってるマ◯コだよ?」
「・・・・・それは絶対に嘘。
あ、キモくてチビッた?」
「どっちか青さんが確認して?」
「・・・・・・・そんなこと言うなって。
俺マジで確認しちゃう奴じゃん。」
「確認していいよ?」
「いや、怖いのでやめておきます。」
「マ◯コが怖いの?」
「お前のマ◯コってマジで怖いからな?
こんなに恐ろしいマ◯コと遭遇したことねーよ。
お前のマ◯コこそエイリアン。」
「ひっっっっど。」
怒った私の顔を間近で見ているはずの青さんが凄く楽しそうに笑った。
そして・・・
「お詫びに俺もペロペロしてやるよ。」
そう言って、私の唇も青さんがペロッとしてきて・・・
「俺の気持ち悪い舌が本気を出して、気持ち良くもしてやるよ。」
そんな宣言をしてきた瞬間、また私の唇が塞がれた。
結構な勢いだったので後ろに倒れそうになった私の背中を青さんが抱き締め続け、キスをしながら後ろのソファーにゆっくりと下ろしていきながら・・・・。
·
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる