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数時間後
「はあ!?あのババア、整形なの!?」
頭も身体もフワフワとしている中で叫んだ声は、私が思っているよりも大きな声になったような気がする。
「そうなんだよ!!
あの女将から、"此処の温泉は若返りの湯って言われてるんですよ。
下半身まで若返るとまで噂になっているくらいで。”とか言われたから、急いで温泉入りに行ったら小汚い地元のオッサン達がいて。
"川上ちゃんが若返っていくからそんな噂が回るようになってるだけ”とか言って、普通に整形だって教えてくれた時は何か怖くなってチ◯コが逆に縮んだからな!?」
「マジか、あれ整形なんだ!!
でも顔に比べると手は普通にオバサンだなとは思ったかも!!
・・・ていうか、下半身若返らせる為に温泉入ってきたの!?」
「当たり前だろ!!
親父にはいつまでも若くいて欲しいだろ!!」
「青さんのソレ、お父さんじゃなくてエイリアンじゃん。」
「エイリアンだとしても老いていったらショックなもんなんだよ!!
オカンの腹の中から一緒なんだぞ!?」
「女には分からない感覚。
私は童顔だから部屋で待ってないといけなかったの?」
また苦いビールを一口飲んだら・・・
「望のマ◯コまで若返ったらヤバいだろ。
30になって知ったセックスに結構ハマってるのに、それでマ◯コが若返ったら性欲大爆発して一平の所に戻る前にそこら辺の"男友達”とまでヤり始めるだろ。」
青さんのそんな予想には大きく笑った。
「そこら辺の"男”じゃなくて、"男友達”なんだ!?」
「男と女で"友達”なんてあるかよ。
チ◯コとマ◯コが一緒にいたら普通挿れるだろ。
1回でもセックスしたら、他の奴とのセックスも普通気になるもんだろ?」
「え~、女は普通に男友達がいる子もいるよ?」
そう答えてからまた苦いビールを飲んだ。
「私は青さん以外の男とのエッチとか全然気にならないし。」
初めて飲んだビールは全然美味しくなくて。
ただ苦いだけで。
普通にジュースを飲んだ方が美味しくて。
ジュースどころかお茶や水の方が美味しいと思うくらいで。
でも、このフワフワとする感覚は嫌いではない。
むしろ凄く気持ちが良くて。
"必要がないなら酒は飲むなよ?
望みたいな奴が酒を飲んだらシラフの時よりも絶対にヤバいことになるからな?”
お兄ちゃんからの言葉をまた思い出すけれど、今日は普通に旅行を楽しむと決めた。
清掃員の仕事も今日はお休みすることにする。
だって、私は今まで頑張ってきて偉かったと思う。
自分でもそう思う。
"頑張ってて偉かったですよ。
な?頑張ってて偉かったよな?”
さっき青さんが渡してくれた言葉を思い出しながら、目の前に座る浴衣姿の青さんを見る。
"高校生の頃、夏に付き合ってた彼女さんと花火大回に行くとか言って、"浴衣着てこいって言われてマジで面倒”って愚痴を言ってたな。”
そんな大昔のことを思い出す。
”その彼女さんと別れた後に私が写真を消去していった時に見えた、浴衣姿の青さんは凄く格好良かったな。”
写真の中と妄想の中だけでしか見ることが出来なかった青さんの浴衣姿をこの目に焼き付ける。
写真や妄想の中で見た青さんよりも、今目の前にいる青さんの方がずっとずっと格好良くて。
はだけた浴衣から見える胸は凄くエッチで。
そんな青さんのことを眺めていると凄く楽しい。
1人ぼっちで海外ドラマを見ていた土曜日よりも何倍も、何百倍も、凄く凄く楽しい。
青さんと一緒にいると凄く楽しい。
青さんと旅行なんて絶対に楽しい。
青さんとこうしてお酒を飲める日がくるなんて、想像したこともなかった。
こんな妄想はしたことがなかった。
「八嶋さんのタクシーをとめてくれてありがとう、青さん。
今日凄く楽しい。
此処に来られて本当に良かった。」
「はあ!?あのババア、整形なの!?」
頭も身体もフワフワとしている中で叫んだ声は、私が思っているよりも大きな声になったような気がする。
「そうなんだよ!!
あの女将から、"此処の温泉は若返りの湯って言われてるんですよ。
下半身まで若返るとまで噂になっているくらいで。”とか言われたから、急いで温泉入りに行ったら小汚い地元のオッサン達がいて。
"川上ちゃんが若返っていくからそんな噂が回るようになってるだけ”とか言って、普通に整形だって教えてくれた時は何か怖くなってチ◯コが逆に縮んだからな!?」
「マジか、あれ整形なんだ!!
でも顔に比べると手は普通にオバサンだなとは思ったかも!!
・・・ていうか、下半身若返らせる為に温泉入ってきたの!?」
「当たり前だろ!!
親父にはいつまでも若くいて欲しいだろ!!」
「青さんのソレ、お父さんじゃなくてエイリアンじゃん。」
「エイリアンだとしても老いていったらショックなもんなんだよ!!
オカンの腹の中から一緒なんだぞ!?」
「女には分からない感覚。
私は童顔だから部屋で待ってないといけなかったの?」
また苦いビールを一口飲んだら・・・
「望のマ◯コまで若返ったらヤバいだろ。
30になって知ったセックスに結構ハマってるのに、それでマ◯コが若返ったら性欲大爆発して一平の所に戻る前にそこら辺の"男友達”とまでヤり始めるだろ。」
青さんのそんな予想には大きく笑った。
「そこら辺の"男”じゃなくて、"男友達”なんだ!?」
「男と女で"友達”なんてあるかよ。
チ◯コとマ◯コが一緒にいたら普通挿れるだろ。
1回でもセックスしたら、他の奴とのセックスも普通気になるもんだろ?」
「え~、女は普通に男友達がいる子もいるよ?」
そう答えてからまた苦いビールを飲んだ。
「私は青さん以外の男とのエッチとか全然気にならないし。」
初めて飲んだビールは全然美味しくなくて。
ただ苦いだけで。
普通にジュースを飲んだ方が美味しくて。
ジュースどころかお茶や水の方が美味しいと思うくらいで。
でも、このフワフワとする感覚は嫌いではない。
むしろ凄く気持ちが良くて。
"必要がないなら酒は飲むなよ?
望みたいな奴が酒を飲んだらシラフの時よりも絶対にヤバいことになるからな?”
お兄ちゃんからの言葉をまた思い出すけれど、今日は普通に旅行を楽しむと決めた。
清掃員の仕事も今日はお休みすることにする。
だって、私は今まで頑張ってきて偉かったと思う。
自分でもそう思う。
"頑張ってて偉かったですよ。
な?頑張ってて偉かったよな?”
さっき青さんが渡してくれた言葉を思い出しながら、目の前に座る浴衣姿の青さんを見る。
"高校生の頃、夏に付き合ってた彼女さんと花火大回に行くとか言って、"浴衣着てこいって言われてマジで面倒”って愚痴を言ってたな。”
そんな大昔のことを思い出す。
”その彼女さんと別れた後に私が写真を消去していった時に見えた、浴衣姿の青さんは凄く格好良かったな。”
写真の中と妄想の中だけでしか見ることが出来なかった青さんの浴衣姿をこの目に焼き付ける。
写真や妄想の中で見た青さんよりも、今目の前にいる青さんの方がずっとずっと格好良くて。
はだけた浴衣から見える胸は凄くエッチで。
そんな青さんのことを眺めていると凄く楽しい。
1人ぼっちで海外ドラマを見ていた土曜日よりも何倍も、何百倍も、凄く凄く楽しい。
青さんと一緒にいると凄く楽しい。
青さんと旅行なんて絶対に楽しい。
青さんとこうしてお酒を飲める日がくるなんて、想像したこともなかった。
こんな妄想はしたことがなかった。
「八嶋さんのタクシーをとめてくれてありがとう、青さん。
今日凄く楽しい。
此処に来られて本当に良かった。」
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