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「それ言わないでよ!!!」
「鈴木が言ってないのを察して俺の口からは言わねーように我慢してたけど、でもこいつ俺より女心を分かってねー奴で我慢出来なかったんだよ!!」
「そこは我慢してよ!!
我慢しなきゃダメでしょ!!」
「だから俺だってこいつに向こうの支社に行くように言ったんだよ!!
鈴木の口から直接聞いた方が良いと思って!!」
「鈴木さんの口からもうちらの口からも言わなくて良かったの!!
鈴木さんと庄司さんのことはもう何でもなかったことにすれば良かったの!!」
「何でだよ!?
本当は両想いなのに可哀想だろ!!」
「庄司さんは自業自得だから良いの!!
鈴木さんは可哀想だけどそれも今だけだよ!!
まだ若いんだから新しい恋をすれば庄司さんのことなんて黒歴史だよ!!
絶対にこんな男よりも良い男が鈴木さんにはいるもん!!」
「そんなのはお前が決めることじゃねーだろ!?
2人のことなんだから2人で話し合う時間があっても良いだろ!!」
「お互いの気持ちを伝えるタイミングがなかったっていうことは縁がなかったんだよ!!
だからこれで良いの!!
これで終わりなの!!」
「何でそんなに庄司に冷たいんだよ!?
庄司が可哀想だろ!!!」
「可哀想じゃないよ!!
全然可哀想じゃない!!!」
そう叫んだ後に庄司さんのことを睨み、大きな大きな口を開けた。
「自分の気持ちに気付こうと思えば気付けたはずなのに!!!
それで自分の気持ちを伝えようと思えば伝えられたはずなのに!!!
好きな相手と幸せになることだって出来たはずなのに!!!」
凄くムカつく。
めちゃくちゃムカつく。
「青さんのことを上手く利用して今更幸せになろうとしないでよ!!!」
ムカついていた1番の理由がコレだと今初めて気付いた。
「鈴木が言ってないのを察して俺の口からは言わねーように我慢してたけど、でもこいつ俺より女心を分かってねー奴で我慢出来なかったんだよ!!」
「そこは我慢してよ!!
我慢しなきゃダメでしょ!!」
「だから俺だってこいつに向こうの支社に行くように言ったんだよ!!
鈴木の口から直接聞いた方が良いと思って!!」
「鈴木さんの口からもうちらの口からも言わなくて良かったの!!
鈴木さんと庄司さんのことはもう何でもなかったことにすれば良かったの!!」
「何でだよ!?
本当は両想いなのに可哀想だろ!!」
「庄司さんは自業自得だから良いの!!
鈴木さんは可哀想だけどそれも今だけだよ!!
まだ若いんだから新しい恋をすれば庄司さんのことなんて黒歴史だよ!!
絶対にこんな男よりも良い男が鈴木さんにはいるもん!!」
「そんなのはお前が決めることじゃねーだろ!?
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だからこれで良いの!!
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「可哀想じゃないよ!!
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そう叫んだ後に庄司さんのことを睨み、大きな大きな口を開けた。
「自分の気持ちに気付こうと思えば気付けたはずなのに!!!
それで自分の気持ちを伝えようと思えば伝えられたはずなのに!!!
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