【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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高校3年 2月10日



「今日もケーキあるのか。
どれ、今日のケーキは・・・」



増田清掃でのバイトを終えた後、当たり前のように小関の”家"の一平の部屋で望と一平の3人で夜ご飯を食べ、今日も望が作ったというケーキを食べていく。



全然美味しくない望のケーキ。



それを今日も食べたら・・・



「・・・・・・まっっっず!!!!」



今日も不味かった!!!



見た目はめちゃくちゃ美味そうな所にこの味!!!



「美味そうなケーキに見えてこの味とか詐欺だろ!!
こんなのケーキって言わねーよ!!!
何も甘くねーだろ!!!」



「ちゃんと甘いじゃん。
青さんの舌ヤバくない?
ここでのご飯以外では今でもマヨネーズばっかり食べてるんでしょ。
そんなことやってるからこの甘さが分からない舌になっちゃうんだよ。」



「・・・・・・いや、また食ってみてもやっぱ何も甘くねーから!!!」



「甘さ控えめではあるけどちゃんと甘いじゃん。」



「甘さ控えめとかケーキじゃねーだろ!!
俺はコッテコテに甘いケーキが好きなんだよ!!
砂糖の塊みたいなやつ!!!」



「バレンタインに青さんは彼女にそういうのを作って貰えば良いじゃん。
うちは一平さんは甘いのが苦手だし身体にも良くないから私は砂糖は使わないの。」



「いや!!一平も普通に甘いケーキ食ってる所見たことあるぞ!?
そんで普通に”美味しい"とか言ってたからな!?
普通に甘いケーキにしておけって!!
一平だっていつも”食べやすい"とは言ってるけど”美味い"とは言ってねーだろ!!」



「・・・・・・一平さんは甘い物が本当は苦手なんですよ。
だから青さんが聞いた一平さんの”美味しい"の方が社交辞令とかなはずです。」



今日の増田清掃のバイト中に”お兄ちゃん"から聞いた話。
それは”はあ!!?"と思うような話で・・・



なんと望は、一平のことが男としても好きだったらしい。



さっき思わず鎌田に連絡をしたら鎌田はずっと前から気付いていたらしく、「言えよ!!」と大騒ぎしていたところだった。



俺の”ほぼ妹"で”ほぼ友達"の望は、一平のことが男としても好き・・・。



他の分家の奴らも秘書もヤりまくっていることは知っているので、同じ家に住む男と女な限り望と一平がくっつく可能性は0ではないと思う。



それどころか、めちゃくちゃ余裕だと思う。



望の顔は誰が見ても可愛い顔をしているし、性格だって可愛い性格をしているし、屁をしてても可愛いし、巨乳好きの一平とはいえ一平にもチ◯コがついてるわけだし、望には中学2年生のマ◯コだけどマ◯コはある。



同じ家で住んでいたらめちゃくちゃ余裕だとしか俺は思えない。



なのに数日後のバレンタインにもこの不味いケーキだかスイーツを一平に食べさせるのかと思うと、そこは”ほぼ兄"で”ほぼ友達"の俺としては黙っていられない。



”一平のことが男としても好きなら明日は甘いケーキにしておけよ!?"



という言葉は気合いを入れて我慢し、この全然美味しくないケーキを上品に食べ進めている一平の方を見る。



この部屋では何故かめっっっっちゃ無口になる一平を見て・・・



”お前、望が分家の秘書のオッサンからキスや愛撫の指導を受けてることも知ってるのか・・・?
望が可哀想だと思うなら、望の気持ちを受け取って1回くらいヤってやれよ。"



そう言いたいのもめっっっっちゃ我慢し・・・



「一平!!!
本当は普通に甘いケーキが好きだって教えてやれよ!!!」



その事実は望に教えてやるように伝えた。








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