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1月3日、夜



お風呂を出た後にダウンを着てからリビングを通った。



「神社?」



お父さんからその通りのことを聞かれ、素直に頷く。



リビングの隣にある和室でコタツに入りテレビを見ている3人。
コタツの上のテーブルには“元気”の一升瓶。



お酒をほとんど飲まなかったお母さんもカヤも“元気”だけはよく飲むようになった。
だから我が家には“元気”の一升瓶が必ず置いてあるようになってしまい、私はお酒の“元気”については捨てることを諦めた。



毎日毎日お酒を大量に飲むのは体に良くないだろうから。
いくら飲みやすくて美味しいとはいえ・・・。



私も飲みたいなと思いながら、私は玄関でスニーカーを履いた。



それからうちの神社へと向かう。



特に“何か”があるわけではないけれど。
でも、“なんとなく”神社へと向かった。
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