【完】可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時(他サイトでのカットページも掲載済2023.8.19)

Bu-cha

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一瞬、俺のことを知らないのか!?という期待もあったが・・・




「友里の弟でしょ?名前、なんだっけ?」




俺のことは、知られていた。




冷や汗で、オデコから汗が流れてくるくらいで・・・
でも、拭ける余裕も、何もなかった。




「宗・・・」




とだけ答えると、




「シューか!!そうだった!!」




と、また豪快に笑い、何故か手に持っていたタオルで俺のオデコを拭いてくれた。




「朝練で使ったタオル!汗臭いっしょ?」




豪快に笑い続ける、この男みたいな女に、俺はどうしていいのか分からない・・・。
でも、1つだけ言わなければいけない・・・。





「ねーちゃんに、言わないで・・・」




そう、小さな声でお願いすると・・・




男みたいな女は、俺をジッと見た。




「じゃあ、うち来る?」




「うち・・・?」




「うん、うちおいでよ。
友里もそろそろ帰ってくるし。
ほら、一回制服着替えて、その服持ってきて、うちで着ればいいじゃん!」




そんなことを言いながら、落ちていた制服を俺に押し付けてきた。





「友里のお母さーん!!!
私ちょっと用事思い出したから、帰るって友里に伝えてー!!!
あと、シュー借りるからー!!!」




と、叫びながらリビングにドカドカと歩いていく。





俺は呆気に取られ、押し付けられた制服を見る・・・。
それを、またゆっくりと着た。
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