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今日は、木曜日。
ねーちゃんのバスケ部は休みの日。
でも、委員会で遅くなるとも言っていた。
今日は止めた方がいいのかもしれないが、どうしても我慢出来ず、今日もしてしまう・・・。
5日前から、やり始めてしまったこと・・・。
ねーちゃんの部屋に、静かに入る。
そして、クローゼットをゆっくりと開ける・・・。
ねーちゃんの服を1枚ずつ見ていき、2枚取り出した。
制服のブレザーとワイシャツを脱ぎ・・・
ねーちゃんの服を着ていく・・・。
ズボンもゆっくりとおろし、
ねーちゃんのスカートを手に取り・・・
ゆっくりと、ゆっくりと、履いた・・・。
その時・・・
ガチャ─────と、扉が、開いた・・・
一気に現実に引き戻され、冷や汗がブワッと吹き出してくる。
恐る恐る、扉の方を振り向く。
そこにいたのは、見覚えのある、男みたいな女・・・。
小学6年生の時、かなり良い所まで勝ち進んでいたねーちゃんの試合を見に行き、そこで1度だけ見た女。
たしか、キャプテンの女だった・・・。
その男みたいな女が、俺の姿をジッと見る・・・
そして・・・
「わ~お!可愛い格好してるね?」
と、豪快に笑った───────・・・。
ねーちゃんのバスケ部は休みの日。
でも、委員会で遅くなるとも言っていた。
今日は止めた方がいいのかもしれないが、どうしても我慢出来ず、今日もしてしまう・・・。
5日前から、やり始めてしまったこと・・・。
ねーちゃんの部屋に、静かに入る。
そして、クローゼットをゆっくりと開ける・・・。
ねーちゃんの服を1枚ずつ見ていき、2枚取り出した。
制服のブレザーとワイシャツを脱ぎ・・・
ねーちゃんの服を着ていく・・・。
ズボンもゆっくりとおろし、
ねーちゃんのスカートを手に取り・・・
ゆっくりと、ゆっくりと、履いた・・・。
その時・・・
ガチャ─────と、扉が、開いた・・・
一気に現実に引き戻され、冷や汗がブワッと吹き出してくる。
恐る恐る、扉の方を振り向く。
そこにいたのは、見覚えのある、男みたいな女・・・。
小学6年生の時、かなり良い所まで勝ち進んでいたねーちゃんの試合を見に行き、そこで1度だけ見た女。
たしか、キャプテンの女だった・・・。
その男みたいな女が、俺の姿をジッと見る・・・
そして・・・
「わ~お!可愛い格好してるね?」
と、豪快に笑った───────・・・。
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