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そして、金曜日。
愛実と大学の後にまたカフェでお茶をする。
カフェオレにガムシロップを沢山入れかき混ぜていると、愛実が「ねぇねぇ」と話し掛けてきた。
「友里さ、創さんとかどう?」
「どうって?」
「付き合うの!
友里って自分からグイグイいくタイプじゃないし、創さんみたいにリードしてくれる大人なタイプと合いそうだよ。」
「付き合うの!?」
友里にいきなりそんなことを言われ、創さんに手を繋がれたことや抱き締められたこと、キスをされそうになったこと、熱い視線を向けられたこと・・・
考えないようにしていたことが次々と頭に浮かんでしまった。
「友里~、顔真っ赤だよ?
結構いいなって思ってるんだ?
創さんも絶対に友里のこと気に入ってるって!
少し頑張ってみたら?」
「そういうんじゃないって~。
これから創さんに会いにくくなるからやめてよ~。」
友里に怒りながらも、頭の中は創さんでいっぱいだった。
考えないようにしても、創さんとのメッセージは毎日楽しくて、思わずクスッと笑ってしまっている。
その度に、金曜日に2人でいた時間、日曜日に一緒に遊んだ日のことを思い出し、胸がキュンッと苦しくなっていた。
愛実と大学の後にまたカフェでお茶をする。
カフェオレにガムシロップを沢山入れかき混ぜていると、愛実が「ねぇねぇ」と話し掛けてきた。
「友里さ、創さんとかどう?」
「どうって?」
「付き合うの!
友里って自分からグイグイいくタイプじゃないし、創さんみたいにリードしてくれる大人なタイプと合いそうだよ。」
「付き合うの!?」
友里にいきなりそんなことを言われ、創さんに手を繋がれたことや抱き締められたこと、キスをされそうになったこと、熱い視線を向けられたこと・・・
考えないようにしていたことが次々と頭に浮かんでしまった。
「友里~、顔真っ赤だよ?
結構いいなって思ってるんだ?
創さんも絶対に友里のこと気に入ってるって!
少し頑張ってみたら?」
「そういうんじゃないって~。
これから創さんに会いにくくなるからやめてよ~。」
友里に怒りながらも、頭の中は創さんでいっぱいだった。
考えないようにしても、創さんとのメッセージは毎日楽しくて、思わずクスッと笑ってしまっている。
その度に、金曜日に2人でいた時間、日曜日に一緒に遊んだ日のことを思い出し、胸がキュンッと苦しくなっていた。
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