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涙が止まり、お化粧も落として、髪の毛や身体を綺麗に洗った。
ベタベタしていた身体がスッキリして、気持ちもいくらか軽くなる。
シャワーを終え、ソファーに座って窓から海を眺めている創さんに声をかける。
「シャワー、ありがとうございました。」
「おぉ。」
創さんがわたしの声に返事をしながら振り向き、
わたしを見て固まった。
「創さん?」
「あ・・・悪い・・・化粧落としたのか・・・」
様子のおかしい創さんに、自分のスッピンがそんなに酷いのか心配になる。
「お化粧・・・した方がいいですか?」
「いや!!!!いいよそのままで!!!!
すげー可愛いから!!」
嬉しそうに笑って浴室に向かう創さんに安心した。
創さんのシャワー中、水着やタオルを片付ける。
そしてスマホを開きメッセージを確認し、愛実からのメッセージを見た。
《ごめんね・・・。
学さんが「創一は絶対に友里ちゃんのこと好きだから」って。
わたしもそう思う。
たまに学さんとのデートに創さんが顔出してたのも、友里の話聞きたかったからだと思ってる。
来る度に「早川元気?」とか「彼氏は?」とか聞かれてたんだ。
あと、絶対に写真見たがったし。》
《もし、2人きりが本当に無理なら連絡して。
学さんに何言われても絶対行くから。》
愛実からのメッセージを読み、色々と考え、返信しようとした時、創さんはシャワーからあっという間に出てきた。
ベタベタしていた身体がスッキリして、気持ちもいくらか軽くなる。
シャワーを終え、ソファーに座って窓から海を眺めている創さんに声をかける。
「シャワー、ありがとうございました。」
「おぉ。」
創さんがわたしの声に返事をしながら振り向き、
わたしを見て固まった。
「創さん?」
「あ・・・悪い・・・化粧落としたのか・・・」
様子のおかしい創さんに、自分のスッピンがそんなに酷いのか心配になる。
「お化粧・・・した方がいいですか?」
「いや!!!!いいよそのままで!!!!
すげー可愛いから!!」
嬉しそうに笑って浴室に向かう創さんに安心した。
創さんのシャワー中、水着やタオルを片付ける。
そしてスマホを開きメッセージを確認し、愛実からのメッセージを見た。
《ごめんね・・・。
学さんが「創一は絶対に友里ちゃんのこと好きだから」って。
わたしもそう思う。
たまに学さんとのデートに創さんが顔出してたのも、友里の話聞きたかったからだと思ってる。
来る度に「早川元気?」とか「彼氏は?」とか聞かれてたんだ。
あと、絶対に写真見たがったし。》
《もし、2人きりが本当に無理なら連絡して。
学さんに何言われても絶対行くから。》
愛実からのメッセージを読み、色々と考え、返信しようとした時、創さんはシャワーからあっという間に出てきた。
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