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閑話 アナスタシアを見守る会
しおりを挟む私は、キャサリン。(キャリー)
アナスタシアの親友。
アナスタシアには内緒で、アナスタシアを見守る会をつくったの!
もちろん会長は私よ!
会員は全部で30人ほど。
アナの友達や、先輩・後輩・クラスメイトなど様々な人がいるわ。
みんなアナのファンです。
アナは頭もいいし、かわいくて美人でかっこいいし、困っている人がいたら
一切の躊躇なく助ける。
誰にでも優しくて、この学校中の癒しなの。
たとえば、こんなことも。
~後輩Aのエピソード~
私は、平民の推薦入学者です。
なので、「平民が推薦入学者なんておかしい」
とよく校舎の目立たないところに呼び出されて暴力など日常茶飯事です。
しかも、見えないところにするのでなおさら性質が悪いです。
それもだんだんエスカレートしてきます。
教科書が破られていたり、持ち物がなくなるなんか、いいほうです。
全員がそういう人たちばかりではないのですが、
一部の人には嫌われているようです。
またあの方に呼び出されました。
あの方は、貴族の中でも権力が強い家の方なので、周りは見て見ぬふりです。
もうやめてほしくて、我慢の限界でした。
この教科書も、持ち物も、お母さんががんばって働いてくれてやっと
買うことができたものです。
泣きそうになっていました。
なので、
「私、貴方になにかしましたか?もうやめてください。お願いします。」
「貴方のそういうところが嫌なの。平民のくせに推薦入学者になるなんて。
うっとうしい。消えてくれない?」
「でも、、、それはできないです。」
「バシン!」
頬を叩かれた。
「もうやめて?なに被害者ぶってんのよ!早くこの学院やめなさいよ!!」
「やめなさい!貴方はこんなことして、はずかしくないの!?
貴方が推薦入学者になれなかったのは貴方の責任。
こんな行動に意味はない。
貴方も、期待とかプレッシャーだったのかもしれないけれど、
それが理由じゃダメ。この子に謝りなさい。」
「、、、。こんなことして、ごめんなさい。(私のこと、考えていってくれた、、。
お父様みたいに私を否定しなかった。ありがとう。)」
「(あの方があやまった!?)」
「いいよ。今度からしないでね。あとさ、、」
「なによ!まだなにかあるの!?」
「私と友達になろ?あたし、貴方のこと嫌いじゃないから。」
「なんで?私はあんなひどいことしたのに、、、。」
「貴方が陰で頑張っていること知ってるから。」
「そっか。ありがとう、、。」
こうして、相手の子も改心して友達になった。
あのときに、あの子の気持ちにも気付いてあげられた
アナスタシアさんはすごいと思う。
あれから、私はいじめられなくなってうつむかなくなった。
前を向いて歩けるようになった。
あの子も、今では親友です。
こんな感じで、アナスタシアを見守る会会員は増えていった。
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